深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
深川市としてのホストタウン構想の取り組みについて
2016年3月8日、深川市議会の一般質問で、菅原明義議員が「深川市としてのホストタウン構想の取り組みについて」質問し、教育部長 大西徳治、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。
- 質問者
- 菅原明義 議員
- 答弁者
- 教育部長 大西徳治、経済・地域振興部長 平勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 菅原明義
次は社会教育について3点伺います。最初に、東京オリンピック・パラリンピックホストタウン構想についてであります。政府は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに参加する外国の選手らの事前合宿などを受け入れ、地域住民が教育交流、文化交流、経済交流、あるいは行政交流など、自治体の独創的な取り組みを促進するホストタウン構想の第1次登録として、25都道府県の44件を決定したところです。このホストタウン構想というのは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う経済効果や国際交流を全国に波及させることを目的として、政府が地方自治体の取り組みを支援する構想で、1998年、長野冬季オリンピックの際、地元の小中学校が参加国・地域を学校ごとに応援した一校一国運動がモデルとなっているものです。本道からは網走市、士別市、名寄市の3市が登録されましたが、その後の新聞報道では、第2次登録に向け、滝川市と岩見沢市も名乗りを上げるとの報道がされておりました。現在、本市は駅伝、長距離、マラソン等を中心としたスポーツ合宿に熱心に取り組んでおられるわけですが、深川市としてのホストタウン構想の取り組みについて伺います。2点目は、児童生徒の部活動とスポーツ少年団、あるいは深川市体育協会と指導者との連携について伺います。近年、市内児童生徒を中心に文化・スポーツ面において、全道あるいは全国での活躍は大変すばらしい結果を残しております。特に深川小学校のスクールバンドにおいては、各コンクールで金賞を受賞し、今月の26日には東京での全国コンクール本選考会を控えているなど、今後の活躍にますます期待が高まるわけです。これらのことは市民にとって誇りとすることでもあり、日ごろご指導されておられる方々に心から感謝申し上げたいと思います。そこで、課外活動や部活動に参加している児童生徒の加入状況とそれを指導されておられる指導者の状況、現状について伺います。また、学校の課外活動、部活動の中で児童生徒が希望する種目が、担当する教職員がいないために設置できないケースもあるとお聞きしますが、今後においてスポーツ少年団指導者や体育協会の指導者、あるいは市のスポーツ推進員の方々と情報の共有を通じ、連携した指導ができないものか、所管の考えを伺います。3点目は、拓殖大学北海道短期大学との連携と支援強化について伺います。これまで拓殖大学北海道短期大学は、農業セミナーは49回、ミュージカルの公演は33回目開催しております。本市にとって唯一の高等教育機関である拓殖大学北海道短期大学においては、近年、学生の卒業研究発表会や農場の公開、市民講座の開催、図書館の開放など、教職員と学生が一体となって積極的に地域連携に取り組まれ、地域に多大な貢献をされておられることは市民にとって大変ありがたいことであり、関係者の方々に心から感謝する次第でもあります。さて、本年は大学創立50年を迎える節目となるわけでもありますので、日常的に地域に開かれた大学のよさを一層市民に周知していただき、市民とともに地域振興、地域の元気づくりの観点からも、さらなる連携と支援の強化が必要であると思いますので、所管の考えを伺います。
答弁 教育部長 大西徳治(教育部長は2017年3月まで)
社会教育について3点の質問をいただきました。私からは1点目と2点目についてお答え申し上げます。初めに、1点目の東京オリンピック・パラリンピックホストタウン構想についてであります。本年1月、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局から、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウンとして、25都道府県内の自治体から申請のあった69地域のうち、第1次登録において44地域を選択したと発表がありました。ホストタウン構想については、政府において2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を契機に、地域住民が大会参加国等との交流などを通じて、スポーツの振興、教育・文化の向上及び共生社会の実現を図ることを目的とし、全国の地方自治体に募集を呼びかけたものであります。また、登録申請に当たっての要件につきましては、第1に、2016年度から大会終了後の2021年度以降も含めた期間において、大会等に参加するために来日する選手及び大会参加国・地域の関係者並びに日本人オリンピアン・パラリンピアンの全ての区分の人たちと住民等との間で交流等が行われる計画であること、第2に、事前合宿を受けることだけを内容とした計画でないこと、第3に、交流の相手となる国や地域との交流が成約しているか、もしくは成約していない場合であっては、確実かつ大会後も継続的に交流が実施される見込みがあること、以上の三つの要件全てを満たすものとなってございます。教育委員会といたしましては、現在取り組んでおりますスポーツ合宿招致のさらなる拡大を念頭に事業推進に努めているところでありまして、平成25年9月の東京オリンピック・パラリンピック開催決定以降におきまして、海外からの選手・関係者の受け入れやそれにかかわる諸問題について検討しているところであり、今般のホストタウンの要件が示された時点でも、その取り組みについて詳細の検討を行ったところであります。その結果といたしまして、以前より当市の合宿の取り組みとして課題となっております宿泊施設の問題が改めて浮き彫りとなり、現在の施設ではホストタウンに伴う外国からの新たな人たちを受け入れる余裕がないことや、例年スポーツ合宿に来られている多くの実業団や大学の合宿受け入れに支障が生じ、合宿招致にも影響が及ぶものとの判断から、第1次の登録申請は行わなかったところであります。政府では、平成28年度において第2次の登録申請も予定されておりますが、現在取り組んでいるスポーツ合宿招致に力を傾注し、事業を推進する必要があると考えておりますことから、第2次登録につきましても申請する考えは現段階ではないものであります。次に、2点目の児童生徒の部活動とスポーツ少年団指導者との連携についてであります。本年度、文化及びスポーツの各種大会におきまして、中学校の部活動では吹奏楽、バドミントン、陸上、柔道、スキーが全国大会に出場し、優秀な成績をおさめられたところであります。また、小学生から社会人までの多くの選手・チームについても、全道・全国大会に出場し活躍されたところであります。日々の練習を積み重ね、その成果をそれぞれの大会で発揮された選手や指導に当たられた関係者の皆様に敬意を表する次第であります。質問の課外活動に参加している児童生徒の加入状況と指導者の状況についてでありますが、小学生については、平成27年度当初のスポーツ少年団登録状況をもとに申し上げますと、野球は3団体で団員数は77人、バレーボール3団体で58人、剣道1団体で16人、柔道2団体で27人、サッカー1団体で13人、ミニバスケットボールは1団体で10人の合計では11団体で団員数は201人、指導者は1団体当たり2人から11人で、合計では62人が登録されてございます。次に、平成27年度当初の中学校の部活動の状況についてであります。常設の部活動では、深川、一已両中学校では、部員数両校合わせて、野球が45人、卓球が100人、バレーボールが34人、バスケットボールが35人、吹奏楽が86人で、そのほか深川中学校だけの部活動としては美術で24人、一已中学校だけの部活動としてはソフトテニスが23人、バドミントンが33人、一已中学校では、このほか体育系の部活とかけ持ちで陶芸や華道を行う文化部に10人が参加しており、実合計人数については約380人となってございます。これらの指導については、学校の配置教員数の事情によりますが、深川中学校では各部に平均3人の教員が、また一已中学校では平均2人の教員が担当しており、合計では36人となってございます。この常設の部活動では、卓球、バレーボール、美術については、一部の学校では実技指導の経験のない未経験の方が指導しており、またそれ以外の部活については、全員が経験あるものではありませんが、一部の経験ある人が指導に当たっているということでございます。なお、中学校におきましては、これまでの経過として、過去の学級数が多い時代に教員数も多かったことから、今よりも多くの部活動が行われたものでございますが、少子化に伴い、学級数の減少により、配置される教職員も減少したことから、学校運営上、やむなく閉鎖した部活動があったという経過もございます。現在は、部活動は教育活動の一環であるということから、部活動の運営に支障が生じないように、教職員の人事異動の際には指導が可能な種目も考慮しながら、人事異動に対応している状況にございます。次に、スポーツ指導者との連携について工夫はできないものかとのことでございます。現在では、指導者不足、あるいは連携不足による子供たちのスポーツ活動や文化活動の継続に支障が生じているというような状況についての報告ですとか、認識についてはないものでありますが、各種スポーツ団体とともに学校、各地域などにおける将来を見据えた指導体制の現状の把握や新たな指導者の発掘、配置、体制の構築などについては、時間をいただく中で、今後の課題として研究していきたいと考えております。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
私からは社会教育についての3点目、拓殖大学北海道短期大学との連携と支援強化についてお答えいたします。拓殖大学北海道短期大学では、地域に開かれた大学として、深川市民を初め地域住民との交流を図ることを目的に実験・実習農場を公開し、農産加工品の試食などを行う農場公開デーや近隣の保育士が集まって講習を行う保育セミナー、市外から招聘した講師による講演等の農業セミナーに加え、伝統ある拓大ミュージカルなど、さまざまな地域交流事業を実施されています。また、平成27年度においては、創立50周年記念プレ企画として、「地域振興について考える」と題したシンポジウムなども開催されたところでございます。このように積極的に地域貢献を果たされている大学には、市としましても、今ほど申し上げました地域交流事業に対する助成金のほか、学生確保対策に関する振興助成金など、さまざまな支援を行ってきているところであります。また、地域振興課が事務局を担っております地域資源活用会議、移住推進会議「移る夢深川」、中心市街地活性化市民会議、きたそらち新産業協議会の全ての団体に大学からも教職員の参画をいただいており、特に中心市街地活性化市民会議には、昨年から学生の代表の方にも加わっていただき、「ふかがわ街ぶら」の企画運営について協力いただくなど、連携強化が図られてきているところであります。拓殖大学北海道短期大学は、質問にもありましたとおり、平成28年度に創立50周年の節目の年を迎えられ、記念式典や祝賀会のほか、複数の記念講演会の開催なども計画されていると聞いておりますので、そうした新年度事業についての協議の際などに地域交流事業の市民周知の方法などにつきましても伺うなど、一層連携を図ってまいりたいと考えております。