みんなの議会

深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月5日

放射線副読本

2012年9月5日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「放射線副読本」について質問し、教育部長 平山泰樹が答弁しました。

質問者
和田秀隆 議員
答弁者
教育部長 平山泰樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 和田秀隆

それでは次の質問に移ります。4番目の質問は、放射線副読本についてです。前回の定例会でも取り上げました、この副読本に関して、内容は前回紹介したとおりですが、被災地から特に批判の声が上がっていて、廃止運動が各地で起こっています。また、全日本教職員組合ではいち早く、子供たちに手渡すことはできないと断じ、また北海道高等学校教員組合連合会も配布中止を求めています。これらを受けて、文部科学省は6月19日に行われた行政事業レビューで出された評価結果でこう述べられています。「結論は一部改善であったが、内容的には原子力推進のための原子力教育を抜本的に改め、放射線が放射されてしまった環境で国民が放射線に関する知識を正しく理解し、放射線に対して自らの身を守り安全安心に日常生活を送れるようにするための放射線に関する総合的な教育をきちんと行っていくべき。」。文部科学省のこの見解は、まさに不適切さを認めたものにほかなりません。これは重く受けとめて、新しい副読本の回収を提案したいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)

放射線副読本について答弁申し上げます。放射線副読本につきましては、今、議員がおっしゃられたように、さきの第2回市議会定例会で質問いただいておりますけれども、現段階では、その答弁の内容と異なることはない状況にございます。質問にあります見直しにつきましては、空知教育局等への照会などでも連絡等は入っておりませんし、また特に副読本の見直しについての情報はないのが現状になってございます。インターネット等で調べる限りでは、ご紹介のありました省庁事業仕分けの中で、原子力教育支援事業委託費の項目が仕分け対象になっておりまして、事業に含まれる八つの事業がその対象となっているところであります。この事業は、「原子力に関する教育の取組の充実を図るため、各地域等が行う学校教育の場などにおける原子力に関する知識の習得、思考力・判断力の育成のための取組」となってございます。放射線副読本の作成・配付もそのうちの一つの事業となっておりまして、事業仕分けにおける見直しについては、知識の習得等に限らず、事故が起きたときに身を守る対応を含めた総合的な内容とするというような報道になっております。見直しの内容については、今後、国の動向や北海道からの連絡等を受ける中で、その内容に即した対応となるように努めていくものですが、現時点では、繰り返しになりますけれども、その内容が判然としない中では、対応については申し上げることにはならないものと考えているところであります。したがいまして、副読本の取り扱いについても、今後の動向を十分見きわめて対応してまいりたいと思います。

再質問 8番 和田秀隆

再質問いたします。少しスピード感がないのではないかという印象を受けます。先ほどレビューのことを答弁されていましたが、結果だけ言われているわけです、8事業の中の1事業であると。しかし、このレビューというのは物すごい内容がありまして、その中で言われてきた見解で一つ二つ紹介しますと、副読本に関してですが、民間でもよいものが出回ってきている。指導要領の中に放射線の項目が組み込んである上で、教員もその研修を行っている中です。であるから今日では必要性が薄いと、そういうレビューが出ています。結果だけでなくて内容を見てもらいたいのです。加えて、深川市は非核平和都市宣言しているまちです。被災者の受け入れもしています。そういった中で、ここまでマイナス要素が出てきているものを、使う意味がないと思うのですが、どうですか。

答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)

ご指摘もございますけれども、先ほど答弁いたしましたように、この副読本に係る改訂等の連絡が文部科学省等からあれば、その時点で検討することもやぶさかではございませんけれども、すぐにどうこうという考えは、今のところ教育委員会としては持っていないところでございます。

再々質問 8番 和田秀隆

再々質問でお願いします。 教育委員会が国の行っていることに従わなければならないという立場もわかりますけれども、教育委員会が守らなければいけないのは、間違ったことを内包して上から言われたことなのか、それとも子供たちの健全な育成なのかという問題があると思うのです。各地の教育委員会では、下の教育委員会から上の教育委員会に対して、これは私たちの判断で使いませんということを真摯に、もう既にいち早く言っているところもあります。そこに関してどうなのでしょうか。私はすごい意識の離れが見えるのですけれども、そういう意識になるようにできませんか。お答えください。

答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)

基本的には、文部科学省あるいは北海道の見直しがもしなされるとすれば、そういった連絡というのは当然来るはずでございますので、そうしたものをきちんと承って、その上で教育委員会として判断していきたいと考えております。

再々質問 8番 和田秀隆

どうも、子供たちより上からの命令のほうが優先みたいですね。

出典:深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる