深川市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日
新型コロナワクチン接種
2021年3月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「新型コロナワクチン接種」について質問し、市民福祉部長 安田浩人が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 安田浩人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松本雅祐
それでは、最後の質問に移らせていただきます。まずは、一昨年暮れより拡大しました新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々への御冥福を申し上げますとともに、現在入院され、治療を受けられている皆様には、一日も早い回復をお祈りし、お見舞い申し上げます。その上で、5点目、新型コロナウイルス感染症の収束に向けたワクチン接種の取組についてお伺いします。私の質問の中で、初日の太田議員と重なっている質問がありますけれども、視点が違うので、このまま質問させていただきます。新型コロナウイルス感染症の収束の切り札となるワクチン接種が始まりました。厚生労働省は、アメリカの製薬大手ファイザー社が申請した新型コロナウイルスワクチンを2月15日に正式認証し、17日より接種を始めました。接種は、大きく三つのグループに分けられ、医療従事者、高齢者、その他の人の順で行われることになり、接種費用は無料で、接種回数は2回、ファイザー社の場合は、1回目の3週間後に2回目を接種すると聞いております。本日まで、国や北海道が主体となり、医療従事者への先行接種が行われ、今は優先接種まで進んでおります。次に65歳以上の高齢者の方の接種が始まり、接種運営を担うのは市町村になります。接種は、住民票のある市町村が決めた会場で受け、対象の方には、市町村から接種券が届き、電話やインターネットで予約して、当日は接種券と運転免許証や保険証など本人確認書類を持参して会場に行くと聞いております。まずは、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の方は、約6,300万人いると言われておりますけれども、その方が対象となっており、当初は4月1日以降に接種が始まるとしておりましたが、日々状況が変わり、接種時期が遅れるとの報道もあります。また、ワクチン接種の有効性について、今、接種しているワクチンは、季節性のインフルエンザワクチンよりいずれも高い有効性を確保していると言われておりますが、市民の皆さんには、副反応や安全性に不安を抱く方もたくさんおります。また、接種体制は、各自治体では異なりますが、高齢者の方からは、「ふだん通っている診療所で接種できないのかしら、そうしたら安心だわ。」との声を私も聞いておりました。接種に当たっては、身近な診療所を中心にスムーズに進める工夫や、決められた期間内で1人2回接種すると、初めてのことなので、安心して円滑に接種していただくよう運営しなくてはいけません。本市も2月15日に新型コロナワクチン接種対策室が設置され、円滑な接種に向け準備を進めておられるところであり、今の段階で、ワクチンの供給など、国からの情報が限られている中ではありますが、私からは何点かお聞きしたいと思います。まず、1点目は、ワクチン接種を受ける目的と効果について、そして本市でのワクチン接種のスケジュールについてお聞きします。具体的には、医療従事者が3月中旬、高齢者の方が4月から接種が始まると言われておりましたが、ここに来て、高齢者の接種がずれ込むとの報道があります。住民への接種計画の策定はどうなっているのか、またいつ頃から接種が始まるのか、もし分かればお聞かせください。2点目、ワクチン接種体制についてでありますが、本市は集団接種、個別接種、施設内接種などに分けられて行うと言われております。接種体制の中で、接種会場では、医師や看護師の確保や、また日々の診療をしている中での接種となりますが、その曜日など、どのように考えているのかお聞かせください。また、新型コロナワクチンの接種は、今回1回限りではないと私は思っております。再び感染拡大が起きた場合に、いつどこでどのワクチンを接種したのか、個人や様々なところから問合せもあると思います。そういう部分では、接種状況を把握することが私は重要だと考えています。国からは、新たなワクチン接種記録システムが導入されると聞いておりますが、市民の接種状況の把握についてお聞かせください。3点目、ワクチンの安全性についてですが、ワクチン接種は現在、世界各国で行われており、安全性を含め、副反応など情報が示されています。今の段階で、安全性について、どのような情報や報告があるのか、そして市民への安全性の周知についてお聞かせください。また、本市での各会場でワクチン接種した後の経過観察の対応についてお聞かせください。4点目、市民の方々は初めてのワクチン接種であり、65歳以下の方でも、基礎疾患を持っているから早く受けさせてもらえないのか、出張先で受けられないのかなど、様々な不安や疑問があります。そういう意味では、窓口については、初日の太田議員への説明で理解します。その上で、接種を受けた後、副反応が出た場合、それを相談するところはどこなのか、確認させてください。そして、5点目、1人2回の接種が必要であると言われております。2回の接種を終えた人は、日常生活でマスクをしなくていいのか、また3密を避ける生活はどう変わるのかなど、市民生活についてお聞かせください。
答弁 市民福祉部長 安田浩人(市民福祉部長は2021年3月まで)
新型コロナワクチン接種について、5点の質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、質問の1点目、ワクチン接種の目的と効果及び接種スケジュールについてであります。ワクチン接種の目的につきましては、先日の太田議員の一般質問において市長からお答えしているところでございますけれども、感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発症を減少させることにより、感染症の蔓延防止を図ることであり、16歳以上の方に対し、強制ではなく努力義務として、全額公費負担により接種を受けられるものでございます。接種の効果といたしましては、今回承認されました新型コロナワクチンは、2回の接種により95%の有効性を示しており、発熱やせきなどの症状が出ること、いわゆる発症を防ぐことが認められているところでございます。ちなみにインフルエンザワクチンの有効性は約40から60%でありますので、かなりの有効性があるということでございます。なお、この効果の持続につきましては、臨床試験や接種が始まりましてからあまり経過していないことから、明らかにはなっていないということでございます。今後、国から提供される情報を把握してまいりたいと考えてございます。また、市民に向けての接種スケジュールといたしましては、国では4月26日以降、市町村に対し、高齢者を対象としたワクチンの配送を開始し、6月中には高齢者分の配送を完了する予定としておりますことから、それらの日程に合わせて接種が開始できますよう、市としましては接種に必要な接種券の発送など、準備を進めているところであります。現在承認されているファイザー社製のワクチンは、2回接種ということと、接種間隔が21日間であること、それと、配付されますワクチンの量などを踏まえて、接種順位でありますとか、接種の仕方、流れなど、詳細な整理をしていくことになります。これらの具体的な内容につきましては、国からワクチンの数量や配送日程がなかなか示されておらず、国全体としては、ワクチンは確保しているということでございますけれども、輸入措置とか、様々な状況が影響し、変化するということでございますので、具体的にこのような内容が国から示された後、市民の皆様に周知したいと考えてございます。次に、質問の2点目、ワクチンの接種体制についてであります。ワクチン接種の曜日等につきましては、市内の15医療機関におきます個別接種は、月曜日から土曜日のそれぞれの医療機関における診療の中で、集団接種であるデ・アイでは、土曜日、日曜日での実施を計画してございます。次に、高齢者施設等に入院、あるいは入所されている方については、従業員も含めまして、それぞれの施設の運営に合わせて接種を実施していくことで考えているところでございます。なお、接種を受けた状況の把握でございますけれども、接種を受けられた方には、新型コロナワクチンの予防接種済証、そのような証明書を発行することになってございますし、市では、既存の健康管理システム、これは様々な接種記録とか、いろいろな情報を入れているシステムでございますけれども、そこに記録を入力することにしてございます。それに加えまして、国が開発しております接種情報記録システム、いわゆるVRSと言われるものですけれども、これにつきましては、今のところ国で、それぞれの医療機関とか接種会場に、タブレット端末を貸与すると聞いておりますが、それらに入力を行いまして、あわせて全体で市民の接種状況を把握してまいりたいと考えているところでございます。次に、質問の3点目、ワクチンの安全性についてであります。ワクチンの接種後に接種部位の痛み、発熱、頭痛など、副反応が生じる可能性がありますが、現在、国では医療従事者の先行接種を実施しておりまして、副反応のデータ収集・分析を行い、有効性や安全性、副反応のリスク、副反応を防止するための注意事項等について、情報提供を行うことにしてございますので、随時接種に関する情報を確認し、必要に応じて各関係機関、市民への周知に努めてまいりたいと存じます。また、接種後の急性アレルギー反応でありますアナフィラキシーなどの症状に対しましては、国は少なくとも15分間は被接種者の状態を経過観察する必要があると手引で示されておりますことから、本市で実施する集団接種会場等では、接種後20分から30分ほど会場に残っていただく、あるいは医療機関に残っていただくことで考えております。なお、救急搬送が必要となりました場合にも速やかに対応できますよう、市内の医療機関及び市立病院、消防署等、接種場所や日時などについての情報共有を行いまして、安心して接種を受けられる体制の整備に努めてまいりたいと考えてございます。一方、接種により健康被害が発生した場合には、定期接種と同じ扱いとして、国による予防接種後健康被害救済制度の対象となるものでございます。次に、4点目、相談窓口の設置についてであります。新型コロナワクチンは、人工的に合成いたしましたメッセンジャーRNAという人工遺伝子を用いた新たなワクチンでありまして、市民の皆様にとりまして、接種について様々な疑問や不安があると思われますことから、ワクチンに関する情報をはじめ、接種の仕方やスケジュールなどについて、広報やホームページ等で丁寧な情報の提供に努めてまいりますけれども、ワクチンへの疑問や不安、接種後の副反応等も含めまして、相談につきましては、健康福祉課健康推進係が窓口となって対応してまいります。最後に、質問の5点目、ワクチン接種後の生活についてであります。ワクチンの効果につきましては、感染症の発症を予防できると期待されておりますが、接種した人から他人への感染がどの程度予防できるのかにつきましては、まだ明らかになっていないこと。また、接種については、これから徐々に行っていきますことから、すぐには多くの人が接種を受けられる状況にはなく、接種を受けた人と受けていない人が一緒に社会生活を営んでいくことになりますので、ワクチン接種後におきましても、引き続き感染予防対策として、3密の回避やマスクの着用、手洗いや消毒の励行などを行っていただく必要があると思われます。したがいまして、ワクチン接種が開始となりましても、継続して、市民の皆様に対しまして、感染拡大防止対策の周知に努めてまいりたいと考えているところでございます。
再質問 8番 松本雅祐
2点、再質問という形で確認させていただきます。まず、接種券が深川市からそれぞれ市民の皆様に配送されるわけですけれども、私は効果性が高いこともあり、収束に向けては、努力義務でありますが、1人でも多くの方に接種していただいたほうがいいと思います。そういう意味では、障がい者の方にも趣旨がしっかり伝わって、接種できるような配慮もぜひ考えていただきたいと思っております。もう1点が、先ほど4点目で答弁いただきましたけれども、副反応が出た場合は、あくまでも健康福祉課が窓口だと言っております。個別接種された方は、腫れたとか、そういったことを、かかりつけ医に電話しないで、あくまでも市役所に電話することでいいのでしょうか。できれば、市民の方は個別接種を受けた病院に相談したいというところもあるのですけれども、その辺の確認だけさせてください。
答弁 市民福祉部長 安田浩人(市民福祉部長は2021年3月まで)
2点、再質問を受けましたので、順次お答え申し上げたいと思います。まず、障がい者の方への接種券の対応でございますけれども、これに関しましては、国からも、きちんと障がいの内容に応じて、接種券については分かりやすい発送をお願いしたいなど、いろいろな対応の依頼が来ておりますので、関係機関と十分相談しながら、丁寧な対応に努めてまいりたいと考えてございます。2点目の個別接種の関係で、要するに副反応が出たときには医療機関にも問合せができればということでの質問と思いますけれども、基本的にはいろいろな副反応の関係については、一元して市にと考えてございますが、やはり議員の質問のとおり、かかりつけ医で実際受けた方については、安心して先生にお問合せしたいということがあると思いますので、今のところ、個別接種の15の医療機関と調整中でございますので、その辺も含めて御相談させていただいて、市民の皆様が安心できる接種の対応について進めてまいりたいと考えてございます。