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深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月5日

2017年度予算執行状況

2018年3月5日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「2017年度予算執行状況」について質問し、企画総務部長 吉村理明、市民福祉部長 三ツ井隆博が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 吉村理明、市民福祉部長 三ツ井隆博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 田中昌幸

安倍内閣の政権運営の危うさが、ようやくマスコミ等からも指摘されるようになってきました。オバマ政権は、いち早く安倍政権を歴史修正主義と見抜き、やんわりと牽制をしてきましたが、国内では政権への支持率の高さの中でかき消されていました。こうした背景の中、安倍内閣は歴史を書きかえ、教科書を書きかえ、最近では、国会の議事録を書きかえ、今は公文書を書きかえ、今後は憲法を書きかえようとしています。本来、政治は為政者と国民の信頼関係に立っており、その信頼は公平公正な情報の共有に基づかなければならないことは言うまでもありません。深川市においては、まちづくりを進めていくために、市民と行政と議会が情報を共有し信頼関係をしっかりと築いていく、このことの重要性を改めてかみしめつつ、通告に従い一般質問を行います。1点目、2017年度予算執行についてお伺いします。本定例会初日に補正予算が可決されておりますが、当初予算に対しての増減額は決して小さくないと感じます。年度末に執行残が発生したり入札の落札減により不用額が発生することはやむを得ないとしても、予算編成においては、予算の算出根拠の正確性は厳しくチェックされていると思うのですが、予定した事業が執行できないこととか、逆に事業の内容が変わっていないのに大幅な増額補正額が出てしまうことは、当初予算の信頼性にもかかわることですので、その理由についてお伺いします。また、2017年度の予算の歳入、歳出執行状況とあわせ決算見込みについてお伺いします。特に地方交付税と臨時財政対策債については、毎年の減額で極めて厳しい状況にありますので、地方交付税の傾向を算定単価や人口急減補正の推移も含めてお伺いをします。2点目、補正予算では、市の直営施設の燃料費の高騰や消費増による増額補正がありましたが、公の施設を管理運営されている指定管理者の管理施設の燃料費はどうなっているのでしょうか。温水プールやまあぶなど使用される量も非常に多いところでは、価格の増減の影響が大きいと思いますが、指定管理者側から燃料費に対する話は全くなかったのでありましょうか。あるいは契約の範囲内の変動なのか、あったとすればどのような報告、相談になっているのかをお伺いいたします。3点目、福祉灯油実施の考えについてお伺いします。ことしは本当に雪が多く、気温は極端に低いわけではありませんが、曇りの日が多く日照時間が短いように感じます。このことにより、室内の気温が上がらず、結果、燃料消費量が拡大しているのではないでしょうか。灯油単価も上昇しておりますが、ことしの冬はそれだけでなく消費量もふえていることが予想され、生活困窮者の方々には、野菜など日常に必要とする物資の値上げも厳しい冬に追い打ちをかけているのではないでしょうか。通常であれば、燃料費単価の上昇により判断するものでありますが、今年度の冬は諸物価の高騰もあわせて、福祉灯油の実施について市の考えをお伺いします。

答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)

2017年度予算執行状況に関する質問について、私からは1点目と2点目についてお答え申し上げます。まず1点目の2017年度歳入、歳出の執行状況と決算見込みについてのうち、補正予算において大幅な増減額が出る理由についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、当初予算においては、年間の増減見込みを十分に加味して調整することが望ましいものでございますが、特に歳出におきましては、当初予算時の状況から、対象人数の増減や国の交付金の精算による過年度返還金の発生、あるいは補助事業においては、全国の事業の要望状況により事業費が圧縮されて、大きな減額が発生するものがございまして、これらを全て当初予算で折り込むことは困難な状況にございます。そのため、当初予算の段階では確定し切れていないもの、もしくは増減等を補足し切れない事項について、補正予算を提案し議会でご審議をいただいているものでございます。次に、2017年度予算の執行状況についてでございますが、一般会計における現年度予算と平成29年度からの繰越明許費を合わせた執行率は、2月末で歳入においては64.5%、歳出においては69.6%となっており、前年度とほぼ同程度の水準となってございます。決算見込みにつきましては、3月1日に議決をいただきました一般会計補正予算第7号後の予算総額は、歳入歳出それぞれ177億6,680万6,000円としたものでありますけれども、この後は、特別交付税の3月分の交付決定が控えていることや各種市債の精査がございますし、特別会計に対する繰出金のほか予算執行による不用額などを見きわめる必要がございますので、現時点で具体的な数値を申し上げることはできませんが、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた額は、おおむね予算どおりとなりましたことや、基金の繰入額が当初予算から約500万円減の5億6,500万円程度と、これもおおむね当初見込みどおりとなっておりますことから、一定程度の基金の取り崩しはございますものの黒字決算を維持できるのではないかというふうに考えているところでございます。次に、地方交付税の動向、算定単価、人口急減補正の推移でございますが、10年前、5年前、そして本年度の比較で申し上げ、地方交付税については、普通交付税と臨時財政対策債の合計額を、算定単価である単位費用は、個別算定経費については多岐にわたりますので、包括算定経費の人口に係る単位費用でお答えさせていただきます。初めに、10年前の平成19年度でございますが、普通交付税と臨時財政対策債の合計額は66億7,800万円、包括算定経費の人口に係る単位費用は2万3,220円で、本市の基準財政需要額では7億5,400万円、それから地域振興費で包括的に算定されます人口急減補正に係る増加需要額は3,700万円でございました。次に、5年前の平成24年度につきましては、普通交付税と臨時財政対策債の合計額は73億9,400万円、包括算定経費の人口に係る単位費用は2万2,070円で、本市の基準財政需要額は6億7,700万円、人口急減補正は、22年度から過疎地域など条件不利地域に対する割り増しがされておりまして、増加需要額は7,700万円と大きく伸びております。そして、現在の平成29年度は、普通交付税と臨時財政対策債の合計額は66億2,300万円、包括算定経費の人口に係る単位費用は1万8,380円で、本市の基準財政需要額は5億3,300万円、人口急減補正による増加需要額は1億2,200万円となってございます。このように、人口急減補正につきましては、一定程度措置されてはおりますものの、近年の交付税の減少は、単位費用の見直し、あるいは各種の制度改正の影響を受けてのものというふうに考えております。以上が2017年度予算の執行状況でございます。次に、質問の2点目、指定管理者に委託している施設の燃料費の状況についてお答え申し上げます。市では、指定管理施設の燃料油価格が大幅かつ急激に変動したことにより、当該施設の管理運営に支障が生じる場合等に備え取扱要領を定めておりまして、変更の対象とする施設を要領第2条で、指定管理者が年度ごとに作成する事業計画書における燃料油の購入にかかる経費が、当該施設の総事業費の10%を超えている施設などの規定のほか、年度途中の変更については第6条で、燃料油単価が基本単価の15%を超える著しい変動があり、当該施設の管理運営に支障が生じる事態が見込まれるときは、指定管理者は指定管理料の変更の協議を市に申し出ることができるとしております。本年度の指定管理施設の燃料費の状況につきましては、担当している各所管に確認いたしましたところ、現在まで増額の要望や相談はございませんことから、指定管理料の範囲内でおさまっているものと認識してございます。今後につきましても、各協定等に基づき、適宜、指定管理者と連携・調整を図り、管理運営状況等を確認して適切に対応してまいりたいと考えております。

答弁 市民福祉部長 三ツ井隆博(市民福祉部長は2018年3月まで)

私からは、質問の3点目、福祉灯油実施の考えについてお答え申し上げます。本市の福祉灯油につきましては、冬季間の灯油価格の高騰による低所得世帯への激変緩和策として、灯油購入費の一部を助成する事業を必要に応じて行ってきておりますが、近年においては、灯油1リットル当たり価格が120円から130円台に高騰した平成19年度と20年度、また、1リットル当たり100円以上の価格が継続していた25年度に実施しております。福祉灯油の実施に関しましては、過去の一般質問においても答弁させていただいておりますが、毎年度の灯油価格の動向、国や北海道の財政支援措置等々を総合的に見きわめ、実施の判断をしているところであります。質問には、日照時間などから燃料の消費量がふえているのではないかということでありますが、昨年の12月は日照時間が前年よりも短かったようでありますが、それが燃料の消費にどのように影響しているかについては、各家庭の状況にもより検証はできないものと考えております。また、今年度の冬は諸物価の高騰もあり、あわせて考えてはということでありますが、これまで福祉灯油の実施に当たっては、諸物価の動向を特に考慮してきておりませんので、諸物価の動向を判断材料とするには大変難しいものがあると考えております。福祉灯油の実施に当たっては、これまでどおり灯油価格の動向に基づき判断してまいりたいと考えているものであります。直近の灯油価格の動向としましては、80円台の後半から90円台の前半で推移しており、昨年の同時期と比較して10円程度の値上げとなっている状況にあります。現在のところ、過去において福祉灯油を実施した年度のような高騰といった状態には至っておりませんので、福祉灯油の実施については考えていないところであります。今後、灯油価格が急騰した場合には対応できるよう、引き続き灯油価格の動向の把握に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる