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深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日

クラーク記念国際高校に対する支援

2016年12月7日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「クラーク記念国際高校に対する支援」について質問し、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。

質問者
鶴岡恵司 議員
答弁者
経済・地域振興部長 平勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 鶴岡恵司

それでは、次に2番目、クラーク記念国際高等学校に対する支援についてであります。硬式野球部創設に係り、深川市としても施設整備等に総額8,000万円、また旧納内中学校の校舎・敷地の無償譲渡を行い、支援をしてきたところであります。ことし10月16日にスタジアムが竣工し、当初計画されていた施設整備が完了したことになると思われます。このことについては、市内中学校の適正配置の協議が進む中で、平成26年4月に一已中学校、多度志中学校、納内中学校が統合し一已中学校に、深川中学校、音江中学校が統合し深川中学校になることが進められる中、それぞれの地区において、その説明会が開催され、私は地元の納内での説明会に参加しました。説明会の中では、中学校の統合には皆さん理解をいただいているようでしたが、地域としては、中学校が閉校することによる地域の衰退を心配する意見が出され、統合の準備とあわせて、閉校となる納内中学校校舎等の活用に向けた検討・協議を進めるべきとの提言がありました。そうした中、統合がほぼ固まり、納内中学校が閉校となることが決まった統合1年ほど前から、地域の中で閉校後の校舎等がどうなるのかとの話題が寄るとさわると出てくるようになり、高齢者施設、介護施設として活用できないか、また地域にある団体・企業の事務所機能を集中し使用できないか、老人クラブ、保育所、診療所などなど、多様な話を耳にしました。しかしながら、いずれにしても改修等に多額の費用がかかること、また大きな建物、広い敷地に係る維持管理を考えると、現実的ではなく、地域での活用は難しいとの結論であったようです。そのような中、地域がかかわり見守ってきた学校であり、同窓生にとってはふるさとをしのぶ象徴でもあるので、現状の校舎・敷地の景観をできる限り残して活用してほしいとの話がありました。そんな中、クラーク記念国際高等学校に利用してもらえないかとの話があり、平成25年6月に連合町内会・いきいき活性化協議会の代表が地域の意向として、クラーク記念国際高等学校に閉校後の納内中学校を活用していただけないかと持ちかけたのが始まりであります。地域としては、硬式野球部創設の話は全く知らない中でありました。その後、学校法人創志学園、クラーク記念国際高等学校からの協議結果を待ち、地域には、その年の11月に入りますが、まずクラーク記念国際高等学校の本校にスポーツコースを新たに設け、甲子園出場を目指し、硬式野球部を平成26年4月に創部する計画で進めているとの報告があり、そこで初めて硬式野球部創設の計画を知ったところであります。地域としては、硬式野球部の拠点施設として、納内中学校跡地を利用していただきたいと改めて申し入れたところであります。その後、平成25年12月、学校法人創志学園理事会にて計画を確認し、深川市、地域に支援の要請の運びとなったと記憶しています。硬式野球部の拠点として納内中学校を使用すること、施設整備に係る事業費1億6,000万円余りに対する深川市への支援要請であったと思います。具体的な支援額についての提示はなかったと仄聞しています。そこで、当初計画にあった施設整備が、ことし10月16日のウイリアム・スミス・クラークスタジアムの竣工で完了したと思われます。そこで、1点目に、野球部創部に係る支援の経緯と事業評価についてでありますが、施設整備に係る深川市の補助金8,000万円、旧納内中学校校舎・敷地の無償譲渡に至った経緯について改めて確認させていただき、施設整備が完了したと思われますので、今日までの整備内容について、また事業の効果について、市の考えを伺います。2点目に、甲子園出場校に対する自治体の支援についてであります。クラーク記念国際高等学校硬式野球部の甲子園出場に対する深川市への支援要請については、クラーク記念国際高等学校、後援会、納内地区連合町内会、商工会議所納内支所、JAきたそらち納内支所等の代表で協議した上で、深川市に支援要請を行ったと仄聞しています。第3回臨時会の平成28年度深川市一般会計補正予算に関する質疑の答弁で、「過去3年間の春・夏甲子園に出場した道内の私立高校が所在する6市町の支援状況でございますが、1市を除く5市町が助成を行っておりまして、その内訳は、100万円が1市、183万5,000円が1市、300万円が2市町、残りの1市については当初150万円で、ベストエイトに勝ち進んだ場合に200万円を追加する予定であったと伺っているほか、空知管内におきましては、8年前に300万円を交付している自治体があります。創志学園高校につきましては、過去2回の甲子園出場を含めて、いずれも奨励金として、岡山市から10万円が交付されていると伺っているところです」とあります。この中にある岡山市の対応は、創志学園高等学校からの支援要請を受けての対応だったのか、また他の自治体の状況もあわせてお伺いします。3点目に、クラーク記念国際高等学校及び同校硬式野球部が地域の活性化や深川市の財政、地域経済へ与える影響について伺います。

