みんなの議会

深川市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月13日

地方交付税の決定額あるいは令和3年度予算執行状況等

2021年9月13日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「地方交付税の決定額あるいは令和3年度予算執行状況等」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 田中昌幸

歴代最長の7年8か月続いた安倍政権を、丸ごと引き継ぐ形で菅政権は誕生しましたが、国民の命と暮らしを守るには程遠い政策ばかり、新型コロナウイルス対策についても後手後手の対応で、政府の責務を果たしているとはとても言い難いまま、安倍政権に引き続き2回続けての政権投げ出し辞任となりました。そして今、自民党内では、コロナ禍で待ったなしの国民生活は知らんぷりで新たな総裁選びに奔走しています。10月21日に、今の衆議院議員の任期が切れることは、国会議員なら誰でも分かっていることなのに、この期に及んでの菅首相の政権投げ出しには怒りしか覚えません。今こそ、政権交代で国民のための政治に変えていかなければならないと考えます。このような状況を見せられている今だからこそ、日頃から、全国一律、国が担うべき政策以外は、財源を手厚く保障した上で地方の自治に任せることが必要だと考え、通告に従い一般質問を行います。質問の1点目、地方交付税の決定額と2021年度予算の執行状況についてお伺いします。自治体間の不均衡を後押しする立場で国が支援していく関係こそが、コロナ禍などの有事においても有効な施策となると考えます。私たちの住む地方にとって、地方交付税の拡充など、地方が自由に使える予算の確保が景気対策にも一番の特効薬であるにもかかわらず、安倍政権、菅政権で、昨年まで8年連続減額され続けられました。これが今年度は、普通交付税とそれを補完する臨時財政対策債の決定額が前年度対比でも市の当初予算比でも、合計でありますが僅かながら増額となっており、久しぶりに、本当に久々に深川市をはじめ、地方自治体にとっても、少しだけ踊り場につけたものとなっているのかもしれません。都市と地方の格差が広がり続けている状況を改善するためにも、現下の新型コロナウイルス対策のためにも、今後さらなる地方重視の政策と、地方交付税をはじめとした予算の拡充確保を改めて国に求めるものであります。今年度の地方交付税や市民税等の税収見込み状況を基に、今年度の歳入見込みと予算全体に与える影響などと併せて、質問の1点目、普通交付税及び臨時財政対策債の決定額と、9年ぶり増額の理由についてお伺いいたします。2点目、2021年度予算の執行状況についてお伺いします。今年度も、昨年同様、新型コロナウイルス対策の補正予算の計上もあります。当初予算の執行という点では、コロナ禍の影響も多少はあると思いますが、歳出への影響と予算全体の執行状況についてお伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいまの地方交付税の決定額あるいは令和3年度予算執行状況等につきまして、順次お答え申し上げたいと思います。1点目の質問のうち、初めに、普通交付税それから臨時財政対策債の決定額についてでありますけれども、本年度の普通交付税及び臨時財政対策債の発行可能額につきましては、8月3日にそれぞれ交付額等の決定通知がございました。その額を申し上げますと、普通交付税は、深川市につきましては61億5,708万円で、前年度が58億9,874万7,000円でございましたので、前年度との対比で申し上げますと2億5,833万3,000円の増額、率にしてプラス4.4%となったところでございます。本年度の当初予算計上額では、普通交付税は59億4,500万円としておりましたので、それとの対比では2億1,208万円の増額、率にしてプラス3.6%となっているところであります。一方、臨時財政対策債の発行可能額につきましては3億3,465万2,000円でございまして、前年度が2億6,811万円でありましたので、それとの対比では6,654万2,000円の増額、率にしてプラス24.8%となったところであります。本年度の当初予算計上額4億2,000万円との対比では8,534万8,000円の減額、率にしてマイナス20.3%となっているところであります。そして、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた総額で申し上げますと、今年度は64億9,173万2,000円でありまして、前年度は総額61億6,685万7,000円でありましたので、前年度との対比で申し上げますと3億2,487万5,000円の増額、率にしてプラス5.3%で、他方、今年度の当初予算計上額63億6,500万円との対比で申し上げますと1億2,673万2,000円の増額、率にしてプラス2.0%となったところでございます。また、普通交付税と臨時財政対策債の合計額が、この間、議員も触れられましたが、9年ぶりに増額となっております。その理由でありますが、令和3年度の国の地方財政計画では、新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税等が大幅な減収となる中、地方が地域社会のデジタル化や防災・減災、国土強靱化、地方創生の推進、地域社会の維持・再生等に取り組みつつ、交付団体をはじめ、地方全域が安定的な財政運営を行うため、地方財政計画において、それなりに一般財源総額の確保が図られ、交付税予算については、全体で17兆4,385億円、これは前年度対比プラス8,503億円、率にして5.1%の増となったところであります。本市の交付税につきましても、このような国の流れを受けて増額となったものでございますが、市独自の増額理由など、主なものを前年度対比で少し申し上げますと、今年度新設されました地域デジタル社会推進費の需要額が7,300万円、この数字は前年度対比皆増で、全額新たに計上されています。そして、国勢調査の人口減少に対する措置として、地域振興費の中の項目であります人口急減補正での措置額が1億3,700万円でありまして、前年度対比で申し上げますと7,300万円の増。ちなみに、前年度の人口急減補正の措置額は6,400万円となっております。そして、公債費につきましては、平成28年度の深川中学校建設等の過疎債等の各種市債の元金償還が開始されたことにより、公債費でも交付税の中での反映される額が9,000万円増加したところであります。また、基準財政収入額につきましては、市民税所得割や固定資産税、地方消費税交付金等が若干ではありますが減少し、全体では7,800万円の減少となりました。そして、臨時財政対策債は昨年に比べて増加いたしましたが、先ほども申しましたように、令和3年度の予算見込みとして計上した4億2,000万円からは減少して3億3,465万2,000円となっているところであります。これらの要因から、本市の普通交付税は、今回増額算定となったものでございます。次に、令和4年度の国の8月末の概算要求でありますが、交付税予算が3年度から比べますと623億円増加しておりまして0.4%、総額で17兆5,000億円とされておりますが、臨時財政対策債は約2兆2,000億円減でありまして40.2%前年比減少してございます。本市においても、来年度において普通交付税と臨時財政対策債の合計額を、前の年と比べて減少になるのかならないのか、不透明な状況でありまして、今後の冬の予算編成に向けて、国の地方財政計画をめぐる動きを注視してまいりたいと考えております。次に、市税状況と全体の歳入見込みについてであります。市税につきましては、本年8月末現在で調定額20億4,930万円に対しまして収入済額9億1,797万円で、収納率では44.7%となっているところであります。前年同月の収納率は46.4%でありますので、おおむね前年度と同様に推移いたしております。その他の歳入につきましては、例えば特別交付税やふるさと納税など、年度末まで見込みの判断が困難なものが多数ありますので、現時点では正確にお答えできませんが、先ほど申し上げた交付税予算の増額がありますので、歳入全体としては堅調に推移するのではないかと期待しているところであります。次に、2点目の2021年度予算の執行状況について申し上げます。予算の執行率は、8月末時点で一般会計における現年度予算と令和2年度からの繰越明許費を合わせた歳入予算においては執行率32.7%、歳出予算においては執行率31.4%となっておりまして、昨年と比較して執行率が若干低い状況となっております。これは、令和2年度に特別定額給付金事業や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の執行を行ったことによるものでございますので、これらを除いた場合の2年度執行率は、歳入予算においては執行率33.8%、歳出予算においては執行率31.9%となっており、実質的な執行率は、昨年と比較して、この時点では大きな変化はないということになります。また、今年度の歳出におけるコロナ禍の影響についてでありますが、昨年と同じく、一部事業を中止とするなど、そういった意味では一定の影響は受けておりますが、それらを除く新型コロナウイルス感染症対策事業をはじめとする各種事業の予算については、順調に執行できているところであります。今後におきましても、国・北海道の動向や、また新型コロナウイルス感染症の状況に注視しつつ、予算の計画的な執行に努めてまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる