みんなの議会

深川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月2日

地元食材を活用した起業

2015年9月2日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「地元食材を活用した起業」について質問し、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
経済・地域振興部長 平勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 田中昌幸

最後の質問に入ります。地元食材を活用した起業についてお伺いします。先日、市議会の3常任委員会合同の市内施設等調査で深川マイナリーと深川市多目的低温倉庫を見学させていただき、いつもは私も施設の横を車で走っているのですが、改めて日本一の集荷量という施設の大きさとその施設の重要性を感じたところであります。米の加工販売については、第2回市議会定例会で近沢議員からの一般質問で御飯パックの製造はつくられるロットが相当大きなものであることから、これからの参入については難しいという話を聞かされております。一方、2015年度事業として、先日は安全祈願祭も行われたと新聞記事にもありましたが、マイナリーの北側隣接地で着工された広域小麦・大豆乾燥調製貯蔵施設の建設により、小麦、大豆が格段すぐれた製品への調製が可能になるとの説明をいただきました。日本国内の小麦の食料自給率は約13%ということです。中でもパン用小麦は、さらに低くわずか3%とほとんどを輸入に頼っていて、その背景には、日本の気候が強力小麦、いわゆるパンづくりに適した小麦の栽培に適さないことが挙げられるそうであります。一方、うどんにつきましては、半分以上が国産小麦ということですので、利用のヒントはここあたりにあるかもしれません。しかし、いずれにしても、小麦は製粉工程が必要ということで、製粉をどうするのかが、加工工程を大きく左右するというお話ですので、食品加工までには若干ハードルが高いのかもしれません。さて、もう一つの大豆でありますが、大豆の自給率は、搾油用と食用を合わせて7%しかないと、小麦より低い自給率ということですので、大豆の国産、それも地元産での活用は、国内での競合はほぼ考えなくてもいいですし、つくればつくるだけ引く手あまただと考えます。日本の食生活には、大豆は欠かせないもので、納豆、豆腐、しょうゆ、みそ、とてもなじみの深い食材でありますし、ターゲットをうまく絞れば、加工食品市場でも対応可能だと考えます。調製貯蔵施設が深川にできるこの機会を利用して、地元大豆、小麦、ソバ、米、肉などを使う加工食品工場を広里工業団地内で起業していただく、既存の加工食品会社などとの連携、拓殖短大や市内高校などとも連携して、6次産業化の核施設としての起業を市やJAが支援する体制をつくっていくことについて、山下市長の考えをお伺いします。

答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)

地元食材を活用した起業についてお答えいたします。小麦・大豆乾燥調製貯蔵施設につきましては、深川市のほか、雨竜町・北竜町及び幌加内町の1市3町の小麦・大豆の処理を行うため、翌年度からの稼働に向け、現在JAきたそらちにおいて整備を行っているところであります。この施設の整備に伴い、消費者等のニーズに沿った高品質な小麦・大豆の安定生産・供給等を行うことができますが、これら高品質な小麦・大豆を活用した加工・販売の取り組みは、地元農産物の販売促進を図る上でも非常に重要なことと考えているものであります。午前中の近沢議員の質問にも答弁させていただきましたが、市では企業誘致の今年度の新たな取り組みといたしまして、本市の豊富な農畜産物を活用いただける企業の工場等立地を図るため、農畜産物の生産状況などを中心に掲載したパンフレットを作成し、主に食料品等の加工製造を行う企業の誘致を行っていくこととしております。また、深川市工業等開発促進条例に基づく全道トップクラスの助成制度は、既存企業の設備投資など、事業拡大にも利用することが可能でありますので、米を初め大豆や小麦などの農産物を活用した事業化につきましては、市外からの企業誘致はもちろんのこと、市内の既存企業に対しましても積極的にPRを行い、新たな起業や事業規模の拡大などをご検討いただけるよう取り組んでまいります。本市の農畜産物の活用により、広里工業団地へ進出、あるいは新たな起業を目指す事業者に対しましては、農産物の提供等について、JAきたそらちとともに十分に連携を図るとともに、事業者の求めに応じて、拓殖大学北海道短期大学などの教育機関や地元金融機関などのご協力もいただけるよう市が中心となって支援体制の確立を図り、雇用の創出と地域の活性化に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月2日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる