深川市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月4日
「昨年の今ごろは、11月末から一気に積もった降雪で、建設業関係…」
2013年12月4日、深川市議会の一般質問で、高橋修司議員が質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 高橋修司 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 高橋修司
昨年の今ごろは、11月末から一気に積もった降雪で、建設業関係、市民の皆様が毎日雪と苦戦していたのを思い出します。今年は今のところ割と平穏な状況で、降雪も少ないので安心をしているところではありますけれども、最近の報道では今年も大雪になると言われております。私個人的には余り歓迎とはいきませんが、雪が多い年は豊作とも言われておりますので、来年も豊作であることを深く望む次第でございます。今年で2度目の行政視察に行かせていただきましたが、私自身感じていることがあります。それは、どこのまちも住民のことを最大限考えて、いろいろと試行錯誤しながら、知恵とアイデアを生かしながら事業を施行しているなとつくづく思います。当市においても職員の皆様はよくやっているとは思いますが、市民の目線になってよりよい事業を行っていただけるよう切に願うものであります。ここである事業を紹介いたします。本年、会派の行政視察をさせていだきました沖縄県の糸満市では、送迎バス活用モデル事業、ブーゲンビリア号を平成20年から試験事業として行っていて、大変評判がよいとのことです。簡単に事業内容を説明しますと、市内に住んでいて、65歳以上の自分で乗りおりができる方で、事前に市に登録しておけば、協力いただいている民間事業者が運行している送迎バスのルート内の決められた場所であれば、自由に乗りおりが無料で利用できるという乗り物です。運行経費は、無償で民間が運行していますので、市では持ち出しの費用は一切かかっていないということです。ほんの一例を紹介しましたが、全国にはいろいろな事業を実施しているところがたくさんあります。それでは、通告に従って一般質問を始めます。最初の質問は、本市の人口減少についてであります。日本の政府は、少子高齢化が人口減少の主な原因であると考えています。少子高齢化は、生まれてくる子供の数が減って高齢者がふえて、さらに高齢者の寿命が延びるということです。日本の出生率はとても低いです。出生率は1人の女性が人生に産む平均の子供の数です。出席率が2.1を下回ると人口が減少します。日本の出生率は2010年に1.39でした。原因は、家庭当たりの子供の数が減っているからではなく、結婚しない人がふえたり結婚年齢が上がっているからです。また、65歳以上の人口の割合は、2010年に23%から2040年には36.1%へ上昇するとも言われております。2040年には65歳以上の人が全部の都道府県で30%以上になると考えられています。65歳以上の人の割合が最も高くなる県は秋田県で43.8%、次いで青森県が41.5%、続きまして高知県が40.9%と言われております。65歳以上の人の割合が40%以上の市町村は、2010年には全部の市町村のうち約5%でしたが、これが2040年には約半分、50%にふえるとも言われております。本市の人口減少の要因はこれに当てはまるでしょうか。もちろん、少子高齢化が主な要因の一つであるとは思いますが、私はほかにもたくさん要因があるように思っています。このままでいけば人口2万人を切ってしまうのがすぐそこまで来ているのではないでしょうか。本市は、災害もなく、非常にアクセスもよく、2万人ほどの人口のまちに高速のインターが2カ所もあり、昼間は特急列車が30分に1本走っております。こんな住みやすいまちだから、もっともっとPRをしていただき、企業誘致、移住者の増加など、人口の減らないまち深川になっていくように期待しています。この深刻な問題、人口減少について、以下3点について質問いたします。一つ目は、現在の人口減少をどのように分析しているのか伺います。二つ目は、今後どのような推移で減少を見込んでいるのか、お伺いしたいと思います。三つ目は、今後の人口減少対策を解決するための施策についてお伺いいたします。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
まず1点目の現在の人口減少をどのように分析しているかという点であります。本市の人口は、本年11月末、つい最近迎えた11月末現在で2万2,718人となっておりまして、10年前と比較いたしますと約3,700人の減少、年に直しますと毎年300人から500人の幅で減少を続けてきております。この間の推移を見てみますと、平成15年から19年、10年間のうちの前半部分の5年間は比較的減少幅が大きくなりまして、19年には500人を超える減少を記録したことがございますが、それをピークにその後は年間300人台ぐらいにおさまるというか、若干緩やかな傾向になっておりました。しかし、昨年は、亡くなられた方が増加したことなどもありまして393人、ですから約400人近くにまで減少幅が膨らんできているという現状でございます。こうした減少傾向は、この間の経済状況の悪化に伴います、本市にある企業などの人員整理や倒産といったことで働く場が減少したりしまして、転出が転入を上回るという社会動態による減少が毎年続きましたことや、年齢別の人口構成にやや隔たりがあります。高齢者が多いといったことなどから、年によっては出生数とお亡くなりになる死亡数がバランスを欠き、大きく減少につながるといったことなどがあり、それらが複合的に要因となりまして、こうした減少傾向が続いてきていると受けとめ、分析しているところでございます。そこで、2点目に、今後一体どのような推移をたどると見ているのかという点でありますが、この点につきましては、ご承知のように、人口減少というのは、我が国の現状、我が国の人口構造からしまして、残念ながら避けることのできない問題となっております。当然、本市におきましても人口減少は避けられないわけであります。加えて、既に少子化、高齢化がかなり進んでいる本市のような小規模自治体におきましては、そうした減少傾向がより一層厳しい形で出るおそれが強いだろうと、そんなふうにも受けとめております。今後の人口見込みという点では、昨年の第五次深川市総合計画の策定のときに用いました国立社会保障・人口問題研究所が出しております最新の予測によりますと、今から7年後の平成32年には、本市の人口は約2,600人今より減少しまして、2万100人余りとなる。そして、65歳以上の高齢者の人口が、現在は約8,300人でございますが、これが8,800人余りにまで増加する。その結果、高齢化率は今よりも6ポイント上昇して、42.5%に達するとされておりまして、そういうふうになるのかなと見込んでいるところでございます。そこで、3点目の、今後の人口減少問題に対処するというか、そういった問題を解決するための施策についてお尋ねがございまして、この点は何回か議会でも答弁しておりますが、大きく三つの施策の柱を立てまして、人口減少対策に取り組んできておりまして、一つは少子化への対応ということで、子育て世代へのきめ細やかな施策を行うことによりまして、年少人口の維持を図るとともに、子育て世代の定住化等に努めるという少子化対応というのが一つの柱。二つ目に、経済・産業活動の活性化ということで、これは企業誘致でありますとか、市内にあります企業の活動の活性化を促す、あるいは若年雇用者の拡大を目指した助成事業などによりまして、何とか雇用の場の新たな創出を図ると。そういったことに加えて、議員も今言われましたが、移住・定住の取り組み、本市も努力してきておりますが、そういったものをさらに推進するといったことで、働く世代の確保に努めるという、これが二つ目の柱でございます。三つ目に、高齢化社会への対応ということで、人口が減少してまいりますと、地域の活力が低下してまいるのが普通かと思いますが、それを補う意味で、やはり高齢の方々のお元気な活躍というのが必要になってまいります。そこで、高齢者の皆様方がお元気で社会生活にかかわっていただけますように、地域における支え合い体制の整備でありますとか、医療サービスの充実ということで市立病院のサービスの充実、あるいは足の話もされましたが、暮らしの足の確保対策などなど、誰もが暮らしやすいまちづくり、とりわけ高齢化社会における暮らしやすいまちづくりといったことを三つ目の柱と、そんな頭の中の整理をしまして取り組んできておりますので、今後とも三つの柱を意識しながら、いろいろな施策を横断的に組み合わせて、少しでも人口減少の幅を抑えられるように努力してまいりたいと考えております。