深川市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日
2020年の国勢調査速報値による人口動態
2021年6月17日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「2020年の国勢調査速報値による人口動態」について質問し、企画総務部長 三浦浩二が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 三浦浩二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 田中昌幸
2番目の質問をさせていただきます。2020国勢調査速報値による人口動態についてお伺いいたします。5年に一度の国勢調査が昨年行われました。2020年国勢調査の結果が、総人口と世帯数に関する人口速報集計として公表されております。今回の速報値で、深川市の人口は男性9,365人、女性1万697人、総数2万62人となり、5年前より1,847人減少しております。世帯数は、前回9,669世帯あったものが、481戸減少し、9,188世帯と、前回の5年間よりも減少幅が拡大している実態であります。また、空知管内については、とうとう30万人を切り28万2,220人と、5年前よりも2万6,000人以上減少しております。深川市は、岩見沢市、滝川市、美唄市に次いで4番目の人口となっており、順位は変わっておりませんが、特に美唄市は今回5年間で2,605人減の2万430人で、深川市との差は368人と僅かになっており、このペースが同じに続いていけば、2年後ぐらいには順位が逆転する可能性があると思っております。空知管内は、旧産炭地を多く抱え、特に人口減少が著しいことが見て取れますが、炭鉱を持つこともなかった深川市は、人口3万8,000人をピークとしてゆっくりと、しかし、確実に人口が減少し続けております。また、北空知4町合計では、前回の1万766人から1,126人と1割以上も減少して9,640人と、とうとう1万人を切る形で、北空知1市4町でも2万9,702人と3万人を切っておりまして、やはりこの北空知圏域を挙げての対策が急務であると考えます。今、国内で声高に叫ばれている人口減少社会という状態を50年以上続けている深川市ですが、人口減少のペースは確実に進んでおります。この間の少子化対策の取組等、人口減少を食い止める施策が一定程度の効果もあり、昨年の出生数も80人台を何とか維持できているようです。しかし、残念ながら、今年はコロナ禍による全国的な傾向でもありますが、出生数は大幅に減少すると思われ、コロナ後を見据えた少子化対策の充実と、全体としては、今後さらなる人口減少を見越した施策が必要であります。ここで質問の1点目でありますが、この間の人口減少の推移と、2020年国勢調査速報値に対する市の評価についてお伺いいたします。2点目、財政力指数が極めて低く、経常収支比率の高い深川市において、地方交付税交付金への依存なしには予算が成り立たない財政状況であることは、ここにいる全員の共通認識であります。この地方交付税の算定根拠となるのが国勢調査の数字であり、算定根拠で最も影響を及ぼすのが人口であることから、市の人口は深川市の今後の財政運営の前途をはかる鍵を握っております。過去にも、国は人口急減自治体の急激な交付税減少に配慮し、人口減少補正などの措置を講じてきていますが、ここ5年間の地方交付税算定の人口急減に配慮した措置と、深川市のこれまでの影響額についてお伺いいたします。3点目、人口減少による2021年度以降の交付税算定の影響について、併せてお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)
2020年の国勢調査速報値による人口動態についてお答えいたします。1点目の人口減少の推移と国勢調査速報値に対する市の評価についてでございますが、本年6月に公表されました令和2年の国勢調査の人口速報値は、議員も触れられておりますが、調査期日10月1日時点における本市の人口は2万62人で、世帯数は9,188世帯となったところでありまして、平成27年の前回調査では、人口2万1,909人、世帯数9,669世帯でありましたので、人口では1,847人の減、増減率では8.4%の減少、世帯数では481世帯の減、率で5.0%の減少となったところであります。空知管内で申し上げますと、新聞報道にもありましたけれども、24市町の合計人口は28万2,222人で、5年前から2万6,116人の減、率で8.5%の減少となっております。また、北空知1市4町の合計で申し上げますと、人口は2万9,702人でありますので、2,973人の減、率で9.1%の減少となっておりますので、空知管内の減少率8.5%を若干上回る減少という状況でございます。こういった状況にありますけれども、先ほど申し上げましたように、本市の人口の減少率は8.4%でございまして、おおむね空知管内の中庸に位置しておりますので、近隣の市町村と比べても減少率は相対的には高くないものと考えております。しかし、依然として人口減少が進行している現状にありますので、このことを真摯に受け止めまして、第2期の深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策にしっかりと取り組んでまいりたいと考えているところでございます。次に、2点目の5年間の地方交付税の算定と影響額についてでございます。普通交付税の基準財政需要額の算定においては、消防費、社会福祉費、保健衛生費、地域振興費、包括算定経費など、多くの費目におきまして国勢調査の人口が基礎数値となっておりまして、これらは5年に一度行われる国勢調査に合わせて、調査翌年度の普通交付税の算定から、新たな国勢調査の人口により算定されますので、人口の減少は基準財政需要額に大きく影響することになります。そのため、人口減少による極端な交付税額の減少を緩和することを目的に、地域振興費という費目の中に人口急減補正といった補正係数が設けられ、一定の復元措置が適用されているものであります。前回の平成27年国勢調査人口を用いた28年から令和2年度までの算定では、人口の置換えがあった平成28年度から5年かけて、段階的に復元分を減少させていくといった補正措置となっております。本市の平成28年度の人口急減補正の算定額を申し上げますと、復元額は1億4,200万円となっておりまして、この額が毎年約2,000万円ずつ減少しまして、令和2年度における復元額は約6,400万円となりましたので、5年間では約7,800万円の減少となったということでございます。次に、3点目の2021年度以降の交付税算定への影響についてでございますが、交付税は、国の地方財政計画における交付税予算の増減が、本市の交付税額に大きく影響するものでありまして、特に令和3年度の地方財政計画においては、国の交付税予算額が前年度から5.1%増加していることから、人口減少だけを捉えて、交付税への影響額を算定することは困難でございます。また、人口急減補正の算定においては、令和3年度においても引き続きあるものとは考えておりますけれども、これまで同様、日本全体の人口減少を勘案した算定が行われるものと想定されますので、今後も交付税額が段階的に引き下げられていく可能性は高いと考えております。いずれにいたしましても、どのような算定となるかは本年7月には判明いたしますので、現在、私どもは国の動きを注視しているところでございます。