答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)

クラーク記念国際高校に対する支援についてお答えいたします。初めに、1点目の野球部創部に係る支援の経緯と事業評価についてでありますが、本市では平成25年12月に学校法人創志学園より、26年4月に閉校後の納内中学校の施設を活用し、スポーツコース・硬式野球部を設立するに当たっての支援要請を受けまして、納内中学校の土地及び施設を無償で譲渡するとともに、施設整備に係る補助金として、総事業費1億6,000万円の2分の1に当たる8,000万円を、26年度から3年間に分割して交付することとしたものであります。支援に際しまして、納内中学校閉校後の利用計画がほかにはなく、納内中学校が以前トイレの改修工事と耐震補強工事の際に受けた国の補助金については、一定の要件のもと、無償により譲渡、貸与などの財産処分を行う場合には、施設の目的外転用であっても、補助金の返還が免除されるものであります。こうした中、同校の申し出どおりに活用されることになれば、遊休施設の有効活用が図られ、また将来的に50人前後の野球部員が納内で生活を送ることにより、経済効果や地域振興上、本市にとって有益であることなどを総合的に勘案し、取り進めたものであります。ただ、納内中学校の土地の無償譲渡にあっては、同校の教育用施設の用に供しなくなった場合には、市に無償で返還する旨の条件を付しているところであります。次に、今日までの施設の整備内容でありますが、屋内練習場が平成27年2月に、野球部員の寄宿舎となるクラークベースボールクラブハウスが同年6月にそれぞれ完成し、その後、本年10月に専用球場のウイリアム・スミス・クラークスタジアムの完成により、同校が当初計画した全ての事業が完了したところであります。総事業費については、当初の見込みより約5,500万円増の2億1,500万円との報告を受けておりますが、市の補助金については、当初の予定どおり8,000万円とし、先月末に最終年次の交付を完了したところであります。なお、事業の効果のお尋ねにつきましては、今般の野球部の設立に対する支援が、創部からわずか3年で夏の甲子園出場という快挙につながり、その結果として、同校の振興と本市の発展に一定の効果があったものと受けとめているところでございます。次に、2点目の甲子園出場校に対する自治体の支援についてでありますが、クラーク記念国際高校の姉妹校である創志学園高校に対し、岡山市が甲子園出場の際に交付した10万円については、激励金の意味合いであり、創志学園からの支援要請に基づくものではないと伺っているところであります。また、他の自治体の状況とのお尋ねでありますが、過去3年間に春・夏甲子園に出場した道内の私立高校が所在する自治体にお伺いしますと、本市のように学校などからの要請に基づき支援している場合と、一定のルールに基づき、自治体側で判断して支援している場合など、その対応については自治体によって異なる状況にございます。次に、3点目、クラーク記念国際高校及び同校野球部が地域や地域経済に与える影響についてでありますが、クラーク記念国際高校本校では、現在、全学年で340人の生徒が在籍し、そのうち35人の野球部員の大半が深川市民として生活を送っているほか、全国の連携校からは年間2,500人を超える生徒がスクーリングで本市を訪れており、また教職員については、野球部の指導者や厨房スタッフなどの増員分を含めて、50数人を数えております。こうした方々の活動や生活は、地域経済の活性化に少なからず寄与しているものと考えますし、本市の人口対策や国から交付される地方交付税などの財政面でもプラス要素となっているところであります。さらに、野球部員の皆さんは、野球部後援会を通じた地域住民との交流はもとより、地域のお祭りやイベント等にも積極的に参加するなど、地域活動を支える原動力にもなっているものと受けとめております。今後におきましては、ことしの夏の甲子園初出場の実績を経て、入学生の増加や、整備を終えた施設を活用した全国の高校野球部との交流試合が見込まれるなど、地域振興や経済活動へのさらなる波及効果が期待されることから、市では引き続きクラーク記念国際高校と連携を図りつつ、私学振興と地域振興の双方の観点に立った対応に意を用いてまいりたいと思っているところでございます。

出典:深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる