みんなの議会

深川市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日

野生動物及び外来種等の対策

2021年3月5日、深川市議会の一般質問で、山本時雄議員が「野生動物及び外来種等の対策」について質問し、経済・地域振興部長 宮森栄治、建設水道部長 井原淳が答弁しました。

質問者
山本時雄 議員
答弁者
経済・地域振興部長 宮森栄治、建設水道部長 井原淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 山本時雄

通告書に従い質問いたします。1点目、野生動物及び外来種の対応について。既に報道等で御存じだと思いますが、昨年5月15日、後志管内古平町で、71歳の男性が自宅の裏山に山菜取りに入ったまま行方不明となっております。自宅から約500メートルの現場には、本人のリュックサックと穴の空いた片方の長靴と靴下、腰のこだけを残し、本人の姿はなく、警察は熊に襲われた可能性が高いと見ている。以来、古平町と猟友会が捜索したが見つからず、11月に入り、近隣の猟友会15人で再度捜索したが、発見に至らなかった。古平町では、昨年1年間で8頭の熊が駆除されたそうです。それでは質問の1点目、近年、ヒグマが市内の各所に出没している。人的被害はないものの、実に危険な状態になっているのは御存じだと思います。今後の対策についてお伺いいたしたい。2点目、二十数年前ぐらいからアズマヒキガエルが上川、空知、近隣の市町村等で大量に発生し、かなりの量が捕獲されております。個体は大きいもので約20センチメートル、毒性のある品種なため、触ると肌が荒れるなどの危険性があります。市として、新たな取組が必要と思うが、考えをお伺いいたします。

答弁 経済・地域振興部長 宮森栄治(経済・地域振興部長は2023年3月まで)

野生動物及び外来種等の対策について、2点の質問がございましたけれども、私からは、1点目の今後のヒグマ対策についてお答えいたします。本市におきましては、近年、ヒグマの目撃情報が増加傾向にございまして、平成29年度においては5件、30年度は12件、令和元年度が16件となっており、主に多度志方面、音江方面における目撃が多い状況にございます。こうした中、本市といたしましては、目撃情報を基に警察、学校関係者等に情報提供を行うとともに、目撃場所への看板の設置、ホームページへの掲載などにより、周辺住民等に対する注意喚起を図っているところでございます。また、ヒグマが人家付近や農地に頻繁に出没し、地域住民の生活に支障のある場合や、農作物・家畜等への被害などが発生した場合には、北海道が作成したヒグマ出没時の対応方針に基づき、捕獲することが可能とされておりますことから、そのような場合には、有害鳥獣駆除員の協力を得て、箱わな設置などの対応を取ってきたところでございます。さらに、ヒグマの目撃情報が増加傾向にある状況を踏まえまして、これまで保有していたヒグマ用箱わな1基に加え、本年度新たに1基を導入したところでございまして、今後におきましても、こうした機材や有害鳥獣駆除員との連携をより一層を図るなどして、ヒグマによる被害防止対策に万全を期してまいりたいと思っております。

答弁 建設水道部長 井原淳(建設水道部長は2021年3月まで)

私からは、2点目の外来種の対策についてお答え申し上げます。質問のアズマヒキガエルは、もともと北海道にいなかった生き物で、北海道生物の多様性の保全等に関する条例に基づき、平成27年度に指定外来種に指定されたものであります。市内では、平成24年頃、グリーンパーク21の池において、アズマヒキガエルの繁殖が拓殖大学北海道短期大学の調査により確認されました。その後、同大学の教授や学生、また、地域町内会などボランティアの方々が駆除作業に取り組んでいただき、多くの皆さんの協力により、同池での駆除数が減りましたことから、平成29年、関係者により終息宣言が行われた経緯もございますが、他方においては、市内各所のため池などで産卵、繁殖が確認されている状況であります。現在、駆除の取組としましては、平成30年3月に、市民のボランティアや地域の方々約40人の会員で構成される深川ひきがえるバスターズが設立され、毎年4月下旬から6月上旬の繁殖期にグリーンパーク21や音江地区のため池などでの駆除活動が行われております。また、このほかに丸山公園内の沼において、丸山観光協会や市の所管により駆除活動を行っておりまして、これらを合わせた直近の駆除状況については、令和2年度は約8,700匹、元年度は約9,800匹を駆除したと伺っているところであります。これまでの本市の対応につきましては、議員の御指摘のとおり、このカエルには毒性があり、触れると肌がかぶれることもございますので、素手で触らないよう、また、生態系への影響を考慮し、効果的な駆除方法などを市の広報やホームページに掲載し、市民周知を図っているところであります。また、このほかの対策としまして、市民団体が駆除したカエルの処分費用について、ボランティア活動として減免しているところであります。今後においては、アズマヒキガエルの持つ生態や効果的な駆除方法について出前講座で取り組むなど、市民への発信を強化するとともに、市民団体との連携を深め、外来種による生物多様性への影響防止に努めてまいりたいと存じます。

出典:深川市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる