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深川市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日

憲法第9条

2020年6月9日、深川市議会の一般質問で、北名照美議員が「憲法第9条」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
北名照美 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 北名照美

次に、2番目の日本国憲法の珠玉の第9条についてであります。安倍首相は、憲法第9条に自衛隊を明記するということをずっと言っております。コロナ禍で非常に国民が困難な状況にある憲法記念日にも声高に、必要とか決意とか、そういうことで自衛隊を明記するということを言っております。憲法については、山下市長は昨年の第4回定例会で憲法第9条について、こう答えてくれております。「今後とも戦争をしないという平和主義の精神がしっかりと堅持されていることが重要と考えている」という答弁をしました。的を射たいい答えをしてくれたと私も受け止めました。ここで一つ、ある人のことを紹介したいと思います。太子町に住んでいる赤川恭子さんという、私も大変お世話になり、つながりのある方でありますが、この方が何年か前の憲法集会でこういう発言をしたのです。少し紹介させてもらいます。名寄町で終戦は女学校1年だった。父は軍隊に引っ張られ、フィリピンに行っていた。生きているのか、死んでいるのかわからなく、大きな闇の中に一家が放り出されたような感じだった。国からも、どこからも、何の知らせもなく、毎日ラジオで流れる生きて帰った人の名前や新聞に出ている名前を、目を皿のようにして待ったが、父の名前は出てこなかった。町内会の人が気の毒がって、名誉の戦死の手続をしてくれた。白い箱を持って、町内会の偉い人が役場の人と来てくれて、父は靖国神社に祭られるのだと言われても、何とも言えない思いだった。父がいなくなった後、お兄さんも軍隊に引っ張られていったのです。そのようなことを言いながら、敗戦になってよかった。お兄さんが戦地に行かなくてよかった。行ったら死んでしまう。そして、名誉の戦死で褒められる。軍国の母、軍国の兄弟と言われる、そのような時代だった。海で死んだ人は、ほとんど遺骨がない。陸で死んだ人も、遺骨がその人のものかどうかわからない。終戦とは言いたくない。敗戦だ。大東亜戦争と言われたが、南太平洋の小さな島から大きな島まで、大東亜共栄圏といって、真っ赤に地図を塗り潰した。侵略戦争だったのだ。戦争が終わって、日本は文化国家になった。憲法に書かれている文化国家というのは、どこにいてもきちんと教育を受けられるということ。戦争中は、学校に行けない人がたくさんいた。平和国家はいいな、うれしかった、こういう発言をしました。そして、この赤川恭子さんは、新日本婦人の会のリレーノートに「憲法第9条は父の遺言です」と書いて、そのことが全道ニュースでも知らされ、大きな感動を与えた。こういうことが私も印象に残っていることとしてあります。そこで、市長にお尋ねします。安倍首相の「憲法第9条を変える」との信念とも言える発言について、深川市長としてはどのような見解を持っているかお尋ねいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

憲法第9条についての質問にお答えいたしますが、戦後70年余りが経過いたしまして、憲法改正について、議員も今少し触れられましたが、さまざまな議論がなされるようになってきております。そういうことでございますので、今後とも国会、その他で憲法の問題が議論されていく動向について、しっかり注視していかなければならないと考えております。議員も触れられましたが、昨年の第4回定例市議会でもお尋ねがあって、お答えいたしており、その繰り返しになりますが、非核平和都市宣言をしております深川市としましては、今後とも戦争はしないという平和主義の精神がしっかりと堅持されていく必要があると考えております。これがお答えでございまして、安倍総理の発言についての感想のようなものを述べよという話でありますが、今申し上げたように、平和が大事だという精神は、個人的にも持っております。

出典:深川市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる