深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月5日
8番目の冬季の除雪に関して
2014年3月5日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「8番目の冬季の除雪に関して」質問し、市民福祉部長 籔友博、建設水道部長 堀川正樹が答弁しました。
- 質問者
- 太田幸一 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 籔友博、建設水道部長 堀川正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 太田幸一
それでは、8番目の冬季の除雪に関して質問したいと思います。この冬、除雪による死亡事故も発生し、市道では転倒事故、歩道除雪にも問題が見受けられる。対策について伺いたいと思います。まず1点目ですが、この冬、市内の高齢者宅で屋根の雪おろしでの転落事故が発生しました。再発防止について伺います。屋根の雪おろしについては、1人では行わない、滑落防止のための安全帯(安全ロープ)使用を、滑落雪ある軒下側で作業はしない、こういったことについては、年齢に関係なく注意喚起をしながらやらなければならないわけでありますけれども、このたび単身ご老人の世帯において、2階の屋根の雪をおろして、1階におりてきて、出入りしていた2階の窓から中に入らないで、表の雪の堆積しているところを目がけて飛びおりたと聞いております。しかし、その飛びおりた場所が、布団のようなやわらかい雪であれば問題はなかったのでしょうけれども、その雪が非常にかたい雪で、そこに跳ね飛ばされて、歩道の除雪をされたかたい部分に落ちて、不幸にも亡くなられたというようなことだそうであります。極めて残念なことで、哀悼の意を申し上げるところであります。最近の屋根の雪おろしなどにおいての犠牲者というものを調べてみましたら、2桁に及ぶ状態になっている。平成22年から23年にかけての冬、ここでは犠牲者が北海道は全国1位、23人、負傷者は300人近いわけですけれども、これは全国2位です。こういったことで新聞等にもかなり出てきておりますから、皆さんもご承知かと思いますけれども、平成23年度、24年度も数字は同じですが、ともに9人の方が北空知管内で重症化。その中にはそれぞれの年に2人の方が亡くなられていると、こういった実態にあります。この中身ですけれども、当然、60歳を超えたぐらいの方もいるわけですけれども、83%が65歳以上の高齢者、それから94%、ほとんどの方が軽傷ということはないと。こういう事故に遭ったら1カ月以上の重症化していると、そういう実態にあります。こういった実態で、行政としては既にいろいろ施策を進めておりますし、また、ボランティアの方たちの活躍もあるわけですけれども、市としてのいま一つの検討をお聞きしたいと思います。2点お聞きします。一つ目には、高齢者の屋根雪おろしにおける転落事故防止、自己責任とはいえ極めて不幸な出来事になっている。再発防止に向けて啓発を繰り返し行うべきではないか。昨年11月、12月ぐらいからの広報ふかがわを見ていましたけれども、道路に雪出しをするなというのはありましたけれども、転落防止というものはなかったような気がします。これがまず1点。二つ目は、高齢者が屋根に上がらなくてもいいような施策誘導、一例としては、何か雪おろしに対応するという、雇用対策を含めたことで、いま一つの形はつくれないものか。2点について伺います。次に、除雪の2点目ですが、市道の氷状面、いわゆるアイスバーン対策について伺いますが、この冬も、私たちの周りでは、道路のアイスバーンにおいての転倒が発生しております。消防に救急搬送の部分での数値はないかと言ったら、上部機関、総務省なり北海道の要望に応えるための数字はあるけれども、道路での転倒というくくりはないということで、数字は拾えませんでしたけれども、担当部署のほうに聞きますと、やはり毎年コンスタントに何件かずつ発生しているという実態であります。道路を管理する自治体として、今、機械除雪でさらっていくと、その後がアイススケートがやれるようなきれいな結氷面になります。こういった部分を含めて対策というものを何とかならないものかなと考えるところであります。二つお聞きします。一つは、市道12号線アンダーパス内に、実は外から流れ込んだ部分だと思いますけれども、結氷部分ができております。ここで転倒事故が発生しております。そういうことで市民から指摘されておりまして、こういったものについても、少なくても小さな砂利というんですか、または砂の大きな玉砂というのでしょうか、そういったもので割合簡単に対策できるわけですから、そういった部分の対策をしていただきたい。それから二つ目、市道の横断歩道や一般歩道部分などの機械除雪の後、今言いましたようにアイスバーン状態になる。こういった部分は、以前にもお話ししましたけれども、グレーダーや除雪機械に、波状鋼というのですか、波型に削った跡になるような、専門的には何と言うかわかりませんけれども、そういったものを取りつけて、路面の摩擦係数を上げる、飛躍的に拡大させる、そのことによってスリップによる傷害事故等を減らせないものかということで、この部分では2点お伺いします。除雪の3点目でありますけれども、道道多度志線と山1線の拓大交差点付近になりますけれども、歩道の一部除雪等がなく、車道上にしゃにむに出てきて迂回をして通行しなければならないという除雪になっています。この部分、さほど大きな問題ではないのかもしれませんけれども、一昨年あたりから同じ事柄について指摘をしております。類似の事柄でありますけれども、改めてここで言わせてもらいます。拓大付近の車道に歩行者を迂回させるようなことは、冬道でしたら、急に目前に人が出てきて、急ブレーキをかけてもとまりませんから非常に危ない。あそこは今、工事中だけれども中断している場所であるということで、これは業者の責任かどこの責任か、よくわかりませんけれども、やはり基本的な安全に対するマニュアルですとか危険予知、そういったものが欠落している問題だなと思います。所管の考え方を伺いたいと思います。
答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)
除雪に関して3点にわたってご質問いただきました。私からは、1点目の屋根雪おろしにおける転落事故の再発防止についてお答え申し上げます。初めに、事故防止の啓発についてでありますが、雪による事故防止については、例年、都市建設課、維持管理センターから、広報ふかがわ12月号あるいは市ホームページにおいて、道路の除排雪作業を中心に屋根雪おろしや落雪に関する事故防止啓発などを行っているところでございます。また、昨年の冬は大変な大雪に見舞われ、豪雪対策本部を設置する中、総務課では緊急チラシの新聞折り込みなども行っております。今年度におきましては、降雪状況が比較的平穏に推移しておりましたので、昨年のような対応は実施していなかったところですが、ご質問にありました1月中旬に発生しました屋根雪おろし作業中の死亡事故を受けまして、急遽、1月25日からふかがわ街頭放送による啓発を開始したところでございます。報道を通じて、毎年、屋根雪おろし等に伴う死亡事故等が発生していることを承知していながらも、屋根雪おろしぐらいはまだまだ自分でできるといった思いから、重大な事故につながる実態もあるようでございますが、本市のような積雪寒冷地域においては、冬の除雪作業は避けられないものでありますので、屋根雪おろし等に伴う事故が発生しないよう、今後も除雪作業の方法や用具の整備点検などについて注意喚起を図ってまいります。次に、高齢者が屋根に上がらなくてもよいような施策誘導についてでありますが、現在、深川市社会福祉協議会では、市の補助を受け、冬季の除雪に困難を来している低所得の高齢者等の世帯を対象に、門口や玄関周りの除雪を行う福祉除雪サービスを実施しております。また、この事業を利用されている世帯には、かかる経費の半額をご負担いただくことで、屋根の雪おろしにも対応しているところでございます。この事業については、例年、広報ふかがわ9月号や市ホームページ、さらには民生委員児童委員のご協力もいただきながら、市民周知に努めているところでありますが、対象となる多くの市民の方にご利用いただけるよう、さらに周知方法を工夫するなど、対応に努めてまいります。また、議員からご提案のありましたことも含めまして、さらなる有効な対策について、関係所管や社会福祉協議会などの関係団体とも連携し、検討してまいりたいと存じます。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
私のほうからは、2点目、3点目のご質問についてお答え申し上げます。初めに、2点目の市道のアイスバーン対策はいかにについてでございますが、冬季の車道上では、一般的に停車・発進が繰り返され、交差点と横断歩道付近、踏切の前後などがアイスバーン状態となっておりまして、特に今冬のように寒暖の差が著しい気候では、路面上の雪が暖気で融雪、寒気で凍結を繰り返し、アイスバーンになりやすい状況を生み出しているところでもございます。そこで、一つ目にお尋ねのアンダーパス内歩道の結氷箇所についてでございますが、凍結している箇所は南側の生協側、市場側でありまして、スロープとなっている出入り口から融雪水が流入し、これが凍結したものであります。この箇所につきましては、現地の状況を見ながら、氷を溶かすべく、適時、塩化カルシウムを散布してきたところでございますが、解凍状態の持続が難しく、凍結を繰り返している状況でありますので、議員のご提言も含め、滑りどめ効果が持続できる方法などを検討し、安全確保に努めてまいりたいと存じます。二つ目に、市道の横断歩道と歩車道の除雪後の転倒事故の防止・減少を図れないかについてでありますが、車道への対応といたしましては、ご質問中にありましたような除雪グレーダーに波状鋼、いわゆるくし刃と言われる刃を用い、路面整正を行う方法もございますが、本市といたしましては以前に試行した結果、くし刃の磨耗が早く折れやすいこと、さらに舗装面やマンホールを損傷しやすいことから、経費がかさみ、現在は使用していないところでございます。現状といたしましては、横断歩道を含む交差点付近や踏切前後の重点箇所に、除雪の都度、小まめに砂を散布しているところでございますが、今後におきましては、転倒事故防止対策として、ご提言にありました小砂利の併用なども含め、ほかに有効な手だてがないか検討してまいります。次に、3点目の道道深川多度志線と市道山1線の交差点付近の歩道除雪についてでございますが、現場状況は、道道と市道の交差点、東側15メートルほどの区間で、歩行者が車道に一旦出ざるを得ない状況となっていたものであります。この話を伺いまして、直ちに歩行者が通行できるように除雪したところでございますが、道道、市道の関係者と除雪業者間の連携が不足していたと言わざるを得ない状況でございますので、ご指摘いただいたことを真摯に受けとめ、今後におきましても十分留意の上、歩行者の安全確保に努めてまいりたいと考えております。
質問 10番 太田幸一
今の除雪の件につきましては、深川市は自他ともに認める非常に除雪体制のいいまちだと。これはほかのまちから転入してきた人たちが特に言います。そういうすばらしい除雪体制を、何かちょっとした欠陥で台なしにしないように、僕たちも努めなければならないと思います。