深川市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月20日
地域振興
2022年6月20日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「地域振興」について質問し、経済・地域振興部長 宮森栄治が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 宮森栄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 宮澤孝司
最後の質問に入ります。シードルなどの地域特産品の販売促進について伺います。5月のゴールデンウイーク後、私ども令和公明クラブは、千葉県と東京都内での議員研修や与党衆議院議員へ行政や市民の方々からの声を政策要望として届けるなど、スケジュールをこなす中、深川市の農産物、特産品等を扱っている店舗に足を運び、本格的ではありませんが、市場調査を行ってまいりました。1店舗目は、深川産ふっくりんこを扱っているお店の浅草九倶楽部であります。浅草の花やしき入り口近くにあり、建物自体は新しくありませんが、1階は食事スペース、2階は劇場、その上はホテルの客室となっていて、デザイナーズルームで大変おしゃれな内装となっています。これは私がじかに見たわけではなく、ホームページで見ました。店の方に伺いますと、ふっくりんこはランチで提供されており、テークアウトするお客様も多く、ホテルかいわいではおいしい御飯として評判となっているそうであります。また、もう1店舗は、ふかがわシードルを扱っているガレットの店、フルール・ド・サラザンであります。この議場にいる方の中で本場のガレットを食べたことがあるのは山下市長ぐらいと思いますが、ガレットはそば粉のクレープと言われており、もともとフランスの料理、食事であります。日本のクレープとは少し違いフランスで生まれたクレープは、ガレットの材料を変えたものがクレープとなっているようであります。ガレットはそば粉ですが、クレープは小麦粉と牛乳、卵などを材料としています。この店も浅草でありますが、浅草寺の雷門前を西に行き、国際通りを渡ったところで、観光客が多い仲見世や商店街から少し離れたビルの1階であります。店内はカウンターに6席、ボックスは2テーブルとこじんまりしており、カウンター越しに話をしながら調理する、店主のこだわりが感じられる造りでありました。食事はコースを予約し、料金は4,000円弱なのですが、それにシードルなどのドリンクを別注文することでお願いしておりました。当初、ガレットはナイフとフォークで食べるものと思っており、山本議員、松本議員と私の3人で苦手なナイフとフォークでの食事はどうかと心配しておりましたが、席に着くと箸が出てきたときには3人とも一安心しました。また、コースの中でも選ぶものが多く、結局我々だけでは決められず、料理はほぼお任せし、飲物も食材に合ったものをお願いしたところ、そばのスープから始まり、店主のこだわりある料理の数々が出できました。その後、食材に合った飲物も出していただき味わっていると「それでは、そろそろメインのガレットを」と言い、目の前で焼き始めると、そば粉の香ばしい香りとともにガレットが出てきました。本来ガレットは、焼き台で丸く焼くものをお皿に乗せ、その上に食材を乗せてと思いましたが、この店では、焼いたそば生地を丸め、中に食材をくるんだり、上に乗せるなど、店独自の工夫がされており、ガレットを巻きずしというか、かっぱ巻きのように箸でつまめる形で、なぜこのようにしたのかとお聞きしますと、店主の御実家がすし屋さんで、そこから思いついて、このようにしたということでありました。御夫婦はフランス生活の経験があり、御主人はガレットを、奥様はシードル作りの修行をされたそうで、2019年に店をオープンし、その後、新型コロナウイルス感染症の影響を受け経営が厳しくなる中、ソバを扱う料理人として、ソバの消費を増やし、生産者の支援につなげたいと、家庭で気楽に調理できるそばレシピなどの料理教室を開くなど、積極的に取り組んでこられたとお聞きしました。シードルイベントでふかがわシードルと出会い、深川市にも足を運び、製造現場を見ることで、ふかがわシードルをメニューに取り入れていただいたそうであります。話の中で、深川市が全国2位のソバの生産地であることを伝えると、ぜひ深川産そば粉を使いたいと、併せて深川でのガレット料理教室など、シードルとガレットの食文化を地域活性化に生かせるなら協力するとの話もあり、夜ではありましたが、特産品の開発、販路拡大に向け、話が盛り上がったところであります。ガレットは、そば粉を使った料理ですので、ソバアレルギーの方への配慮は必要と考えます。ここで2点お伺いします。1点目は、現状のシードルのラインアップであります。先日、深川駅の物産館に行きましたところ、ふかがわシードルが陳列してあり、こんなに種類があるのかと改めて思いました。商品開発の経過等を併せてお聞かせください。2点目は、特産品を生かしたガレットへの取組について、このようなスタイルで食べるガレットは、トッピングする食材により、メイン料理になり、またデザートにもなります。ふかがわポークや果実等を使い、ふかがわシードルと深川産そば粉のガレットで、地元特産品を生かした新しいメニュー開発も必要と思います。ソバの消費拡大、PRのために、ふかがわシードルに合った地元の食材を使ったガレットの市内飲食店でのメニュー化を研究する考えについて伺います。
答弁 経済・地域振興部長 宮森栄治(経済・地域振興部長は2023年3月まで)
地域振興について、2点の質問をいただきましたので、お答えいたします。1点目のシードルのラインアップについてでございます。ふかがわシードルは、平成27年5月にスタンダードが販売されましたが、その後、販売戦略上、商品の充実が必要との判断の下、29年7月にはアイスワインを参考に果汁を凍結濃縮して高級感を高めたプレミアムを、そして30年8月には市内の洋梨を使用したふかがわポワレが投入されたところでございます。さらに、平成31年4月には甘さを抑えたシードルを飲みたいというニーズに応えたドライを、令和3年4月には過熱処理をせずにリンゴの風味を最大限残しましたプレミアム生が登場し、また同年12月には北海道立総合研究機構と連携いたしまして、あかねリンゴのみで製造したあかねシードルが商品化され、現在6種類のラインアップまで拡大しているところです。今後におきましても、製造を担う深川振興公社と連携し、その時々の消費者ニーズに対応した商品の提供に努めてまいりたいと思っております。次に、2点目のガレットの市内飲食店での提供についてでございます。ガレットにつきましては、平成19年度当時に産学官で構成するふかがわ元気会議という団体におきまして、フランスの食文化を参考にシードルと一体的な特産品化を目指し、深川振興公社や市内飲食事業者の協力をいただく中で、メニュー開発が進み、道の駅や市内のレストラン、まあぶフェスタ等のイベントにおきまして、ガレットやそばクレープなどの商品として提供された経過がございますが、事業者が新たに設備を導入しなければならないことや、人手などの課題もありまして、残念ながら、現在は市内で取扱いされていない状況となっております。議員からは、視察研修の際に活動、調査された内容をベースに、ふかがわポークや深川産フルーツなどの地元食材を生かした新たなガレットの取組に関して御提言いただきましたが、ガレットの提供は、ソバのPRやふかがわシードルの普及に有効な取組と考えられる一方で、先ほど申し上げましたように、市内事業者の協力という面が課題となりますことから、議員の紹介の事例を参考にいたしまして、深川商工会議所などの関係団体とも相談する中で、ガレットの提供について研究してまいりたいと思っております。