深川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月8日
深川市地域公共交通網形成計画
2017年12月8日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「深川市地域公共交通網形成計画」について質問し、企画総務部長 吉村理明が答弁しました。
- 質問者
- 小田雅一 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 吉村理明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 小田雅一
次に移ります。深川市地域公共交通網形成計画について伺います。深川市の人口もピーク時には3万8,373人を数えておりましたが、平成29年10月現在では2万1,278人という状況になっており、少子化、高齢化が進んでいる状況であります。このような状況になって公共交通を利用する市民が減少し、市内路線バスの経営に大きな影響を与えていることは言うまでもありません。平成27年においては、深川市は赤字路線に対し1,850万円を補助しており、市内西北星線の見直しなどの取り組みで一定の改善がされてきている状況であります。加えて、平成24年からスタートしている高齢者バス利用料金助成制度におきましても着実に実績を上げ、公共交通の利用促進につながっていることは高く評価されるところであります。しかし、お年寄りがバス停まで行くのに10分以上かかるような公共交通の空白地域を考えるときに、デマンド交通の取り組みが喫緊の課題と言えます。本年、総務文教常任委員会の行政視察において、新潟県燕市の公共交通の取り組みについてお話を聞いてきました。燕市の人口は7万9,784人であり、深川市の3.7倍の人口を有しております。また、燕市の公共交通の抱える問題として、どの自治体においても共通した問題でありますが、人口減少と高齢者の増加、加えて、市町村合併によって市街地が分散しており、病院、大型店舗などが市街地周辺に点在している状況であるということであります。既に、燕市においては、路線バスの見直し、再編、市内循環バスの見直し、利便性の向上、さらにデマンド交通の運行に取り組まれておりました。特にデマンド交通は、平成25年より運行されており、予約受付については社会福祉協議会が委託され、運行は市内タクシー会社6社が行っております。利用者については、事前に会員登録を行い利用するとのことであります。会員の構成割合は、およそ54%が70歳以上の高齢者であります。市内に6社のタクシー会社がある中で、各社それぞれにデマンドタクシーを1台運行しており、地理的な理解や利用者への配慮、そして心配りにも精通していることなど、予約センターとの連携もすばらしいものがありました。北海道においては、平成27年度北海道集落実態調査の中で、生活交通の確保に取り組んでいる市町村が81自治体になってきている結果が報告されております。それぞれの市町村は地理的要因や公共交通網の違いがある中で、地域での大きな課題として取り組まれております。深川市も、平成28年3月に深川市地域公共交通網形成計画を策定し、現在までさまざまな施策を講じてきてはおりますが、ここで28年、29年の2年間の中で協議検討を行うとされておりますので、施策などを含め伺います。1点目は、高齢者バス利用料金助成制度の平成29年度の利用実態について。2点目は、公共交通空白地域におけるデマンド型乗り合いタクシー及び市内循環バスの導入検討についてであります。市内を網羅している路線バスと市内循環バス、デマンドタクシーとの体制づくりにおいて、どのような協議がされてきたのか。また、深川市としての今後の取り組みについてどのような考えなのか、伺います。
答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)
深川市地域公共交通網形成計画について、順次お答え申し上げます。1点目の高齢者バス利用助成制度の平成29年度の利用実態でございますが、高齢者バス利用料金助成事業の登録者数で申し上げたいと思いますけれども、本年11月30日までに35人の新規登録の方がございまして、その結果、全登録者数は552人となってございます。ただし、死亡などによる登録の抹消等もございましたことから、平成28年度末の登録者数534人と比較いたしますと、現在のところ、18人の増となっているところでございます。本年度の登録者数は、例年の伸び率からいたしますと、やや少ない状況となっておりますが、着実に登録者はふえておりますので、高齢者の積極的な社会参加の促進を初め、公共交通の利用促進にも寄与しているものと考えております。次に、2点目のデマンド型乗り合いタクシー及び市内循環バスの検討経過と考え方についてお答えいたします。初めに、デマンド型乗り合いタクシーにつきましては、深川市地域公共交通網形成計画において、導入の検討を行うとしておりまして、計画策定の際には、深川市内の全タクシー事業者とデマンド型乗り合いタクシーの運行について意見交換させていただき、運行の際の課題などについても把握に努めてきたところでございます。本年度におきましては、道内の先進地を視察し、本市に合ったデマンド交通の可能性などについて探っていきたいと考えているところでございます。計画に掲げる実施スケジュールからしますと、ややおくれぎみではございますが、現在、情報収集や研究を行っております。一方、市内の循環バスにつきましては、平成27年度に2カ月間の試験運行を実施しておりますが、その際に、利用者の皆さんから意見を集約しておりまして、それらの意見を参考に、また、バス事業者とも協議を重ね、運行ルートや時間帯を見直した新たな循環線の運行に向けて、現在、準備を進めているところでございます。この循環線の概要を申し上げますと、現在、あけぼの町と市立病院の間を運行しております市内線を再編し、市立病院を始点、それからJR深川駅を終点として、町なかを循環するものでございますが、駅、病院、公共施設、それから商業施設、公営住宅や住宅密集地などを経由することにより、利用者の利便性を高め、誘客を図ろうとするものでございます。また、運行の開始につきましては、平成30年4月からを予定しておりますが、まずは1年間の実証実験を行った後に本格運行を目指しているものでございます。この新たな取り組みにつきましては、本年11月14日に開催いたしました深川市地域公共交通活性化協議会において提案を申し上げ、承認をいただきましたので、現在、循環線のコースとなる深川地区及び一已地区の町内会長の皆さんに対して説明を行っておりまして、順次、市民の皆様にもお知らせしてまいる予定でございます。