みんなの議会

深川市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日

乳児用液体ミルクの備蓄

2020年6月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「乳児用液体ミルクの備蓄」について質問し、企画総務部長 三浦浩二が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
企画総務部長 三浦浩二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松本雅祐

それでは、続きまして3点目、いのちの授業についてでありますが、この質問に関しましては、市内小中学校では5月25日から分散登校などが実施され、6月1日より本格的な授業が開始されたばかりであります。まずは、児童生徒の皆さんが安心して授業を受けられる環境づくりと学習面を充実していただくことが重要であります。そのような観点から考え、今定例会でのいのちの授業についての一般質問は割愛させていただきます。続きまして、4点目、災害時に赤ちゃんを守るための乳幼児用ミルクの備蓄についてお伺いします。近年、日本では、自然災害が多発化し、被害も甚大化しております。災害時に乳幼児がいるご家庭の親たちは、いかに赤ちゃんの命を守るか、また自治体はその赤ちゃんの命にどう支援できるか、このことを考えなくてはいけません。人は、食べなくては生きていけません。それは乳幼児も同じであります。ただ、主食がミルクであります。災害が発生した場合、赤ちゃんの食事には、水や熱源の確保、衛生環境など、作り与えるにはさまざまな要素が必要であります。日本では、東日本大震災以降、子供を母乳で育てていたお母さんが、避難所生活に戸惑い、ストレスなどから母乳が止まり、子供にミルクを上げられなかったとの事例がふえているそうであります。2016年4月に起きた熊本地震の際、フィンランドから寄せられた支援物資の中に液体ミルクがあったそうで、避難などで赤ちゃん連れのお母さんに液体ミルクは喜ばれたという経緯もあり、日本でも乳児用液体ミルクが2018年度に製造基準が定められ、2019年3月から国内での販売が開始されました。乳児用液体ミルクは、母乳の代替で与えられ、常温で長期保存でき、母乳に近い栄養素が含まれ、開封してすぐ授乳でき、また滅菌済みなので、粉ミルクよりも衛生的であります。ですから、お湯の確保が難しい災害発生時でも、乳児に与えられるので、災害時の活用として注目が集まっております。そのような中、徳島県海陽町では、乳児の親子や妊娠された方を対象とした防災カフェを開催しています。内容は、液体ミルクなどの備蓄品の試食、試飲会、また災害時の必需品や防災グッズの使い方や、ビニール袋と布きれを用いた簡易おむつの作り方などを体験し、防災について学んでいるそうです。そのとき参加された親からは、液体ミルクについて、「お湯がなくてもすぐ飲ませられるので、災害時以外でも便利です」との声が寄せられたそうであります。そこで、お伺いします。1点目は、乳幼児液体ミルクは、災害時に有効と考えます。私は、本年度の第1回定例会の予算審査特別委員会で、災害時用備蓄品として液体ミルクの必要性を訴えさせていただき、本市も令和2年度より公的備蓄を行うとの答弁がありました。乳児用液体ミルクの備蓄の状況についてお聞かせください。また、2点目、乳児用液体ミルクは、常温保存が可能であります。ですから、日常生活での外出時、夜間、そしてお母さんが体調不良のときなど、粉ミルクと比べて調乳が不要なため、時間短縮や負担軽減にもなります。そして、何より災害時には大変重要であります。ですから、乳児用液体ミルクの普及を進めるため、乳児健診や防災訓練を通して紹介し、乳児がいる家庭でも、日頃から備蓄する意識を醸成することは、赤ちゃんの命を守ることにもつながります。市の考えをお聞かせください。

答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)

乳児用液体ミルクの備蓄に関する質問にお答えいたします。1点目の乳児用液体ミルクの備蓄の状況についてでありますが、昨年から日本で製造・販売が開始されました乳児用液体ミルクは、災害時に避難所でお湯が使えない場合にご利用できるほか、災害時のストレスなどで急に母乳が出なくなった方にもご利用いただけるということから、本市では災害時の備蓄品に加えることといたしまして、現在、哺乳瓶に注いで、そのまま飲める240ミリリットルの乳児用液体ミルクを48缶購入し、備蓄しているところでございます。次に、2点目の家庭でも備蓄する意識の醸成についての考えのお尋ねでございますが、乳児用液体ミルクは、通常の粉ミルクと比較して、利用しやすい反面、賞味期限が約半年から1年間と短いことなどから、本市における大量の備蓄は難しいため、できるだけご家庭で備蓄をお願いしたいと考えているところでございます。このため、先月、市内全戸、全世帯に配布しました深川市防災ガイドブックにおいても、赤ちゃんがいる場合には、液体という文字はありませんけれども、ミルク、母子手帳、紙おむつなど、非常時の持ち出し品や備蓄品として準備するよう周知しております。今後におきましても、防災訓練などを通じまして、こういったミルクを紹介するほか、乳児健康診査を担当する所管の協力を得ながら、ご家庭に情報を提供するなどして、乳児用液体ミルクの備蓄の意識を高めていただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる