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深川市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日

過去3年間の農地集積状況についてと2点目、過去3年間の非農用地利活用促進事業の実施状況と考え方について

2017年6月20日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「過去3年間の農地集積状況についてと2点目、過去3年間の非農用地利活用促進事業の実施状況と考え方について」質問し、農業委員会会長 伊東光男が答弁しました。

質問者
小田雅一 議員
答弁者
農業委員会会長 伊東光男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 小田雅一

最後の質問であります。農地行政について伺います。初めに、本定例会初日に次期農業委員の提案がなされ、決定されました。伊東農業委員会会長におかれましては、今期限りでご勇退となりましたが、長きにわたり農地行政推進にご尽力いただきましたことに感謝申し上げるところであります。今後、伊東会長におかれましては、健康に留意され、ご活躍されますことをご期待申し上げます。お疲れさまでございました。さて、基幹産業を農業とする深川市にとって、将来の深川市農業を守り担っていく農業者育成は、喫緊の課題であると言えます。本年4月より株式会社深川未来ファームが事業を展開し、農業担い手の育成に向けた取り組みをスタートいたしました。しかしながら、今の農業を取り巻く状況は、アメリカがTPPを離脱したことで、日本とアメリカとの2国間協定への協議が始まるかもしれない状況であることや、平成30年から実施される経営所得安定対策の見直しや減反政策の廃止など、極めて厳しく、特に後継者のいない農業者の農業離れに一層拍車がかかると推測されるものであります。現況で見ますと、農家戸数の減少に伴い、1戸当たり経営規模が平均18ヘクタールと拡大しております。このことに伴い、農業機械の作業効率や労働生産性の向上が必要であり、圃場の大区画化を行うために、区画整理の整備を促進していくことが重要であると言えます。今後、離農者の増加によって、不耕作地、遊休農地等も懸念されますが、規模拡大、大区画化に伴って、合法的な農地集積が必要不可欠であると考えます。そこで、1点目は、農地集積状況について、過去3年間の実績をお伺いいたします。2点目は、平成21年より取り組まれている非農用地利活用促進事業についてでありますが、規模拡大に伴って、点在する離農跡地を農地として造成することによって、作業の効率化が図られているところであります。今後においても重要な事業でありますことから、継続を大きく期待するところであります。そこで、過去3年間の実施状況と考え方について伺います。

答弁 農業委員会会長 伊東光男(農業委員会会長は2017年6月まで)

質問の農地行政についての1点目、過去3年間の農地集積状況についてと2点目、過去3年間の非農用地利活用促進事業の実施状況と考え方についてお答えします。初めに、1点目の過去3年間の農地集積状況ですが、実際の農地移動ということで前もって申し上げますが、農地法第3条及び農業経営基盤強化促進法による農地の移動のうち、賃貸借期間の終了後、再度、同じ受け手の方に賃貸借する場合と、北海道農業公社からの売り渡し及び賃貸借する場合を除きました売買と賃貸借の件数と面積をそれぞれ答えさせていただきます。まず、平成26年度につきましては、201件、面積569ヘクタールで、このうち売買が117件、386ヘクタール、賃貸借が84件、183ヘクタールでございました。なお、この年度から農地中間管理事業が開始されておりますが、その事業による賃貸借が4件、18ヘクタールでございました。平成27年度につきましては、242件、面積が1,052ヘクタールで、このうち売買が105件、289ヘクタール、賃貸借が137件、763ヘクタールでございました。なお、この賃貸借のうち農地中間管理事業によるものが50件、495ヘクタールと前年度と比較し急増しております。次に、平成28年度につきましては、171件、面積506ヘクタールで、このうち売買が78件、196ヘクタール、賃貸借が93件で、310ヘクタールでございました。なお、この賃貸借のうち農地中間管理事業によるものが13件、65ヘクタールでございました。この3年間では、先ほども申し上げましたとおり、平成26年度に農地中間管理事業が開始されたところで、翌27年度には多度志地区の複数農家による法人が多数設立し、この事業を活用し、農地の集積を図ったこともありまして、件数では前年度の4件から50件へ、面積では18ヘクタールから495ヘクタールと急増しており、これはその年における全体面積の47%を占め、農地の集積を進めたところでございます。しかし、翌28年度には、その事業による集積も落ちついたところでございます。また、農地中間管理事業を除いたところでは、平成26年度は197件、551ヘクタール、27年度は192件、558ヘクタール、28年度では158件、441ヘクタールであり、農家戸数が年々減少する中、地域の担い手などがその農地を守っているところであり、議員からお示しのとおり、1戸当たりの経営面積が増大している状況でございます。いずれにいたしましても、私ども農業委員会は、地域農業を守るため、今後におきましても農地の条件にかかわりなく、担い手農家への農地の利用集積、集約化が図れるよう対応してまいるところでございます。次に、2点目の過去3年間の非農用地利活用促進事業の実施状況と考え方についてお答えします。最初に、過去3年間の実施状況ということで、件数と事業総額及び補助金、農地以外から農地に増となりました面積を年度順にお答えさせていただきます。平成26年度につきましては、助成件数14件で、事業総額1,212万9,520円に対し、645万817円の助成、農地増面積は1.3ヘクタールでした。平成27年度では、12件、1,752万5,700円に対し、750万3,104円を助成し、1.4ヘクタール増、28年度は、10件で、1,293万2,480円に対し、698万9,040円を助成し、0.7ヘクタール増となったところです。次に、この事業に対する考え方についてということでございますが、当委員会としての評価等ということでお答えさせていただきます。本事業は、平成21年度におきまして、国の地域活性化・生活対策臨時交付金を財源に本市独自の事業として開始したところですが、経営面積の増大に伴い、事業開始後、これまで12ヘクタール余りの点在する離農跡地を優良農地に転換し、作業効率の向上と農村環境の保全を図りまして、この事業につきましては本市にとっても有効であると考えております。今後につきましては、事業開始後、一部内容の変遷をしながらも、9年目となりましたこの事業につきまして、費用の効果や財源も含め、事業内容の点検をし、要望を見きわめつつ、次年度に向けて検討するところでございます。最後に、私は、来月7月19日をもちまして農業委員としての任を終えさせていただきますが、山下市長、そして市議会議員の皆さんから、農業委員に対しまして深いご理解とご支援を賜りましたことに心から感謝申し上げるとともに、本市の農業が魅力ある産業として、地域経済を支え、誇りある基幹産業として、さらなる発展を遂げていくことをご祈念申し上げまして、答弁とさせていただきます。〔拍手〕

出典:深川市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる