みんなの議会

江別市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月12日

(1)市長の政治姿勢について/(2)社会保障政策について/(3)経済政策について/(4)教育問題について/(5)男女共同参画について

2002年3月12日、江別市議会の一般質問で、鈴木豊実議員が「市長の政治姿勢について」「社会保障政策について」「経済政策について」「教育問題について」「男女共同参画について」について質問し、市長 小川公人、助役 伊東悠平、教育長 高橋侃、保健福祉部長 荻野文雄が答弁しました。

質問者
鈴木豊実 議員
答弁者
市長 小川公人、助役 伊東悠平、教育長 高橋侃、保健福祉部長 荻野文雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 鈴木豊実

日本共産党市議団を代表しまして一般質問を行います。まず最初に、市長の政治姿勢について伺います。来年の一斉地方選挙まであと1年と迫りました。小川市長にとっては、この平成14年度市政執行方針の内容が大きく問われてくると思います。その内容ですが、行政改革大綱に沿って市長は民間企業における経営手法を行政部門に導入して行政の効率性を向上させると、そしてまた成果を重視するという立場で行政活動を評価する、さらに行政改革を強力に推進すると厳しい方針を打ち出しています。しかし、この方針でいくと市民の暮らしに大変な負担を押し付けてくるのではないかと懸念しております。しかも、この方針は、小泉首相が改革なくして成長なしという考えの下で、改革断行予算として新年度予算を編成した内容が不況に苦しむ国民に相変わらず激痛を押し付けてくるものとよく似ているように思いますが、市長はどう考えていますか。また、市長の公約ともあわせてお答えください。次に、今年は新総計が準備される年ですが、そのための市民アンケートを見ますと、今後のまちづくりでは生活機能都市と福祉都市を選択する市民が実に76%にも上っています。政策分野では、医療・福祉と環境がほかの回答を大きく離しています。市民の生活実感をよく表した回答でもあります。市民はばくだいな事業費を投入する大型開発でなく、最も身近で切実で、そういう施策を市政に求めていると思いました。こうした市民要求が新年度予算にどう反映されているのか伺います。1月13日に、小泉首相が田中真紀子前外相を更迭したことによって、小泉内閣への支持率は一挙に40から50%に急落しました。ごく最近、3月3日の朝日調査では支持率が44%に落ち込んだだけでなく、不支持率も40%に跳ね上がっています。その差4ポイントに詰まりました。わずか1か月の間にです。きっかけは外務大臣更迭ですが、それ以前に構造改革の具体的な内容に沿った世論調査では、健保負担の3割引上げや住宅金融公庫の廃止等々、小泉内閣に対して国民の目は日に日に厳しさを増していました。国際的にも、日本の労働者の過大な労働時間やリストラを容認していることに重大な懸念を表明されて是正を求められております。どこから見ても極めて危うい方向を小泉改革は歩んでいると思います。今、江別市がやるべきは、小泉構造改革の方針と手を切って、社会保障を予算の中心にして、市民の切実な願いにこたえ、安心と希望を与えることではないでしょうか。財源が厳しいと言いながら、江別の顔づくり事業を延々と続けるなど、財政と時間の無駄をやめて、税金の使い方を社会保障優先に転換することだと思いますが、いかがいたしますかお答えください。社会保障政策についての質問に移ります。政府は、医療制度改革のためと言って、健康保険法の改悪案を国会に提出しています。この法案が通れば、サラリーマンから公務員本人の窓口負担は、家族も含めて来年4月から3割負担に引き上げられます。また、70歳以上の高齢者に対しては、病院でも診療所でも1割負担に一本化するということです。定額制を廃止して窓口で1割払うということは、高齢者のように慢性の病気や重症な人ほど負担は高額になるという計算になります。1か月当たりの自己負担の限度額も大幅に引き上げられます。しかも、限度額を超える分もいったんは窓口で全額支払い、上限を超えた分の払戻しは市役所に行って手続をするというものです。今回の大改悪は、負担増だけでなく、支払う仕組みも償還払いと呼ばれる複雑な制度で、手持ちのお金がないと受診できません。これは患者負担を重くして、病院への足を遠のかせることをねらった非常に冷酷な改革の内容でもあります。また、小泉内閣が今年4月から実施をねらっている計画は、入院6か月を超えたら入院中の費用の大部分を患者の負担にするという案です。月額5万円以上の負担とも言われております。特に高齢者の場合どうなるか、その影響をどう考えているか伺います。次に、65歳医療費助成廃止に関する質問です。その前に、この署名に取り組んでいる65歳医療費助成制度をまもる会の署名数が昨夜で1万200を超えました。大変な反響を呼んでおります。江別市が30年間も継続してきた65歳医療助成制度廃止については、これは今請願が出されております。予算委員会に係る問題でもありますので、主に市長の政治姿勢について質問いたします。30年間続けてきた医療費助成を一挙に5歳引き上げることによって、助成の対象から除外される人は約7,000人、助成を受けている人は約3,500人です。対象者の圧倒的多数は低所得の高齢者、年金生活者です。今年は江別市独自の助成制度廃止の上に国の医療改悪と二重の負担がかかります。こうした中での廃止の提案、これに対する市民感情を市長はどう考えていますか、お答えください。65歳医療助成制度があったことによって、市民は自らの健康と予防に心掛け、結果として江別市の医療費の削減にも大きな貢献をしたと思いますが、その波及効果をどう評価していますか、お答え願います。廃止条例案は、今後の医療費の増嵩にどのように影響があると考えていますか、お答え願います。また、江別市は、高齢者の健康維持のために、これまでに健康づくりにどのような施策で臨んできたでしょうか、お答えください。次に、保健福祉部国保年金課の老人医療費助成事業の見直し、この資料によりますと、13年4月に助成事業の見直し素案を作成しています。その後、関係部局と素案の調整をし、部内検討会議も開かれています。それらの過程でどんな論議が行われて政策決定に至ったのか伺います。江別市として重大な政策変更だと思います。しかし、それ以上に市民にとっては、取り分け高齢者にとって命を奪われかねない問題でもあります。約1年近い期間があったと思いますが、しかし市民にとっては突然の廃止です。なぜ市民へ情報を提供し、そして説明する時間を与えなかったのか、江別市として説明責任があると思いますのでお答えください。介護保険制度がスタートして2年目です。介護保険制度ではまず実施してみることでした。そこで問題は何か、今後の改善政策に反映するためにも現状分析をきちんとして、実態を道や国に反映することだと考えます。昨年10月、道の調査で明らかになったのは、特養の待機者数が1万5,948人に増えていました。この数から重複申込み分を除いて、共産党道議団が推計して出した待機者数は1万2,465人です。介護スタートのときは約7,000人の待機者でした。江別市もスタート時点で特養ベッド数は250床で余裕を持っていたはずですが、現時点で特養待機者は既に90人と伺いました。重複分を道の割合で計算すると、70人くらいの待機者がいると推計されます。正確な入所希望者を出すために調査をして施設整備を道に求めるなど、対応を急ぐべきですが、どういう方策で臨まれるのかお答え願います。次に、高い保険料を払っている上に高い利用料のために、介護サービスを手控える事態が進行していると言われていますが、江別市の場合はどうか伺います。また、低所得者対策として、65歳以上の介護保険者で年間収入が生活保護基準相当以下の場合の保険料について減免すべきですが、いかがいたしますか。次に、介護予防・生活支援事業が十分かという点について、転倒防止や自立者へのヘルパー支援などの介護予防事業や生活支援事業は、元気な高齢者を要支援、要介護高齢者にしないためにも大切な事業です。マンパワーの拡充を求めていくことが必要ではないでしょうか。次に、介護保険の事業では、市内の民間事業者が多数参入しています。利用者が増えるとともに改善を求める声も出ております。介護サービスの充実や改善、ヘルパーやケアマネジャーの労働条件の向上など、事業を安定させていく上で江別市はどのような指導援助ができるのか伺います。経済政策に入ります。今年1月の完全失業率は5.3%で、完全失業者数は10か月連続で増加しています。北海道では、全国平均を上回る5.8%という厳しさです。それでは、江別市の1月の有効求人数、仕事を探している人は2,213人、これに対して求人数は295人です。有効求人倍率は0.13、100人の求職者に対してわずか13人の求人という厳しさです。恵庭、千歳の有効求人倍率の0.3倍と比較しても江別市は低く、しかもハローワークの説明ですが、慢性的に有効求人倍率が低いのです。この事態をどう見るのかお答えください。また、市として、独自の緊急雇用対策会議の設置が必要と思いますが、その方策について伺います。次に、地元企業に対して、住民の雇用を守る社会的責任を果たさせるのは行政の仕事でもあると考えております。現在、江別市角山で操業している北海道畜産公社札幌工場は4月1日から早来の日胆工場に統合すると報道されました。新聞報道では、正社員の65人全員が新工場に移り、パートも希望者を受け入れるとなっております。事業所の移転は昨年8月から決まっており、準社員の29人、パート20人、全員が女性です。すぐ移動するという条件にはないと思います。工場の統合と効率化の名の下に退職を余儀なくされ、多くの人が失業の不安と苦しみにさらされていると思います。市長は住民の雇用と地域経済を守る立場から、これを容認するのでなく、畜産公社や道に働き掛けて、その社会的責任を果たすように求めるべきですが、いかがいたしますか。活性化策についてです。制度融資の活用など、市民への周知徹底が図られているかどうか伺います。特に地域商店街の疲弊の実態、これをどう見ておられるのか。地域商店街の役割と活性化促進の立場から、共同配送や高齢者ネットワーク事業、空き店舗対策、デイサービスなどの高齢者支援施設など商店街活性化のプログラムを作り、商店街への支援を抜本的に強めることが新たに今必要と思いますが、どのように考えておられるのか伺います。次に、平成13年度末で終わる国の緊急地域雇用特別対策推進事業、この事業の効果と新たな雇用にこれが継続発展させているのかどうか伺います。また、制度の継続となった新交付金制度の事業内容については、教育補助とか文化振興、あるいは環境の保全、治安・防災、福祉・保育、地域振興など、これを新たに推奨する事業例としています。また、自治体の創意工夫を求めています。どんな事業を作り出していくか、地域振興、生活改善のまちづくりへの一契機として位置付け、住民の声を反映させてはどうか伺います。次に、新交付金事業が求めている雇用は失業者の吸収が明確に示されております。雇用される期間は6か月ですが、職安行政との連携でより多くの失業者に就労の道を開くことができるのではないか伺います。また、新交付金の雇用創出事業で江別市は教育の分野で雇用として非常勤講師を採用しています。期間が限定された臨時の雇用であっても、子供たちの教育、職場の労働条件の改善に一定の役割を果たすことは明らかです。この事業期間の完了後は市単独の雇用対策として継続すべきだと考えますが、いかがいたしますか。教育問題に移ります。4月から学校5日制が始まり、社会的な受け皿は整っているのか、学力は低下しないのか、増えた休日に子供たちは何をしたいのか、いろいろな論議がなされております。文部省は92年に、学校5日制は詰め込み教育批判から子供たちにゆとりを確保し、自ら学び、考える力を育てるためとして、段階的に導入し、この春完全5日制と移行してきました。この10年間に子供たちの生活はどう変わったのか。休日の過ごし方で一番多いのはテレビを見る時間、テレビゲームをして過ごす時間が3時間以上というのが圧倒的です。一方、この10年間、社会的整備の準備期間でもあったにもかかわらず、全国の児童館は数年来4,400か所と横ばいです。遊び場も増えておりません。江別市では、この10年間の準備期間に学童保育所の設置、土曜日開所や障害児の居場所づくり、休日保障の取り組みなど、どのように進めてきたかお答えください。また、文部科学省はゆとりを強調しながら、低学力と批判されると、今度は宿題、補習を奨励する学びのすすめなど学力重視を打ち出して、国民に混乱を与えています。今、各地で進んでいる土曜日の学校開放の中には、本来のゆとりや自発的な遊びの場ではなく、ボランティア頼みや補習や英語、パソコン学習など奉仕活動を導入する流れです。しかし、それは大人が子供に望む過ごし方であって、子供たちが増えた土曜日の過ごし方をどう使いたいか、まず子供たちの声を聞くべきです。その上で施策に反映すべきだと思いますが、いかがいたしますか。次に、子供の生活で大切にすべきは、まず睡眠や給食、食事、排せつなどの生理的活動をきちんと保障してあげ、さらに豊かな遊びと学習、仕事、これらが毎日の生活の中でバランス良く位置付けられていること。しかし、これでは足りないと、5日制の最大のポイントは余暇であると、この権利を保障することだと助言しているのは教育学者の増山均さんです。大人の忙しさで引きずらない、ゆとり生活を保障する社会整備が今本当に急がれていると思います。その方策として、この議会でも何度も取り上げた質問です。子供たちの居場所づくりとして江別市が責任を持って学童保育と児童館の設置、増設を急ぐべきです。江別市内のどこに住んでいようとすべての子供たちに保障されるべきです。学校5日制の下では、取り分け障害児を含めた児童館、学童保育の体制づくり、施設整備、設置計画を推進するよう求めます。答弁をお願いします。次に、30人以下学級の実施及び弾力的な対策について、全国各地で文字どおり父母、教職員、住民の力で行政を動かして30人以下学級など少人数学級を実現してきています。道内でも、既に10を超える市町村が独自に教員を採用して、実質的に少人数指導など様々な形で教育条件の改善に取り組んでおります。小中学校第7次教職員定数改善計画でも少人数授業のための教職員配置を行っています。