遠軽町議会 平成31年第4回定例会 2019年6月19日
遠軽町図書館の運営について
2019年6月19日、遠軽町議会の一般質問で、山本悟議員が「遠軽町図書館の運営について」質問し、教育長 河原英男、図書館長 中島伸司、教育部長 大貫雅英が答弁しました。
- 質問者
- 山本悟 議員
- 答弁者
- 教育長 河原英男、図書館長 中島伸司、教育部長 大貫雅英
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 山本悟
通告書に従いまして、遠軽町図書館の運営について質問します。インターネットやスマホの普及による「活字離れ」、「読書離れ」が叫ばれている現在、遠軽町図書館(図書室含む)においても、利用者、貸出冊数が減少の傾向にあるようです。小学生から大学生まで「読む力」、「読解力」の低下が問題視される中、文部科学省は平成24年度に図書館の設置、運営上の新たな基準を示しており、遠軽町においても図書館事業の質をより充実させて、利用者と貸出冊数の増加につながるような特色のある図書館サービスを、町民に提供する必要があると考えます。さらに、今年度発表された教育行政執行方針では、図書館に関する項目が、以下3点で示されております。各図書館、図書室の蔵書資料の充実と読書の普及促進、生涯学習活動の支援拠点施設としての機能向上と町民に親しまれる運営。図書館システムに係る機器等の更新による、より効率的な運営。学校図書室の充実に向けた支援策についての調査研究。これらのことも含めて、以下の点について質問します。(1)、読書の普及促進について「活字離れ」、「読書離れ」の傾向がある現在、どのような方策で普及促進を図るのか。(2)、各小中学校の図書室への支援策は、どう図られているのか。また、学校図書室《令和元年6月19日》の充実に向けて、どのような調査研究を行っているのか。(3)、文部科学省の基準では、専門的なサービスを実施するために、必要な図書館司書の確保を求めているが、館長以下、正規職員で司書の有資格者は配置されているのか。以上、伺います。
答弁 教育長 河原英男(教育長は2023年6月まで)
山本議員の御質問についてお答えいたします。まず、1点目の「活字離れ」、「読書離れ」の傾向がある現在、どのような方策で普及促進を図るのかという質問でございますが、図書館の運営につきましては、平成24年度に文部科学省から出された図書館の設置及び運営上の望ましい基準を踏まえ、読書活動の振興を担う機関として、また、生涯学習活動を支援する拠点施設として、利用者及び住民の要望や社会の要請に応えた運営に努めております。議員の御指摘のとおり、昨今、活字離れや読書離れの傾向があることは、私も強く感じているところであります。このような情勢におきましては、即効性のある対応策というのは、今のところ見当たりませんが、幼少期のお子さんや青少年期の子どもたちに、本を読むことが楽しいと感じてもらえるような事業を積極的に実施し、住民の年齢各層に合わせた読書の普及策を地道に行っていくことが必要であると考えており、図書館協議会の委員の方々の御意見も伺いながら、利用者の視点に立った図書館サービスに努めてまいりますので、御理解を賜りたいと思います。2点目の各小中学校の図書室への支援策は、どのように図られているのかという御質問でございますが、従来、図書館が学校の図書室に対して、直接かかわることは少なかったことから、今年度、学校図書館がどのような支援を求めているのか調査研究し、それを受けて図書館としてできる支援策を提案しつつ、学校図書室の充実に向けて取り組みを行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。3点目の館長以下、正規職員で司書の有資格者は配置されているのかという御質問ですが、図書館法第4条及び第13条では、公立図書館に館長並びに専門的職員、事務職員及び技術職員を置くと定められております。また、文部科学省から出されている運営上の望まして基準には、市町村教育委員会は、図書館が専門的なサービスを実施するために、必要な数の司書及び司書補を確保するよう努めるものとすると示されております。このことから、遠軽町図書館としましては、嘱託職員として、現在、図書館司書を2名配置しております。以上でございます。
質問 12番 山本悟
(1)の今、教育長から報告がありました。普及促進で幼少期、青少年の子どもに読む楽しさを味わってもらうというふうに聞きました。私も福祉センターの図書室時代から図書館には通っていまして、皆さんが一生懸命努力されていたの《令和元年6月19日》はよくわかっております。そこで今回、幼少期、青少年の小さな子どもには一生懸命やっているのですね。大人に対する本を普及する活動というのは、特にやられていないのかなというふうに思いまして、1点、私のほうからお話ししたいと思います。中高年、それから農業者、それから林業の方、つまり図書館が開いている時間帯に来られない町の人が、たくさんいらっしゃるのではないかというふうに思うのです。そこでそういう人たちに対して、ある市では宅配便を利用した図書の配付サービス、これは料金は個人持ちですが、インターネットを利用して図書館にこの本を貸してほしいと言えば、図書館ではその本を配送、宅配業者を利用して送るという方法も実施されております。この方法、遠軽町にとってもいいものではないかと思うのですが、まず、その点についていかがでしょうか。
答弁 図書館長 中島伸司(図書館長は2019年6月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。中高年、それから農業者、林業者の方を含めて、なかなか図書館に来られない方への対策ということでございますが、図書館の開館日につきましては、29年度から従来、祝日を休館しておりましたが、祝日も開館するようにいたしております。29年度の祝日の開館日数は14日ございますし、30年度につきましては祝日の開館17日、開館いたました。祝日の開館に合わせて、より多くの方が利用いただければと思って努めております。さらに、図書館になかなか来ることができない高齢者、交通手段がないとか、それから障がいを持っていらっしゃる方につきましては、お申し込みをいただければ、図書館のほうから御希望の本を御自宅へお届けするサービスも始めております。以上のような取り組みをしてございますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 12番 山本悟
今の答弁で、私の言った十分な意見、これで第1問終わります。(2)番目の小学校図書室への支援ということで、先ほど教育長から、これから研究をするというふうなお話ありました。これから研究することに対して、どうのこうのと申し上げることはできませんので、それで1点。私どものいろいろな人の話を聞いて、学校への司書、司書さんの派遣のことは考えられないだろうかという意見がありました。学校にとって、司書が来ていただけるということは、図書の貸し出しにすごく実効性がある。なぜかといいますと、司書は図書のこと全て知っているので、子どもたちの要望、それから読みたいという本の傾向、これを全て彼らは押さえているので、司書の派遣をお願いしたいという意見がありました。その点に関して、いかがでしょうか。
答弁 図書館長 中島伸司(図書館長は2019年6月まで)
学校図書室に対する図書館としての支援でございますが、確かに図書館司書は、図書に対して専門性を有しております。したがいまして、ことしの夏休み明けから図書館の司書を学校に訪問させまして、まず、図書室の状況を調査、把握い《令和元年6月19日》たしまして、具体的な方策の研究を始めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 12番 山本悟
派遣につきましてはわかりました。それで、先ほどの答弁の中で、調査、研究の話をしました。今、している最中ですということですけれども、この調査、研究した結果発表、それはいつごろめどになるか考えられておりますか、教えてください。
答弁 図書館長 中島伸司(図書館長は2019年6月まで)
町内の学校、これから調査に参るわけですが、調査、研究につきましては速やかに進めてまいりたいと思いますが、時期のめどについては、今のところお答えできませんので、御理解いただきたいと思います。
質問 12番 山本悟
要望として、年度内にぜひやってほしいという学校の要望がありましたので一言伝えておきます。3番目の正規職員の司書の配置ということで、先ほど嘱託職員2名というお話でした。ということは、私が質問しました正規職員はいないというふうに考えてよろしいでしょうか。
答弁 図書館長 中島伸司(図書館長は2019年6月まで)
図書館には、町職員としての司書を持った職員はおりません。
質問 12番 山本悟
いらっしゃらないのでしたら、これ以上話はできませんので、これでやめます。図書館に関することなのですが、平成30年度の遠軽町行政評価町民アンケートの中に、図書館に冷房設備がないことが不思議だということが書かれていました。それで遠軽町内には、四つの図書館・図書室があるのですが、本当に冷房設備がないのかどうかを伺いたく、また、ないところには設置する予定はないのかどうかをお聞きしたくて、今、質問しました。
再質問 12番 山本悟
再質問させてください。図書館の冷房装置について、四つあるのですが、ついている場所と、ついていないところには設置する予定があるかどうか教えてください。以上です。
答弁 図書館長 中島伸司(図書館長は2019年6月まで)
現在、遠軽、生田原の図書館、丸瀬布と白滝の図書室には、エアコンという専用の冷房装置はございません。ただ、遠軽の図書館には水道水を循環させて空気を冷やす、そしてそれを冷風で館内に流すという冷風装置がございまして、こちらで現在、対応しているところでございます。図書館のエアコンの整備につきましては、計画はございません。
再質問 12番 山本悟
丸瀬布、生田原、白滝がないというお話、お聞きしました。町民の中には、やはりぜひ欲しい、あることによって行きたいという方もいらっしゃいます。図書の普及促進にもつながるのかなと思いますので、計画はないにしても、これから何かの機会に考えていただきたく思います。
答弁 教育部長 大貫雅英(教育部長は2021年9月まで)
冷房の関係なのですけれども、公共施設たくさんございまして、その中で図書館が先にということにもなりませんので、全体を通した中で今後、検討していくような形になるかと思います。よろしくどうぞお願いします。