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深川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月7日

コロナ禍でのがん検診の受診状況等

2022年3月7日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「コロナ禍でのがん検診の受診状況等」について質問し、市民福祉部長 伊藤美恵子が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市民福祉部長 伊藤美恵子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松本雅祐

次の質問に移らせていただきます。4番目、コロナ禍でのがん検診の受診状況等についてお聞きします。がんの克服に向けた取組に、新型コロナウイルス感染症が大きな影響を与えております。日本人の2人に1人がかかり、死因の第1位であるがんは国民病とも言われております。国立がん研究センターは昨年11月26日、2020年の新規がん患者が集計を開始した2007年以降、初めて減少したと発表しました。また、がん治療を行う全国の735医療施設で、がん登録推進法に基づく調査が始まった2016年以降の集計で、新たにがんと診断または治療された患者の登録数を比べると、2019年度が約102万人でありましたが、2020年度は約96万人となり5.9%減少したことになります。同じように、公益財団法人日本対がん協会が昨年11月18日に発表した調査結果でも、2020年度にがんと診断された人が2019年度よりも減少しており、コロナ禍が大きく影響していると危惧されております。ここで問題なのが、新規がん患者の減少の背景には、がん検診の受診率が低下したと見られることであります。昨年4月、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応を優先させるため、厚生労働省はがん検診の延期を要請し、多くの自治体や企業ががん検診を中止または延期した影響が大きく、また、新型コロナウイルスへの感染リスクを避けるため、受診を控えた人が増えたことは想像に難くありません。懸念されるのは、がんの発見が遅れることであります。がんの診断数が減ることにより、がんを患っているにもかかわらず、治療されない人が増加し、より悪化した状態でがんが見つかり、発見が遅れることによって治療の選択肢が狭められ、患者の負担が大きくなります。コロナ禍であっても、がん検診を受けることは重要であります。現在、がんの生存率は改善傾向が続いており、治療技術の発達や医療機関の整備が整った取組とともに、がん検診の推進は大きな役割を果たしております。そこでお伺いします。1点目、新型コロナウイルス感染症の状況にあっても、がん検診や受診は重要でありますので、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令され、不要不急の外出は控えてくださいとありますが、がん検診はこれには当たりません。がんは早期発見、早期治療が重要で、若い人ほどがんの進行が早く、検査の遅れは命取りになってしまいます。本市のコロナ禍でのがん検診の受診率の現状についてお聞かせください。2点目、がん検診の受診率が低下しているため、各地では、がん検診を予約制にして密を防いだり、がんに関する相談窓口を設け、対面ではなく電話などで対応している病院も多いと聞いております。検査を受けるか迷っている人には、まずは電話で相談するような取組も有効ではないでしょうか。本市のコロナ禍でのがん検診の受診率の向上に向けた取組についてお聞かせください。

答弁 市民福祉部長 伊藤美恵子(市民福祉部長は2022年3月まで)

コロナ禍でのがん検診の受診状況等について、2点の質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。初めに、質問の1点目、がん検診の受診状況についてでありますが、がん検診事業につきましては、国の指針で市町村に実施が求められている胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんにおいて検診を行っております。受診数につきましては、ここでは胃がん検診と肺がん検診、大腸がん検診について申し上げますと、胃がん検診が令和元年度は1,195人、2年度は759人、3年度の見込みは743人、肺がん検診については、元年度は1,742人、2年度は1,242人、3年度は1,092人の受診が見込まれており、大腸がん検診については元年度は1,640人、2年度は1,196人、3年度は1,093人の受診が見込まれております。いずれの検診も新型コロナウイルス感染症が感染拡大した令和2年度に受診者が大幅に減少し、3年度は2年度から横ばいで推移しております。受診者が減少した大きな要因としましては、令和2年度に緊急事態宣言中の集団健診の中止や延期、委託先の健診センターの休診、健診機関でのクラスター発生などが影響しているものと考えております。さらに、今年度におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響から申込みが少なく、受診が伸び悩んでいる状況となっております。次に、質問の2点目、コロナ禍における受診率向上の取組についてでありますが、市では、がん検診と併せて受診可能な特定健診の御案内を特定健診受診率向上支援事業により、年2回、個別勧奨の案内送付を行い、電話や窓口にて予約を受け付け、適宜相談にも対応しているところであります。また、今年度からは後期高齢者医療保険に加入されている方へ受診券を個別に通知するなど、受診勧奨に努めたところでありますが、受診率向上には至らなかったものでございます。コロナ禍にありましても検診受診は必要なことであり、一人でも多くの方に受診いただけるよう、令和4年度は電話勧奨をはじめ、積極的に受診の必要性をお伝えし、受診率向上に努めていきたいと考えてございます。

出典:深川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる