みんなの議会

深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日

市内公立高校

2016年12月7日、深川市議会の一般質問で、水上真由美議員が「市内公立高校」について質問し、教育長 平山泰樹が答弁しました。

質問者
水上真由美 議員
答弁者
教育長 平山泰樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 水上真由美

それでは、次の質問に入らせていただきます。市内公立高校について質問させていただきます。この件は、第2回定例会でも質問させていただきましたが、北海道教育委員会が示した公立高等学校配置計画案の中で、平成32年度から35年度までの見通しとして、再編を含めた定員調整の検討が必要とされたことを非常に深刻な問題と捉えておりますので、改めて市内公立高校の再編整備についてお伺いしたいと思います。近年、市内の公立高校への入学者の減少が続き、定員割れを生じている状況にあります。市内2校は、市内外に有為な人材を輩出した伝統ある高校であり、そのあり方については、各方面から心配の声が上がっております。北空知には、かつて6校の高校があり、その後の少子化の影響で深川市内の深川西高校、深川東高校の2校となっております。少子化と人口減少の進む中で、さらに高校のあり方についても議論がなされる状況となっており、深く憂慮するところであります。本市は、これまで市内高校の魅力づくりに向けた取り組みをしておりますが、なかなかその成果が出るまでには時間がかかる課題ではないかと思いますが、入学者の定員割れの状況は深刻さの度合いを増しており、さらに取り組みを強化していくことが重要ではないでしょうか。また、深川西高校に対しては、進学校として、教育環境の整備と学力の向上を図り、深川東高校に対しては、圏域が農業を基幹産業とすることから、生産科学科の充実や商業系の学科においては時代のニーズに応えた学科となるよう、地域の実情、地域の産業を担う人材の育成に結びつくように適切に対応することを求めておきたいと思います。そこで、何点かお伺いしたいと思います。最初に、これまでの入学者の状況、定員割れの状況について伺います。さらに、市内から、北空知から、市外からの進学者がわかれば、状況をお知らせください。次に、市内高校の魅力づくりに対するこれまでの取り組みの状況をお知らせください。最後に、今後の対応について伺います。やはり市内進学者が旭川や滝川に流れないようにするためには、例えば進路指導において、市内高校への志望を中学校の指導の中で強化していくことを働きかけたり、あるいは市内高校卒業者を積極的に市の職員として採用する枠を設けるなど、市内高校への進学意欲を高める方策についての考えをお聞きしたいと思います。また、各高校が中学校の生徒と保護者に対して行うプレゼンテーションといいますか、説明会といいましょうか、そういうものがあるのですが、その場面は、進学意欲にかなり影響すると聞いております。残念なことに、市内高校のプレゼンテーションにはなかなか魅力を感じづらいという声も聞いております。市外の高校に負けない、ぜひ進学したいと思わせるプレゼンテーションが必要ではないでしょうか。この点も含めまして、今後の対応をお聞きしたいと思います。この際ですので、あわせてお伺いしておきたいと思いますが、深川市高等学校適正配置協議会という組織体が存在するようでありますが、現在、機能しているのかどうか、あわせてお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 平山泰樹(教育長は2017年3月まで)

市内公立高校についてお答えいたします。1点目のこれまでの入学者の状況についてということで、これは深川西高校が定員160人、そして深川東高校が120人ということで、合計280人ということを前提に数字を並べますけれども、ご了承いただきたいと思います。まず、平成25年度の両校の入学者数は226人と、先ほどの定員280人に対して54人の欠員でございました。入学者の内訳は、市内127人、北空知からが60人、その他の市外が39人となっております。翌平成26年度の入学者数は198人と定員に対して82人の欠員が生じたということでございます。入学者の内訳は、市内78人、北空知からが58人、その他の市外が62人であります。平成27年度の入学者数は、200人を切りまして169人ということで、111人の欠員でございます。入学者の内訳は、市内96人、北空知からが44人、その他の市外が29人であります。一番新しい平成28年度の入学者数は177人で、103人の欠員ということでございます。入学者の内訳は、市内85人、北空知からが51人、その他の市外が41人となっておりまして、このように近年欠員が増加している傾向を示しております。2点目の魅力づくりの取り組み状況についてでありますけれども、平成26年度から毎年、深川西高校、深川東高校の両校に対して魅力づくりに向けた検討会を開催しており、その中で学校側から要望等をいただきまして、それらを検討して、支援を行っているところでございます。具体的に申し上げますと、平成26年度の深川西高校に対しては、大学生と高校1・2年生が進路について語り合う「カタリ場」事業というものがあり、これの費用として約88万円の交付をしておりまして、また深川東高校に対しては、簿記、情報処理、ビジネス文書実務検定料などにかかる費用を延べ535人、約56万円を交付しており、両校合わせた交付額は約145万円でありました。平成27年度は、前年度の両校に対する支援に加えまして、深川西高校に対しては、英語検定や大学の模擬試験受験料などの項目をふやして、延べ332人に対し約156万円の交付をしております。深川東高校は、資格取得のための養成講座受講料などの項目をふやしておりまして、延べ682人、約110万円を交付しており、両校合わせた交付額は約266万円となっております。平成28年度からは、これまでの支援のほかに、さらに新たに通学交通費の助成を始めました。今のところ交付予算額は、深川西高校に対しては約463万円、深川東高校に対しては約256万円ということで、全体の決算が出ておりませんので、決算額でありませんけれども、両校合わせた交付予算額は約719万円となっているところであります。本年度は、7月に魅力づくりに向けた検討会を開催いたしまして、意見交換いたしましたけれども、両校の魅力のPRの強化を求める意見ですとか、教員及び生徒の中高交流事業の実施などの要望といったものの意見が出ておりまして、これらに対する方策を検討し、今後取り組んでいくことも含めて検討していきたいと思っております。3点目の今後の対応についてでありますけれども、これまでの支援策についての基本的な考え方は、先ほど議員がおっしゃられましたように、両校の特色を生かすことができるような支援となるような取り組みであることを重視しておりまして、これまで取り組んでまいりました。このことがさらに実感できるように周知を徹底いたしまして、生徒ですとか、あるいは保護者の皆さんに対する広報活動に努めていきたいと思っております。新たな取り組みというのもなかなか難しいのですけれども、魅力づくりに向けた検討会における議論を踏まえまして、さらに検討を進めてまいりたいと思いますけれども、議員の質問の中でご提案のありました内容については、市内高校への進学意欲を高める方策として、関係所管とも連携しながら、さらに検討してまいりたいと考えているところであります。特に議員から入学説明会における市内高校のプレゼンテーションについてのご意見がありました。本年開催した魅力づくりに向けた検討会の中でも、保護者等の皆さんから少しプレゼンテーションが見劣りするという意見があったのはそのとおりでございまして、同席した高校側にも十分そのことは伝わっていると思っております。そうしたことで、高校の入学説明会担当の方に少しでもプレゼンテーションの技量を上げていただくようなことも何かできないかと考えているところであります。また、来年度に向けては、現在小中学校の児童生徒に対して「家庭学習の手引」というのを配付しているのですけれども、これをもう少し拡大して、小中学校の入学してからの学校生活ですとか、あるいは家庭学習の手引のようなものも含む、さらには進路についてもきちんとまとめて、先ほど申し上げた支援策などをきちんと書き込むようなことで、市内高校進学への優位性などを教育委員会としてきちんとお示しして、配付できたらと考えているところでございます。このように従来からの取り組みに新たな取り組みを加えながら、市内高校への入学者の確保に向けた取り組みをさらに強化してまいりたいと考えております。また、北海道教育委員会への要請活動の中では、議員から魅力ある学科への転換などについても提言していってはというお話もありましたけれども、私どもとしても積極的にそういった提言を含めた話し合いをしておりますが、現段階では北海道教育委員会のほうからはかなり難しいと回答をいただいているところでございます。最後に、深川市高等学校適正配置協議会というものを取り上げられていらっしゃいますけれども、この組織というのは、昭和60年に当時の深川東商業高校の間口削減問題に対処するために、PTAを含む学校関係者の皆様、市議会議員の方々、商工、農業、そして労働団体などの関係機関・団体等を構成員として設置したものでありますけれども、今のところ開催については行う考えは持っていない状況でございます。

再質問 9番 水上真由美

2点ほど再質問させていただきたいと思います。ただいまの答弁の中で、「家庭学習の手引」というものの改訂を検討ということをお答えしていただきましたが、この中で地元の高校への進路決定を導くのに、どのように働きかけるというのか、どういう内容にして、それを準備するのか、お考えがありましたら、その点をお聞かせください。それと、もう1点、魅力ある学科づくりというか、その点で、北海道教育委員会のほうへも要請しているということですが、高校の管轄というものは北海道の教育委員会であるということは十分承知の上なのですけれども、地域がそれぞれの高校に望むことは、まず地域の産業を担う人材の育成であったり、地域の実情、そして時代のニーズに合った学校であるということが一番重要であると思うのですが、そのことは地域から強く打ち出していかないといけないことではないかと思いますので、より一層そのことを強く進めていかなければいけないのではないかと思うのですけれども、改めてその考え方を伺いたいと思います。

答弁 教育長 平山泰樹(教育長は2017年3月まで)

再質問にお答えしたいと思います。初めに、中学校修了後の生徒の進路というものについて、大変難しいのは、教育委員会等が直接的に指し示すということができないということがございます。ただ、そうであったとしても、手をこまねいていることはできないわけで、少しでも市内高校への進学意欲を高めていく努力ということはしていく必要があると考えております。先ほどの取り組みというのは、さまざまな課題を抱えている義務教育課程の中で、子供や保護者の視点に立って、そういった立場からまとめてはと考えております。小中学校の児童生徒が学校生活になれ親しみ、豊かな人間関係を構築する際の心得ですとか、あるいは教育行政報告でも申し上げましたけれども、学習の仕方の中に学習サポートプログラムなどをきちんと紹介していく。さらには、先ほどの支援策を進路の指導という形できちんと盛り込んでいく。そういったものが一覧できるほうが、より生徒や保護者にとってはわかりやすいと考えられます。そういったことをまとめたものということで今考えておりまして、学校生活や家庭学習などの参考になるようなものをつくる中で、できるだけそうした市内高校への進学意欲を高めていきたいと思っております。これから内容は詰めていきたいと思っております。2点目の高校配置ということなのですけれども、おっしゃられたように、私ども教育委員会だけで決められる内容ではありません。権限者である北海道教育委員会の理解をいただく中で、物事というのは進めていく必要があるわけですけれども、我々としては、通常は北海道教育委員会に対しては加配の要請ですとか、補助金の要請ですとか、お願いすることばかりが多くて、高校配置についてもきちんとそういう方向で要請活動していく必要があるだろうと思っております。ただ、高校配置については、市議会の一部有力会派の皆さんが要請活動していただきました。大変心強く、我々としても感謝しているところであります。そういったことをさらに全市的な取り組みとなることによって、この問題というのは、先ほど議員からおっしゃられた学科の再編整備についても、そうした盛り上がりがつながっていくのではないかと思っておりますので、ぜひお力添えをいただきながら、私どもとしては高校配置の取り組みをさらに強化していきたいと思っているところであります。学科再編が可能かどうかということについては、かなりハードルは高いと思いますけれども、引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる