深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日
「ことしの春は、雪解けが記録続きの例外で遅くなっていて、一時ど…」
2013年6月19日、深川市議会の一般質問で、高橋修司議員が質問し、企画総務部長 坂本光央、建設水道部長 堀川正樹が答弁しました。
- 質問者
- 高橋修司 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 坂本光央、建設水道部長 堀川正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 高橋修司
ことしの春は、雪解けが記録続きの例外で遅くなっていて、一時どうなってしまうのかと非常に心配していましたが、何とか田植え作業後の天候にも恵まれ、出おくれていた分が少しずつ解消しているようにお聞きし、一安心しているところでございます。この夏も天候に恵まれて豊作になることを念願いたします。昨年12月、政権がかわってから半年が過ぎようとしております。安倍政権になり、全国的には少しずつ景気が上向きになっているように報道されていますが、我がまちも一日も早い回復を深く望みます。最近、物すごくうれしいことがあったので、ご紹介いたします。深川市のホームページからも飛べますが、深川市の「移る夢深川」の中の1こまからご紹介いたしたいと思います。京都から深川へ家族で移住していただいた家族の言葉の一部をご紹介いたします。「深川市の魅力は、四季がはっきりしていることですね。春には、雪解けの水田にハクチョウが飛来し、頭上を編隊を組んで飛んでいきます。夏は、稲の育つ水田に囲まれた緑色に、秋は、稲穂が一面に金色に変わります。冬は、白銀の上をキタキツネが歩いているのを見ることができます。食べ物は、やはり何を食べてもおいしいですね。特に、魚介類は新鮮で、しかも安い。北海道といえば、やはりホタテガイでしょうか。こちらでは豚肉と同じ価格で普通に売っています。野菜も、自分たちでつくった野菜を食べています。米どころの深川市は、米もおいしいです。食べ物が豊かだと、とても幸せな気持ちになりますね。深川市内での住宅探しでも、市役所の担当の方が親切に対応していただき、理想の家に住むことができました。私たちが住んでいた一戸建ては33坪の土地でしたが、深川市では広さが10倍以上、価格は10分の1以下で購入することができました。観光地ではない分、ほかのまちより安いと思います。ここに移住するに関して、いろいろな面で不安や迷いがあると思いますが、まずはその地へ行き、自分の目で見ることが一番だと思います。深川市では移住サポートを行っていますので、ささいなことでも連絡をいただけたらと思います」と書かれておりました。私もいま一度ご紹介の文を読んで、深川の魅力を本当に感じることになりました。もっともっとPRしていただき、移住していただける方をふやし続けていってもらえたらと思います。私も深川を自慢して歩き、宣伝していきたいと思います。いま一度、市民が主役であるという認識と、市議会議員が市民の代表であるということを再認識しながら、通告に従って一般質問を行います。まず最初に、公共工事の設計及び入札についてであります。日本の建設業は、公共事業の削減などで、投資額はこの20年間でほぼ半減、厳しい受注戦争に伴う過度の低価格入札もあり、建設業就業者数も約2割減少しました。過当競争は労働者にしわ寄せされ、賃金も、ほかの業種に比べて大幅に下落、男性労働者の賃金は全産業の平均を26%も下回る低い水準にとどまっています。また、法律上の義務でもあり、権利でもある社会保険への未加入も目立ちます。雇用保険・健康保険・厚生年金の三つの保険に全て加入している労働者は、元請で約78%、一次下請で55%、二次・三次下請では44%となっています。こうした就労環境では、若い人材が集まりにくく、24歳以下の若者の入職者は、この20年近くで5分の1に減少しております。入職後3年以内の離職率は、製造業の2倍弱に達しています。構造的な労働力不足によって、被災地では入札の不調が増加し、復興事業のおくれを招いているだけではなく、このままでは我が国の重要課題である老朽化した社会資本の整備や、防災・減災・災害に強いまちづくりにとって、大きな支障を及ぼすおそれがあります。一定の技能を備えた労働者の育成には、10年程度の年月がかかるとされており、高齢化が進む建設業への若年入職者の確保は、我が国の重要な課題であります。コンクリートから人への民主党政権で、疲弊の極に達した日本の建設業ではありますが、労務単価引き上げを再生への突破口にしなければならないと思います。元請から下請までの多層的な建設業界、賃金上昇が全体に及ぶように注視していきたい。建設現場で働く職人の優遇改善に向け、国土交通省が4月から公共工事の積算に用いる労務単価を全国平均で前年度対比15.1%、被災3県では前年度比21%引き上げたのに加え、国土交通大臣が建設業団体のトップにじかにお会いし、建設労働者の賃金値上げや社会保険加入促進に要請しました。建設産業は近年、建設投資の縮小に伴う過当競争で受注価格が下がり、建設労働者に低賃金や社会保険未加入のしわ寄せが及ぶ悪循環に至っております。若者の建設業界離れが進み、この20年間では就業者数は19%減少、被災地では復興需要に職人確保が追いつかず、人件費高騰などで入札不調が相次ぐ現象が見られていました。今回の労務単価引き上げは、過去最高の値上げ幅です。しかし、労務単価は、あくまでも工事の予定価格を算出する際に使う目安の数字であり、元請の建設会社が下請の建設労働者に支払う賃金を法的に保障するものではありません。そこで、太田国土交通大臣は、賃金を引き上げ、若手を育成したいと元請の建設業団体のトップに直接お会いし要請したのです。大手建設会社でつくる日本建設業連合会は、契約書に職種ごとの賃金単価を明記するなどの職人賃上げ対策を発表しました。このように取り組みながら、さらに広がり、切り詰められていた職人の賃金が実際にふえる日が待ち望まれています。そこで、一つ目の質問は、一般管理費の引き上げに伴う本市の対応についてです。本市において最低入札価格の引き上げはどのようになっているのか。時期的にはいつごろから対応されるのかお聞きいたします。二つ目の質問は、該当業者への周知方法についてです。いつごろからどのような方法によって周知されるのかお聞かせいただきたいと思います。三つ目の質問は、労務単価引き上げに伴う本市の対応についてです。設計変更はいつの時期から行うのか、また4月にさかのぼって設計変更を行うのか、下請業者の労働条件改善に向けての雇用保険・健康保険・厚生年金の三つの保険に加入していただくために今後どのように対応されているのかもお聞きしたいと思います。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
私からは、公共工事の設計及び入札についての1点目、一般管理費の引き上げに伴う本市の対応についてと2点目、該当業者への周知について、あわせてお答えさせていただきます。市が発注する工事の請負契約並びに工事に係る設計、測量及び地質調査等の業務委託につきましては、当該契約の内容に適合した履行を確保することを目的として、契約にかかわる競争入札を執行する際に予定価格が250万円を超える工事及び工事に係る業務委託について最低制限価格を設定しております。工事に係る最低制限価格の算定方法は、国土交通省が定めている低入札価格調査制度における調査基準価格を勘案して行っており、直接工事費の額に10分の9.5、共通仮設費の額に10分の9、現場管理費の額に10分の8、一般管理費の額に10分の3をそれぞれ乗じて得た合計額に100分の105を乗じて得た額とされております。また、その額が予定価格の10分の9を超える場合にあっては、予定価格の10分の9を乗じた額とし、またその額が予定価格の10分の7に満たない場合にあっては、予定価格の10分の7を乗じて得た額とされているところでございます。国では、公共工事の迅速かつ円滑な施行の確保に向けて、契約価格の適正化やダンピング受注の排除を図る観点から、低入札価格調査制度における調査基準価格を適宜見直しており、今回、調査基準価格の工事に係る一般管理費部分の見直しを行いまして、算入率を現行の10分の3から10分の5.5に引き上げ、平成25年5月16日より適用しているところでございます。こういったことで、各都道府県に対しても低入札価格調査基準価格及び最低制限価格について、その算定方式の改定等による適宜な見直しを要請したところでございます。このことを受けまして、本市におきましても、この改正を踏まえて、一般管理費等の算入率の引き上げについて検討を行った上で、本市の事務処理要領を改正し、最低制限価格の適切な取り扱いを図ってまいりたいと考えております。なお、一般管理費等の算入率の引き上げに係る改正を行った時点で、市のホームページへの掲載や、市役所本庁舎1階にございます閲覧室等への掲示によりまして、該当業者へ周知する考えでございます。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
私からは3番目の労務単価引き上げに伴っての本市の対応についてお答え申し上げます。質問にありましたとおり、国土交通省からの本年3月29日付の通達で、平成25年度の公共工事設計労務単価が決定し公表されましたが、この単価は、前年度と比べまして、平均で約15%の引き上げという大幅なものでございました。さらに、国土交通省の4月8日付で平成25年度公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置についての通達によりまして、旧労務単価を適用して、予定価格を積算した工事で、契約後のものにあっては、この特別措置に基づき、平成25年度設計労務単価に基づく請負代金への変更協議ができることとされております。この特例措置の対象になります旧労務単価に基づく工事は、債務負担行為で発注いたしました工事が5件ございまして、これらにつきましては設計変更が可能であることを請負業者に説明した上で、設計変更の手続を随時進めるものでございます。その他の工事につきましては、平成25年度の労務単価で積算されたものでございます。国土交通省からの通達によりますと、このたびの労務単価引き上げの目的は、技能労働者の減少に伴い、将来における建設業の存続が危惧されることから、一定の期間を要する技能労働者の育成について、適切な対策を講じるものとされております。この目的のため、一つには、議員質問にありましたが、全産業の平均を26%も下回る建設業に従事する方々の賃金の適正な水準の確保であり、いま一つは、最低限の福利厚生である社会保険などへの加入を徹底するものでありまして、平成25年度公共工事設計労務単価は、こうした技能労働者の減少などに対応するものとして、賃金水準の適正化や必要な法定福利費相当額を適切に反映させて、単価を設定したものとされております。これらの要請は、自治体、建設業団体、主な民間発注団体にそれぞれ要請されているものでございますが、深川市といたしましても、関係業者へ、設計変更が可能であること、技能労務者の賃金の適正化、社会保険などへの加入、下請業者への徹底など、周知を図るべく通知を行ったところでありまして、今後も要請の趣旨に沿いまして、適時適切に対応してまいりたいと存じております。