深川市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月16日
まず、深川駅西側地区
2016年6月16日、深川市議会の一般質問で、水上真由美議員が「まず、深川駅西側地区」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 水上真由美 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 水上真由美
このような遅い時間に質問するという体験は初めてですので、しっかりとやりたいと思いますが、昨年10月、本市も深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしました。議会におきましても、地方創生特別委員会を設置し、作成段階から幅広く素案の調査をさせていただきました。山下市長は、それ以前から人口減少に負けないまちづくりを推進しており、独自の少子化対策を盛り込むなど、果敢に取り組まれておりますが、このたび策定された総合戦略では、さらに強力に推進することを求められております。それぞれの事業の目標が達成されるよう、山下市長のリーダーシップのもと、職員の皆さんが一丸となり、そして私たち議会ともしっかり連携し、その上で市民の皆様に協力いただきながら、地方創生の名のもと、深川市の活性化を目指し、推進することを望み、通告に従い一般質問をさせていただきます。1点目に、深川駅西側地区についてお伺いしたいと思います。ちょうど積雪もなくなり、比較的暖かい日が続き、ことしも桜がそろそろ咲き出すねと話題にしていた矢先のことでありました。JR深川駅西側の土地に重機が入り、桜などの樹木が植えられ、整地や塀の作製など、日々見る見るうちに作業が進んでおり、最近ではかなり整備された姿を皆さんも目にしているところかと思います。この場所ですが、新聞報道にもありましたように、駅西地域の再開発のきっかけになればということで、市民が気軽に足を運べる場にしたいとの思いから、民間の企業が散策路として整備を進めているものであります。ここも間もなく完成すると聞いておりますが、市民の憩いの場として、駅周辺のにぎわいをつくり出す素敵な場所になるかと思っております。整備に当たった企業には敬意を表したいと思います。かねてから再開発を切望してきた深川駅西側地区であります。この散策路の整備を見て、いよいよ深川市が動き出したかと勘違いをされている市民も多いかと思いますので、改めて深川市の仕事ではないことも市民の皆さんにお知らせしたほうがよいかもしれません。ここで質問させていただきたいと思います。まず、深川駅西側地区全体の整備計画について幾つかお伺いしたいと思います。この駅西側地区の土地活用については、平成23年8月に深川駅周辺活性化検討委員会から深川駅周辺活性化調査検討結果書というものが発表され、駅に近いエリア、市営駐車場を中心にしたエリア、さらには卸売市場までのエリア、これらのエリアを三つのゾーンに分けて、具体的な利活用を想定した基本構想素案を作成したということは、これまでの議会答弁でお聞きしているものですが、この基本構想素案に基づいて、これまで5年たっております。この間、さまざまな検討を模索されてきたことと思われますが、今日までの協議、検討について、まず伺っておきたいと思います。次に、間もなく完成する駅に隣接する散策路ですが、土地を所有する企業から散策路を造成するに当たって、深川市に対して相談等はあったのでしょうか、お伺いしたいと思います。次に、深川駅西側地区の整備計画について今後どのように考えているのかをお聞かせください。2点目に、公設市場の将来についてお伺いしたいと思います。まず最初に、申し上げておきたいことがあります。市民の皆さんからさまざまな情報が伝わってきております。深川市が開設者であり、会計も所管する深川市地方卸売市場の存続が危惧されております。これまでの定例会においても、卸売市場の行く末を危惧する議員が通告を希望するという機会もありましたが、具体的な動きがないということから、質問をこれまでは控えていた経過がありましたし、経済建設常任委員会の所管事務調査においても、中心市街地の活性化に大きくかかわる問題として、卸売市場、市営駐車場の現地調査も終えたばかりのところであります。ことしになってから、大印深川地方卸売市場の定款の変更、これは不動産業を定款に加えたという情報や、5月末に「深川卸売市場運営者撤退へ」という見出しで出された新聞報道には廃止の可能性があるということで、その中の副市長のインタビューであったりなど、そういうものを受けて、これまで市民の台所と言われ、深川の名物行事となった土曜市の開催など、多くの市民が足を運び、また子供たちの学校給食の食材の供給であったりと、重要な役目を果たしている市場の存続にかかわる大きな問題であります。市民の多くが高い関心を持つ事態と考え、私は9日に一般質問の通告を行ったところであります。しかしながら、10日の記者会見において、市場の年内撤退の意向を受けたと発表したことを11日の朝刊新聞にて、その内容を初めて知ることになってしまったのはまことに遺憾であります。このことは私以外の議員も同様の考えであり、議会軽視も甚だしいと考えを一つにしました。本来であれば、本日、午後1時に会議を予定していたわけですが、このたび皆さんの貴重な時間を割いていただき、山下市長にこの遺憾の意を申し上げるべく、代表者会議を開き、私たちの思いを述べ、山下市長の考えを伺ったわけですが、この場で市場の問題はさほど重要な事態ではないと受けとめていたという市長のお考えは、残念ながら私どもの考え方とかなりかけ離れているものと受けとめざるを得ませんでした。議会といいますか、議員にとって、一般質問の通告というものがいかに重要であるか、これは肝であります。その答弁に値するものが、新聞報道によって議場での質問の前に出たということ、しかも通告した翌日の出来事であったということ、それ以上に影響力の強い山下市長の発言がどのぐらい重みがあるのか、今回のようにその発言が表に出ることがいかに重大なことで、配慮に欠けていたかということはよくお考えになっていただきたいと思っております。今後、このような事態が起こらないことを強く求めておきたいと思います。また、大印深川地方卸売市場からの文書というものがありましたが、7日に市に伝達されたと、これも新聞記事で知りました。事前に議会に対し提示された文書の内容を説明するチャンスというものは多々あったかと思っております。9日には、代表者会議という場面もありましたので、その場でも一切そのことには話をされていないということは大変不満でありますし、そこで説明を受けていれば、一般質問の通告の出し方というものも一考していたかもしれないのでありますが、この際ですので、気を取り直し、この議場で質問させていただき、改めて市場の件に関しては明らかにしていただきたいと思います。まず、1点目に、卸売市場から提出された文書では、年内に撤退する方向が示されているようですが、申し出の内容についてと、それを受けて公設市場に対する今後の考え方について伺いたいと思います。次にお伺いします。卸売市場の建物は深川市、土地は大印深川地方卸売市場が所有するものであります。市場の移転先が既に決まっているような話も仄聞しているところですが、ただこれまで土曜市などの開催で本当に多くの市民が足を運んでおり、市民のために大変貢献している市場であるという点で、将来の大印に対する市の支援があってしかるべきと思いますが、その対応について考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
まず、深川駅西側地区についてのお尋ねにお答えいたします。駅西側地区の関係につきましては、これまでの議会でも質問いただき、直近では昨年の第1回定例会で小田議員の一般質問に対して、お答えさせていただいているところでありますが、同地区は中心市街地の発展やコンパクトシティの推進といった観点から、大変重要なエリアであると認識しておりまして、市では、議員も触れられましたが、検討委員会なるものを設けまして、調査検討を行い、平成23年に当該地区の具体的な利活用等について、あのあたり一帯を三つのゾーンに分けた基本構想素案というものを作成した経緯がございます。その後、開発促進に向けましては、土地所有者などとの間で将来における土地利用の基本的な方向性について、意見の一致を見ることが最も重要であるとの認識から、これまで主に土地所有者との意見交換等を行ってまいったところでありますが、残念ながら、土地利用について、大方の意見の一致というか、集約できるといった段階には至っていないというのが実情でございまして、議員が触れられました現在駅に一番近いエリアで行われております工事は、土地所有者が独自に進めておられる事業であります。なお、当該工事につきましては、敷地内に塀を設置するため、深川市に対しまして法律上の道路占用許可申請というものはございましたが、事前に内容の相談等はあったわけではございません。また、基本構想素案で触れておりました駅近辺以外のエリアにつきましても、同様に土地所有者や建物所有者などの間で意見の一致を見ていない状況にありますが、しかしこの地区一帯の今後の発展といったことや有効な土地利用の実現のため、市といたしましては引き続き適切な対応に努めてまいりたいと考えているところであります。以上が1点目に対するお答えであります。2点目に、公設卸売市場の将来についてということに関してお答え申し上げますが、まずは議員も質問の中で触れられましたが、今回の卸売市場の動きに関して、議会に対する事前の説明などが不十分であって、不満であるといった指摘がございましたし、また先ほどは当議場におきまして、市長が議員の質問権を毀損する行為をした、そのことでこれは典型的な議会軽視、議会無視と思うという趣旨のご発言もございましたが、これらにつきましては大変心外でもあり、残念に思っておりまして、議会軽視、議会無視などということは、毛頭思っておらないわけでございまして、この点について、もし誤解を生むような行為が私どもにあったということであれば、これは今後十分気をつけてまいりたいと考えているところでございます。その上でさらに申し上げれば、卸売市場の今後の問題につきましては、これからがまさに問題の本番という言い方が適切かどうか、これからが本当に市としてどういうふうにこの問題に対処していくのか検討しなければいけませんし、議会のご議論も当然いただいていかなければならない大事な問題だと考えておりますので、今後ともこの件についてはいろいろと議論させていただきたいと考えております。そう申し上げた上でお答えをさせていただきますが、公設卸売市場につきましては、今申し上げた基本構想素案の対象ゾーンの中にある施設の一つでございますが、今日、市場及び市場を取り巻く経済環境が大きく変化してきたことはご承知のとおりであります。すなわち近年、圏域全体の人口減少のほか、地域における専門小売店の減少、また大型店の産地との直接取引拡大など、卸売市場を経由しない物流というものが増大してきたことなどが原因で、株式会社大印深川地方卸売市場におきましても、売り上げが急速に落ち込んでおられるようでありまして、昨年2月の定時株主総会では、かなりの赤字額が報告され、積立金からの補填が行われたということでありますし、またことし2月の定時株主総会でも同様に積立金から赤字補填が行われたというところでございます。こうしたことから、本年の大印の定時株主総会では、事業報告の中で「来期は、101年続いた卸売業からの一時撤退も含めた新たな事業環境の構築を進めていく」という旨の報告がなされ、承認されたところであると聞いております。なお、こうした大印の窮状は、先月13日に開かれました市議会の経済建設常任委員会の所管事務調査でも、経営者である社長から明らかにされたところであります。さらに加えて申し上げれば、本年度に入りましてからも、4月、5月の売上高が前年同月比で15.5%ほど減になっているといったことなどから、今般、大印から市場開設者であります市に対しまして現状と今後に向けた考え方が書面で示されたところであります。その内容につきましては、大印として、卸売市場法の中での会社継続は難しく、卸売業務中心から業務転換しなければならないとの結論に至ったことから、まだ体力があるうちに卸売業務の縮小と小売業務へシフトすることを念頭に、公設卸売業務からの撤退を検討していること、それから今後買受人や株主、職員への説明を行った後、公設卸売市場の使用許可取り消しに向けた手続を開始したいということ、さらに少なくとも本年中はこれまでどおり営業を続けていきたいということなどが記されておりまして、卸売市場の現在使用者である大印側の現時点における認識と希望が示された内容と受けとめているところであります。申し上げるまでもなく、公設卸売市場は、生鮮食料品等の市場取引の適正化と健全な運営を確保するとともに、生産及び流通の円滑化と市民生活の安定に資することを目的とする施設であり、市民生活に直結する大事な施設であるわけでありますが、一方で、会社の直面する現下の厳しい経営状況に関しましては一定程度理解できるという面もございますので、今後の対応につきましては、大印並びに買受人組合と十分協議し、その上で必要な対応を検討してまいりたいと考えております。なお、大印が将来別の場所に移転するといったケースに対する市の対応などについてもお尋ねがございましたが、この点についても大印側の考えなどをよく聞かせてもらった上で、市として必要に応じ適切な対応等について検討してまいりたいと考えております。
再質問 9番 水上真由美
再質問させていただきたいと思います。市場の件についてですが、今ほど答弁の中で、私は質問権を毀損しているとは全く思っておりませんが、市場の件ということは非常に重要な事態と考えております。公設市場であるということは、市が開設者であります。その公設市場の業務からの撤退、もしくは公設卸売市場の使用許可取り消しに向けた手続を開始したいという旨の文書の内容も今答弁をいただきましたので、そのことに関して、全くもって重要な事態と受けとめていないのかどうか、改めてお伺いしておきたいと思います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
ストレートに申し上げて、大変重要な事態だと考えております。ですから、これにどのように対応していくのが深川市として最善の対応ということになるのか、よく関係者とも議論し、また議会の皆様方とも議論しまして、間違いのない対応を選択していきたいと考えております。繰り返しになりますが、大変重要な段階に入ったと思っております。