深川市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日
学校の周年行事
2012年12月11日、深川市議会の一般質問で、東出治通議員が「学校の周年行事」について質問し、教育部長 平山泰樹が答弁しました。
- 質問者
- 東出治通 議員
- 答弁者
- 教育部長 平山泰樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 東出治通
それでは、次の質問に入りたいと思います。今回は周年行事に特化した形で質問させていただいているものですから、次に学校の周年行事についてお伺いしたいと思います。最近では学校の周年行事にも、私から見ると異変が起きていると。校名を伏せて申し上げても、私がここで発言するということとなれば、すぐに音江の学校だということになると思いますので、この場でははっきり申し上げさせていただきたいと思います。10月14日の音江小学校の「20周年を祝う会」、このご案内をいただいて出かけて行きました。この日は、午前中に音江小学校の学芸会、午後からはPTA行事の地域との「ふれあいフェスティバル」、そういう行事が組まれていて、その午前と午後、昼食の時間を除く間の本当に限られたわずか30分、その時間が割り振られて、この「20周年を祝う会」が挙行されたという状況でございます。他の行事の間ということですから、式典というイメージからはほど遠いような形でございます。案内をいただいて、その時間に行ったのですけれども、特に祝う会の式次第的なものも何も用意されていませんし、学芸会のプログラムだけいただいた。祝う会に関するものは、手元に残るものは紙1枚もなかったと記憶しています。同窓会長が主催者側という立場で挨拶されて、来賓として沢田教育長が祝辞を述べて、その後、子供たちが合唱か何かをして祝う会が終わりというような流れだったと思います。当然そういう流れですから、学校長の式辞もないと。同窓会長以外に20周年を祝う会の会長という方がおられて、その方の名前で案内が来たのですけれども、その方のご挨拶も何もないということでございます。行事の間のどさくさというような感じのあっという間の会です。祝っているのか何なのか、来賓席に座っていても、校長先生は、挨拶しないでカメラを持ってちょろちょろ動き回っていたり、ああいう姿を見ると本当に祝う会の趣旨に沿った形のものなのかと率直に思いました。聞くところによりますと、この音江小学校の20周年の周年行事に関して、同窓会あるいは地域への相談はなかったと。同窓会長が、主催者側でご挨拶されましたけれども、その日だけ頼まれてご挨拶されたようで、事前の相談は何もなかったと。さらに、記念事業的な特別なものは何もしないと決まったということであったようです。余り詳しい話をすると差しさわりも出てきますから、このぐらいにしておきますけれども、このようなケースというのか、今の時代の学校の周年行事のあり方として、こういうやり方がもう普通なのかと。私は違うという認識をしていますけれども、現実にこういう形で行われたということですから、事実に沿って申し上げていますけれども、祝う会が終わって、あの場所で、私は何か言いそうになったのです。残念な気持ちも含めて自分の思いを言いそうになったので、ここでそんな話をしてはいけないということで、すぐ席を立たせていただいて家に帰りましたけれども、本当に残念な祝う会だったと思っています。私は、先ほどの市の記念事業の件でも申し上げましたけれども、周年行事、10年ごとの節目、10年間の記録をきちんと整理して残しておく、私は周年行事の最大のポイントが、そこにあると思っています。記憶というのはどんどん薄れますし、10年の節目で一定の記録を残さなければ、今度20年の記録といったときに本当に思い出しようもないし、まとまりがなくなっていく。そういう記念誌というものでしか形につながっていかないのです。だから、大事だと思っています。例えば、子供たちに対する教育的な観点から考えても、そういう節目をきちんと形にする、あるいは式典というのはこういうものだ、10年に1回の節目を、ある意味厳かにきちんとお祝いするということの重要さ、こういうのは教育的観点から見ても、非常に重要だと思います。普通の授業も大切かもしれませんけれども、それが先ほど申し上げた音江小学校のようなどさくさに紛れたような形でやって、子供たちの気持ちに、ああこんなものかと、やらないほうがいいのではないかと思うぐらいな会でしたから、あえて苦言を申し上げています。それで質問に入ります。まず1点目、音江小学校の事例も含めて、市内の小中学校における周年行事の取り組み状況についてお聞かせいただきたいと思います。次に、2点目ですけれども、教育委員会として、学校の周年行事に対してどのような見解を持たれているか。教育委員会見解の周年行事のあり方、こういうものをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
学校の周年行事についてお答え申し上げます。初めに、市内小中学校における周年行事のあり方についてですけれども、市内小中学校の周年行事の実施状況につきましては、過去5年間では、平成19年度に北新小学校が開校90周年、深川中学校と一已中学校が開校60周年、22年度には納内中学校と音江中学校が統合30周年、本年度では音江小学校が開校20周年の周年行事を実施しております。周年行事の内容といたしましては、学校、保護者、同窓会などが協賛会を組織し、記念式典、記念祝賀会、記念誌の発行のほか、記念行事として体育行事、文化行事、植樹、コンサートなどが行われているところでございます。次に、教育委員会としての学校周年行事に対する考え方についてでございますけれども、これまで開催された学校周年行事の内容としましては、各学校の歴史と伝統を振り返り、その歴史と伝統を礎として、これからの未来に向かってのさらなる充実と発展を目指して、児童生徒、教職員、保護者、同窓会のほか、地域の皆さんも参加されて節目を祝う行事となっていると認識しているところでございます。また、行事の実施につきましては、各学校の慣例ですとか、あるいは地域の実情によりまして、各学校の関係者の協議によりまして開催されることが望ましいと思うところでございます。議員の質問の中に、普通のことなのかという質問がございましたけれども、近年の教育ニーズの増大等に伴いまして、周年行事の内容や規模が縮小される傾向が続いているということはあると思います。基本的に学校では、慣例や学校の実態を勘案しながら、学校長を中心に相談され、周年行事の意義に即した事業を実施していると認識しているところでございます。教育委員会といたしましては、周年行事のあり方については、今後も各学校長を初め、関係者の皆さんのご相談の判断に任せたいと考えておりますけれども、周年行事を入学式や卒業式と同様に扱い、地域の方々への対応につきましては、学校によって差が生じないよう引き続き指導、助言してまいりたいと考えているところであります。
再質問 12番 東出治通
最後に1点だけ再質問いたしますけれども、いわゆる音江小学校の事例も含めてということでお聞かせいただきましたが、教育委員会の周年行事に対する見解も示されました。多少規模を縮小したりというような、そんな傾向もあるということでございましたけれども、やらなかったということではないけれども、縮小などというものではないのです。そういうことで考えたときに、例えば音江小学校のような実施状況に対して、教育委員会としてはどのように思われているのかと。さらに言えば、同窓会あるいは地域の方も、学校側に、せめて記念式典だけでもきちんと実施してほしいという要望に行ったようですけれども、もう日程的に無理だという一点張りで、日程をとっていただけなかった。結果として、行事と行事の間の30分ということだったようですけれども、そういうときに地域、同窓会はどうすればよろしいのでしょうか。教育委員会としてのこのことに対する見解も、ご教示いただければと思いますので、以上、申し上げて質問を終わらせていただきます。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
小中学校の周年行事につきましては、学習指導要領の中に特別活動というものがございまして、この中に位置づけられるものが多く、学校生活に有意義な変化や折り目をつけて、厳粛で清新な気持ちを味わい、新しい生活の転換への動機づけを児童生徒に行うことを狙いとするということで、実施されるものと受けとめてございます。その実施につきましては、学校長を中心に決定いただいておりますけれども、児童生徒と保護者、教職員だけでなく、今、議員がおっしゃられました地域の同窓会の皆さんなどにも参加していただき、ともに祝い、分かち合った労苦を懐かしみ、ねぎらい合う場となるというのが望ましいものと考えてございます。多くの方々が地域の学校に思いをはせ、ますますの発展を願うということ、愛校心を高めるよい機会となるような、そういう工夫を積み重ねていただきたい。そういう認識を持っているところでございますので、できる限りそうしたものに近づけるよう、教育委員会としても努力してまいりたいと思います。