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深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日

スポーツ合宿招致の今後

2020年9月14日、深川市議会の一般質問で、田畑陽美議員が「スポーツ合宿招致の今後」について質問し、教育長 吉村理明が答弁しました。

質問者
田畑陽美 議員
答弁者
教育長 吉村理明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 田畑陽美

通告に従い、一般質問をさせていただきます。初めに、スポーツ合宿招致の今後について。新型コロナウイルス感染拡大は、スポーツ界にも大きな影響を与えており、第2次世界大戦以来となる中止や延期が相次ぎました。その影響はプロスポーツだけでなく、アマチュアスポーツにも広がり、仕方がないとはいえ、目標に向かって努力を重ねてきた選手たちは、自分ではどうにもならない事態に直面し、本当にやり切れない思いだったのではないでしょうか。そのような中、徐々にではありますが、無観客や人数制限などの感染防止対策をしながらスポーツイベントも再開はされてきておりますが、この状況は残念ながらまだまだ続きそうです。スポーツ観戦などが制約される中、自宅でも臨場感を味わえるリモート応援システムを使って、スマートフォンで拍手や声援を会場に送れるといった、新たな観戦サービスが動き出しているようですが、早く以前のように、直接熱気が伝わってくるスポーツ観戦をできる日が来ることを願っています。スポーツは、青少年の健全育成や地域コミュニティーの醸成など、地域発展の一つにもなっており、さらには経済発展にも寄与し、私たちの生活にも深くかかわっています。本市でも、スポーツは市民の関心の高い事柄の一つでもあり、スポーツ少年団、中学や高校スポーツから始まり、バレーボール、バドミントン、そして野球に至るまでさまざまな年齢層で親しまれています。最近では、クラーク記念国際高校が、夏の高校野球北海道大会で優勝したことも記憶に新しいところです。本市は、スポーツ合宿誘致を市政推進の大きな柱としてきております。本年の教育行政方針でも、スポーツ・文化合宿や交流人口のさらなる増加を図り、活力あるまちづくりの一助となるよう、合宿誘致活動などの取り組みを強化していくとあり、実業団や大学・高校などの多くのチームが合宿に訪れてくれていました。また、毎年行われているホクレン・ディスタンスチャレンジにも、大会に合わせて多くの参加チームが合宿に来てくれていましたが、ことしは新型コロナウイルス感染症の影響により、深川大会も無観客での開催となり、さらには、豊田自動織機トラッククラブ所属、田中希実選手の3,000メートルが、18年ぶりの日本記録更新という快挙をこの深川大会で成し遂げましたが、直接観戦することがかなわなかったことや、市外、道外の実業団や大学・高校などの合宿も自粛され、合宿チームの姿も例年に比べると随分と減少し、今回の新型コロナウイルス感染症の影響の大きさを実感しました。そこで、3点について質問させていただきます。1点目、令和2年度のスポーツ合宿の現状と今後の見通しですが、昨年度までとの比較においてどのような状況なのか伺います。2点目、ウィズコロナ時代とも言われておりますが、感染予防対策として、消毒・洗浄はもちろんのこと、施設内の換気、人と人との接触機会を減らし、余裕のある部屋割りをするなど、宿泊先にも必要となっている状況にあると思いますが、ラ・カンパーニュ深川やエフパシオ、また市内宿泊施設などの対応について、市の考えを伺います。3点目、新型コロナウイルス感染症対策の中でのスポーツ合宿招致活動は、とても難しいことでありますが、これは本市だけの課題ではなく、合宿招致をしているところでは、どこも同じ状況にあると思います。だからこそ、今がとても大切な時期ではないでしょうか。一度離れてしまったチームを、次年度以降につなげるために、それぞれが知恵を出し合い、試行錯誤しながら合宿招致に向き合っているようです。安心・安全な合宿環境づくりの必要性、しかし、環境を整えるだけでは難しいこともあります。人間関係の構築も重要課題の一つとなっています。実業団、大学・高校への要請も含め、深川市として、これからのスポーツ合宿招致策などについて伺います。

答弁 教育長 吉村理明(教育長は2024年3月まで)

スポーツ合宿招致の今後について、3点の質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、1点目の令和2年度のスポーツ合宿の現状と今後の見通しについてでございますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、部活動や合宿の自粛のほか、各種大会などが相次いで中止となっておりますことから、本市におけるスポーツ合宿は、7月末までに78団体、延べ6,428泊分のキャンセルの連絡を受けているところでございます。また、本年8月までの市内におけるスポーツ合宿の状況は、32団体、延べ1,496泊にとどまっておりまして、集計時期が異なるため単純に比較はできませんけれども、昨年10月までの夏期合宿実績、167団体、9,292泊と比較いたしますと、135団体、7,796泊の減ということで、非常に厳しい状況となっているところでございます。今後の見通しにつきましても、新型コロナウイルス感染症の収束のめどが立たない現状におきましては、各団体は必要最小限の活動とならざるを得ない状況に変わりはないと想定されますことから、合宿数の回復に向けた今後の見通しは、決して楽観はできないという認識を持っております。次に、質問の2点目、ウィズコロナ時代における合宿誘致について留意している点についてでございますけれども、市と合宿を行う団体との間で、新型コロナウイルス感染予防のための協力していただく事項や、感染した場合の対応のほか、深川市に来られる前後2週間の検温や健康チェックなどを行うことにつきまして、文書によって双方で確認し合い、最大限、感染防止に配慮した形で合宿の受け入れをしているところでございます。また、市内の宿泊施設での対応でございますけれども、「新北海道スタイル」安心宣言に基づくマスクの着用や手指消毒の励行、施設内消毒作業の徹底のほか、施設利用人数の制限や、宿泊者がゆとりを持って宿泊できるような部屋割り、それから食堂のレイアウトの変更や、可能な限り個別に食事を配膳するなどといったソーシャルディスタンシングの対応を取っていただいているところでございます。このほか、客室に空気清浄機を設置するなど、各宿泊事業者が感染リスク低減のため、それぞれが最大限の対応に努めていただいているところでもございます。また、本市の合宿に係るサービスの一つでございますバス送迎につきましても、休憩を含めた乗り降りの際の手指消毒や乗車中のマスクの着用の徹底をお願いするなど、対応を実施しているところでございます。スポーツ合宿は、都道府県をまたぐ人の移動を伴うものでございまして、常に一定のリスクを持ちながらの取り組みであることを念頭に、今後とも国や都道府県のガイドラインなどを踏まえつつ、宿泊事業者やバス事業者とも一層連携し、感染リスクの低減を最優先に対応してまいる考えでございます。次に、3点目の次年度以降の合宿誘致に向けた取り組みでありますが、前段申し上げましたとおり、今年度は合宿のキャンセルが相次いでおりまして、その中には古くから本市で合宿していただいている団体も含まれております。これらの団体の中では、ことしの状況を機に、来年以降の合宿地やスケジュールといったものを大きく見直す可能性もございます。新型コロナウイルス対策などが理由であるか否かを問わず、議員ご指摘のとおり、一度離れた団体を再び誘致することは容易なことではないと認識しておりまして、今後はさらに積極的な誘致活動が必要であると考えておりますものの、新型コロナウイルス感染症の収束のめどが立たない現状では、企業や学校などへの訪問が敬遠される傾向でありますし、国内の主要イベントは無観客、あるいは関係者以外の入場制限といったことが続いております。合宿誘致において、最も重要な直接面会しての招致活動自体が困難な状況にありますので、非常に危機感を抱いているところでありますが、これまで培ってきた人脈をフルに活用し、面談の機会を積極的につくり出すことや、深川市の良好な合宿環境をお知らせするダイレクトメールを発送することなどにより、しっかりとPRを続けていきたいと考えているところでございます。また、現在行っている送迎やレンタカーの貸し出しなどの合宿サービスに加え、さらに魅力のあるサービスの提供などにつきましても、今後検討してまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる