深川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日
新型コロナウイルス感染症
2022年9月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「新型コロナウイルス感染症」について質問し、市民福祉部次長 米澤弘美、市立病院事務部長 高田光徳が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 市民福祉部次長 米澤弘美、市立病院事務部長 高田光徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松本雅祐
通告に従い、一般質問を行います。最初に、新型コロナウイルス感染症についてお聞きします。2020年1月に日本で新型コロナウイルス感染症が確認され、はや2年半以上が経過しました。これまでの間、新型コロナウイルスは完全に未知の感染症であった流行当初から、深川市立病院をはじめ、医療関係者の皆様には献身的に最前線で戦っていただき、市民の皆様におかれましても緊急事態宣言等の発令による行動制限等がありましたが、3密を避けての行動など感染対策を励行され、協力いただいております。しかし、今年に入り、全国ではオミクロン株がBA.5へ置き換わり、道内では8月の感染者数は19万3,024人に上り、月別では過去最多となり、1か月間で亡くなられた方も282人と過去2番目に多く、感染第7波のピークは超えたと言われておりますが、9月に入っても感染者は高止まりとなっており、終息は見通せない状況であります。新型コロナウイルス感染症が流行した当初、子供たちはかかりにくい、かかっても無症状であるといった情報もありましたが、第7波では子供たちへの感染が広がり、人口10万人当たり、新規感染者数は10歳未満が最も多く、小児感染者の95%以上は軽症でありますが、重症化し、また亡くなる例も増加しております。また、10代の感染も高い水準が続いており、日本小児科学会は、こうした子供の感染の増加とワクチンの有効性が確認されたとして、8月10日、新型コロナワクチンの5歳から11歳への接種について、従来の意義があるとの見解から、推奨するに強めました。また、4回目接種は重症化予防等の目的で対象者が限定されておりましたが、新たな対象者として医療従事者や高齢者施設の従事者も対象となりました。さらに、厚生労働省は8月8日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新たなワクチンを10月中旬以降に接種する方針を決めたとの報道もあり、さらなるワクチン接種の推進が求められます。そうした中、課題もあります。全国的に20代、30代の若者のワクチン接種が進んでいないとの報道もあります。感染が広がっている中で、ワクチン接種の取組や感染者の全数把握など、国の方針が変化しております。そこでお伺いいたします。まず1点目、新型コロナウイルス感染症第7波により、本市でも新規感染者数が急増しております。本市の感染者の状況は、初日の北名議員の一般質問の中で承知しましたので割愛させていただきますが、本市のワクチン接種について、また若者の接種状況も含めお聞かせください。また、ワクチン接種を含めた課題についてもお聞かせください。2点目、7月22日、厚生労働省は4回目接種について、各自治体の判断で対象者を拡大できるとしました。例えば重症化リスクが高い高齢者にサービスを提供する訪問介護サービスや通所介護サービスの従事者も対象になるとの見解もありましたが、本市は4回目接種の対象範囲を拡充されたのか、お聞かせください。3点目、子供のワクチン接種についてでありますが、厚生労働省の専門部会は、8月8日、予防接種法に基づく新型コロナワクチン接種の努力義務について、これまで対象外だった5歳から11歳の小児にも適用する方針を示しました。深川市でも子供たちの感染が広がっていると仄聞しております。努力義務ということでは強制ではありません。しかし、深川市の感染状況を考えますと、保護者の方に丁寧な情報の周知に一層努める必要があるのではないでしょうか。小中学校も新学期が始まり、子供たちに感染が広がらないか、予断を許さない状況であると思います。本市の子供たちの感染状況と今後のワクチン接種の取組についてお聞かせください。4点目、政府は、オミクロン株に対応した改良型ワクチンを10月中旬以降に接種するとの方針を表明しております。本市におきましても、初日、この接種に向けての補正予算が組まれました。私からは、具体的にどのように運営されるのか、基本的には今までの経験を通して運営されると思いますが、接種時期や対象者、接種に係る費用、また接種の周知についてお聞かせください。その中で、現在4回目のワクチン接種を予約されている方、また、4回目のワクチンを接種しようとされる方は、この改良型ワクチンの接種ができるのか。もしできるとしたら、今予約している人、また受けようとしている人が、そのワクチンが打てるまで待つということにもなりかねません。そういう部分では、その対応についてもお聞かせください。5点目、全数把握の見直しの議論がされております。昨日、療養期間が有症状者は10日間から7日間に、無症状者は7日間から5日間に短縮され、無症状者の買い出しの容認や、濃厚接触者の特定や乖離の廃止、また感染した場合の公費負担が発生するなど、実際はまだ正式に決まっておりませんが、こういう部分では市民の皆様にも影響が出ると思います。市立病院におきましては、発熱外来や感染者の治療、PCR検査等を行っており、日々奮闘されておりますが、この全数把握の見直しにより、病院ではどのような影響を受けるのか、簡素化されるのか、負担が軽減されるのかについてお聞かせください。
答弁 市民福祉部次長 米澤弘美
新型コロナウイルス感染症について5点の質問をいただきましたが、私からは1点目から4点目について順次お答え申し上げます。1点目、ワクチン接種の状況と課題についてでありますが、新型コロナワクチンの3回目の接種状況としましては、週1回、各自治体に公表される国の集計によりますと、本市の9月5日現在の3回目の接種率は全体で77.6%となっており、北海道の接種率69.3%よりも高い接種率となっております。質問にあります若い世代の接種率で申し上げますと、北海道の20代の接種率が52.7%のところ本市は61.7%、北海道の30代の接種率が55%のところ本市は62.1%となっております。このことから、若い世代の接種につきましても順調に進んでいると捉えております。ワクチン接種の課題といたしましては、現在実施しているワクチン接種の目的は重症化予防であり、感染を完全に予防するものではありませんので、ワクチン接種の推進とともに、感染拡大防止対策の徹底を市民の皆様に実践していただくことが重要と考えております。また、接種はあくまでも個人の選択であり、強要するものではありませんが、接種しない方が差別されることがないよう、併せて周知に努めてまいりたいと考えております。次に2点目、4回目接種の対象範囲の拡充についてでありますが、当初、4回目の接種は60歳以上の方、18歳から60歳未満で基礎疾患を有する方などが対象でありましたが、7月22日から新たに18歳以上60歳未満の医療従事者等及び高齢者施設等従事者が対象に追加されたことを受け、本市では関係機関に周知を行い、速やかに対象となる方への接種を開始しております。現在、市内医療機関の従事者への接種につきましてはほぼ終了しておりまして、高齢者、障がい者施設等についても、おおむね接種が終了する見込みであります。続いて3点目、子供たちの感染状況と今後のワクチン接種の取組についてでありますが、これまで保育園、小中学校の休園や学級閉鎖等からお子さんの感染が増えたことは把握しておりますが、年代別の感染者数の情報は公表されていないため、数的な情報はお示しできません。次に、ワクチンに関してでありますが、5歳から11歳のお子さんへのワクチン接種につきましては、市内の小児科であります深川市立病院と津田こどもクリニックの2か所で実施いただいておりまして、接種率は9月5日現在、1回目が44.5%、2回目が41.7%となっており、北海道の接種率の1回目22.1%、2回目20.5%の約2倍の接種率となっておりまして、順調に接種が進んでいると考えているところでありますが、今後、5歳から11歳のお子さんへの3回目となる追加接種が開始される予定でありますことから、接種体制を整えまして接種対象や接種方法などについて丁寧な周知に努めてまいりたいと考えております。続きまして4点目、オミクロン株に対応した改良型ワクチンについてでありますが、9月6日の国の説明会において、初回接種である1回目、2回目の接種を完了した12歳以上の全ての方を対象にすることを想定し、オミクロン株と従来型に対応した2価ワクチンを使用すること、9月半ばにまずは重症化リスクが高い等の理由で現行の4回目接種対象となっている方のうち、未接種の方に接種し、それ以外の方は10月半ばに接種が開始できるよう準備を進めるよう説明があったところであります。本市としましては、ワクチンの供給が9月末となる見込みでありますことから、10月の早い時期にはオミクロン株対応ワクチンでの接種を始められますよう早急に準備していきたい考えでおります。オミクロン株対応ワクチンにつきましては、まだ国から十分な情報は届いておりませんが、従来型のワクチンと同様に、国が全額負担する方針との説明があるため、本人に自己負担を求めることなく無料で接種できる体制を整備してまいります。また、質問にあります、これから4回目の接種を考えている方も、この新たなオミクロン株対応ワクチンを接種することは可能であります。従来型のワクチンで既に4回目を予約している方が新たなオミクロン株対応ワクチンでの接種を希望される場合には、予約の変更がスムーズにできるように皆様への周知や案内を丁寧に行ってまいりたいと考えております。今後におきましても、国や北海道からの情報を注視し、各医療機関の協力を得ながら接種体制の準備を進めてまいりたいと考えております。
答弁 市立病院事務部長 高田光徳(市立病院事務部長は2025年3月まで)
新型コロナウイルス感染症についての5点目、全数把握の見直しによる市立病院への影響についてお答え申し上げます。新型コロナウイルス感染症につきましては、感染症法の分類では、結核等と同じ区分の2類相当に位置づけられておりますことから、陽性者の全数把握が義務づけられております。第7波と言われる現状におきましては、陽性者数が爆発的に増加したことにより、医療機関や保健所での業務が逼迫していることから、国において全数把握の見直しが検討され、具体の内容については各都道府県で決定し、運用するものとなっておりますので、宮城県、茨城県、鳥取県、佐賀県では独自の方法を取り入れながら全数把握見直しの運用が開始されているようでございますけれども、報告の内容を変更した後に、その運用面で陽性者の健康観察方法、食料等の配付、ホテル療養の調整方法など、診療側以外での問題が多くあると報道がなされております。当院では、現在、陽性者の報告につきましては、国が構築し、提供しているインターネットを活用したシステムでありますハーシス、正式には新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムのことでございますけれども、このハーシスを使用して発症届の報告を行っております。その報告の内容は、1人の陽性者に対する入力項目が100以上あります。この事務的な入力作業の負担が非常に大きいのが現状でございます。北海道におきましては、今後、どのような報告内容、方法にするかは現在不明ではございますけれども、全数報告、報告内容の簡素化が図られれば、病院といたしましては業務負担の軽減が図られるものと考えております。なお、全数把握等が見直された場合におきましても、自宅療養中に症状が悪化した場合の医療の応需体制は、救急も含めて準備が整っておりますし、治療には支障がないものと考えておりますので、今後も適切な医療の提供に努めてまいりたいと考えているところでございます。