深川市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月7日
民間住宅助成事業の見直し
2018年9月7日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「民間住宅助成事業の見直し」について質問し、建設水道部次長 井原淳が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 建設水道部次長 井原淳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 田中昌幸
4点目の質問に入ります。住宅助成事業、まちなか居住等推進事業の見直しについてお伺いします。この質問につきましても、昨年、第3回定例会で質問させていただいておりますので、おさらいも含めて質問したいと思います。個人住宅のリフォームに対し一部助成することで、良質な住環境整備にあわせ、市内企業に仕事を生み出すリフォーム助成制度が始まって10年目になります。制度開始当時は、申し込み初日で受付終了になるほどの人気ぶりでありまして、予想以上の潜在的な需要の多さと、そのことによる市内事業者の積極的なセールス活動が起こり、この傾向は今でも続いているようです。近年は需要も安定し、受け付け早々に申し込み締め切りという事態はなくなっているようですが、事業量としては毎年相当な額が積み上がっていると思いますし、市民の皆さんの満足度も非常に高い事業として継続されていると考えます。ここで質問の1点目でございますが、地域の活性化に寄与する活力ある住宅、住環境づくり等を促進するための住宅助成事業、まちなか居住等推進事業の7事業であります住宅持家促進助成、住宅バリアフリー改修助成、住宅耐震改修促進助成、住宅リフォーム助成、中古住宅等取得助成、老朽空き家解体助成、まちなか空き地活用促進助成の取り組み状況について、今年度の事業実施件数、事業総額、助成額、費用対効果の割合、リフォーム等事業、それぞれの特徴的な内容について、これまでの執行状況についてお伺いいたします。住宅リフォーム助成もことしで10年目を迎え、昨年までに件数で1,400件を超え、助成額で2億4,000万円、工事額全体で19億6,000万円を超えていることを昨年の答弁でいただいておりますが、改めて、費用対効果や市内への経済波及効果が非常に高いと感じますし、この事業で多く活用されているのが外壁や屋根の塗装工事であることから、市内の町並み形成にも寄与している。そう言われてみれば、よそから来た方が深川のまちはきれいですよねとよく言われますのも、こういった外回りのメンテナンス効果があるのかもしれないというふうに考えております。ここで質問の2点目でございますが、住宅リフォームにもいろいろな工種がありますが、外壁や屋根など外回りの塗装についてはおおむね10年の更新がいいと言われており、こういったことから考えますと、制度創設からことしでちょうど10年目となっておりまして、外壁、屋根塗装等の塗りかえの時期にかかってきていると考えます。10年以上経過された方は新たに助成対象とすることや、あるいは外壁改修の後に内部のバリアフリー化改修などを行うなど、工種、内容が違えば5年程度で新たに助成対象とするなど、継続的な需要喚起と助成制度の充実、あるいはリピーター要望に応える意味でも、この制度の見直しの検討について、現在の検討状況をお伺いしたいと思います。住宅オーナー、事業者双方、市民の皆さんの期待が大きいところでありますので、昨年と同様の質問になりますが、改めて市の考えをお伺いいたします。
答弁 建設水道部次長 井原淳(建設水道部次長は2019年12月まで)
民間住宅助成事業の見直しについて質問いただきましたので、お答え申し上げます。まず、1点目の民間住宅助成事業の取り組み状況についてであります。今年度取り組んでおります七つの事業について、8月31日現在の申請件数、助成額、工事等契約金額、費用対効果の割合をお答えいたしますと、住宅持家促進助成は、申請件数20件、助成額1,050万円、工事契約金額5億9,194万8,000円、費用対効果割合約56.3倍。住宅バリアフリー改修助成は、申請件数1件、助成額20万円、工事契約金額188万円、費用対効果割合約9.4倍。住宅耐震改修促進助成はゼロ件。住宅リフォーム助成は、申請件数131件、助成額2,105万円、工事契約金額2億1,284万円、費用対効果割合約10.1倍。中古住宅等取得助成は、申請件数1件、助成額30万円、取得契約金額730万円、費用対効果割合約24.3倍。老朽空き家解体助成は、申請件数4件、助成額90万円、工事契約金額433万6,000円、費用対効果割合約4.8倍。まちなか空き地活用促進助成は、申請件数ゼロ件。全体で申請件数157件、助成額3,295万円、工事等契約金額8億1,830万4,000円、費用対効果割合約24.8倍となっている状況であり、今年度予算額5,500万円に対して予算執行率は約60%となっております。助成制度申請の受付締切日が11月30日までとなっていますので、今後も申請者がふえるものと考えております。次に、事業それぞれの特徴的な執行状況につきまして、住宅持家促進助成では、申請件数20件のうち、市内業者で新築された方は5件、市外業者で新築された方は15件で、全体の25%が市内業者で新築されているという状況であります。住宅バリアフリー改修助成、申請件数1件は、お風呂の改修で新たにユニットバスを入れかえ、手すりの設置や段差の解消などのバリアフリー化の工事であります。住宅リフォーム助成、申請件数131件中、屋根や外壁の外部改修が99件、内装や台所、トイレなどの内部改修が21件、外部と内部をあわせた建物全体の改修が11件であり、外部を改修している割合は全体の約84%と比重が大きくなっている状況であります。中古住宅等取得助成、申請件数1件は、昭和63年建築の木造2階建て、約140平米の物件であります。老朽空き家解体助成、申請件数4件は、住宅地にある耐震基準に満たない老朽空き家住宅の解体であります。次に、2点目の10年以上経過した方は新たに助成対象とすることや、工事内容が違えば5年程度で新たに助成対象とするなどの見直しについてであります。まず、住宅リフォーム助成制度の平成21年度から29年度までの9年間の合計実績を申し上げますと、申請件数1,449件、助成額2億4,618万8,000円、工事契約金額19億7,161万4,000円、助成金額に対する工事契約金額割合は約8倍となっているところです。これまでの実績からも、住宅リフォーム助成制度については、本市における住宅環境の改善を促進するとともに、市内の建築関連業者の仕事確保や地域経済の活性化に寄与しているものと認識しており、継続していくことは重要なことと考えているところです。2回目を助成対象とする見直しにつきましては、所管といたしましても、2回目の助成はいずれは必要と考えておりますが、現状、国の交付金などの有利な財源の確保が難しく、起債や一般財源で実施している状況でございます。現在、本市の住宅施策の基本となる深川市住生活基本計画の見直しを行っていますので、その中で委員の皆様からのご意見も伺うなどし、また、市民や施工業者の声も聞きながら公平性や財政状況を十分見きわめ、引き続き検討してまいりたいと考えております。