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深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月5日

都市農村交流センターまあぶ

2013年9月5日、深川市議会の一般質問で、東出治通議員が「都市農村交流センターまあぶ」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
東出治通 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 東出治通

「今までに経験したことのない」、そんな新しい天気予報の表現と呼応するかのように、激しい気象の変化によって、熱波、集中豪雨、竜巻、突風などの災害が全国で発生しております。一方、今月11日で、東日本大震災から2年半が経過いたします。9月1日の防災の日には、特別番組が何本か放送されました。2人の幼い子供を亡くし、被災後、間もなく第3子が誕生したあるお父さんは、「赤ちゃんが生まれたのに、うれしさよりも寂しい思いばかりが募ります。新しい命の誕生を心待ちにし、一緒に喜んでくれるはずだった2人の子供がいない」、そう言って唇をかみしめました。両親、奥さん、そして3人の息子さん、家族全員を亡くし、1人残されたお父さんは、「三男の遺体が見つからない。遺体が見つかったら、自分もみんなところへ行こうと心に決めて、今も探し続けている。幾ら探し続けても見つかってくれないのは、「お父さん生きて」という息子たちの叫びかもしれない」。また、就職が決まって新しい制服を着るのを楽しみにしていた娘さんを亡くされたお母さんは、その制服の前で「被災者は今をただ生きる。生きていることだけでも本当に頑張っているのです」、そう語りました。子供を亡くした親たち、親や家族を失った子供たち、被災地の一日も早い復興、そして、被災地の全ての人々、子供たちの心に少しでも明るさが戻ることを、改めて願わずにはいられません。「子供たちが生き生きと躍動している。そんなまち、それは大人にとっても、あすへの希望に満ちたまちです。子供たちは、私たちの希望そのもの。教育はその希望をつなぐ道しるべでなければなりません」、これは8月9日付で退任された前・上垣教育委員長が、この議場の答弁席から我々に投げかけた結びの言葉であります。今定例会、議員席側から見る答弁者側席、空気感が違って見えます。男女共同参画の時代にあって、答弁者席に女性が1人もおられない。少なからず寂しさを感じるものであります。もちろん、このことについては、宮田新教育委員長に何ら責任があるものではございません。前段、田中昌幸議員への答弁で、教育行政、子供たちに対し、前委員長の思いも含め、さらに前に推し進めようという強い意志を感じました。議員の1人として宮田新教育委員長の就任を歓迎するとともに、今後のご奮闘を期待するものであります。もう1点、申し上げさせていただきますが、定例会前の議会代表者会議の席上、山下市長から深川市特別栄誉賞制度の創設について報告がありました。その深川市特別栄誉賞の第1号として、5月23日、史上最高齢の80歳でエベレスト登頂に成功したクラーク高校の三浦雄一郎校長先生に贈るとの発表もあわせてありました。時期を逸することのない適切な判断に敬意をあらわすとともに、議員として喜びを分かち合える立場から、感謝を申し上げるものでございます。恒例により、枕が少し長くなりましたけれども、以下、通告に従い一般質問に入ります。1点目、都市農村交流センターまあぶについてであります。定例会初日、交流センターの大規模改修について、補正予算の質疑をさせていただきました。ここでは、リニューアルオープンに向けた、全体の運営に関する点について何点かお伺いいたします。まあぶの入館料、附帯宿泊施設のコテージ利用料金については、財政収支改善によって、平成21年度、2009年4月から改定され、入館料、コテージ使用料はおよそ20%から25%の値上げとなりました。1年経過した後の利用実績で、平成21年度の施設利用者は1割程度の減少、シーズン券、回数券などの割引のない通常料金での入館者に限っていえば2割の減少、結果として、値上げ改定は、収入増にはならなかったと認識しております。当時、私はこの席から、料金改定で利用しなくなった、あるいは利用できなくなった人の思い、値上げをしてもなお利用し続けてくれている利用者の思いをどんなメッセージとして受けとめていますか、そんな問いかけをさせていただきました。質問の1点目、浴場施設の利用者実績がどのように推移してきているのかお伺いいたします。2点目、昨年9月から実施しているシルバー割引など、現行のサービスメニューについてどのような取り組みがされているかお伺いいたします。3点目として、料金改定についてでありますが、まず、財政収支改善で料金改定した結果はどうであったか、どのように分析されているかについてお伺いいたします。もう1点、せっかく大規模改修してリニューアルオープンするわけですから、1人でも多くの方に利用しやすい料金で利用、入浴していただけることが望ましいと考えます。せめて近隣町の温泉施設と同水準、従前のワンコイン、500円に戻すことが望ましいと考えますが、所見をお伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいまの都市農村交流センターまあぶについてのお尋ねにお答え申し上げます。ご承知のように、アグリ工房まあぶ、これは平成9年7月に、都市住民等に農業に親しむ交流の場を提供する、またあわせて本市農業農村の活性化を図るといった目的を持ちまして開設された施設でございます。今年度で開業16年目ということで、施設の老朽化も大分進んでまいりましたことから、利用者の皆様方に今後とも快適にご利用いただけるようにということで、近々大規模な改修に着手いたしまして、12月にはリニューアルオープンを行うという予定にいたしているところでございます。そこで、初めに1点目の浴場施設の利用者の推移について、数字についての確認をということでございます。この浴場施設の利用者の推移につきましては、平成11年度で、これが大体ピークだったわけでありますが、このとき12万2,792人という利用者がございました。それ以降、緩やかな減少を続けてきておりまして、平成14年度には11万人台になりました。平成16年度になって、これは9万人台に低下し、さらに21年度からは8万人台で推移いたしているところでございます。昨年、平成24年度は8万3,911人の皆様方にご利用いただいたところでございます。それで、2点目に、この浴場利用者のサービス料金というか、サービスメニューについてでございますが、入館料としての基本料金は大人600円、子供300円ということでございますが、幾つかのお得な割引サービスを実施しております。一つは、シルバー割引ということで、65歳以上の方を対象に600円を400円に割り引くというシルバー割引。それから、ポイント制の割引ということで、5回ご利用いただいた方に次の1回は無料でご利用いただけるという割引。それから三つ目に、回数券としまして、12枚つづり、大人5,000円、子供2,500円で販売いたしておりますので、1回当たりにしますと大人は417円で、子供は1回209円でご利用いただける回数券がございます。それから、定期券ということで、期間1年間の定期券ですと大人の場合は3万6,000円、半年、6カ月の定期券ですと1万9,000円、そして3カ月で1万500円という定期券を設けておりますし、子供は大体その半額の値段で定期券を設けているところでございます。さらに、いろいろな雑誌等にクーポン券を印刷してつけておりますが、そうしたクーポン券をご利用される方については、例えば100円割引などを実施している、そんな割引制度がございまして、それらを活用しましてとにかく集客力の向上に努めているところでございます。3点目に、料金改定の効果などについてご指摘やご質問がありました。これは、ご承知のように、繰り返しになりますが、本市の収支改善という非常に緊急な課題がございました折、幅広くいろいろな項目について収支改善の取り組みをする。その一つとして、このまあぶの管理委託費につきましても削減に取り組むことにしまして、ご承知のように、平成21年4月に、それまで入館料500円だったものを600円、子供については250円だったもの300円に、さらにコテージの使用料も、それまで1万3,000円だったものを1万5,000円に改定させてもらったところでございます。これは、利用料金の収入増をもちろん念頭に置いたものでございましたが、残念ながら、今、利用者数の推移も申し上げましたが、この浴場施設の利用者数の減少ということもありまして、期待したような増収効果は得られなかったということでございます。しかし、一方で、まあぶの指定管理者において経費節減の努力などを重ねていただきました結果、総体としては、本市がこのまあぶの指定管理料ということで支出しておりました金額については、削減が図られたということでございまして、そういう面では一定の効果というものが上がったとも見ているところでございます。そういう経過を踏まえまして、議員からご指摘がありましたが、リニューアルオープンに合わせて料金を改定する考えはないかというお尋ねでございますが、今回の大規模改修がきちんと行われますと、老朽化している部分の改修がかなり進みますし、また施設の長寿命化を図ることができますので、メンテナンス費用の軽減や、さらには照明もLED化にしますので、そういった電気料などのランニングコストも一定程度の削減が期待できる。さらに、本館の内部や、あるいは浴室の改修をいたします。露天風呂の拡充などもいたしますので、そういったことに関する利便性の向上でありますとか集客力の向上といったことも、一定程度と見込まれると我々は考えておりますので、そうしたことから、まあぶの健全経営の確保という観点を踏まえましても、ある程度の入館料を今よりもお安くするような余地というものは考えられるのではないかと考えておりますので、議員のご質問、ご意見にもありましたように、近隣の温浴施設、大体500円で全て運営されておりますので、そうしたことも考慮に入れまして、大規模改修後のリニューアルオープン時には、もちろん指定管理者と十分協議した上でございますが、入館料の改定について、本当に前向きに行ってまいりたいと考えているところであります。

出典:深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる