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遠別町議会 令和8年第4回定例会 2026年6月19日

合葬墓の建設について

2026年6月19日、遠別町議会の一般質問で、山本仁美議員が「合葬墓の建設について」質問し、町長 國部雅人が答弁しました。

質問者
山本仁美 議員
答弁者
町長 國部雅人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 山本仁美

おはようございます。ただいま議長の許可を得ましたので、通告に従いまして一般質問させていただきます。私からは、合葬墓の建設についてです。私は、これまで合葬墓の問題について、2度一般質問をさせていただきました。これまでの回答は、日本古来の文化としてお墓を中心に家族の絆が深まるものであり、合葬墓の設置はそれに反し、町民から直接声を聞いておらず時期尚早であるという内容であったと理解しています。お墓を中心とした家族の絆が維持できなくなるのは決して都会だけの流れではなく、地方にも広がっていると言え、少子高齢化や核家族化が進む中、全国的にお墓の維持や承継の在り方が年々大きく変わりつつあると思います。継ぐ人がいない、経済的に墓石を建てることが難しいといった事情を抱える方が増え、こうした課題に対する新しい選択肢として、近年各地で合葬墓の整備が進んでいます。北海道内の市町村では、2010年代後半の先行事例に続き、2020年代に入ってから合葬墓の整備が一気に広がっている状況にあると感じています。これは、墓地行政の技術的な課題というよりも、少子高齢化や単身高齢者の増加といった、私たちが直面している人口構造の変化に対する現実的な対応として位置づけられているものだと考えます。第7期遠別町総合計画や過疎地域持続的発展市町村計画にも、斎場や墓地の在り方、合葬墓に関する記述があり、次の3点について町長に質問いたします。1点目は、近隣自治体の設置状況を調べているのか。2点目、第7期総合計画の中に、令和9年から2か年で合葬墓設置事業とありますが、合葬墓設置候補地は決まっているのか。また、想定使用料は幾らなのか。3点目は、施設管理と維持費は誰が負担するのか。以上、3点についての町長の所見をお聞かせ願います。

答弁 町長 國部雅人

それでは、山本議員の一般質問に答えさせていただきます。山本議員の一般質問は、合葬墓の建設について御質問いただきました。近年の少子高齢化や核家族化の進行に伴い、身寄りがない、子供に迷惑をかけたくないなどの理由により、お墓を個々に維持することに不安を持たれている方が増えていると言われております。令和5年12月の山本議員の一般質問を受けまして、合葬墓設置の必要性を検討するため、令和6年度に町民アンケートを実施したところであり、その中で65.1%の方から「必要」との回答を得ており、私としても必要な施設であると認識しております。御質問の1点目の近隣自治体の設置状況ですが、留萌管内では平成31年から令和5年までに1市3町で設置され、収容数、使用料などは把握しており、今後、現地視察を行い、配置や利用状況など調査する予定で進めております。2点目の設置候補地は、現時点では北浜の町営墓地にあります無縁仏供養塔の西側を考えており、使用料につきましては遠別町民の方は焼骨1体3万円程度、町外の方は焼骨1体5万円程度と想定しております。3点目の施設管理と維持費につきましては、現状の墓地管理及び供養も併せて町において進める予定であります。また、本計画については、町民の意向を踏まえ、町内の宗教団体に対し説明や御意見を伺いながら進める計画でございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上、山本議員の一般質問の答弁とさせていただきます。

再質問 5番 山本仁美

それでは、再質問させていただきます。1点目の町長答弁の中に、今後現地視察を行うとお話ししていました。どこの自治体を視察するのか、これは担当者だけで視察に向かうのか、それとも有識者等の参加を想定しているのか、まず1点目お伺いします。それと、2点目の合葬墓設置候補地は北浜の町営墓地にあります無縁仏供養塔西側を想定しているという答弁でした。私は、数年前から町民の方々とこの合葬墓の設置場所などを話してきました。その中でほとんどの町民の方たちは、天塩・遠別共同斎場の敷地の中がいいんでないかというお話が相当数いました。それと、なぜ無縁仏西側を考えているのか聞きたいのと、それから合葬墓の設置場所を最初から絞り込んだとしたら、その理由をお聞かせ願います。最後になりますけども、本計画では、町内の宗教団体に対して説明や意見などを伺いながら進めていくんだという答弁でありました。協議や意見交換の相手となる宗教団体の代表はどのような立場の人を想定しているのか。また、遠別町には7か寺の寺院がありますね。寺院はないけども、ほかの宗教団体もあります。公平性・透明性を確保するために、宗教団体側からの推薦や宗教団体同士の話合いを経て代表者を選出するのか、どのような形で意見交換をこれから行うのか、いつ行うのかを再度質問いたします。

答弁 町長 國部雅人

再質問にお答えさせていただきたいと思います。まず1点目、どこの現地視察をというところの御質問なんですけれども、実際既に担当職員で苫前町の施設を既に視察は済んでおります。そこを参考にある程度、苫前町の設置の経緯も確認した上で参考にして、こういった予定を今組んでいるところであります。必要に応じてほかの施設も見ながら、設置に向けて準備していきたいと考えております。2点目の共同斎場の場所はというところの質問だったと思うんですけれども、当初、天塩町と共同斎場は合同で運営してますので、運営協議会の中でそういった投げかけも行ったところでありますが、この敷地が遠別町内にあるということで、天塩町の方からやはり眠るのは天塩町内にしたいという意見が強いというふうに伺って、共同では設置しないと、まず天塩町からの意向をいただいたところであります。単独でまず設置するとなったときには、利便性のところから考えて、あそこまで行くよりも墓地の敷地内で考えたほうがいいだろうというところで、無縁仏の西側というところを候補地として想定したところであります。3点目の宗教団体の代表という形の御質問ですけれども、特に代表というわけではなくて、各宗教団体の方のところに伺いまして、現状の、実際合葬墓のような施設がある寺院もございますので、そういったところの利用状況ですとか料金ですとかそういったところを伺いながら、もめないようにというか、皆さんの納得いくような形での設置ということを進めていきたいと考えております。以上です。

再質問 5番 山本仁美

数年前に我々議員が道内所管事務調査で三笠市に合葬墓の視察に行ってきたんですよね。あ、町長も行きました。そのときに、「宗教団体とのもめごとがないか」という私、質問したんですよね。そしたら「ありません」と。そして、先ほどの町長の答弁だら、今の共同斎場は遠別の敷地だけども、天塩町が眠るなら地元でっておっしゃっていましたと。でも、よく考えたら、いろいろと私も見てきた、苫前でやってました。増毛、値段的にも、質問ちょっとずれますけども、値段的にも3万円とか5万円とかって、稚内はあれだったんですよね。霊園の上に建てて屋根がないって。三笠は屋根が全部あって、一年中お参りができますよというフレーズで、いろんな地域から来ていただいて埋葬してると。遠別は恐らく墓石だけを中心に建てるのかなと、値段的に考えれば。来年の計画書見たらね。墓石だけじゃなく、稚内は縁に屏風みたいにして名前を刻むんですよね。名前を刻むから安く仕上がっちゃうと。埋葬するのは無料だと。直接合葬方式って言います、これは。だから、遠別も恐らく直接合葬方式で、遺骨をすぐもう合葬しちゃうと、もういろんな人たちと一緒に混ぜちゃうと、この方式だと思うんだけども、場所的にも、今の場所は除雪はちょっと厳しいかなと、冬考えるならば。それで、いろんな人たちと、町民の方と話ししたときに、やっぱり除雪を考えたら今の共同祭場の場所が適地だぞという声が多かったという話で、私の話はやめます。こんな感じで、今まで数年間いろんな人たちと当たってきた思いです。何とかもう一回考えて、もう一回アンケートを取るなり、場所、値段もそうなんだけども、やっぱり一番大事なのは名前を彫ると。どこ行っても墓石は名前彫ってますよね。名前を彫らないと厳しいかなと。名前を彫るのは墓石に名前彫るんじゃなく、縁です。縁に名前を、これをやってほしいかなというふうにして再質問といたします。再々質問ですか。

答弁 町長 國部雅人

今いただいた再々質問なんですけれども、まず、近隣町村を調査しましたところ、そういった建物がある合葬墓というのはなくて、ほとんど墓石を中心とした形になっております。実際、受付期間も雪がない間ということになってございます。基本的にこの合葬墓というのは、どういう使い方、どういうときに希望があるのかなというふうに考えたんですけれども、しょっちゅうお参りに行く方は墓石、それぞれの個人のお墓を用意するのかなと。そこがなくなって、管理する方が遠隔地にいてもう管理できないという方が使うと想定しているところでありますので、そんな頻繁に使う施設じゃないのかなというふうにはまず考えているところで、他町村と同じように夏の間というか雪のない間に、利用するとき、納骨するときもその期間に限定して受け付けているところでありますので、同じような対応にさせていただくのかなというふうには想定しております。合葬墓の使う用途ですね。既に町内にいて頻繁に行くのであれば、お墓だったり納骨堂だったりというところも用意しているのかなというふうに思います。あと料金に関しても、これは想定でまず金額上げさせていただいたんですけれども、これから各寺院等回りましていろいろ調査していく中で、ある種民業圧迫の部分、こっちで安すぎたら、じゃあそこに入れずに、檀家だけどそっちに入れていくという形になりかねない部分も考えまして、その部分でちょっと他町村でいろいろと抗議があったという話も伺っておりますので、そういったところは慎重にヒアリングしながら決定したいと考えております。

答弁 町長 國部雅人

あと、名前を彫るというところは、いろいろそこはいろんな合葬墓参考にしながら、今の段階ではイエスともノーと申し上げられないんですけれども、参考にしながら運用というか、設置のほう、仕様のほうを考えていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

再質問 5番 山本仁美

最後になりました。これはアンケートを取りますか。取らないで、行政を中心としてお寺さんの意向を聞いたりとかって。私、町長に何回かこの話ししたと思うんだけど、今現在、家に先祖代々の遺骨を家に置いてると、宗教に入らないと、そういう人のためにというスタートを私は切ったんです。だから、お寺というのは早い話が檀家で生計立ててるわけだから、早い話が。墓石は関係なく、納骨堂だから。でも、納骨堂が減るのかなとかって、そっちの話じゃなく、今現在、相当数遠別に、自分が聞いてる範囲ではいるんですよね。お寺に所属しない、これからもしないという人。だから、配慮は大事なんですよ。お寺関係の配慮はもちろん、7か寺もあるから。でも、その辺で町としてこういう方向で行くんだよねってやっぱり思いを伝えてないと、意向を聞いても、意見を聞いても、何か前に進むのちょっとまずいかなって思ってるの。だから、町民アンケート、最後に、行政ももうこう進めるるんだ、(聞取り不明)、うん、分かりました、すごいスタートだから。やっぱり最終的にアンケート、今回、これやるのもアンケートだったんだよね、65.1%。ずっと何回も何回も見ました。やっぱりアンケート見ても、うちらずっとこの6年、7年間聞いてきたら、はっきり言ったら合葬墓って何だろうという人がほとんどでした。はっきり言ったらね。だから、行政が主導は大事なんだけど、やっぱりそれなりの人たちも入らないと。そしてアンケートを取って、こんな感じだよってやらなかったらちょっと誤解しちゃうかなって。こんな感じで本当に4回目の質問終わります。

答弁 町長 國部雅人

町民の声を大事にということで質問をいただいたと思います。アンケートなんですけれども、検討はしたいと思うんですけれども、既に一度取っているというのと、ここ最近アンケートをほかの機会でも、振興計画というんですか、総合計画の際にもアンケートを取ってますので、なかなかアンケートが続くというのも御負担をかけたり、だんだん回答率も下がるのではないかという危惧もありまして、ただ、これに関してはいろんな声をお聞きしながら進めたいというのはありますので、いろんな機会を設けまして、最終的には住民説明会ができるか、あとは、去年の年始ですか、各町内会、私、回らせていただいたんですけれども、もしかしたらそういう機会になるかもしれませんけれども、そういったところで様々な御意見を直接伺う機会もあるのかなというところでありまして、100%というのはもちろん難しいところではありますので、ただ、どういった形を望まれているのかは聞きながら、丁寧に対応して進めていきたいと考えておりますので、御理解お願いいたします。

出典:遠別町議会 令和8年第4回定例会 2026年6月19日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる