みんなの議会

深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月5日

深川市業務継続計画

2019年7月5日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「深川市業務継続計画」について質問し、企画総務部長 吉村理明が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 吉村理明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 田中昌幸

昨年の第3回定例会の一般質問真っただ中の9月6日に発生した胆振東部地震からあすで10カ月になります。また、九州地方を中心に現在大きな被害をもたらしている豪雨が続いておりますが、3日間で1,000ミリ、実に1メートルという降水量を観測した鹿児島県曽於市には、昨年1月に民主クラブで移住定住の促進についての行政視察を行い、原田曽於市議会議長からまちの紹介を受けた際に、農林業がまちの基幹産業で、特に全国ナンバーワンの称号を得た鹿児島牛の産地として、曽於市で肉牛生産高は実に年間500億円という売り上げを誇っているなど、農業を基幹産業とする深川市と非常に似通った環境にあり、親近感も覚えていただけに非常に心配するところであります。今回の大雨被害、犠牲となった方に心よりご冥福をお祈りいたしますとともに、住宅、インフラなどの被害、特に農地への被害は、胆振東部地震の復旧もなかなか進まないなど、農地については長期化することから、一日も早い復旧・復興を祈るものであります。安全・安心なまちづくりに向け、私自身、初心に返り、邁進してまいりますことを述べさせていただき、通告に従い一般質問を行います。1点目は、深川市業務継続計画についてお伺いします。現在、庁舎整備事業の検討が進められております。この議論の始まりには、さまざまな理由がありますが、何よりも余りにも低い市役所庁舎の耐震性能にあり、その意味では、いざ大災害が起きれば、庁舎にいられなくなる、業務を継続できなくなるということであります。庁舎の安全性というのは、業務継続計画を策定する上でも大きな課題となります。それだからこそ、現状をしっかりと踏まえ、あるべき姿を見据えた業務継続計画がガイドラインの趣旨に基づいて策定されるべきと考えます。深川市役所の業務継続計画の策定については、平成29年第4回定例会で松本議員からの質問で答弁されておりますが、その答弁の流れにのっとって、2018年度末までを目途に進められてきたものと思います。ところが、深川市の計画策定のパブリックコメントは、ことし広報ふかがわ2019年1月号の12ページに掲載している「パブリックコメントを募集」のうちの「深川市業務継続計画の意見募集は延期となりましたので、おわびして訂正いたします。意見募集については、準備が整い次第、改めて広報ふかがわなどでお知らせします」と掲載されて以来、動きが見られておりませんでした。その後、「深川市業務継続計画。大規模災害が発生した際に適切な災害対応や行政サービスを行うための指針として策定します。令和2年2月、総務課自治防災室」というものが広報ふかがわ5月号に掲載されております。ここで質問の1点目でございますが、パブリックコメントが1年以上の延期となっているわけですが、その進捗状況について伺います。また、そもそも2018年度中に策定できなかった理由についてもお伺いいたします。質問の2点目、庁舎整備事業との整合性において、耐震性能が満たされるようになれば、施設の移転などは業務継続にも必要なくなりますし、浸水地域などの対応についても、受変電設備や重要設備を浸水高さ以上に設置することで、大きく変化することになります。今年度末に向け、あるいは庁舎建てかえになれば、その条件が相当変わることにもなりますが、現庁舎の状態で取り急ぎ進められていくのかなどの対応についてもお伺いしたいと思います。

答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)

深川市業務継続計画についての2点の質問に順次お答えさせていただきます。初めに、業務継続計画の進捗状況と昨年度作成しなかった理由でございますが、質問の順番と逆になることをご容赦願いたいと存じます。まず、昨年度中に策定できなかった理由でございますが、市におきましては、庁内の関係所管の課長等で組織いたします庁内検討委員会におきまして、本市業務継続計画の原案づくりを進め、その作業を12月に終了し、1月からパブリックコメントを行うこととして、12月末の庁議に諮ったものでございます。しかし、庁議におきまして、庁舎被災時の代替施設の確保の問題、あるいは非常時優先業務についての精査というものが求められまして、改めて庁内検討委員会の中で計画の練り直しを指示されましたことから、当時パブリックコメントを中止させていただいたものでございます。次に、現在の策定の状況でございますけれども、今年度に入りまして、改めて庁内検討委員会の設置要綱を定め、災害対策本部の業務を担う各班の責任者となる課長職による新しい庁内検討委員会のもと、庁議で指示のございました事項を中心に再検討を始めることとしております。また、北海道は今般、胆振東部地震を踏まえた市町村に対する非常時優先業務の選定の手順を示すという情報が来ているところでもございます。本市業務継続計画の策定におきましては、この手順を参考にするとともに、本年度別途作成いたします洪水ハザードマップの内容との整合性もとりながら、本年度中に策定するよう取り進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、庁舎建てかえ後の業務継続計画についてでございます。本市庁舎の整備につきましては、現在検討を進め始めたところでございますが、耐震改修、建てかえなどにより、庁舎整備がなされれば、庁舎の耐震性は確保され、情報設備や非常用電源設備も強化されるものと想定しております。現在の庁舎では、被災時でも行わなければいけない非常時優先業務についても、制約を受ける業務が生じる可能性がございましたが、その業務も可能になるものと考えられますので、現在策定しようといたします業務継続計画を見直しする必要がございまして、庁舎整備がなされた場合には、速やかにこういった見直しの対応をさせていただく考えでございます。なお、市役所庁舎を建てかえすることとなった場合には、その財源となります「市町村役場機能緊急保全事業」の起債の同意の条件といたしまして、既に業務継続計画が策定されており、建てかえ後の庁舎を業務継続計画に位置づけるものであるとされておりますので、業務継続計画の見直しをすることが前提となりますけれども、現庁舎における業務継続計画の策定が必要となるものでございます。

出典:深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる