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深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月9日

農作物の作付動向

2019年7月9日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「農作物の作付動向」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
近沢弘幸 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 近沢弘幸

次の質問を行います。農産物の作付動向について。農業者の高齢化に伴い、担い手に農地が集約されておりますが、春作業が大変な水稲作付は減少傾向にあります。しかし、直播や密苗など、労働力の軽減、コスト低減に向けた新しい技術が導入され、深川の基幹産業の農業、とりわけ水稲作付は面積拡大を目指しつつも、これ以上減少しないように、そして日本一の米どころとして君臨しているように思うところです。しかし、TPP11、日欧EPA、日米物品貿易協定などグローバル化の中で、貿易交渉の結果により大きく影響が出てきます。しっかり国民の食料を賄う使命を持って、農業者に対してバックアップすることは必要なことです。また、農業者の高齢化により、どう農地を維持していくかは、基盤整備事業やスマート農業への取り組みなどが必要不可欠だと感じています。深川マイナリーが2007年から稼働し、精玄米取扱量は日本一で、米の収穫作業が大幅に時間短縮となり、水稲作付面積維持に大きく貢献しています。また、広域小麦・大豆乾燥調製貯蔵施設も平成28年から稼働し、小麦・大豆は1,500ヘクタール作付される地域の重要な基幹作物として位置づけられています。処理する施設の老朽化、調製能力不足や消費者ニーズに対応した高品質な小麦・大豆の安定供給、物流形態の改善、生産者の労働力、コスト低減を図るために整備されたもので、小麦・大豆は、転作や畑作物による複合経営を行う上で、地域を支える重要な基幹作物であり、今後の地域農業を維持発展させる上で必要不可欠な施設であります。また、精米施設も今春完成し、深川米の一層の販売力アップが期待されます。深川市も深川マイナリー、広域小麦・大豆乾燥調製貯蔵施設、そして精米施設も、基幹産業である農業の発展のために必要な施設であり、施設整備に要する経営負担は、農家経済を圧迫することから、農家負担軽減を図るために行政支援していただいております。そこで、2点伺います。まず、1点目として、米を初めとする主要農産物の作付面積の推移について。2点目といたしまして、麦・大豆の調製施設の稼働状況についてお伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

農作物の作付動向についてのお尋ねにお答えいたします。最初に、米を初めとする主要農作物の作付面積の推移についてであります。これは平成28年以降の主な作物の面積で申し上げたいと存じますが、主食用のまずお米についてであります。作付面積で平成28年が5,358ヘクタール、翌29年が5,242ヘクタール、30年が5,218ヘクタール、そしてことしは見込みでありますが、5,162ヘクタールとなっていると伺っておりまして、近年、作付面積については減少傾向にあると見ざるを得ません。ちなみに平成28年と本年の作付面積の比較を見てみますと、196ヘクタール減少している結果となっております。次に、麦について申し上げますが、平成28年が656ヘクタール、29年が640ヘクタール、そして30年が704ヘクタールでございまして、ことしの見込みが805ヘクタールとなっております。同じように平成28年とことしの見込みを比較いたしますと、149ヘクタールの増加となっております。大豆につきましては、平成28年が569ヘクタール、29年が553ヘクタール、30年が519ヘクタール、そしてことしの見込みは462ヘクタールとなっておりまして、同様に28年とことしの比較で見ますと、107ヘクタールの減少となっております。そして、ソバについても申し上げますが、平成28年が2,479ヘクタール、29年が2,626ヘクタール、30年が2,685ヘクタール、そしてことしの見込みとしては2,613ヘクタールとなっておりまして、ソバについては比較的一定のレベルで推移してきておりますが、28年とことしの比較で見てみますと、134ヘクタール増加している状況でございます。次に、2点目に、麦・大豆の調製施設の稼働状況についてでありますが、この施設はJAきたそらち管内の本市を含む1市3町の広域施設としての位置づけでありまして、それぞれ過去3カ年、平成28年から30年の稼働状況で広域施設の状況を申し上げますと、小麦については、この施設での計画処理量が6,096トンとされておりましたが、それに対しまして、28年は4,917トンでありますので、計画処理量との比率、利用率で見ますと80.7%になります。同じく平成29年は4,175トン処理いたしましたので、利用率は68.5%、そして30年は3,966トンの処理で65.1%となっているところでございます。そして、大豆につきましては、計画処理量として1,269トンと設定されておりますが、その計画処理量に対しまして、平成28年は1,386トンの処理が行われておりますので、利用率にしますと109.2%、同様に29年は1,546トンの処理でございますので、利用率121.8%、そして30年は1,269トンの処理ということで、利用率で100%となっているところでございます。今申し上げた数字は、1市4町の全体の数字であります。細かくなりますが、このうち本市の実績について申し上げておきますと、小麦については、深川市の場合の計画処理量3,984トンとされておりましたが、それに対して、平成28年は3,798トンの処理で、利用率が95.3%、29年は3,271トンの処理で82.1%、そして30年は2,849トンでございまして、71.5%となっております。同様に大豆についても、計画処理量は958トンとされておりましたのに対しまして、平成28年の処理量1,144トン、利用率は119.4%、29年は1,335トンの処理で139.4%、さらに30年は889トンで、利用率にいたしまして92.8%となっております。ちなみに小麦につきましては、昨年、一昨年と雪腐病や天候不順等の影響から、廃耕でありますとか、収穫量が大幅に低下したことに伴いまして、利用率は残念ながら伸びていない状況でございます。また、大豆につきましても、これまで計画処理量を大きく上回る利用率で推移してきたところでございますが、ご承知のように昨年は天候不順の影響から収穫量は減少しまして、利用率もかなり下がったという状況でございます。深川市といたしましては、小麦の安定生産対策として、JAきたそらちが進めます作付誘導に伴いまして、土壌改良剤経費の助成や、昨年度からはコムギなまぐさ黒穂病の予防対策に必要な資材費を支援するということで行ってきております。今後におきましても、高品質な小麦・大豆の安定生産、そして安定供給が図られるように、必要な生産振興対策を実施するなど、せっかくJAきたそらちが投資しました処理施設等、本施設が有効に余すところなく活用されるように、市としても必要な努力をしてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる