深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月8日
行政執行上どのような影響があるか、そしてどのように対処するかについて
2015年7月8日、深川市議会の一般質問で、松原和男議員が「行政執行上どのような影響があるか、そしてどのように対処するかについて」質問し、企画総務部長 早川雅典、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。
- 質問者
- 松原和男 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 早川雅典、経済・地域振興部長 平勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松原和男
このたび日本共産党の一員として、市議会議員として当選させていただきました松原和男です。長きにわたります日本共産党の議員の諸先輩に見習い、市民と議会、行政とのパイプ役として、その責務を果たすつもりでおります。何よりも新人でございます。不勉強な点、ふなれな点もございますので、議長を初め議員諸先輩にご指導をお願いするとともに、行政の専門家であります職員諸君のアドバイスもこれからいただきながら精進させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。それでは、通告に従い質問させていただきます。まず、消費税の引き上げについて質問させていただきます。消費税は、福祉のためというお題目はどこかへ飛んで、我が国の税収の一翼を担うものとなっております。消費税は、全ての国民が逃れられないもので、深川市の行政執行においても同様だと思われます。消費税導入以来、順次引き上げられ、今現在は8%であります。この引き上げに行政執行上どのような影響があるのか、そしてどのように対処するのか伺いたいと思います。第2に、深川の基幹産業であります農業分野において、TPPもさることながら、心配でありますが、5%から8%へと消費税が上昇した影響がどうであったか。そして、今後、政府は10%へ引き上げを目指しております。ですから、1,000万円のトラクターを買うと100万円の消費税がかかることになろうかと思います。深川の農業は、法人化が進んでいるものの、家族経営が主体であり、大きな影響を受けると思われます。国連が推進する家族経営農業、国連からの見方をすれば、深川の農業は国連でいう理想形の農業であると思われます。農業分野での投資と農業設備への影響、農機更新のおくれ、農業収入の悪化を招き、産業発展維持に支障があるのではないかと思われます。農業分野での消費税上昇の影響と今後予想されます事態についてお答え願いたい。そして同時に、農業都市深川市の市長として、消費税導入に対する見解を伺いたいと思います。
答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)
消費税に関しての1点目、行政執行上どのような影響があるか、そしてどのように対処するかについてお答え申し上げます。国は消費税及び地方消費税について、現行の8%から10%への税率の引き上げを当初予定の平成27年10月から1年6カ月延期し、29年4月から実施することとされております。平成27年度の本市の全会計の予算をベースに消費税及び地方消費税の率が10%に引き上げられた場合の歳入と歳出それぞれの影響額の概算について申し上げます。歳入につきましては、公共施設の使用料、下水道使用料、水道料金等について、国から消費税の適切な転嫁が求められておりますことから、これらの料金等を引き上げる必要がございまして、その影響額の概算は約2,300万円と試算しているところでございます。次に、歳出につきましては、消費税率引き上げの影響を受けない人件費、扶助費、公債費及び負担金、補助金などを除いた経費について影響額を試算いたしましたところ、約1億1,000万円の増が見込まれるものであります。この試算した影響額の歳出から歳入を差し引きますと、約8,700万円の歳出超過が見込まれるわけでございますけれども、これまでも地方交付税等の算定の基本となる国の地方財政計画におきましては、消費税率の引き上げがある場合、地方財政に及ぼす影響を勘案いたしまして、地方歳出総額の試算を行っております。収入では地方消費税交付金の増収などを見込んで計上し、地方における財政運営に支障が出ないよう調整が図られてきていると考えており、消費税引き上げに伴う財源不足は生じないものと現状考えておりますので、議員がご心配になる行政サービスの低下、あるいは住民サービスの低下にはつながっていかないのではないかと考えています。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
次に、2点目、農業分野での投資と影響についてお答えいたします。初めに、昨年4月の消費税が5%から8%になったことに伴う影響についてですが、農業分野への投資について、JAきたそらちに確認したところ、肥料や農薬のほか、種子、ハウス用資材、暗渠資材などについては、農業経営を行う上で必要なものであるため買い控えなどはなく、また農地整備や農業機械の更新につきましても、特に土地利用型の農業を展開する生産者にとっては重要かつ必要不可欠なものであるため、投資に対するおくれなどの影響はないと聞いております。しかしながら、それらの投資に当たり、農業機械など購入価格も高額であることから、生産者におきましては消費税増税分がそのまま負担となり、農業経営に影響を及ぼすと聞いております。また、消費税が10%に上がった場合の影響につきましても、農業資材、農地整備、農業機械の更新は必要不可欠なものであり、一定程度投資する必要がありますことから、さらに増税分が生産者の負担となり、今後の農業経営の継続に影響を及ぼすことが予想されると伺っているところでございます。このようなことから、本市といたしましても、消費税の増税については、農業者等に大きな影響を及ぼすものと考えているところでございます。