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深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月8日

公共施設等総合管理計画

2015年7月8日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「公共施設等総合管理計画」について質問し、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 早川雅典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 田中昌幸

それでは、次の質問に入ります。3点目、公共施設等総合管理計画についてお伺いします。公共施設の整備につきましては、一昨年の第2回定例会、昨年の第2回定例会でも特に省エネの視点からお伺いしておりますが、冷暖房設備や照明器具などは、これだけ長期にわたり光熱水費が値上がりしてくると、より早い整備が必要と考えますし、結果として、ランニングコストを抑えられれば、市の一般財源の持ち出しの軽減につながることは明らかですので、スムーズな改修事業の取り組みが求められます。一昨年の答弁では、62施設のうち、老朽化が進み改修の必要な21施設について、暖房設備や照明器具がほとんどの施設で更新を必要と認識しつつも、財政問題もあり、すぐには着手できないとの答弁がありますし、また公共施設の現状把握と整備方針、整備計画も必要と認識しながらも着手できずにいることも答弁でありました。その後、国が公共施設の調査計画を、平成26年4月22日付、総務省の第74号総務大臣通知「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進について」により、公共施設等総合管理計画の策定を自治体に要請し、総務省において公共施設等総合管理計画の策定に当たっての指針が示されているようです。この中で、公共施設等の実態把握及び総合管理計画の策定・見直しの項目で、総合管理計画は必ずしも全ての公共施設等の点検を実施した上で策定することを前提にしたものではなく、まずは現段階において把握可能な公共施設等の建設年度、利用状況、耐震化の状況、点検・診断の結果等や現状における取り組み、点検・診断・維持管理・修繕・更新などの履歴等を整理し策定するものであり、また総合管理計画の策定後も当該計画及び個別施設計画に基づく点検・診断等の実施を通じて不断の見直しを実施し、順次充実させていくことが適当であることと示されております。さらに、議会や住民との情報共有ということで、当該団体における公共施設等の最適な配置を検討するに当たっては、まちづくりのあり方にかかわるものであることから、個別施設の老朽化対策等を行う事業実施段階においてのみならず、総合管理計画の策定段階においても、議会や住民への十分な情報提供等を行いつつ策定することが望ましいものであること。さらに、数値目標の設定として、総合管理計画の策定に当たっては、総合管理計画がまちづくりや住民に提供する行政サービスにも影響を及ぼすものであることから、計画の実効性を確保するために、計画期間における公共施設等の数、延べ床面積等に関する目標やトータルコストの縮減・平準化に関する目標などについて、できる限り数値目標を設定するなど、目標の定量化に努めること。なお、数値目標は、特定の分野のみを対象とすることなく、公共施設等の全体を対象とすることが望ましいことと私がこれまで一般質問等で提言している内容のほとんどがこの計画に網羅されております。ここで3点についてお伺いします。1点目、市内公共施設の現況調査の方法と進捗状況についてお伺いします。2点目、橋梁や下水道施設長寿命化計画に倣った公共施設等総合管理計画の策定について、既に深川市でも橋梁や下水道施設は、補助制度に基づいた長寿命化計画策定と改修事業の実施が行われておりますが、これと同様な実効性のある計画として、公共施設等総合管理計画の策定について市の考え方をお伺いします。3点目、計画的な改修事業推進について、数値目標も含めた計画、具体的な改修事業推進について、今後の考え方をお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

公共施設等総合管理計画につきまして3点の質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。1点目の市内公共施設の現況調査の方法と進捗状況についてでございますが、市内の公共施設につきましては、施設数も相当あることなどから、これまで一元的な現況の調査把握は行っておりませんが、それぞれ施設を管理しております各所管におきまして、各施設の固定資産台帳を作成し、施設の利用形態、あるいは使用頻度などを考慮いたしまして、できる限り補助制度などの活用を図りながら、適宜必要な修繕や改修などを行うよう適切な維持管理に努めてきているところでございます。2点目の橋梁や下水道長寿命化計画に倣った公共施設等総合管理計画の策定についてお答え申し上げます。全国的に公共施設等の老朽化対策が大きな課題となってきており、本市では下水道の中期ビジョンを初め、議員も質問の中でおっしゃいましたように、橋梁の長寿命化計画、あるいは公営住宅等長寿命化計画を策定したところでございますが、本市が保有しております多くの建物などの公共施設は、施設ごとに対応してきた状況にございまして、全体を見通した施設の長寿命化等に係る計画等はこれまで策定されていない状況でございました。国においては、平成25年にインフラ長寿命化計画が策定されたところであり、これも議員がおっしゃっておりますが、26年4月の総務大臣通知によりまして、各地方公共団体におきましても、公共施設等総合管理計画の策定に取り組むよう要請があったところでございます。したがいまして、本市におきましても平成28年度中に公共施設等の総合的かつ計画的な管理運営に資することを目的といたしました深川市公共施設等総合管理計画を策定することを6月の庁議において決定したところであり、今後、庁内におきまして検討会議を立ち上げまして、計画の策定準備をスタートさせ、あわせて適切な時期に市民の皆さんや議会の皆さんなどのご意見、声などをいただきながら、この計画を策定していきたいと考えているところでございます。次に、3点目の計画的な改修事業の推進についてお答えいたします。深川市公共施設等総合管理計画は、予定では延べ床面積50平米以上の建物などと道路、あるいは橋梁などのインフラ施設も合わせまして対象とするものであり、内容といたしましては、施設の老朽化や利用を初めとした公共施設等の状況、本市の総人口や年代別人口についての今後の見通し、維持管理・更新等に係る中長期的な経費や充当可能な財源の見込み、施設の管理に関する基本的な方針などとなるもので、この計画を策定することによりまして、計画に基づく公共施設等の除却についての地方債の充当が認められる特例措置ですとか、公共施設の集約化・複合化に係ります公共施設最適化事業債などの国からの財政措置を受けることが可能となるものでございます。この計画につきましては、本市の全ての公共施設等が対象となりますことから、企画財政課を中心に関係所管全てをメンバーとする庁内の検討組織におきまして、前段で申し上げました全ての固定資産台帳を再度見直すとともに、公共施設等のあり方や延べ床面積等の数値目標の考え方、統合・廃止などの適正管理、改修の推進等に関しての今後の基本的な方針を定めるものでありますので、今後この計画の基本方針に基づきまして、改修事業など計画的に進めてまいりたいと考えているところでございます。

再質問 15番 田中昌幸

1点再質問させていただきたいと思います。2点目の公共施設等総合管理計画の策定のところの答弁をいただいたところで、適切な時期に市民の皆さんや議会の皆様の意見などをいただきながら策定する考えでありますという答弁をいただいております。非常に重要なポイントだと思いますし、公共施設の今後の管理をしていく上で、総合的な物の見方も必要ですし、その中にぜひ地域性も含めていかなければならないのではないかと考えておりますので、そういう部分も含めて、ぜひ市民の皆さんあるいは地域の皆さんや議会で、方向性を検討する段階において、そういった声を聞けるような環境をつくるべきだと考えますので、その点について、1点補強的な部分で質問させていただきたいと思います。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

再質問いただきましたので、お答えいたしたいと思います。公共施設につきましては、先ほど申し上げましたが、今後の人口減少、あるいは少子高齢化等による利用、需要の変化など、あるいは財政的な負担などが予想されますことから、これらさまざまな状況を踏まえまして、公共施設等の全体の状況を把握した上で、先ほど申し上げましたように、中長期的な視点を持って、地域の皆さんと十分協議を行う必要があると考えていますし、適切な時期でまた議会の皆様にもご説明する必要があると考えておりますので、そういうことを踏まえた上で、公共施設等の適切な配置の取り組みを行ってまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる