遠軽町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月21日
(1)豊里地区における上水道の未整備の解消について/(2)携帯電話の不通話地区の解消について
2017年6月21日、遠軽町議会の一般質問で、松田良一議員が「豊里地区における上水道の未整備の解消について」「携帯電話の不通話地区の解消について」について質問し、町長 佐々木修一、水道課長 落合一実、企画課長 佐藤祐治が答弁しました。
- 質問者
- 松田良一 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、水道課長 落合一実、企画課長 佐藤祐治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 12番 松田良一
私は、地域の問題、二つに対しまして質問させていただきたいと思います。1点目は、豊里地区における上水道の未整備の解消について伺います。豊里地区は、生田原川周辺の岩盤により、地下を掘っても上水のため、金気の多い飲料水には適さない水であります。また、ボーリングにより120メートル掘っても水は出てきません。膨大な費用がかかっております。特に、昨年は台風などの長雨により、飲料水が汚染され、薄赤く濁った状態にまでなりました。このことにより、長く住みなれた場所を離れようと考えた人もいます。この地区は、市街地にも近く住みやすいところです。平成32年度には高規格道路も整備され、より生活のしやすい環境になります。そのためにも、農家ばかりでなく、地域住民の良質な飲料水の確保のため、上水道の整備を行うのが喫緊の課題と考えますが、町長の見解を伺います。2点目、携帯電話の不通話地区の解消について伺います。携帯電話は生活に必要不可欠であり、通信手段としてはなくてはならないものになりました。しかし、遠軽において、いまだ通話不可能地区があります。特に、若松地区は通じません。若松地区には7戸の住宅があり、ほとんどが農業を営んでおります。農地が広範囲に分散しており、緊急時における連絡はできません。また、瀬戸瀬インターチェンジの開通に伴い、栄野から若松、見晴、そして学田へと抜ける道道の車両が増加し、交通事故などの緊急連絡が通じないことによる人命救助などに大変支障を来しております。この地区のいずれかの箇所に通信アンテナを設置し、携帯電話が通じるように早急に関係機関に要望すべきだと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 佐々木修一
松田議員の豊里地区における上水道未整備の解消についての御質問にお答えいたします。ライフラインの一つである水道水の安定的な供給は重要な施策であると考えております。近年の急激な気象の変動により、遠軽町でも集中豪雨の発生や台風の襲来で、水源である河川の水質悪化や水道原水の濁度の長期化など、浄水処理に苦慮する事態が多くなりました。このような状況の再来が懸念され、対策が急がれる中、安国地区、生田原地区上水道を整備し、今年度からは生田原水穂地区、白滝地区の上水道整備に着手したところであります。これらの整備とともに、給水区域の拡張と未普及地域の解消につきましても、これまで以上に町民の皆様に信頼されるライフラインとして、安全かつ強靱で安心できる水道水の持続的な供給を目指すものであり、本年3月に策定した遠軽町水道事業ビジョンで施策に掲げております。豊里地区につきましては、地域住民の方々の実態を調査しながら、給水区域の検討を進めてまいりたいので、御理解を願います。次に、2番目の携帯電話不通話地区の解消についての御質問にお答えいたします。町内における携帯電話のサービスエリア外地域、いわゆる大手通信事業者3社のサービスが全く利用できない不感地帯につきましては、議員のおっしゃる遠軽地域の若松地区のほか、同じく湯の里地区及び丸瀬布地域の武利地区の3か所と認識をしております。平成27年11月に滝上町で起きました死亡交通事故をきっかけに、携帯電話不感地帯に対する住民の皆様の不安感が高まっていることは承知しておりますし、また、高規格道路の延伸に伴いまして、今後ますます本町の交通量が増す中で、通信基地局は事故等の迅速な対応には欠かせないインフラであるとも認識をしております。現在、国におきましても、携帯電話のサービスエリア外地域の解消に努めるべく、全国的に各自治体の現状調査を行っているところであり、その結果に基づき、まず国の動向も注視していく必要があると考えております。今後におきましては、当該地区の携帯電話の利用実態調査を初め、国や携帯電話サービス事業者とも情報共有を図りながら、要望を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上であります。
質問 12番 松田良一
まず最初に、今年の3月に水道事業ビジョンがなされておりまして、その中には、29年度から38年度まで10年間にわたって、今回言われました水穂地区、そして、白滝の水、そして、今回私が質問した豊里の未整備地区もその中に含まれています。特に、今、私が質問しました豊里につきましては、10年計画の後半に設定されている中で、今の状況を鑑みますときに、もうちょっと早く検討しながらできないのかなという思いがあるのですけれども、その辺、どのような考えでしょうか。
答弁 水道課長 落合一実(水道課長は2019年3月まで)
ただいまの松田議員の質問にお答えいたします。今後の進め方としましては、豊里地区の人口や給水要望者箇所の確認だとか、現状の把握に基づき、拡張区域の検討、または管路延長の検討や管種、口径の検討といったさまざまな検討が必要になってくると思います。また、多額の事業費が見込まれまして、それに対する財源の検討も必要となっております。現在、白滝地区の整備に着手したところでありまして、その費用も莫大になることが想定されております。また、完成までに相当の年月を要することになると思います。このことから、豊里地区の給水区域拡張の時期につきましては、今の段階では明言できないことを御理解願いたいと思います。以上です。
質問 12番 松田良一
なかなか難しいという答弁でなかったのかなと思います。今、私、質問させていただいています豊里地区は、本当に農村の中でも広い中で、20戸ほどの住民が住んでいる状況ですけれども、その中でほとんどが農家をやっている方です。水道会計の状況を見ますと、本当に費用対効果が低いという認識も持っています。しかしながら、水は生きる部分で本当に大切なインフラでないかなと思うのです。酪農家にとっても、せっかく安心安全な牛乳を搾っても、水が悪いばかりにバルククーラーとか搾乳器具の洗浄がうまくいかなくて、出荷時にはなかなか、生菌数の高い状況での出荷が行われているというのが現実なのです。やはりそういう部分も解消し、その地区で営農を長くやっていくためにも少しでも早く対応してもらうのが、そこで営農していく人間にとっては安心のできることなのかなと思いますけれども、改めてもう一度お伺いします。
答弁 町長 佐々木修一
水については、まず、市町村、自治体として、やはり事態が発生したときの大きな仕事は、一つはインフラの整備、水道、道路、そして、あとは義務教育、小学校、中学校を管理運営していくということが大きな仕事でありました。私も町長に就任してから、生田原、安国と浄水場の整備をしてまいりました。今、白滝の調査を開始しているところであります。これについては、合併前に私どももわかりませんでした。水というのは、常時きれいな水が飲める、水道で出るものだと思っておりましたけれども、地域によって差があったということで、先ほど冒頭申しましたように、やはり行政として水の確保は大事なことでありますので、莫大な財源、お金はかかりますけれども、何とか実施してきたところでございます。そして、特に白滝などは、やっぱり天候の変化でしょう、これは。やっぱり大雨によって施設が維持できなくなると、いつも。そして、水の安定した供給ができなくなる。そういった中で、国の制度が変わりまして、これは補助をもらうのには本当に厳しい状況でありましたが、うちの職員と必死になってそれを覆して、今、国の補助等もつくという前提で白滝の事業も着手できるようになったわけでございます。そういった意味で、水というのは重要な面というふうに認識しておりますので、可能な限り、早く実施かどうかのそういったことも含めてやっていきたい。ただ、やはりどうしてもこれは、議員もおっしゃっておりましたけれども、受益者がどれぐらいいるかということも、これはやっぱり考えなければなりません。1軒しかなくても引くのは、それは理想でありますけれども、そこら辺のバランスもこれから調査の上、検討をできるだけ前倒しでもできるのであれば、早くにでも可能な限りやってまいりたいというふうに思っております。以上であります。
質問 12番 松田良一
この水の問題に関して、もう1点だけお聞かせいただきたいと思います。町の上水道が緊急時、水が出ない、汚れたというときは、行政が緊急車両で水を運んで提供したり、そういう状況が即行われるのではないかなと思います。今回の案件にしても、地下水を利用しているところにとっては、そういう緊急時の水が使えないというときの対応は、自分で当然するのですけれども、その緊急時に行政として何ができるのか、やってもらえるか、それをちょっと最後に、この水の問題、聞きたいと思います。
答弁 水道課長 落合一実(水道課長は2019年3月まで)
その地下水が使えなくなった状況にもよりますけれども、一時的に最大限の飲料水の確保の措置から、過去においては、水道課の所有するポリタンクで地下水利用者の方に給水を行った経緯はございます。今後、災害等によって大規模な断水等が起こったときには、その利用者に対して臨時的な給水ができないこともあり得るということをちょっと御理解願いたいと思います。以上です。
質問 12番 松田良一
ぜひ、緊急時には少しでも対応していただきたいと思います。それでは2点目、携帯電話のことなのですけれども、携帯電話は、御存じのように皆さんそれぞれ必要不可欠、私にとっても、最初持ち始めたのも緊急時に対応するために持ちました。今では本当に身から離せない状況があります。これは本当に携帯電話のありがたみというのは身にしみてわかっているつもりですけれども、先ほど言われました3地区、私、今回挙げました若松地区においては、どのぐらいの距離があるのかなと思って走ってみました。実質、栄野の石北本線の踏切から100メートル入ったらもう、携帯はききません。そして、若松地区を抜けて見晴に抜ける道路、見晴会館のところまで通じません。7キロあります。その間には、先ほどの質問の中にもありましたけれども、7戸の住民が住んで、2戸が通いながら牛を飼ったり馬を飼ったりしております。今までは、確かにそこに住んでいる人たちだけの利用であったのですけれども、町長の答弁にもありました、そして私も、瀬戸瀬インターチェンジができたことによっての車の量が想像以上に多いのですね。私が走ったときも大型車両が3台走ったのです。今まではそういうことはなかったのですよね。やはりインターチェンジの効果とはこういうものなのかと。上湧別のチューリップフェアも、そのときは大型バスが頻繁に走っていたと聞いております。事故がなくて当たり前。もし万が一になったときに、あの滝上の死亡事故があった事案、決してこういう状況は起こしてはいけないのではないかなと思います。起きてからでは遅いのです。そういう部分では、もちろん町は要望するだけかもしれません。それしかできないのかもしれません。でも、少しでも声を上げていくことが、地域住民にとってもより一層、生活していくにも安心、そこを通って裏道を走って、普通の状態で行けるのも安心なのかなと思いますが、その点の考えを再度お聞きしたいと思います。
答弁 企画課長 佐藤祐治(企画課長は2020年3月まで)
ただいまの御質問にお答えしたいと思います。携帯電話の不感地帯ということで、通信業者3社、おのおのカバーするエリアというのが異なっております。その辺を含めて、それから、地元の方がどのような携帯を持っているのかということも含めて、実際、調査をさせていただいて、それから、実現可能な要望といいますか、そういったものを今後検討してまいりたいというふうに考えておりますので、先ほど町長が答弁したとおり、国の動向もあります。それから、携帯電話業者、設置するとなると費用の部分も出てきます。運用に関しても今後費用のかかることですので、その辺、情報交換しながら、要望について検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 12番 松田良一
ぜひ、やっていただきたいと思います。この二つの案件は、裏を返せば、そこに住んでいる人が安心してこれからも営農できる、そして、これからもずっと住んでいける、大事な部分ではないかと思っています。ぜひ、この案件を早急にやっていただいて、そこに生活している人らが安心できるようなことを最後に町長にお伺いして、終わらせていただきたいと思います。
答弁 町長 佐々木修一
御答弁申し上げましたとおり、今後、国ですとか事業者、事業者も大きく三つに大体分かれると思いますので、そこら辺の調整等も含め、また、地元の方がどういった機種なのか、統一できるのかだとか、そういうことを含めて、町としてできることをしてまいりたいというふうに思っております。以上です。