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深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日

野生動物等の農産物被害対策

2020年9月15日、深川市議会の一般質問で、山本時雄議員が「野生動物等の農産物被害対策」について質問し、経済・地域振興部長 宮森栄治が答弁しました。

質問者
山本時雄 議員
答弁者
経済・地域振興部長 宮森栄治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 山本時雄

それでは2番目、野生動物等の農産物被害対策について。市内各所において、アライグマによる食害が起きております。特に家庭菜園を初めサクランボ園を荒らされ、出荷ができない、ゼロの人もいると聞いております。このままでは、アライグマに生活圏を奪われ、大変なことになるのではないかと思われます。そこで1点目、近年、ヒグマ、エゾシカ、アライグマ等の野生動物により、農作物が大きな被害を受けている。平成30年以降の被害の実態と有害鳥獣処理施設の現状についてお伺いいたします。2点目、エゾシカ被害対策として、国費事業等で被害地域全域に防護柵を取りつける必要があると考えるが、今後の対応についてもお伺いいたします。

答弁 経済・地域振興部長 宮森栄治(経済・地域振興部長は2023年3月まで)

野生動物等の農産物被害対策について、お答えいたします。本市における農産物の鳥獣被害防止対策につきましては、JAきたそらちや猟友会北空知支部などの関係団体で構成する鳥獣被害防止対策協議会が主体となって、鳥獣被害防止計画を定め、この計画に基づき、被害防止対策を推進しているところでございます。初めに、1点目の平成30年度以降の被害の実態と有害鳥獣処理施設での処理状況についてでございますけれども、まず、被害の実態としましては、30年度では被害額が約880万円、被害面積で申し上げますと、約40ヘクタールとなってございます。被害額の割合でも申し上げますと、エゾシカが全体の約77%を占め、アライグマを含む小動物・鳥類などが残りの23%となってございます。また、令和元年度につきましては、被害額が約940万円、被害面積で約86ヘクタールとなっており、被害額の割合では、エゾシカが約72%を占め、アライグマ等が約28%となってございます。なお、ヒグマにつきましては、被害額等の定量的なデータは取得しておりませんけれども、これまでの出没件数で勘案いたしますと、一定程度の被害があると思われ、平成30年度と令和元年度の比較では、横ばいないしは微増傾向にあるものと推測されるところでございます。次に、有害鳥獣処理施設での処理状況についてでございますが、施設を供用開始いたしました昨年度以降で申し上げますと、昨年度1年間の処理件数は、エゾシカが185頭、アライグマが259頭で、その他キツネ・鳥類などを含めまして、全体で507頭となってございます。そして、本年度7月末までの処理件数といたしましては、エゾシカが197頭、アライグマが196頭で、その他を含め合計で439頭となってございます。次に、2点目のエゾシカ被害対策としての防護柵設置についてでございますが、本市におけるエゾシカ被害防止のための防護柵対策につきましては、生産者からの要望を踏まえまして、1点目でも少し申し上げましたけれども、鳥獣被害防止対策協議会が事業主体となって、平成19年度から27年度にかけて、国費等を活用し電牧柵の設置に取り組み、一已、納内、音江、多度志地区におきまして合計で195カ所、延長にいたしまして約300キロメートルの整備を行っているところでございます。こうした防護柵設置の取り組みを推進する上におきまして、被害地域において、経費負担の低減や広域的な農作物被害の防止を図る観点に立ち、個人の農地単位の設置ではなく、一定程度まとまりを持った範囲で設置することが必要であり、また、設置後の維持管理に係る役割や経費の負担等についても、十分に検討することが必要です。このため、地域でこれらのことを十分検討いただいた上で、防護柵の設置についてご要望があれば、本市といたしましてもこれまで同様、鳥獣被害防止対策協議会と十分連携いたしまして、国の補助事業等を活用するなど、防護柵設置に向けた取り組みを推進してまいりたいと思っております。

出典:深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる