みんなの議会

深川市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日

早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデー運動の啓発

2016年6月20日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデー運動の啓発」について質問し、教育部次長 上中正人が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
教育部次長 上中正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 松本雅祐

では、3点目の質問をさせていただきます。早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデー運動の啓発についてお伺いします。早寝早起き朝ごはん運動は、文部科学省が平成18年4月24日に全国協議会を設立し、北海道教育委員会も「早寝早起き朝ごはん運動~朝食をとらずに登校する子をゼロに~」との名称で運動を推進しております。子供や児童にとっては、早寝早起きはとても大切な生活習慣であります。生活のリズムが整うことにより、朝食を食べる余裕もできます。人の体は、寝ているときもエネルギーを使っています。ですから、朝ご飯を食べることにより、寝ているときに使ったエネルギーを補充し、午前中に活動するためのエネルギーを確保することができます。また、朝、御飯やパンなどの炭水化物を食べることにより、脳の活動エネルギーとなるブドウ糖を摂取することができます。脳の活動エネルギーには、ブドウ糖を摂取することが不可欠なのであります。朝ご飯を食べないと、午前中は脳がきちんと動かない状態になってしまうのです。同時に朝ご飯を食べると、消化器官、食道、胃、小腸などが活動し、寝ている間に低下した体温を上昇させ、一日の活動の準備を始めます。食べなければ、体温がうまく上がらず、体のだるさなどにもつながってしまいます。朝ご飯を食べない子供は、いらいらして、集中力が低下して、勉強にも悪影響を及ぼすと言われております。そして、保護者が朝ご飯を食べない家庭では、子供も食べない割合が高くなる傾向にあり、子供が朝ご飯を食べるかどうかは、保護者の生活習慣が大きく影響しています。また、朝ご飯を食べる習慣があるかないかで、子供の学力や体力にも明確な差が出ています。小学校6年生の国語Aのテストの正答率では、朝ご飯を毎日食べている児童は正答率が71.5%、全く食べていない子供は54.2%でした。また、算数Aのテストの正答率でも同じような結果が出ております。また、50メートル走、幅跳び、ボール投げの体力テストの合計点でも、小学校5年生の男女で「朝ご飯を毎日食べている」が54点で、「食べていない日がある」と答えた児童は51点で差が出ました。このように朝ご飯を食べている割合の高い子供のほうが学力テストの正答率、体力テストの結果、ともによい成績をおさめております。この傾向は中学生でも同じように出ています。お伺いします。1点目、市のホームページにも早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデー運動を紹介しております。私は、大変よい運動だと思い、早速我が家の子供たち、また友達に「早寝早起き朝ごはん運動を知っているか」と聞いたところ、「知らない」や「聞いたことあるかもしれないが、やっていない」と言われました。子供の規則ある生活習慣づくりとして、早寝早起き朝ごはん運動の推進は非常に大切であると思います。市は、この運動をホームページ以外ではどのような啓発活動をされているかお聞かせください。2点目、深川市は、平成28年教育行政方針の中でも早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデーの推進を載せております。この運動は、誰もが覚えやすいキャッチフレーズのように思えます。ですから、児童生徒さんにもっとこの運動自体を身近に感じてもらうため、意識してもらうため、また保護者の方にも各家庭で意識を持って取り組めるよう力強く推進してほしいと思います。例えば学校が発行する学校だよりに常に記載するとか、授業日程表に載せるなどの工夫、また市長や教育長、教育関係者がさまざまな場面でお話をするときに伝えるなど、この運動の推進を訴えるなどしてはいかがでしょうか。この運動の推進は、すぐに結果があらわれるものではございませんが、しかし必ず次代を担う子供たちにとっても大切なことであり、推進することにより、未来に大きく羽ばたける力をつけさせてあげることができると思うのです。市の考えをお聞かせください。

答弁 教育部次長 上中正人(教育部次長は2017年3月まで)

早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデー運動の啓発について答弁申し上げます。1点目の早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデーの啓発運動の推進についてでありますが、この事業は子供たちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切であり、また電子メディアとの過度な接触時間を見直すなど、子供のインターネットの利用も含めた望ましい生活習慣の定着を目指し、家族との団らんや体験活動、読書活動に親しむ時間の推進を働きかけているものであります。成長期の子供たちにとって、よく体を動かし、よく食べ、よく眠るという基本的な生活習慣の確立は必要不可欠であり、これらの乱れが学習意欲や体力、気力低下の要因の一つとして指摘されております。このようなことからも、本市におきましては平成27年度から強く本事業を推進しており、その啓発活動といたしましては、ホームページのほかに小学校の新入学児童を対象にリーフレットの配布や、当市でつくりました市内小中学校全児童生徒に対してのチラシの配布、また本年度からは新たな取り組みといたしまして、これも独自に作成いたしましたが、市内幼稚園・保育園・小学校においてポスターによる啓発活動を実施するなど、この運動を知ってもらう、覚えてもらうことなどを重点に事業を推進しているところであります。また、休日等に公民館を中心に実施しております小学生を対象とした事業を協賛事業として行っており、事業に参加することで、早寝早起きの推進とメディアから離れる時間の提供をいたしております。次に、2点目のこの運動の情報発信を工夫してはどうかについてでありますが、規則正しい生活習慣は、子供のころから身につけることが重要とされています。議員の質問の中にも調査結果等事例を出し、紹介がありましたが、文部科学省の平成27年度の調査では、朝食を毎日食べている子供のほうが、食べていない子供に比べ、学力調査の平均正解率や体力合計点が高い傾向にあり、朝食をとらない理由は、「食べる時間がない」「食欲がない」の合計が8割を超えているところであります。朝食を毎日食べるよう改善するには、まず早起きから始めることがよいとされております。生活リズムの向上には、家庭での意識や生活スタイルの改善、地域のサポート、小中学校の連携が大切になります。子供たちが心豊かでたくましく成長していくために、各家庭での取り組みがより一層身近なものになるよう、また学校現場やその折々に関係者が早寝早起き朝ごはん、ノーゲームデーという言葉を入れた挨拶等にも工夫し、この事業が深く浸透していくよう、議員からの具体例も参考にし、新たな取り組みについて検討し、今後も情報発信に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる