江別市議会 平成15年第1回定例会 2003年3月12日
(1)高齢化社会への対応について/(2)野生鳥獣の駆除について/(3)環境整備事業について/(4)夢のある産業の育成について
2003年3月12日、江別市議会の一般質問で、稗田義貞議員が「高齢化社会への対応について」「野生鳥獣の駆除について」「環境整備事業について」「夢のある産業の育成について」について質問し、市長 小川公人、助役 中川正志、総務部長 小玉隆、建設部長 斉藤勝幸、農業委員会会長 萩原雅司、経済部長 久保泰雄が答弁しました。
- 質問者
- 稗田義貞 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、助役 中川正志、総務部長 小玉隆、建設部長 斉藤勝幸、農業委員会会長 萩原雅司、経済部長 久保泰雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 稗田義貞
ただいま議長より発言の許可がありましたので、順次質問してまいります。私が初めて質問したのは、昭和62年6月の第2回定例会で、地熱を利用した温泉で理事者の方は反応は鈍かったと思います。それからいろいろと質問してまいりましたが、特に記憶に残るのは、キタキツネを媒介としたエキノコックス、カラスの被害等であります。今回の質問をもって最後といたしますので、よろしくお願いします。高齢者対策について。我が国は世界一の長寿国となり、平均寿命も女性は84歳、男性は77歳に達し、高齢化率も1994年には14%を超えたが、今や18%になろうとしています。急速な高齢化に対し、社会的にも個人的にも備えは十分でないという感じがしております。シニアライフの心配は、何といっても家族と病気、介護に係る公的な保険制度が発足し、安心したかのように見えたが、本年からは公的年金の減額、あわせて医療費の増、介護保険の増になってきたのは事実であります。シニアライフは心身ともに穏やかに過ごせるために、自分の健康は自分で守るという信念に基づき、家族であれ自身も不幸にして病気になった場合に、介護施設にお世話にならなくなった場合には大丈夫でしょうか、お伺いいたします。また、数点についても、あわせてお伺いいたします。交付税や税収が大きく落ち込む中で、一般会計より健康増進の施設はどうなるでしょうか。また、健康診断を受けないで大病になって、医療会計に悪影響を与えるのではないかという低所得者に対する社会保障はどうでしょうか。また、健康のために日常的に健康を維持するために、体力づくりし、そのための指導者や助言者は必要と思いますが、その点についてどうでしょうか。また、高齢者の方々は、あらゆる書類を自分で自ら作成し、申請しなければならないという、高齢者の方々は提出する時期を失したらどうしようと非常に心配しているのが事実であります。高齢者の方々が年々増加している中で、今考えあわせると、今こそ高齢者手帳を、速やかに手帳を交付する時期が到来したと思いますが、どのようなお考えであるかお聞かせください。次は、アライグマ対策について。この表題については、何回か質問してまいりましたが、あと一歩と思っています。北海道におけるアライグマが最初に野生化したのは昭和54年、恵庭市において飼育されていた十数頭のアライグマが逃亡し、酪農地帯で定着したのが始まりと言われています。また、平成4年と7年の分布の情報によれば、北大の池田助教授が、平成4年に道央中心であったが、平成13年には道央から日高、道南、道北、道東と拡大しており、我が市においてもアライグマによる農業被害は、10年には192万円、11年には260万円、12年には228万円、合計680万円の多額の金が被害となって消えていったのです。という事実が増えており、その被害を受ける農作物はスイカ、メロン、イチゴ、そして秋のトウキビなどと、野生化のアライグマの農業被害は、その時々に手に入れるものがあれば、何でも無差別に食べて、アライグマの被害の発生は季節を構わんということは事実であります。また、野生化アライグマの捕獲頭数は、平成10年に4頭、11年に7頭、12年に58頭、13年に29頭と168頭を捕獲しておりますが、A氏によれば野生化のアライグマによる被害は1年を通じて丹精込めて完熟した、明日は市場に出そうと思っていたイチゴ、トウキビ、スイカが無残にも食い荒されて、被害額は実に平成12年には228万円の被害を被って、どうしたらいいかという嘆きもあります。また、支庁アライグマ被害検討協議会が設置されておると思うんですが、その活動状況についてお伺いいたします。市長はこのような農業被害に対してどのようなお考えがあるかお伺いいたします。次は、カラス対策について。ある夕食のときに、家内とカラスと生ごみの関係の話をしたが、カラスは非常に雑食性があり、小動物、動物の死がい、生ごみ、他の鳥の卵やひななどを食べる頭の良い鳥ということで意見が一致しました。翌朝8時30分ごろ乗用車が1台、ごみ集積所のネットの上に袋を置いて立ち去りました。カラスは待っていたかのように2羽がおりてきて、早速、知覚をして食い荒らしながら去りました。その乗用車の人がうちを2分前に早く出てネットの中に入れてくれれば解決すると思いましたが、清掃事務所ではどのような指導をしているかお伺いいたします。また、日曜日の夕方、札幌で会合がありましたので、JRを利用するため大麻駅で待っていたとき、駅周辺の森にはカラスが数千とも1万羽ともいう鳥が集まってきて、私は身が震えるような気がしました。空は真っ黒になり、カアカア、ガアガアという濁った声を出しながら、集団で不気味な感じを与えました。駅周辺に住む家族は毎日毎日このような悪環境の中で生活しなければならないということで、住みよい明るい生活に逆比例するのではないかと思います。解決策はどうでしょうか。地域の人々は安心な生活を願っているのが事実であり、このような現場に立ち会った人でなければ解決はできないと思います。一晩ぐらい実感を味わってみてはどうでしょうか、市長。また、家庭菜園で栽培している主婦は、スイカ、トマト、トウキビなどの完熟したものをカラスにより食い荒されたとき、春先の寒い日に移植し、除草し、そして米のとぎ汁を散布しながら完熟し、食卓に出そうとした矢先の出来事は、実に無残でたまらないと言いました。今一度、野生鳥獣の被害を認識し、駆除なども検討し、市民が安心して安楽な生活を送れることを願っておりますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。次は、環境に優しい低公害車の導入について。市の公用車のうち、低公害車に認定されているのはガソリンエンジンとモーターを動力とするハイブリッドカー1台がありますが、こうした中でハイブリッドカーを市が率先して3台を購入するということでありますが、配車計画はどうなっているか。また、公園内の落葉の活用と管理について。公園を取り巻く周囲の人々は生きてきた生活環境が違うのか、落葉を気にする人がいるということを聞きました。今、木の芽は日一日と芽が膨らみ、4月から5月上旬には葉が茂り、地域の空気浄化作用をしながら、秋には観葉を眺め、落葉するときには風の吹く方向によって民家の敷地に入ることもあると言われています。風の方向で落葉が敷地内に入れば、アレルギーになるという人もいるとのことを思いながら、今、公園の樹木は何本ぐらいで落葉量はどうなっているかお伺いいたします。私は、落葉などを調査研究した、現在、京都大学大学院の農学科の菊沢教授が、本道の山野に自生している北海道の広葉樹林の落葉量調査の記録がありましたので、その中で1ヘクタール当たり3.5トンから4トンとなっており、ヘクタール当たりの成立本数は200本以上と言われています。相当の落葉量になると思います。また、その落ちた葉がどのぐらいで腐るかという調査は、東京大学の堤利夫著の森林の物質循環によれば落葉の分解速度は18か月で完全に分解するということも判明しました。シルバー人材センターは市から委託され、公園や河川敷など刈り取った草が3年ほどで完全な緑肥となり、道からの販売許可をとって、グリーンたい肥という名称で1袋400円で販売しており、昨年は3,000袋を完売しており、今年度は5,000袋を販売したいということであります。このように実を踏まえながら公園の落葉をごみに出せば無価値ですが、肥料として出せば有価値の製品で、園芸家に実に非常に好まれることは事実であると思い、このようなことを考えあわせながら、公園から落葉を集積し、どのようにして工場に運搬するかが大事な解決策だと思います。公園の落葉量を気にする人にも明るい住みよい、公園の落葉は貴重な肥料として活用されれば、一挙両得だと思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。また、公園内を通過する通路沿いに犬猫のふん、また空き缶が投げられているので、周辺の住民は大変迷惑しており、行政指導について、私も質問したが、一向に前進がないという情報がありましたので、再度質問し、地域に迷惑をかけないようにするためには、どのような処置をしたらよいかお聞きいたします。次は、市昇格50周年記念行事について。当市は昭和29年、人口3万4,359名で世帯数6,117戸で昇格し、来年度はちょうど50年の半世紀を迎えようとしております。そのころは幌向村、現在の南幌町と江別町が町村合併をしようとしたときであったとも私は記憶しております。市では市制施行50周年を迎えるに当たり、平成16年度に先史から今日までの足取りを編さんした新江別市史を発刊するに必要な経費として計上されておりますが、50周年記念の行事について、どの程度のことを考えているかお聞かせください。また、私は今話題となっている、政府は1997年の温暖化防止京都会議で義務付けられた温室効果ガスの削減率が6%のうち、森林の吸収率が3.9%を目標としている。そのために樹木を初め緑色植物は太陽のエネルギーを使って大気中の二酸化炭素と根から吸い上げる水から炭水化物が造り出される、これは光合成と呼ばれ、できた炭水化物は樹木の成長や生命活動の源として、言わば人間の御飯のようなものだと思って間違いありません。家庭に記念となる樹木を植栽することによって、公害のない清らかな空気、明るいまちづくりには家庭からという原点で記念行事を行うべきと思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。仮称森林愛護デーについて。私は鉄道林について、市長が進められている協働のまちづくりの観点から質問いたしたいと思いますが、対象物は鉄道林、現在は土地開発公社所有林を想定し、林内の浄化については一向に変わっていないのが事実だと。そこで生態系を主体にして森をどうすべきかという観点で友人に見てもらいました。その友人は「道内最大規模の鉄道林で多くの人工林があり、部分的な自然林も残されているが、林床植物の出現種類は最も多く、ヨーロッパトウヒなど密に植栽されている人口林内は林床は暗く、植生が乏しい」とも言われてました。私もそのとおりだと思っております。森を愛する人々に見てもらい、それから実行委員会を設置し、実行委員会ではどのようにしたら森がよくなるかを真剣に討議してもらい、その項目を整理し、手伝ってくれる人々の了解を得れば実施日を決定し、枝葉整理などに必要なトラック、個人参加者には地下足袋、なた、のこなどを用意してもらい、実施日には多くの市民の参加による協働の精神を生かしながら、森林愛護デーを設置して実行してはどうでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。次は、地球温暖化防止対策について。平成3年3月の定例会に市長は、「過日、江別の上空から市の開発状況を見て、8年前の状況に比して緑が少ないということに驚いた。正に南北の開発が進み、宅造が行われ、従来の畑、山林であった所が全部宅地に変ぼうしたということが大きな原因である」と答弁があり、人口の増加は都市の活力の源泉とは言いながら、一方では緑の喪失という負の資産を負いながら、その重要性を力説しておりました。地球温暖化をもたらす二酸化炭素を国内の森林がどれほど吸収しているかについて、森林総合経済研究所北海道支所の試算によると、日本の森林の炭酸ガスの吸収量は4,100トン、炭酸に換算して1年当たりのうち北海道の分は964トン、全国に占める道内の割合24%は森林面積での全国の比率の22%を上回っており、特にカラマツなどの北方樹種がカシ、シイなどの南方系樹種よりも炭酸ガスの吸収が多いと言われております。我が市においても、地球温暖化防止対策に必要な措置を講じ、明るい清らかな空気をつくるために努力されていると思いますが、市内の緑量の確保のためにどのようにしようとしているかお伺いします。また将来、温暖化防止対策についてどのようなお考えであるかも、あわせてお伺いいたします。次は、新しい農業の方向性について。最近ある農業経営者にお会いしたとき、「以前はトラクターで農作業をしながら農業経営について考えることもできたけれども、現在では農作物の栽培をしても、価格的には採算ベースに合わないという状況になってきた」と言われています。すなわち、玉ねぎは生産過剰で価格は暴落し、ホウレン草、長ねぎは中国産の安い価格でスーパーに陳列されている。値段の上からも太刀打ちできず、安定経営のできない状態です。また、これまで頼りにしてきた転作料だが、この補償価格が下がると言われており、今後どのような作物を栽培したらよいのか悩んでおります。同時に輸入米の関税が下げられ、輸入しやすくなり、水田農家の経営は大変厳しくなる時期が到来したと思いますが、どうでしょうか。また、農業委員会の義務制度が変わり、今年度は交付金で約20%減となる。今後の農業委員会はどのようになるか。農地の規制はどうなるのでしょうか。私たち農業はどう生きたら良いか心配でたまらないということですが、市長はどのような考えであるかお聞かせください。耕地整備事業と道央圏連絡道路の連携について。耕地整備事業と道央圏連絡道路は、現在のところ337号は美原大橋に取り組んでいるが、それ以南の長沼町マオイの丘公園までは白地で決定されていないとのことですが、現在までの作業具合はどうでしょうか。手順はどのように進みますか。今後どのように進めていくのかお聞かせください。もし路線が決定されれば二重の公共投資になり、自己負担分がパアになるということも言われていますが、この事業は、道は札幌開発建設部、農地は道農政部が施行するので、二重投資にならないように連携を強化していただきたいと思います。市が中心になって、三者が一緒になって現地を踏査しながら、連携を強化して、安心して農業ができるよう努力すべきと思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。次は、黒い実のナナカマド。私は平成13年3月7日に標記の件について質問したが、回答がありました。その内容は次のとおりであります。「平成12年3月に農協女性部、JA、大学、菓子業界、国の研究機関、食品加工センター、普及センターなどいわゆる産学官が中心になってアロニア研究会が発足し、ジャム、クッキーなどの試作品、パンや菓子などへの応用が考えられ、あわせて市でも緑化事業の一環として10年、11年の2年間、市民への苗木あっせんをした経緯もあります。今後、研究会の活動を期待するとともに、将来の農業の活性化につながるようサポートしていきたい」という回答がありましたが、その後2か年の経過と進展具合はどうなっているかお聞かせください。次は、ハルユタカの生産拡大と需要開発の方策について。本州方面では大評判になっており、NHK、民放でも取り上げられた春まきの小麦ハルユタカは、商品が高品質で豊かな作物であるということも覚えています。有名なハルユタカになるには、苦難の道を乗り越えてきたと言っても過言ではありません。A氏のお話によれば、大幅な転作畑をどうしようかと思いながら栽培したのは12年から13年前のことでした。あるときは収穫量が減少し、病害虫などの対策と土質の管理、作付け時期と収穫時期の関連で失敗しながら徐々に収量を増加してきたとも言われています。皆様の援助でハルユタカのはしゅが決定し、はしゅ器具が成功したので今日のハルユタカができたと言っておりました。農家の人々は転作畑にハルユタカをはしゅしようかという機運も高まってきたのは事実です。ハルユタカのはしゅによって大丈夫と言われておりました。また、道中央農業試験場でも本格的に技術提供をしたいという情報もあります。またラーメンの粉とあわせて、タレとして昔捕った川ガニを使用したタレも大好評だという情報もあり、何といってもハルユタカが非常に好評なので、これを起爆剤として大きくなればいいなと私は思っております。最近の例では、富良野のラベンダー、北竜町のヒマワリのお祭りでお客を動員し、その経済的な相乗効果は大したものだとお聞きしております。私も本年、雪まつりの後の週の日曜日に、長沼町の馬追山の中腹にあるレストランに行ってまいりました。この場所はNHKで放映されたところであります。次から次へとお客で満杯でした。私たちもそこでハンバーグを食べて帰ったのですが、そのタレはそこで取れたリンゴの汁を主体にしたタレだということで、家内と一緒にまた来ようと言って帰りました。北竜町のA主婦は、ヒマワリを栽培したおかげで今日のように大飛躍をしたと思います。何事にもチャレンジ精神を発揮しながら成功させることが必要と思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。私は若いころ、農山村の農林家を訪問したとき、毎日毎日の生活は卵で、月々の生活は牛乳で、年の生活はお米でということで、その間に嫁に行く、婿さんをもらい、家の普請をするときの不意の支出には、人工林の間伐、主伐を行い、是非人工林を植栽すべきと言って普及したことも昨日のように思います。今はバブルの崩壊後、景気は急激に悪化し、これに対処しようとして国債を発行したが、一向に景気はよろしくないのが現実。今では超高齢化の時代に向かって社会は生産人口は減少し、消費人口は増え、市の予算も大幅に収入減となっていると思いますが、みぞうのときを迎えたときに、英知を結集して、このような立派な予算案ができたと思います。私の質問に対しても、英知を結集して前向きの回答をお願いします。これをもって第1回目の質問を終わらせていただきます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
午前中の時間が差し迫っておりますけれども、稗田議員のご質問、多岐にわたっておりまして、できるだけスムーズに随時ご答弁を申し上げてまいりたいと思います。まず、介護施設の在り方についてでありますが、ご質問の特別養護老人ホームへの入所については、国が定める指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準に基づいた施設利用となっており、従来は入所申込み順となっておりましたが、入所待機者の増加等から、国では昨年8月に当基準を改正し、介護の必要度及び家族などの状況を重視することとなり、比較的介護度の高い方などが優先的に入所ができることとなっていることをご理解いただきたいと存じます。次に、市の財政と健康増進施設との関係についてでありますが、市民の健康への関心が高まる中で、現在、当市において健康づくり計画を策定しておりますが、この計画は様々な健康づくり事業を通じまして、市民の生涯にわたり健康な生活を送ることができるよう推進しようとするものであります。計画の推進に当たりましては、市民の皆さんに健康づくり意識を持っていただくことや、地域における取り組みと協力が最も大切なものになってまいります。したがいまして、日常的にも生活周辺に健康づくりの場を考えることが大切であり、体育施設や公民館、公園などを利用して、いつでも健康づくり活動ができる環境を作り上げることが必要であります。特に高齢者の場合、身近な所でスポーツを初め文化 ・学習活動などができる場所が必要であり、そのことが閉じこもりをなくし、高齢者の社会参加につながるものと考えております。厳しい財政の中にありましても、健康づくりに活用されるこれら施設につきましては、その機能が有効に活用されるために、高齢者とともにすべての人が安全で安心して利用できる施設となるように努めてまいりたいと考えております。次に、健康診査受診の促進についてでありますが、高齢社会の進展や生活環境の変化に伴って生活習慣病が増加し、介護を必要とする人が増えておりますが、疾病の早期発見、早期治療には健康診査は欠かせないものとなっております。現在、当市の健康診査は、基本健診や胃がんなど各種がん検診を保健センターや対がん協会、市内医療機関で実施しております。このような中で市民税非課税など所得の低い方に対し、受診機会の促進を図るため受診料を無料としておりますが、今後とも引き続き受診機会の拡大に努めてまいりたいと考えております。次に、高齢者手帳についてでありますが、高齢化の進展に伴い、高齢者に対する情報の提供が重要となっていることから、現在、広報等による周知のほか、市や関係機関の窓口などに各種用途に応じた説明書やパンフレットなどを配置し、高齢者や家族の方に情報提供しているところであります。高齢者手帳の交付までについては、今のところ考えておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、環境整備事業に係るご質問のうち、まず低公害車の導入でありますが、ご質問にありますように自動車の排気ガスは大気汚染問題など地球環境に大きな影響を与えておりますことから、特別職等の公用車につきましては、環境に優しいハイブリッドカーに切り替えようとするものであります。また、事務改善を図る一環から、現在の特別職等の公用車5台を3台にし、車両を集中管理することによりまして、効率的な運用が図られ、経費の節減につながるものと考えております。ご質問の導入いたしますハイブリッドカーの具体的な運用方法につきましては、特別職等を初め議会の現地調査や視察、さらには行政視察によります来訪者の送迎や案内などが考えられますが、平成15年5月1日からの運用に向け、スケジュール調整の手法を検討するなど、より効率性が図られるよう努めてまいりたいと考えております。次に、森林愛護デーの設定についてでありますが、平成10年度に土地開発公社が取得いたしました鉄道林の樹木の種類でありますが、大部分がトウヒ、トドマツ、カラマツの針葉樹であり、植林後約30年から45年前後経過しております。平成11年10月の台風により樹木が数十本倒れまして、これは処理いたしておりますが、これまでの樹木の手入れにつきましては不十分な点があったかと思います。なお、ここで関連した点について、市民協働の動きについて二、三紹介を申し上げたいと思います。駅前にありましたコンビニ跡地に花壇を造成したところ、ある企業の親ぼく団体によるボランティア活動の一環で苗木の植栽、草取りなどにご協力をいただき、市民の方々にも喜んでいただいております。また、このようなボランティア活動の動きとしては、大麻のまちづくり協議会から平成15年度に向けて地域内の自然環境の保全やふるさと意識の醸成を図る活動の一環として、市道大麻西駅通りの鉄道林沿いに花木を植栽したいとの要望がございます。このほかにも鉄道林の維持管理に関心をお持ちの団体もあるようでありますので、これらは議員ご指摘の市民参加による協働の精神によるまちづくりそのものであり、市も積極的に進めてまいりたいと考えております。こうしたことで成果が上がり、市民と行政がお互いに連携する積み重ねにより、ご提言ありました森林愛護デーの設定、実行委員会方式に進展していくものと考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、地球温暖化防止対策についてのご質問でありますが、地球温暖化の問題は国際的にも早急な対策が求められており、1992年には気候変動枠組み条約が締結されるとともに、1997年に京都で開催された条約締結国会議、いわゆる地球温暖化防止京都会議で2000年以降の削減目標が決定されたところであります。日本も昨年、この京都議定書を批准するとともに、地球温暖化対策推進法の改正を行い、目標達成計画の策定を行っております。また江別市も、地球温暖化対策推進法に基づき、温室効果ガスの排出抑制等のための措置に関する計画の策定作業を進めているところであります。温室効果ガスの中で、その大半を占める二酸化炭素は、その排出抑制のみならず、森林による吸収での削減を日本を初め各国で研究、検討されております。当市におきましても、今後さらに防風林等の既存樹林の保全に努めるほか、昨年完成いたしました新ごみ処理施設環境クリーンセンターの緩衝林として約3.5ヘクタールの植樹計画を進めるなど、緑地の量的確保を進めてまいりたいと考えております。また、市街地における緑化を推進していくために、公園等公共用地の緑化、街路樹の整備や市民と緑のふれあい事業などを推進してまいります。 現在、おおむね20年後を目標とした江別市の緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画である江別市緑の基本計画の策定作業を進めており、平成16年度よりスタートする予定となっております。今後、緑を守り、育て、親しむ市民意識の高揚を図りながら、市民、事業者と協働して緑豊かなまちづくりに努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、耕地整備事業と道央圏連絡道路の連携についてでありますが、道央圏連絡道路は、千歳市を起点として長沼町、南幌町、江別市、当別町、札幌市、石狩市を結び小樽市に至る延長約80キロメートルの地域高規格道路で、沿線自治体相互の連携を強化し、新たな地域ネットワークを構築するとともに、北海道縦貫及び横断自動車道と新千歳空港、石狩湾新港の広域交通拠点、物流拠点相互を結ぶものであります。江別市域内では、事業主体である札幌開発建設部において、美原大橋を含む美原バイパス、美原道路が整備区間として事業中でありますが、江別太と長沼町及び南幌町を結ぶ延長約22キロメートルの長沼南幌道路につきましては、平成11年度に調査区間の指定を受け、現在ルート選定、整備手法、環境アセスメント、都市計画等の調査を進めておりますので、ルート決定にはもう少し時間を要するものと伺っております。いずれにいたしましても、当職が会長であります道央圏連絡道路整備促進期成会が一丸となって、この長沼南幌道路の早期の整備区間昇格を、今後とも国等に要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、黒い実のナナカマドについてご答弁申し上げます。黒い実のナナカマドにつきましては、平成13年第1回定例会にて稗田議員の一般質問にお答え申し上げた関連のご質問というふうに思いますが、黒い実のナナカマドは、正式にはアロニア ・メラノカルパと申しますことから、この名前をとったアロニア研究会が平成12年3月に設立され、JA道央農協女性部、大学、菓子業界、国の研究機関、道食品加工研究センター、農業改良普及センターなどのメンバー43名が集い、産学官連携の試験研究活動を行っているものであります。今日に至る2年間の活動経過につきましては、ジャムやクッキーなどの試作品を初め、既に市内3軒のお菓子屋さんもアロニアを利用した菓子を黒い実のナナカマドとして名前を統一して商品化し、販売をいたしております。また、女性農業者グループでは、大根のアロニア漬けや染物に活用したアロニア染め紙コースターなど、女性の発想と感性ならではのアイデアと工夫により多様な試作品が生み出されており、今後に大いに期待しているところであります。次に、ハルユタカの生産拡大と需要開発の方策についてでありますが、当市の平成14年産水田転作率は70%を超え、農林水産省の調査結果では水稲の作付面積が1,350ヘクタール、麦の作付面積が1,790ヘクタールとなり、小麦の作付けが水稲を上回る結果となっております。小麦は、当市の気象条件、地域特性に合った転作作物であることや、連作障害を防止するための輪作体系に組み込む重要な作物であることに加え、江別市の篤農家が10年にわたる栽培技術の研究、実践により、究極の促成栽培と言われる初冬まき栽培の技術が確立し、品質はもとより10アール当たり500キログラムを超える収穫を実現したことが、小麦の作付面積拡大の大きな要因であると考えております。特に、稗田議員の申されますとおり、ハルユタカにつきましてはテレビ等マスコミでも取り上げられ、関東、関西の消費者はハルユタカを下さい、こう銘柄指定で買い求める状況であり、小麦ブランドとして確立しているとの評判であります。また、昨年9月に農業関係機関、製粉、製めん会社、パン屋さん、お菓子屋さん、そして大学、研究機関が連携し、小麦をテーマとした全国菓子祭りを開催しまして、地域の足元を見詰め直し、市民とともに地産地消の理解を深めたところであります。こうした地域連携の持ち味を生かした地域内循環、地産地消の動きを拡大するためには、異業種連携、いわゆる産業クラスターの思想が必要と考えております。その具現として、昨年9月に異業種間、産学官交流の江別市経済ネットワークを立ち上げたところでありまして、ハルユタカの新需要開発につきましても、現在この経済ネットワークの中でアイデアを出し合い、江別ブランドの商品化を探っているところであります。次に、生産拡大についてでありますが、ハルユタカは非常に付加価値の高い小麦ではありますが、栽培が難しく、赤カビ病に弱い欠点もありまして、他の産地では作付けが敬遠されるわけでありますが、その欠点を補うため雪を逆利用したのが初冬まき栽培技術ですので、この技術の普及促進と赤カビ病の対策に努めて生産拡大を図ってまいりたいと思います。次に、雪の少ない十勝などでは、初冬まき栽培の導入が困難なこともありまして、ハルユタカの種を取る採種ほが平成15年より廃止されますことから、種子の確保が大きな課題となっておりますことから、まず市といたしまして生産拡大とハルユタカブランドを守るため、新たな採種ほ設置等の支援策を講じてまいりたいと考えております。なお、多岐にわたっておりまして、このほか助役以下4名から残りの質問についてご答弁を申し上げます。
答弁 助役 中川正志
私から野生鳥獣の駆除に関します2点につきましてご答弁申し上げたいと思います。まず、アライグマの対策でございますけれども、アライグマの農作物被害は平成9年に野幌森林公園隣接地の西野幌を中心に多発いたしましたことから、市といたしまして平成10年度に有害鳥獣駆除助成事業といたしまして、捕獲のための箱わなの購入に対し助成を行って以降、現在までJA道央農協が中心になりまして、30か所に移動式の箱わなを設置し、継続して駆除を行っております。平成14年度までの延べ駆除実績は185匹と、こうなっておりまして、農業被害額は平成11年度以降、稗田議員が申されましたようにトウモロコシを中心といたしまして毎年約250万円前後の被害が出ている、こういった状況で推移しているところでございます。今後の市の対応といたしましては、箱わなによる捕獲を中心に、さらには酪農学園大学の協力を得まして、円滑な駆除を支援したい、こう考えておりますことから、有害鳥獣駆除対策費を計上し、農産物被害の防止に努めたいと考えております。しかしながら、アライグマの生息地域は広範囲に及んでおりまして、一市町村だけの対策だけでは困難でありますことから、今後とも関係地域、あるいは団体と連携を図りながら対策を講じてまいりたいと、このように考えております。なお、石狩支庁のアライグマ被害検討協議会の件でございますけれども、平成10年に設置された経緯はございますけれども、平成12年に農業被害の防止策などをまとめたアライグマ被害対策ハンドブックの発行をもちまして所期の目的を終えたということで、解散したとのことでございます。北海道におきましては、現在アライグマを含めた動物の移入種問題について、専門家による移入種対策検討委員会が設置され、対策の検討が進められていると、このように伺っております。次に、カラス対策でありますけれども、当市のみならず多くの自治体におきましても、このカラス対策には苦慮しているところではなかろうかと、こう思います。カラス問題を根本的に解決するには、基本的にはえさを断つと、このことと、捕獲により生息数を抑制すると、このことが必要とされております。当市の場合、市民の皆さんに生ごみのたい肥化でありますとか、減量化の促進、それからごみステーションがカラスに荒されない工夫などのご協力をお願いするとともに、カラスの捕獲につきましては、市のごみ埋立地での捕獲でありますとか、猟友会の協力などによりまして、年間約700羽から800羽を捕獲するところでございます。なお、公園の中に営巣いたしますので、その巣の撤去なども行ってまいりました。また、大麻地区に隣接しております札幌市の山本処分場では、年間約4,000羽ほど捕獲していると伺っております。しかし、捕獲用の箱わなを仕掛ける場所は限定されますことや、カラスは広範囲に移動することなどから、必ずしもその成果が現れていない現状にございます。カラスの生態等につきましては、これも酪農学園大学の研究室などでも部分的な調査を行っておりますけれども、行動範囲やえさ場など、いわゆるカラスの行動実態を把握するためには、個体識別、こういったことを含めた大掛かりな調査が必要とされております。現状では抜本的な対策は困難でありますけれども、カラスの捕獲や生ごみ対策などを地域自治会、又は市民、事業者のご協力を仰ぎながら、今後とも進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上であります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 総務部長 小玉隆(総務部長は2003年6月まで)
私から市制施行50周年記念行事についてお答えいたしたいと思います。50周年にあわせましては、議員のご質問にございましたように、新江別市史の発刊を予定しているところでございまして、予算等につきまして計上させていただいているところでございますが、その他、事業等につきましては、現時点では具体的にお示しできる段階に至っていないと、こういう状況でございます。50周年となります平成16年度に向けましては、ただいま記念植樹というご提言をいただきましたけれども、あわせて今後、多くの方々のご意見を伺いながら、それらを参考にさせていただく中で、記念事業のありようも含めまして、市民とその意義を共有できるものとなるよう検討してまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上です。
答弁 建設部長 斉藤勝幸(建設部長は2005年3月まで)
私から公園内の落葉の活用と管理につきましてお答え申し上げます。現在、市内には226か所の公園が整備されておりまして、市の木でありますナナカマドなどを中心といたしまして、おおよそ3万2,000本の樹木を管理しております。緑は都市の豊かさを示します一つのバロメーターと言われておりまして、公園を利用される市民の方はもとより、多くの人々に潤いと安らぎを与えている貴重な財産でございます。これまでもその育成管理に努めてきているところでございますけれども、ご質問の落葉の活用についてでありますけれども、公園の落葉の処理方法といたしましては、ごみと分別いたしまして、市内の農業者の方、それとシルバー人材センターが行っておりますたい肥、腐葉土づくりの材料といたしまして再利用をしているところでありまして、今後とも落葉などの資源の有効活用に取り組んでまいりたいと考えております。また、公園内の犬猫のふんや空き缶の投げ捨てについてでありますけれども、公園内での犬猫の散歩や運動などにつきましては、今までも飼い主や利用者の方に対しまして看板などで利用のマナーについてお願いしているところでありますが、ペットの飼育管理につきましては、飼い主の方々が責任を持って、まず管理をしていただくというのが原則であると考えております。市といたしましては、市民の皆さんに快適で安心して公園を利用していただくため、公園の巡視、点検、清掃などを定期的に実施しておりますけれども、今後とも管理の強化とモラルの啓もうについて徹底してまいりたいと考えております。なお、市民と協働のまちづくりを目指しまして、地域の方々の協力をいただく中で、現在、市内五つの自治会などと協力いたしまして、14の公園のごみ拾い、それからトイレの清掃などの清掃管理を実施していただいておりますけれども、今後さらにこの制度の拡大を図って、快適できれいな公園管理に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上でございます。
答弁 農業委員会会長 萩原雅司
稗田議員のご質問にあります農業の方向性について、また農業委員会の大幅な国庫補助負担金の削減による今後の影響についてでありますが、農林水産省は農業委員会の組織の在り方について農業委員会に関する懇談会を設置し、農業構造改革の推進に対応する農業委員会の活動、組織の在り方を検討中であります。検討事項の一つに、国庫補助負担金の削減に向けた事務事業の見直しから農業委員会の設置義務の撤廃、交付金の一般財源化等の指摘がある中、このたびの交付金の削減となったものでございます。現在示されている状況の下で、今後は農業委員の定数の見直しを含めた組織改革を進め、優良農地の確保と有効利用、担い手の確保と育成、さらに農地行政の適切な執行に努めていきたいと考えております。米政策が大きく変わる中で、厳しい農業情勢はご指摘のとおりでございますが、江別市の農業は大量生産大量流通を基本としながらも、雇用を活用する集約的な都市型農業を推進をしてきております。同時に、地場産農産物の地場消費を拡大する観点から、地域内流通システムづくりの中で農産物直売、直販等の地産地消運動を進め、農業所得の確保を図り、現時点では転作奨励金の維持の方向に向けて運動を図りながらも、でき得る限り転作奨励金を頼りとしない農業経営の実現に向けて努力をしていきたいと考えております。以上でございます。
質問 稗田義貞
答弁ありがとうございました。私の歩んだ道と、それから執筆者との若干の多少の意見の相違かと思いますが、再度質問いたします。まず、公園敷地内の空き缶の問題ですけれども、ポイ捨ての条例ができたと聞いておりますが、この条例は平成16年4月1日より施行されるとのことです。その間は周知徹底を図る期間と思いますが、この条例は道、市、道民の責務などと罰則はどうなっているか。この条例に基づいて快適な生活が送られると思いますが、措置はいかがかと思いますので、再度教えてください。次は、アライグマについてです。アライグマは雑食性で何でも食べ、植物の摂取に習慣性があり、特に繁殖期には鳥の卵などが大好きと言われております。北アメリカではウミガメの卵の問題もあると思います。また、これと同様に、日本でもアライグマが増え続けており、日本の在来野生の生物は甚大な害を与えられているとのことです。アライグマの天敵となるような動物は日本に存在していないといい、繁殖は非常におう盛で、放置されていると北大の池田助教授は言っています。ということを考え合わせながら、徹底的に駆除する必要があると思います。アライグマは本年度、A氏によれば、早めに出没し、特にイチゴ、メロン畑に出ており、アライグマも今年で3頭捕獲したということです。駆除に使用したえさはカンカイが非常に良いと言われています。アライグマの繁殖は春と秋に2回出産し、1回には5頭を出産するということです。また、情報によれば、雑食性のため、寄生虫やエキノコックスの病原を持っているといううわさもあります。いずれにしても、徹底的な駆除を実施することによって、あるところではアライグマの生息は減ったということも考えてみてはどうですか。市長はまた、アライグマ対策の協議会は解散ということですが、アライグマ対策の情報源はどうやって集めるのですか。それから、カラスの駆除については、毎日、札幌に通勤している人のA氏にお会いしたときから、仕事に疲れて大麻駅で降りたときに、カラスにご苦労さんと言われたときにはうんざりしますと。その人は推計学が得意なものですから、その営巣地と集団の数などを合わせながら、約1,000羽はいるというような友人の話でした。また、不幸にして元の営巣地に帰らないで、大麻駅の環境を変えているということも事実です。通勤者の 方々はカラスに関心を持っていて、日増しに増えているということも聞きました。またA氏によれば、ネットの中のえさをあさるというようなこともありました。これからはネットに磁石をつけて入らないようにしなければならないというような方策も何か考えられるかどうか、その点もお伺いしたいと思います。次は、先ほどアロニアの話がありましたけれども、市の担当者とお話ししたとき、苗木の生産流通はスムーズでないということも聞きました。そこで私は以前に勤務していた道立林業試験場にナナカマドの組織培養、14年の間研究して、その成果が世に出たということです。その試験地に私も二、三度研究を見てまいりました。現在ではその研究はなくて、現在では農業センターに委嘱されています。生産家では市場で最も好まれるナナカマドの穂をマルチプルシュートの穂を用い、材料は6月1日に採取し、その当年度から1センチほどの植物性片を取り、蒸法によって殺菌し、6月に培養を開始、翌年の4月には1万5,000本の培養苗木ができたということです。農業でもビニールハウスや露地栽培で、試験に成功したということも聞きました。もう一度この苗木を使用したらどうかと思いますが、市長にお伺いいたします。以上です。
答弁 助役 中川正志
私の方からアライグマとカラスに係ります再質問につきましてお答えを申し上げたいと思います。先ほど第1回目のご質問でも申し上げましたけれども、その中で石狩支庁のアライグマ被害検討協議会の解散理由はどうなのかというような、こういったお尋ねがあったと思いますけれども、石狩支庁が中心となって被害の調査方法、進入防止策、それから駆除の実施方法など、市町村が統一した基準、マニュアル化をもってアライグマ対策を行う目的が達成されたと、こういったことによって解散されたというふうに理解しております。また、この協議会が解散したことによる影響でございますけれども、アライグマの農作物被害防止の対策に関する情報につきましては、JA道央農協、それから当市を初めといたしまして、北広島市、恵庭市、千歳市とで組織いたしておりますJA道央農政連絡調整協議会の中での情報交換を、従前より一層密として対応してまいりたいと考えておりますが、先ほど申し上げました道の方におきましても、移入種対策検討委員会の専門家の指導もいただきながら対応を講じてまいりたいと、こう考えているものでございますので、ご理解賜りたいと思います。それから、カラス対策でありますけれども、これはもう先ほど申し上げました。我が市だけでなくて全道的各地の問題ではなかろうかと思いますが、一つはごみの対策といたしまして、視覚による部分が相当ごみを荒らすということが言われておりまして、そういった残飯類ですとか、カラスのえさになるものについては、黒い袋で出すことによって相当被害が防げると、こういった報告もなされているところでございます。つきましては、そういったごみの出し方をしていただくこととあわせて、各自治会等でネット等を最大限に利用して、このカラスの生ごみ対策をしていただくことによって実効が図れるものと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。私からは以上でございます。
答弁 経済部長 久保泰雄(経済部長は2008年3月まで)
私から黒い実のナナカマドに関しますご質問についてご答弁を申し上げます。植物の組織培養につきましては、従前より注目しているところでございますが、選抜された優良品種の大量に生産できるものという画期的な技術であるというふうに認識をしております。特に稗田議員のご指摘のとおり、茎頂点培養につきましては、道立林業試験場での研究により、果樹、花木の生産に実用化されておりますことから、ご提案のバイオ技術によるアロニア苗の大量生産につきましても、アロニア苗の需給動向を十分に踏まえまして、道立林業試験場などの試験研究機関の協力を得ながら、今後の研究課題として取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
質問 稗田義貞
アライグマとカラスの相関関係について、ちょっとお聞きいたします。アライグマが住むようになってからは、キツネ、ネズミがいなくなったというお話も、アライグマに襲われたアオサギが営巣地を放棄して、見晴台に移転されたということは平成8年のことと思いますが、そのようにしてアライグマによって営巣地がどんどんどんどんと食い荒らされていると思います。それで、私も分かりませんけれども、カラスも以前には森林公園を営巣地にしていたのではないかと思います。また、カラスの問題については、日増しにこの話題が大きくなっております。私が考えるのには、アライグマを徹底的に駆除を行われれば、やがてはアライグマが住まなくなったときに、カラスは頭の良いカラスですから、必ずやアライグマの後に自分の営巣地を作るのでないかと思っております。また、このようにあの大麻の駅周辺、それからバス通勤者が毎日毎日のように、この話を聞くたびに大変だということです。今こういうことでカラスが営巣地を変えていただければ、そこに住む人々の毎日毎日が笑顔で迎えて生活できるのではないかと思うのです。市長もやがて立候補されるということを聞いていますが、地域の話題になっていることを積極的に取り組んではいかがかと思いますが、再度質問して終わります。
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
カラスについてのお答えは、助役からるるお話し申し上げておりますけれども、正直申し上げまして、かの有名な石原都知事も手を焼いている。なかなか全国的にもいろいろな懸念があって対応していますけれども、決定打ということがありませんけれども、しかし今ご指摘のいろいろな市民生活に影響を与えているということは事実でありますから、ご指摘の点について受け止めさせていただいて、今後もいろいろな、学習能力のあるカラスということですけれども、人間がそれに負けていたのではちょっとあれですから、よりいろいろな知恵をいただいて、また対策について努力をしなければならないものと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。