深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月4日
クラーク記念国際高等学校
2016年3月4日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「クラーク記念国際高等学校」について質問し、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木一夫 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 平勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 佐々木一夫
通告に従いまして一般質問を開始させていただきます。先ほど太田先輩議員からも言われましたけれども、安倍政権は在任中の憲法改変を宣言いたしました。しかるにTPPをまるで米の関税問題であるかのような矮小化した喧伝をしたのと同じで、この政権と大マスコミ記者クラブ報道は、その本来の問題点をずらし、歪曲して、国民に伝えていると私は思っています。誤解を恐れずに言えば、この政権の憲法改変の本当の問題点は、憲法第9条でも第96条のいわゆる3分の2条項にとどまるものでもなく、第97条、マグナカルタ以来の人間の自然権としての基本的人権規定の削除であり、それにかわっての新しい第98条の規定、緊急事態をうたいながら、国民権利の停止と政府による全権の掌握をうたった改正案であって、まさにナチスドイツの全権委任法の再来こそがその目的であると私は警告を発するものであります。そのナチスドイツが世界で最初にやった国民番号制度の再来と私は思っているところのマイナンバー制度について質問しようと思ったのですけれども、基本的には和田議員の質問に対する回答でほとんど内容は一致していると思いますので、この点については割愛させていただきます。続きまして、質問の第2点ということで挙げさせていただきました。クラーク記念国際高校野球部と地元高校野球部との格差についてということで、クラーク記念国際高校の野球部は豪華なバス、全天候型練習場にも恵まれ、今は多分ナイター照明も整備した専用球場も整備中と聞きます。対する地元高校野球部は、冬期間は練習場の確保のために監督みずからが月に一度、妹背牛のトレーニングセンターに並び、またみずからが、多分OB会等の寄附により購入したと思われるごく普通の、ひょっとしたら中古かもしれないバスを運転しているのを私自身が少年野球及び中学硬式リーグの関係者としてよく目にしました。市の意図するところではないにしても、市の補助金によって地元の両高校とクラーク記念国際高校との野球部には、非常に目立つ、そしてわかりやすい格差が生じていると思っています。バスは補助対象ではないといっても、お金に色がついていない以上、またドミノ倒し理論によっても、その説明は説得力を持たないであろうと思っています。私が一市民として、一昨年指摘したとおり、市税納付者たる市民の子弟とその市税から補助を受けた高校の生徒、ともに甲子園を目指す高校球児に市税補助の結果、格差が生じたという見方は、市民の一部とはいえ、確実に存在すると私は思っていますが、深川市にその認識はあるでしょうか。先述の私の指摘に対し、市行政は道立高校と私立高校では、市の対応という意味で違いますと回答しましたけれども、私は説得力がないと思っていますが、今なお高校球児支援への格差を埋める必要がないと思っているのか伺いたいと思います。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
クラーク記念国際高等学校についてお答えいたします。クラーク記念国際高等学校に対する助成につきましては、私立学校の強みであります柔軟で特色あるカリキュラムのもと、新設されるスポーツコース・硬式野球部の設立に当たり、市として私学振興と納内地域振興の両面から支援を行っているものであります。クラーク記念国際高等学校は、納内町に本校キャンパスを置き、全国各地に多くのキャンパスを開設している中、スポーツコース・硬式野球部を納内町に開設いただいたことは、人口減少、高齢化に伴う地域振興策や学校統合による旧納内中学校施設の利活用を検討してきた本市にとっても、また納内地域の皆さんにとりましても、願ってもないことであったと思うところであります。クラーク記念国際高等学校は、これまでも教職員の雇用やその家族などの居住、通勤通学による交通機関の利用のほか、年間2,000人以上が本市を訪れるスクーリングなどで来られた生徒の宿泊や飲食など、さまざまな経済効果をもたらしてくれていますが、今回の市の支援によって、硬式野球部員の宿舎ができたことで、現在は20数人、将来的には約50人の生徒が3年間、深川市民として生活していただけることとなるものであります。また、納内地域では、早速野球部の後援会が結成され、地元住民と野球部員との交流が図られているほか、地元の祭りでのにぎわいづくりや学校周辺、駅などの清掃及び除雪活動を実施していただくなど、硬式野球部の存在は今後も納内地域の振興と本市の活性化に一層の貢献をいただけるものと期待するところであります。補助の結果、格差が生じたという見方がある、そのような意見があることにつきましては受けとめさせてもらいますが、公立高校である深川東・西高等学校に対し、市が野球などの特定のスポーツ競技の活動に特化した支援を行うことは難しいものと考えております。このような認識の中、平成28年度からは若年者人材力向上環境整備事業として、市内高等学校等の学生などへの支援を目的に、普通自動車運転免許取得経費の一部助成を実施するほか、教育委員会では公立高等学校の魅力ある学校づくり事業として、大学受験などの模擬試験、簿記や英語の資格取得について助成を行うなど、深川市独自の支援策を実施してきており、新年度におきましても、さらに通学交通費の助成を追加するなど、内容の拡充を図っているところであります。