深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月6日
市勢要覧
2012年9月6日、深川市議会の一般質問で、東出治通議員が「市勢要覧」について質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。
- 質問者
- 東出治通 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 坂本光央
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 東出治通
6月、第2回定例会、本会議開会前のこの議場で、長野議長から議員20年表彰の伝達をいただきました。この間、支えていただいた多くの皆さんに、この場から感謝を申し上げるものであります。議員にとって、日ごろの市民との触れ合い、日常の議員活動の集大成が、この議場における質問や議論の場面であると考えております。この20年間、80回を超える定例会の中で、みずからも含め多くの先輩議員や同僚議員の質問を聞いてまいりました。ある議員は、質問に立つときは毎回1カ月前には原稿を仕上げ、1カ月の間、何度も復唱し本番に臨んだ、そういう先輩もおられました。一つの課題を掘り下げ1時間近く持論を展開し、とうとうと質問をする先輩議員もおられました。毎回同じ質問を繰り返し、みずからの主張を形にするため粘り強く取り組む議員など、さまざまな質問のスタイルや議論のあり方を目の当たりにしてまいりました。市民の幸せを願いながら、少しでもこの深川のまちに住んでよかったと実感してもらえるような行政運営がなされるように努力する姿勢、それは今日の議会でも同様であると確信いたしております。ただ、現在の一般質問、一問一答の質問になって項目ごとの議論がわかりやすくなった反面、議員個々の質問の持ち味、個性がなくなったような感がして、多少残念な気もいたします。さて、他の議員からもロンドンオリンピックに言及する話題のお話がありました。私も寝不足の連続で、すっかり生活のリズムを狂わせてしまいましたけれども、それ以上の感動を与えていただきました。私が最も印象に残った競技の一つ、1点だけご紹介させていただきます。北海道出身のバドミントン男子シングルスに出場した佐々木翔選手、彼はメダルが期待された実力のある選手であります。同じバドミントン競技の女子ダブルスでメダル獲得を意識する余り、わざと破れて敗者復活戦に回り、強豪のいない別のトーナメントの山からメダルを目指した結果、無気力試合と判定され2組のペアが失格になりました。佐々木選手は、これとは対照的にメダルをとれる実力を有しながら、準々決勝で世界ランク1位の中国の林選手と対戦し、勝利の一歩手前まで相手を追い詰めましたが、惜しくも敗れました。佐々木選手はインタビューで、「私のオリンピックの目標はメダルではなく、世界ランク1位の林選手と対戦することでありました。敗れましたが、目標を果たすことができ大変満足しています」、そういうふうに語りました。また、みずからのバドミントンについて、「これまでバドミントンを続けてきて、シャトルが自分の想定したところに返球されたことは一度もありません。想定しないところに返されてきたシャトルにどう対応するかの連続であります」、そんなコメントをされました。私的な感想は申し上げませんけれども、大変強く印象に残りました。前説がいつものように長くなりましたけれども、これより通告に従い一般質問に入ります。私が想定する以上の答弁、よい意味で想定外の返球を期待して質問に入ります。質問の1番目は、市勢要覧についてであります。20年の議員活動の中で、これまで常任委員会等の所管事務調査、会派の政務調査など全国の数多い自治体にお邪魔をして調査させていただきました。どの自治体に行っても、いただく資料の中には必ず市勢要覧が含まれております。いずれも、まちづくりの思い、方向性、今どのような分野に力を入れて行政推進しているか、市民の様子や福祉あるいは教育、産業や経済の状況など、それぞれ工夫を凝らしコンパクトにまとめられております。市勢要覧を市民が手にする機会はほとんどありません。私も深川市の市勢要覧を5年ぶりぐらいで手にいたしました。5年ほど前、2003年度に発行された市勢要覧について、5年間一切改訂がされずにごく一部の写真、例えば議会の議長や副議長の写真を差しかえて、そのまま使っていることをこの場から指摘させていただきました。さらに、市勢要覧は数年の中で適宜リニューアルしていくことが望ましい、そんな提言もさせていただいた経過がございます。手にするのは、それ以来のことでございました。さきに取り上げたときの答弁、そのときは財政事情これあり、そういう答弁でございました。2003年度版の市勢要覧が手元にありますけれども、この内容については十分、市勢要覧としての体をなしている、そういうふうに申し上げておきたいと思います。今回、ことし新しく改訂されたもの、さらには2008年度版の市勢要覧、両方を見させていただきました。後者の二つ、ともに「四季のアルバム 深川の季節風」というタイトルがつけられ、タイトルのアルバムというとおり、写真が中心の構成になっております。ちなみに、2003年度版の市勢要覧のタイトルは、グローバルとローカル、この言葉からの造語で「グローカル 地域から世界へ深川を発信」、そういうタイトルでございます。タイトルを比べただけでも、同じまちの市勢要覧かと思うほど「世界へ発信する」から「深川の季節風」、このギャップには若干驚くものであります。今年度版は、風景写真が十数枚、イベントの写真が五、六枚、道の駅など施設の写真が数枚、文章も含め市勢要覧本来の目的を果たす体になってはいない、そう言わざるを得ない。視察や各種大会で深川に来られた方々や、企業誘致やスポーツ合宿招致で企業を訪れる際に携えて配布されていると推察いたします。この市勢要覧からは、深川市のまちづくりに対する熱意は伝わらないのではないか、そんな感じさえいたします。少々辛口なりますが、観光パンフレットの域を出ていない、しかも総花的で特徴のない、市勢要覧というには物足りないものになっている感がいたします。ただ、私の個人的主観ですけれども、今年度の市勢要覧の表紙のセンス、これは私好みであります。しかし、2008年度版は表紙も余り好みではない、だめです。以上申し上げ、質問に入らせていただきます。まず1点目、市勢要覧について、どのように位置づけし、どんなコンセプトを持って作成されているのか。2点目、先ほども来市される方や企業訪問の折にと申し上げましたが、頒布の対象者と部数、ことしの改訂版の印刷部数について、以上2点についてお伺いするものであります。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
市勢要覧についてお答えいたします。まず、1点目のどのようなコンセプトで作成しているかについてでありますけれども、市勢要覧は、本市の現状をわかりやすく理解していただくために作成しているものでございまして、従来はおおむね3年間隔で冊子として作成してきており、平成14年に38ページの物を作成いたしまして、それ以降は厳しい財政事情等も考慮し、19年まで基本的に同じものを、変更のあった部分の差しかえなど行い使用してきたところでございます。その後、平成20年3月に簡潔でわかりやすく見ていただく方に本市の印象が強く残る市勢要覧とすることを基本方針といたしまして、新たに作成することとし、その際に、近年の社会情勢や国政の変化が早まり、これに対応する市の施策も同様であることを踏まえまして、4年程度使用する市勢要覧には、市の施策について掲載を見合わせることとし、写真を多用した両観音開きの8ページ体裁に改訂したところでございます。また、本年3月の改訂におきましては、平成19年度に大きな見直しをしたことから、古くなった内容のみを差しかえるとともに、それに応じたデザインの変更のみとしたところでございます。2点目の頒布対象者と部数につきましては、主に会議や研修などで本市を訪れる方や希望される市民の皆さんを初め、企業訪問や移住定住フェアなどで本市を紹介する資料として配布しているところでございまして、平成19年度及び23年度はそれぞれ3,000部を作成し活用しているといった状況でございます。頒布部数といたしましては、平成19年度版では4年間で約1,700部、23年度版ではこれまで約300部となっているところでございます。現在、市勢要覧は、おおむね4年をめどに改訂するよう計画しておりますので、次回改訂の際には体裁だとか掲載内容が時代に応じたものとなっているかなどを検証するとともに、議員からご指摘の点も踏まえまして、本市のまちづくりの主要な施策を盛り込むことなどの検討を含めまして、必要な見直しをしてまいりたいと考えております。
再質問 12番 東出治通
1点だけ、再質問させていただきたいと思います。再質問に入る前に申し上げておきますけれども、今ほど2003年度版、2008年度版、2012年度版の市勢要覧をお示ししましたけれども、いずれもこの市勢要覧の年代の表記は西暦になっております。私自身もそのことを意識して、西暦で質問させていただきました。そういう配慮をしながら、こちらも質問させていただいていますので、できれば答弁もこれらに合わせて、平成ではなくて西暦でお答えいただくと、なおわかりやすいと思いますので、そこら辺のところは意識いただければと思います。それでは、再質問に入りますけれども、4年をもって改訂と、従前は3年ごとに改訂してきた。2003年度版についてだけは5年にわたって使ったということですけれども、答弁としては、この次の改訂に向けて非常に正確な、正しい方向性の考え方と思います。そうであるならば、今の市勢要覧を、この私からすると、余り市勢要覧と言えるのかというようなことも含めて言わせていただくと、これを4年間使うのではなくて、もう少し期間を縮めて改訂すべきではないか。今回のようなアルバム的なものではなくて、かつて発行していたものと中庸程度のところで折り合いをつけていただいて、そして従前の3年ごとの改訂に戻すべきだと考えますけれども、見解を伺っておきたいと思います。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
再質問にお答えいたします。市勢要覧は、先ほどの答弁の中でもご紹介いたしましたけれども、費用対効果など検証、考慮いたしまして、4年程度、十分に在庫があるように作成しているということでございますけれども、年によって非常に使用の部数の変動が大きいということもございます。そういったこともございますから、4年を超えて使うということは当然あり得ないと、内容等もございますので、そういうことはございませんで、今後の使用状況など大いに使うということになりましたら、当然に早めてということも検討しなければならないと思います。ことしなどはいろいろな公式行事もございますので、そういった使用も多いものだと思いますから、そういったことを見ながら、4年ないしもう少し前倒しになるような対応について十分に見きわめをしていきたいと思います。
再質問 12番 東出治通
答弁については理解させていただきました。ただ1点、申し上げておきますけれども、これまでも頒布された後に、差し引きすると相当数余っているのだろうと。せめて改訂されたときには我々の手元にも届くようにしていただきたいとお願いしておきます。