斜里町議会 令和3年12月会議 2021年12月15日
(1)知床の釣りをブランド化し、(仮称)フィッシングパスポート制度を検討してはどうか?/(2)高度無線環境整備事業について
2021年12月15日、斜里町議会の一般質問で、久保耕一郎議員が「知床の釣りをブランド化し、(仮称)フィッシングパスポート制度を検討してはどうか?」「高度無線環境整備事業について」について質問し、町長 馬場が答弁しました。
- 質問者
- 久保耕一郎 議員
- 答弁者
- 町長 馬場
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 久保耕一郎
私からは、2項目について町長の所見を伺います。一つは、知床の釣りをブランド化し、仮称ですがフィッシング・パスポート制度を検討してはどうかということです。ご存じのように、オホーツク海沿岸でのサケ・マス釣り過熱により、釣り人の迷惑行為が年々急増し、漁港、海岸ばかりか、その地域周辺にも不法投棄等、さまざまな問題が発生しています。特にコロナ禍の中、密を避けるレジャーとしてアウトドア、釣り等が見直され、休日の増加もあり、子ども連れや若者から、時間に余裕のあるリタイヤ族を中心に増えてきていると思われます。日本の釣り人口は、平成28年水産庁が調査、集計した結果、約981万人となっています。先般、公益財団法人日本釣振興会で、コロナ禍による釣りブームによる釣具、ボートの販売実績から20%増の約1200万人と推計しているとあります。一方、先般の地元新聞報道でも、海岸での釣り場の占有やごみ、内臓の不法投棄等、再生産に資する親魚の減少への危惧、また、地元でルールを守っている釣り人からは異常だと、何とかならないのかという声が寄せられていることも、町長はご存じだと思います。この現況では、注意や行政指導、また個人の公徳心や性善説で対応できるとは思えません。そこでこのようなさまざまな問題について、どのように対処し、解決していこうとしているのか、町長の所見を伺います。次に、海外での釣り環境を調べてみますと、ドイツは国家試験の免許がなければ、釣りが出来ない、国はちょっと別としまして、イギリスのフィッシュパス、これはアプリをダウンロードして登録し、課金を支払う。また、釣り人口3300万人と言われているアメリカでは、ライセンス制で州ごとに、居住者か非居住者、また釣り期間、場所、年齢等により料金は違いますが、年間数千円程度ライセンス料を払う。そして、不所持の場合は罰金か禁錮刑のようです。また、釣りの聖地と言われているカナダは、州にもよりますが大変厳しく、釣りに必要な免許は2種類で、アウトドアカードとフィッシングライセンスを購入して、釣りが出来ます。しかしこれも、原則はキャッチ&リリースが原則でして、魚種により、持ち帰る場合は別料金が必要になるようです。また、ライセンスなしは密漁とみなされ、高額な罰金と釣り場まで来た車やボートも没収されるようです。いずれにしましても、条件により、釣りは有料で、その財源は、環境保全や魚資源保護、海、河川の清掃に使われています。一方日本では、漁業法、水産資源保護法、海岸法を根拠に、条例、規制等が整備され、斜里町でも環境基本条例やポイ捨て禁止条例、またサケ釣りには、有料ライセンス制が運用されています。こうしていくつかの海洋国と比較してみますと、日本の法体系は、排除の性格が強く、外国は共存が基本となっているように思えますが、町長の所見を伺います。また、地方自治法では、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体に委ねることを基本に、罰則つきの条例、規則の制定も認めています。国連SDGs17の目標の14、海の豊かさを守ろうを理念に、100キロメートルの海岸線と世界自然遺産を持つ斜里町として、釣りを地域のブランド化、そして地域資源と位置づけ、釣り文化と共存するためにも、仮称ですがフィッシング・パスポート制度のような、適切で厳格なルールを定めることが重要かと思いますが、町長の所見を伺います。2項目めですけれども、高度無線環境整備事業についてです。現在、町内整備指定地域を対象に、光ブロードバンドサービスの来年度供用開始に向け、幹線工事が進んでいます。やっと来るのかだとか、今頃かい、などとさまざまな意見がありますが、通信基盤から生活基盤となり、必要な方々には生活に欠かせないインフラの一つともなり、その利用範囲は多種多様の活用が期待されます。2000年の高度情報通信ネットワーク社会形成基本法、俗に言うIT基本法ですけれども、これをブロードバンド元年と言われていましたけれども、その後、2003年に家庭向け光回線が始まって以来、実際にここに届くまで20年弱が経過したことになります。そこで町が集計している、現時点での事前加入申し込み数は、対象世帯数の何%なのか。二つ目が、事前加入世帯がない地域には、幹線工事は行われないのか。三つ目、今回の事業内で、町として新たな公衆Wi-Fiを設置し、町外者、外国人向けのテレワーク、観光情報、道路情報、災害対応等の町発信情報を提供する計画はないのか。また、町長は3年前、私の一般質問の答弁に、地方においても今後急速に産業分野や教育、福祉分野などで広く高度ICTの利活用が進むと思われるので、これが近い将来、技術革新が斜里町の課題改善に結びつくかを総合的に見てまいりたいとありますので、この3年間どう判断したのか、所見を伺い、私の質問を終わります。
答弁 町長 馬場
久保議員のご質問にお答えいたします。はじめに1項目めの、知床の釣りをブランド化し、(仮称)フィッシングパスポート制度を検討してはどうか?についてお答えいたします。斜里町沿岸でのサケ・マス釣りは、議員ご指摘のとおり、来訪者の急激な増加等により、海岸や漁港、河口等ではさまざまな問題が発生しております。サケ・マス釣りの過熱による問題は、ごみの投棄、熊の誘因、海岸の不適切利用、漁港機能の低下、そして資源への懸念など多岐にわたります。それらの原因としては、一部の釣り人によるマナーの問題もありますが、釣り人が過度に集中してしまっていることも一因であると考えております。斜里町としては、サケ・マス釣りの過熱による問題事案の発生は、大きな課題として捉えており、現場でのルールやマナーの啓発、改善に向けた取り組みを、関係機関とともに行っているところです。今後も現場での対応を続けるとともに、漁業調整や海岸管理、漁港管理を所管する北海道に対しても、問題の実態を伝え、改善に向けた対応を要請してまいりたいと考えております。次にライセンス制度についてですが、斜里町の秋さけ船釣りライセンス制度は、海域でのサケの船釣りが過熱し、知床海域に釣り船が集中し、さまざまな問題が発生したことを受けて、平成元年からスタートしたものです。この制度は、網走海区漁業調整委員会の委員会指示により、サケ釣りの禁止区域を定め、ライセンスを取得した船に乗船した場合に、定められた条件のもとで禁止を解除するものです。また承認者から納められた協力金により、秋さけ船釣りライセンス制実行協議会が、陸上での駐車場整備や誘導員配置等を行っています。制度の運用にあたっては、北海道のほか遊漁船事業者やプレジャーボート関係者、漁業関係者の多大な協力のもとで行われており、海域でのサケ釣りの秩序は、この制度により保たれていると言っても過言ではありません。一方、海岸でのサケ・マス釣りに関しては、一部の河川での河口規制等を除いては、制限はない状態となっております。それは、これらの制限をかけることが出来るのは、委員会指示や漁業調整規則によるものでなければならないことから、釣りという行為そのものに対しては、斜里町が独自に制限を行うことは基本的には出来ないことによるものであります。このように、現在の法体系や漁業制度においては、釣りは原則自由であり、資源保護上で必要な場合や、漁場の調整で必要な場合に、制限や禁止、必要な指示を行うものとなっており、その際のさまざまな制限によって、ルール上は「排除」の性格が強いものと感じられる向きもありますが、実効性という意味においては、不適切な方に対して排除の論理が働いていないのが現実であると感じています。もちろん、現在の海岸等でのサケ・マス釣りの状態が好ましいものではなく、性善説ではない、何らかのルールが必要なことは議員と気持ちを同じくするところでありますので、関係団体とも連携しながら、北海道等に対しても、なお一層の対応を要請していきたいとの考えであることを申し上げて、1項目めの答弁といたします。次に2項目めの、高度無線環境整備事業についてお答えいたします。光ファイバー網によるインターネット接続サービスの利用に向けた整備につきましては、国の令和2年度第2次補正予算による財政支援措置を活用し、事業を推進しています。計画では、民設民営方式による工事が来年2月末頃に完了し、令和4年度よりサービス提供予定となっています。事業内容についての周知につきましては、広報8月号にて特集記事を掲載しました。また、新たに整備される地域にお住まいの方々に対する事前加入申込のお知らせについては、広報8月号および11月号において申込書をお付けしたほか、新たな整備地域は農業者の方が多いことから、加入促進のため農協と連携して取り組みを進めてきたところであります。まずご質問の1点目ですが、現時点での事前加入申込者は130世帯、NTT東日本の定めた目標世帯数の61%となっております。この目標世帯数は、整備エリアの固定電話加入数の約3割で設定されております。次に2点目の事前加入が行われない地域における幹線工事の有無についてですが、そもそも加入世帯の事前把握の目的としては、各世帯への通信線の引き込み工事の状況を確認するために行われたものです。従っていわゆる無人エリアは整備対象となりませんが、申し込みの有無が幹線工事に影響するものではありません。次に3点目の、新たな公衆Wi-Fiの設置による町外者・外国人向けの情報提供する計画の有無についてですが、現時点では、今回整備される情報通信インフラを活用した具体的な事業計画立案にまでは至っておりません。しかしながら、私が答弁させていただいた平成30年以降においてもICTの利活用については、トラクターの自動制御や児童生徒の一人1台端末の整備など、さまざまな分野において、我々の生活に浸透してきております。光ブロードバンドサービスが今回の整備で郡部まで拡大したことにより、基幹産業や教育、医療、町民サービスにおいて、ICT活用が一層広がることを期待しております。町としても、今回整備される情報通信基盤を具体的にどのように有効活用し、地域の課題解決につなげていくかは、次期総合計画策定の議論においても、重要な検討事項と認識しておりますことを申し上げ、久保議員への答弁といたします。
再質問 久保耕一郎
それでは再質問させていただきます。まず、一つ目ですけれども、このブランド化という表現を使ったのは、一つは2015年につくりました町の観光振興計画の中にも、海のプログラムという中に、釣りは、課題がしばしば指摘されるものの、体験プログラムとして将来性があり、ルール化も視野に検討を進めていく必要があるという一文があるので、あえて聞くのですけれども、これを町長が、観光資源として位置づけているのか、まずお聞きします。
答弁 町長 馬場
観光資源として位置づけているか否かという意味では、その一つであろうというふうには思っております。
再質問 久保耕一郎
この後、次の新しい総合計画なんかにも、ぜひこの辺を具体化して、入れていただきたいなと思っております。さて、今回特にここ数年この釣り客の問題というのが、だんだん影響が大きくなってきまして、とうとう網走では死人まで出てしまったというような状況です。先般、両漁協と斜里町でまとめた一つの冊子があるのですけれども、写真が40枚余り、懸案事項12項目、見事なものですよ、この写真は。恐らく皆さん、普通の人が見たら驚くのではないですか。この人の、ふ頭への集まり。それから魚の解体、少々顔も出ているので、オープンには出来ないでしょうけれども。やはり、これを斜里町として、法整備のことはまた後ほど質問しますけれども、これをやはりどう重要視して捉えるかと。このままですと、漁業者も釣り客も斜里の住民も何もいいことないのですよ。ですから、あえて聞いているのですけれども、町長いかがですか。
答弁 町長 馬場
久保議員がご覧いただいている、斜里町のサケ・マス釣りの現状レポートというのでしょうか。それを、本当に全て見たときの印象を、私は業者であったというのもあって、かなり知ってはいましたけれども、現実に写真で目の当たりにすると、大変ひどいものであるなというふうに改めて思ったところです。この状況がそのままでいいということにはならないのは、議員と同じでありますけれども、どうやってこれを解決していくかという、そういう解決の仕方としては、なかなか本当に難しいものがあります。今、これをもとに、漁協でも、3者で手を取り合って、北海道あるいは増協、あるいは海区調整委員会等々に働き掛けを行っていますが、その中でまずできるところ、管理者の立場でできるところの一つ一つを潰すというのでしょうか、減らしていくことも大事だろうなと。残す部分は何なのだということが、結局この先あるのでしょうけれども、今すぐ可能になるのは、そういう管理者の立場でできる部分を、一つ一つやっていくことかなというふうに思います。先ほど町政報告で日本一が、残念ながら継続出来なかったお話をさせていただきましたが、そのくらい、このオホーツクの東部にはサケ・マスが多かった。ところが、今年のように西のほうが多い状況であった場合に、船も西に寄って行っている、こういう現実もあるのです。だから、魚がたくさん来てほしい。だけれども、釣りがどんどん増えるというのも困る、この釣りが増えないために魚が来ないでほしいということにはならないので、この間の中で、どのようにしていくかということを本当に悩ましく思っていますけれども、できることを一つ一つというところが、今お話できることかなというふうに思います。
再質問 久保耕一郎
それで、現法で整理すれば、かなり、本当は管理できるのです。釣りに行くのにどこを通るか。町道を通らなければ他人の土地を通るのですよ。これだけで軽犯罪法違反ですよ、まず。線路、踏切でないところを渡ったらどうなりますか、鉄道営業法違反ですよ。そして海岸へ行って、占有して、構築物を建てたら海岸法違反ですよ。これは国なり道なりがやればと、町長が言ったように管理者としてと言うのでしたら、本来はやるべきところなのです。しかしそれがうまくいっていない。過去も、何度も道に要請したというのも知っていますよ、振興局にも僕は行きましたから。しかしなぜ動かないかということなのです、やはりね。だから斜里町は、先ほど誰かの話にも世界遺産もあったり観光地であったりとあるから、やはり、うちは地方自治体として一つのルールをつくったほうがいいのではないですかと。それは、法律との関連もありますから、なかなか難しいものもあるのです。ですから専門家を入れて調査をするべきだと思いますけれども、いずれにしても、ほっといていいことはないのです。なぜかというと、この観光の形態、先ほど櫻井議員も言っていましたけれども、観光の形態がらりと変わってきた。特にコロナ禍において、密を避けるアウトドア、ですからキャンプ場が非常に混むようになった。また釣りにも家族で来る。夏休みなんかは、家族でテントを海岸に建てているのをいくつも見ました。でも、それだって本来は法違反なのです。だけれども、取り締まるということは、特別なことがない限りしないから、でもここ数年は度が過ぎているのです。ですからシーズン1回、海保だとか漁業関係者等で、撤去ということをやっていますけれども。ですから、やらないよりはやったほうがいいので、少しは綺麗になったのも分かるのですよ、今年も。情報が漏れていたという話もありましたから、早めに逃げた人もいたというのも聞いていますけれども。いずれにしても、私は、知床の釣りというのが、道内、道外の釣りのファンにとって、やはり大変なところなのです、今。そしてSNSで、動画でどんどん、もう先月あたりまでびっちり出ていましたよ、動画で。つまり釣った時の、釣れないときは余り映りませんから、釣った時に移るから釣れると思ってくるわけです。それはそうですよ。だから、やはり資源を守るという観点から一つまずいけば、一定のルールの中で一定期間制限する。それから、ごみの問題も出るようでしたら、責任を持ってもらうためには、きちんと料金を取って、そしてそれを外国のように清掃だとか資源確保に使っていくと。そして、安心して知床で楽しいりができるという環境をつくるべきだと思うから、今回、あえて提案しているのです。いかがですか。
答弁 町長 馬場
基本的に、久保議員がおっしゃるとおりだというふうに思います。議員も恐らくお話をしながら感じていることは、例えば取締りをする、料金を取る、いずれにしても人が必要なのです。こういった部分、それから、斜里町でこういうことをやるだけでは、実は進まなくて、海が続いているという意味では、本来は全道的に何らかの手を打っていかなければいけないのではないかなと、そんな気もしております。ただ、だから何もしないということにはならないでしょうから、今ご提示もありましたように何らかのルール、例えばこの期間は駄目だとか、このエリアは駄目だとか、そういうものが打ち出せるかどうか、これは本当に関係者がさまざまいらっしゃいますので、簡単なことでありませんけれども、そんなことをそれぞれの立場の考え方も、より持ち寄りながら、できるところを探ってやっていくことしか今はないのではないかなというふうに思っております。
再質問 久保耕一郎
経費というか費用というか人がという話がありました。もう今デジタル化がすごく進みまして、例えば、イギリスですと全部QRコード、スマホで撮って、そして簡易登録されているかどうか、また自動的に支払うようにまでなっているのです。もっとし易くなりますから、これから。ですから何だかんだ人が徴収に行く。例えば阿寒湖でしたら、漁組の人が、その期間に、釣り客がいくら朝早くても漁組の人が来ると言っていましたけれども、そういうふうに集金しているところもありますけれども。ただこれからは、もうそれは余り、心配しなくてもいいかなと僕は思っています。もう1点は、青少年の健全育成でこの分野を押さえているのがアメリカなのです。アメリカでは面白くレクリエーションフィッシングと言うらしいのですけれども、このキャッチフレーズがいいのですよ。麻薬をやめて釣りにはまろうと言うのですよ。国柄なのですね。つまり、青少年の健全育成プログラムにまで入れている州も実はあるのです。ですから、知床の観光の、先ほど一番初めに言いました、その素材として、家族で来て、そしてこの雄大な知床で、釣りという一つの文化、つまり家族で、そういう子どもたちと、アウトドアするということを、やはり位置づける。町の施策と位置づけて、そして進めることが私は大事かなと思うのですけれども、最後にそれをお聞きします。
答弁 町長 馬場
久保議員からは、釣りを、釣り文化として位置付けて、臨んでいったらいいのではないかという提起だというふうに受け止めております。釣りそのものは、本当に人口の1割が親しんでいるということでありまして文化というところまで、人間の生きざま全てが私は文化になるのではないかと思っていますけれども、あえて大上段に行かないまでも、レクリエーションの大事な一つ、それと、釣りそのものばかりではなくて、海と親しむということもとても大事な魅力的な要素ではないかなというふうに思っております。その機会を何とか提供出来たら、これだけの海を持っている町だけに、それはしていければなという思いがあるものの、その一方で、釣りそのものに、やはり根本的に反対の立場もあれば、また法的に、水産、漁業法とか水産資源保護法等々でコントロールできる部分もあるものの、それ以外のコントロール出来ない危惧も一方で抱えているということであります。また最近では特に、資源が少なくなっているという、そういう課題もある中で、単純なお話にはなかなかなりにくいかと思いますけれども、最初に申し上げたように、釣りを楽しんでもらう、純粋に。そして海に親しんでもらう、そういう機会は、斜里町にとっても提供できればという思いは、持っておりますので、今後どのような方向、釣りをさせないではなくて、釣りを気持ちよく楽しんでやっていただく。そして、社会に対する迷惑を出さないというようなやり方はどうすればできるのか。その点について、関係する皆様と、庁舎内部も関係する部署それぞれ話し合い、そしてまた関係する機関と、広くそういう協議だとかを持ちながら、ご提言のある、この釣りの制度の仕組みについて考えていきたいなというふうに思います。
再質問 久保耕一郎
答弁書に戻りますけれども、町長は要請してまいりたいということで、この答弁書、結論付けているのです。先ほどもちょっとお話しましたけれども、過去も要請はしているのです。ご存じだと思うのですけれども、10月7日付けで、知布泊漁港に看板をかけましたよね。これは斜里町ですよね。なぜ北海道でなかったのですか、そうしたら。
答弁 町長 馬場
これについては、当然管理者が北海道。その中で、斜里町として、町と、そしてまた利用している漁協。そういう中で、漁業の生産活動における正しい利用の仕方と言うべきかどうかわかりませんが、円滑な利用ができるようなルールを定めてやってまいりましたが、どんどん次の行動が、定めたルールを超えて異常なほどになっているということで、漁港維持運営計画、これの計画上支障があるということで、私と漁協の組合長と協議をした上で、規制をさせていただくことにいたしました。あくまでお願いベースでありまして、入り口のところで、こういう状況の中でやっておりますので、ご理解をということでさせていただきましたが、私も途中、様子を見にも行きましたけれども、ほとんどの方が、一定のご理解をいただいたというふうに思っています。そういった意味では、守らない人というのは、もともと、きっとそこにはやってこなかったのだろうなというふうに思いますけれども、そうやってやれる部分も限度があるということであくまでお願いベースだということで、これについては、権限のあるところの要請も当然必要になってきますので、そういうお答え方をさせていただきました。
再質問 久保耕一郎
要請と言っても、正直言って本当に、実効性が伴うのかなと思うものですから、そのいい例が、今回、知布泊の看板だったように思うのです。これ構成員は、振興局も入っているのですよね、利用調整会議は。でもうちもぎりぎりの接点で、町として出さざるを得ないというのはもう十分理解していますから。だから、答弁書の要請というのは、僕は、余り効果がないのではないのかなと。ぜひ次年度は、要請ではなくてしっかりとらちでも調査する。町長答弁にも、ルール化が必要だろうと。ただ、そう簡単ではないはずですから、しっかり次年度予算に調査費を盛り込んでやるかどうか。お答えください。
答弁 町長 馬場
要請というのはなかなか実効性がないというお話ではありますけれども、だからといって諦めないということも大事だと思いますので、要請は続けていく一方で、独自といいますか、私たちでできる調査も必要ではないかということですけれども、調査費をつける、つけないというのは、検討の上で判断をしたいというふうに思います。
再質問 久保耕一郎
それでは2項目め、これは1点だけ。次期総合計画の策定に、いろいろなWi-Fiといいますか、新しいこのブロードバンドの利用というのは、検討するということなのですけれども。公衆Wi-Fi、つまり個人ではなくて公設のWi-Fiやライブカメラ、こういうものを設置して、そして観光利用から不法投棄、災害まで、広く利用できるように、盛り込むべきかなと思いますけれども、その答弁だけで、私の質問を終わります。
答弁 町長 馬場
本当にあの、せっかく光が通って、これはさらに有効に利用されるという意味では、公衆のWi-Fi整備、この環境があるということは、本当にそれに越したことはないなというふうに思います。ただこれも財源の中で、どの程度できるかやるべきか。どういう利用をするかということもしっかりと見据えた中で、やらなければならないというふうに思っていますので、その点を考えながら、今後、臨んでいきたいというふうに思います。