深川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月7日
2021年度予算執行状況
2022年3月7日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「2021年度予算執行状況」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 田中昌幸
ロシアのプーチン大統領は北京オリンピックの閉幕後、ウクライナ侵略という暴挙を犯し、今まさに北京パラリンピックが開催されている最中にも、攻撃の手を緩めることなく、多くの人命を奪い続けています。戦争に、いい戦争も悪い戦争もありません。ましてや核兵器使用に言及するなど言語道断です。日本政府には、唯一の戦争被爆国として、ロシアの核兵器使用を断固許さず、ロシアの即時撤退を求め、あらゆる可能性を持ってこの侵略行為を止める行動を起こすことを支持いたします。今週末11日には、東日本大震災から11年を迎えます。震災から11年、いまだ復興は道半ばであり、先の見えない福島第一原発事故も含め、背負っていかなければならないものは、あまりにも巨大だと認識しなければなりません。さらに、戦時において原子力発電所がとてつもなく大きな危険性をさらすことがロシアのウクライナ侵略で明らかになっています。改めて犠牲となられた方に心より御冥福をお祈りいたしますとともに、今まさに被災されている全ての方たちに心よりお見舞い申し上げます。深川市に目を向けますと、昨年2月に市の人口が2万人を切ってから1年経過し、今年2月末で1万9,537人となっております。多度志町の合併により、昭和45年、1970年に3万9,000人を超えていたピークからちょうど半分になったことになります。その中でも、子供の減少は著しいと思いますが、今年、開村130年、市制施行60年を迎える深川市において、今こそ市民、行政、議会が強く連携し、この人口減少に向き合い、持続可能なまちづくりを進めるための議論をしっかりと進めていくことを申し上げ、通告に従い一般質問を行います。1点目は、2021年度予算執行状況についてお伺いいたします。これは毎年質問させていただいておりますが、来週に行われる予算審査特別委員会に備えて、今年度の予算執行状況と決算見込みをしっかりと踏まえた上で、予算審査の議論を進めたいとの思いから質問させていただきます。先週の定例会初日の補正予算により、2年連続コロナ禍の影響を強く受け、多くの事業中止や縮小による歳出の減額が明らかになりました。一方、歳入は、新型コロナウイルス対策の国の多額の補正予算に加えて、国の税収増などによる地方交付税の普通交付税の追加配分が盛り込まれた補正予算が議決されています。2年連続コロナ禍の下で、これといった大きな歳入欠損が起きていないどころか、大幅な収支増という状況が続いております。2年を超えるコロナ禍の影響は、一昨年2月当初は、せいぜいその冬の間だけだろうと思っていたのが1年間となり、さらには丸2年を経過しても、とどまるどころか現在、第6波の下では全国の死者数が過去最多を更新するなど、状況はさらに悪化し続けており、政府の後手後手の対応に憤りを禁じ得ません。深川市においても、昨年までとは状況が大きく変わっていて、市内でクラスターが発生するなど、感染者が継続的に発生しており、予断を許さない状況となっています。そのような状況に加えて、世界的な原油高や食品高が続くなど、市民生活や経済活動に深刻な影響を及ぼしており、公共施設を多く抱える市としても、その影響は無視できるものではありません。2年前とはもちろん、昨年とも違った状況があり、今年度残り1か月の間にもさらなる変化がないとは言えない予算執行状況でありますが、2021年度予算の歳入歳出執行状況及び決算見込みについて、先週の補正予算の内容と重なる部分もありますが、総体の状況をお伺いし、併せて単年度収支の目安となる基金繰入額の補正予算後の予算額及び決算見込みについてお伺いいたします。この中で、地方交付税については10年ぶりの増額となっていますが、改めてその額もお示しいただき、他の税収の増減について、当初予算との対比、昨年度決算額との対比と併せてお伺いいたします。なお、金額については、聞いて分かりやすいように、およそ100万円単位に丸めて答弁をお願いいたします。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
2021年度予算執行状況についての質問にお答えいたします。まず、2021年度予算の執行状況についてでありますが、一般会計における現年度予算額と令和2年度からの繰越明許費を合わせ184億6,200万円ほどになり、本年2月末の執行率は、歳入においては73.7%、歳出においては75%となっておりまして、前年度の執行率を若干下回っております。その要因としましては、主に令和2年度の特別定額給付金事業等の新型コロナウイルス関連事業の終了などが影響しているものでありまして、3年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったイベントなどはございますが、新庁舎建設や高等看護学院等の各種建設事業のほか、各種行政サービスにつきまして、おおむね堅調に推移しているものでございます。次に、決算見込みについてでありますが、3月1日に議決いただきました一般会計補正予算(第11号)までの予算総額につきましては、歳入歳出それぞれ185億3,732万円としているところであります。本年度の決算見込みについて特徴的なことを申し上げますと、初めに、歳入予算については、地方交付税のうち、昨年8月3日に交付決定されました普通交付税は61億5,700万円余り、それから臨時財政対策債は3億3,400万円余りと示されたところでありますが、その後、議員も触れられましたが、国の令和3年度補正予算の中で、普通交付税の追加交付が行われることとなりまして、3年12月24日に再算定が行われた結果、本市においては2億1,900万円余りが追加交付され、合計で63億7,600万円余りとなったところでございます。これは当初予算計上額59億4,500万円と比べ約4億3,000万円の増額となったところであり、普通交付税と臨時財政対策債の合計は67億1,100万円余りでございまして、当初予算計上額からは約3億4,600万円の増額となったところでございます。また、交付税の追加交付では、基準財政需要額の臨時費目として創設されました臨時経済対策費として約1億2,000万円、それから地方公共団体が令和3年度の臨時財政対策債を償還するための基金への積立てに要する経費を算定するため、基準財政需要額の臨時費目として創設されました臨時財政対策債償還基金費が約9,000万円となっているところでございます。次に、市債についてでございますが、現在のところ予算計上総額は21億7,600万円と見込んでいるところであります。主なものとしましては、庁舎建設事業に3億1,800万円、深川市立高等看護学院改築工事事業債に5億8,000万円のほか、各種ハード事業が6億8,400万円となっております。なお、過疎ソフト事業債については2億1,000万円の同意となりまして、当初予算計上額が1億5,900万円でありましたので、5,100万円の増額となっております。このほか、臨時財政対策債が3億3,500万円、それから徴収猶予特例債や減収補填債等の特別の地方債につきましては、合計で4,900万円となっているところであります。次に、国庫支出金につきましては、新庁舎建設に係る環境省の補助金としまして、新庁舎建設事業補助金・レジリエンス強化型ZEB実証事業が採択されたことにより、今年度は6,400万円の交付決定があったことや、新型コロナウイルス対策に伴う国の補助交付金として、子育て世帯への臨時特別給付金事業補助金が1億1,600万円増の2億3,400万円、そして住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業補助金が4億5,900万円、さらに新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として2億3,300万円等がございまして、国庫支出金全体では合計で29億9,200万円となったところでございます。また、ふるさと納税寄附金につきましては、当初寄附見込額を4億円としておりましたが、この4億円を6,000万円上回り、4億6,000万円に達する見込みとなっております。次に、歳出予算の状況でございますが、先日議決いただきました補正予算(第11号)におきまして、歳出全体で1億7,900万円の増額補正となったところでございます。このうち増額となったものは、深川市飲食店等事業継続応援金等の新規事業や、新型コロナワクチン接種事業、ふるさと納税等の事業費の追加等であります。一方、減額となったものにつきましては、社会資本整備総合交付金事業の道路改良が、国の交付金の採択結果により1億8,500万円減額したことや各種事業の決算見込みによる減額等がございまして、増減合わせますと、積立金を除き2億6,900万円の減額となったところでございます。そして、補正予算(第10号)までに予算計上しておりました基金繰入金を解消することも含めた歳入歳出の決算収支の見込みについては4億4,800万円ほどの余剰となったところでございまして、このため各種基金への積立てができると判断したところでございます。これらを踏まえた基金の状況を個別に説明いたしますと、財政調整基金につきましては、予算上の1億9,000万円の繰入れを解消し、主に普通交付税の臨時経済対策費分などを財源として、約1億600万円の積立てを予算計上し、また、減債基金につきましては、主に普通交付税の臨時財政対策債償還基金費などを財源として、1億円の積立てを予算計上し、公共施設整備基金につきましては4,700万円の繰入れを解消した上で、決算収支分として2億円の積立てを予算計上したところでございます。また、一般会計は、土地開発基金から借入れを行っておりました額の償還分や企業版ふるさと納税についても積立てを予算計上したところでございます。ちなみに、土地開発基金の償還分は3,200万円、企業版ふるさと納税は1,000万円でございます。次に、現在の市税の収入見込みでありますが、21億1,500万円の予算計上額に対しまして、21億2,200万円の決算額を見込んでおり、おおむね当初予算額を確保できる見込みとなっているところでございます。なお、昨年度の市税決算額は21億6,200万円でありましたが、これと比べますと、固定資産税の評価替えの影響もございまして、約4,000万円の減収となる見込みでございます。最後に、歳入歳出予算のこの後の決算見込みといたしましては、特別交付税の3月分の交付決定が控えておりますことや、各種市債の精査があること、また、特別会計に対する繰出金のほか予算執行による不用額などをさらに見極めていく必要があるため、決算額は固まっておりませんが、現在の状況を踏まえますと、黒字決算になることは間違いないものと考えているところであります。