深川市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月17日
新型コロナウイルス感染症
2022年6月17日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「新型コロナウイルス感染症」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松本雅祐
通告に従い一般質問を行います。最初に、新型コロナウイルス感染症についてお聞きします。今年5月の大型連休は、全国的には3年ぶりに制約がない状態で迎え、北海道でも昨年同様に制約がありませんでした。感染者数も全国的に減少はしているものの、収束はまだ見通せません。そうした中、ワクチン接種の4回目が始まりました。4回目のワクチン接種は、重症化予防の徹底が目的で、対象は60歳以上の方や18歳以上で基礎疾患があるリスクの高い方が対象と聞いております。全国的に高齢者の3回目接種が約9割と、本市でも大変関心が高く、4回目の接種に関しましては円滑に進むよう努めていただきたいと思います。先月、5月20日、政府は新型コロナウイルス対策のマスクの着用に関して緩和すると発表し、これはウィズコロナ社会に向けての方針だと考えます。大型連休後の感染が予想以上に拡大せず、緩和に対する社会的要請の高まりと専門家の提言を踏まえて、屋外では人と2メートル以上の距離の確保ができなくても、会話をほとんど行わなければマスクの必要はなく、さらに屋内でも2メートル以上離れて会話がなければ、マスクの着用は不要、また未就学には着用を一律求めないことも発表されました。しかし、感染拡大のリスクは残っており、慎重論もあります。マスクが基本的な感染予防策であることは変わらず、オミクロン株による感染力の強いとされるBA.4、BA.5という変異株による感染者も国内で確認されており、感染対策は今後も求められます。そして、今、新型コロナウイルスに感染した方が、感染症から回復しても後遺症と思われる症状に苦しむ人が増えているとの報道があります。世界保健機関(WHO)の見解では、「新型コロナウイルス感染者の10人に1人が後遺症に」と示され、軽症者の方でも一定の人が症状を訴え、中には寝たきりになり、仕事を退職せざるを得ないという深刻な事例もあるそうであります。後遺症の症状は、倦怠感、気分の落ち込み、思考力の低下、息苦しさ、味覚・臭覚障がいなど様々で、症状が出たり消えたりすると言われており、感染者の4人に1人が半年後も何らかの症状が残っていると報告があります。新型コロナウイルス感染症の後遺症については、発症の仕組みが解明されておらず、治療法も確立されていない状況であるそうです。そこで、お伺いします。1点目、本市のワクチン接種の現状と4回目の取組については、昨日の市長の一般行政報告の中で話されましたので、理解しましたが、1点だけ確認させていただきます。医療従事者、また福祉従事者の方々は、今まで3回までは優先接種を行っておりましたけれども、今回も優先接種を行うのかどうか確認させてください。2点目、マスクの着用についての考えをお聞きします。新型コロナウイルス感染症対策として推奨されてきたマスクの着用ですが、国が新たな方針を示されました。本市もマスクの着用など感染対策の対応を緩和したり、変更することがあるのか、またそのことを市民の方にどのように周知するのかお聞かせください。3点目、現在オミクロン株に置き換わり、感染者が急増したことで、先ほど言いました後遺症患者が増加することが懸念されます。新型コロナウイルス感染症が軽症だったから後遺症も軽症というのではなく、重い後遺症になる例もあることから、感染された方に感染症に関する正しい情報を提供することが求められます。また、後遺症で仕事ができず、公的支援を受けないと生活できない方もおられます。そのことを医師に相談したら、申請に必要な診断書は書けない、労災にはならないと言われたケースがあると報道されております。これは深川市の事例ではありません。ですから、後遺症に当たる症状は、労災保険の給付や健康保険の傷病手当金の対象になり得ることを、医師の方々に確認されてもいいのではないでしょうか。本市の新型コロナウイルス感染症の後遺症に関する状況と患者さんへの情報提供や相談窓口の対応、また医師への確認についてお聞かせください。4点目、国の動きを見ましても、社会経済活動が少しずつ動き始めていると思います。最大限の警戒はしつつ、安全・安心を確保しながら、可能な限り日常の生活を取り戻すための必要な対策を講じつつ、同時に市内の社会経済活動も活発に進めていかなくてはいけません。コロナ対策は多岐にわたり、大変難しい質問になりますが、本市としてウィズコロナ社会の考え方について、何か方針があればお聞かせください。特に経済活動を活性化していくためには、屋内外での会合や懇親会、懇談会の開催の基準など、もしあればお聞かせください。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
新型コロナウイルス感染症についての4点の質問にお答えいたします。まず、1点目の新型コロナワクチンの4回目接種における優先接種があるかどうかのお尋ねであります。4回目の接種につきましては、3回までの対象者とは異なっておりまして、医療従事者や介護施設従事者等への優先接種は行わず、3回目接種から5か月を経過した60歳以上の方と18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する方等を接種の対象としており、5か月を経過した順に対象となられる方に御案内を郵送で差し上げているところでございます。2点目、マスクの着用についてであります。新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策として、マスク着用は極めて重要でありますが、これから気温・湿度が高くなる季節を迎え、熱中症のリスクが高くなるといった懸念などがありますことから、マスク着用の考え方について、先般5月23日に、国から基本的対処方針が示されたところであります。その新しい方針の内容といたしましては、屋外では他者との距離が確保できる場合や、距離を確保できなくても会話をほとんど行わない場合においては、マスク着用の必要はないとされておりまして、また屋内では他者と距離が確保できて、かつ会話をほとんど行わない場合は、マスク着用の必要はないといった内容となっているわけであります。ただし、高齢者と会うときや病院に行くときにおいては、引き続きマスクの着用は必要とされているものであります。本市では、マスク着用についての方針を含め、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策につきましては、これまで同様に国の方針に従って対応していきたいと考えております。また、市民の皆様への周知につきましては、市のホームページへの掲載を行うとともに、庁舎や健康福祉センターに感染防止対策についてのチラシを掲示いたしており、公共施設や福祉施設、病院等関連施設、そして関係機関には各担当部局を通じまして、それぞれ周知に努めているところでございます。3点目の後遺症の現状と取組についてであります。新型コロナウイルス感染症の後遺症としましては、疲労、胸痛、そして脳の障がいなど様々な症状があると言われており、多くの方が苦しんでおられると認識しているところでございます。後遺症の症状がある方には、新型コロナウイルス感染症患者と同様に、保健所が総合窓口となり対応しているところでございますが、深川市立病院におきましても、新型コロナウイルスに感染された方が療養終了後、感染症状などがさらにある場合に、病院の通常診療の中で後遺症問題などについても対応が可能としているところでございます。なお、これまで後遺症と言われる症状にて受診された方はいないと承知しておりますが、今後も後遺症絡みで受診される方があった場合には、専門治療を提供できる医療機関とも連携しまして、適切な医療サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。加えて、就業や就学復帰ができない場合の公的支援等の手続に必要となります各種診断書の発行につきましても、医師の判断の下、適切に対応してまいりたいと考えております。次に、4点目の今後の新しい生活様式の考えについてであります。国が示します新型コロナウイルス感染症対策における新たな基本的対処方針は、実はマスクの着用について以外は方針の変更はなく、今後も引き続き三密の回避、手指の消毒、換気等の基本的な感染防止対策を実践していくことが必要であると示されております。市内における会合や懇親会等の開催につきましても、国が示す方針に従い、既に人数制限はなくなってございますので、基本的な感染防止対策を十分講じた上で、会合でありますとか、懇談会等を開催していただくよう周知に努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、今後も引き続き新型コロナウイルス感染症の状況をしっかり注視しながら、経済活動の活性化にも力を注いでまいりたいと考えております。