しかし、この計画では、配置される学校が極めて少ないこと、教員の教育活動に制約が多いこと、習熟度別授業という差別的教育が押し付けられるなど問題点が多いと言われております。もっと学校現場の自主創造性が生かされる、学級編制基準そのものを改善しようという要求が大きな流れになって運動が進んでいると思います。どう対応されるかお聞きします。今年の1月、北海道知事が新年度から小学校1年生を対象に35人学級のモデル実施と中学2年から3年への進級時の対応を行うと初めて明らかにしました。江別市での取り組みについて伺います。道教委の試算によりますと、江別市で小学校1・2年を対象に30人学級を実施すると、学級増、教職員定数増は推計で学級増数は18、教職員定数は19人、そしてこれに係る財源ですが、道の負担分1億7,000万円です。新採用では1億円です。これで対応ができます。30人学級の本格的実施に踏み出すように道に強く働き掛けることです。いかがいたしますか。最後に、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みについてです。最初に、多くの人から期待されていた江別市の男女共同参画プラン策定委員会による中間報告が出来上がりまして、一般市民の意見を問うアンケート調査も終わって、そしていよいよ基本計画に入る準備段階を迎えていると担当課から伺いました。江別市が男女共同参画の取り組みを始めてから既に7年目を迎えていますが、中間報告はなお真の男女平等にはまだほど遠い状況にあると述べています。様々な指標で、例えば出生率においても、女性の労働力率においても、子育てを終わってから働くという労働力率のM字型が顕著であると明らかにしています。江別市がこのような到達点にいることをどう受け止め、これからどう努力されていくつもりなのか、具体的にお答えください。中間報告は、男女共同参画を推進するための活動の拠点施設、今後の取り組みへの課題として提起しております。今の江別の現状は、男女共同参画社会の実現に向けて、女性グループ・団体の活動の場、情報の提供、調査研究、人材の育成、事業の展開などをするための総合的な施設が江別市内には建設されていない。そして、道内の10万人都市は女性センターの機能を持った施設が建設されていると述べています。江別市では、30年近くも前に婦人会館の建設を求める請願がこの議会で採択されていますが、しかし一貫して既存の公的施設を利用するようにという姿勢を江別市は取り続けてきました。市として、男女共同参画の位置付け、女性センターの設置の重要性、今の時点でどう認識されているかを伺います。次に、女性の役割に対する社会一般の理解を深めるためには、各種審議会への女性の能力、意見を反映していくことが急がれます。市の各種審議会委員への女性の登用率は28.6%となっていますが、同じ人に集中しているとの指摘もあります。共同参画拡大の登用率アップに取り組む江別市の努力は認めるとしても、内容の改善を図るべきです。この問題の解決にどう努力するのか、市の姿勢をお示しください。次に、市職員の役職者に占める女性の比率は8.4%、この数値は3年前とはほとんど変わっていないと思います。行政の政策決定において、女性の参画を進めていくために大切なのは課長補佐クラス以上の女性の登用を積極的に進めることです。期限と目標を決めて直ちに登用拡大の決断を図るべきですが、いかがいたしますか。次に、ドメスティックバイオレンス法、これは配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律が昨年10月13日から施行されました。家庭内で起こる夫の暴力、何年も夫の暴力に耐えてきた妻たちが、女性たちが、この法律に対して歓迎しています。ドメスティックバイオレンス、略してDVと言います。重大な犯罪でありながら、家庭の問題、夫婦の問題として見過ごされてきました。これを社会が取り組むべき問題として把握し、DVの特徴をつかみ、暴力を根絶していくための対策が切実に求められています。江別市として、どんな具体的な策があるのかお伺いいたします。この法律が施行されても、子供の問題、また警察に届けることなどのためらいの理由から、今なおこの問題は表に出るのはほんの一部でしかないと言います。そこで、DV対策に必要なのはまず第1に被害者保護です。都市部に近い江別市として、被害女性が加害者から逃れ、安全を確保させる場、確保できる場、心身を回復させ自立した生活を営めるようにする公的機関の体制を準備すべきだと思いますが、いかがいたしますか。厚生省通知で、平成11年、母子生活支援施設もDV被害者を単身で受け入れるという措置を始めています。今後、市として母子生活支援施設の活用、受入れ体制の整備についてどう考えているのか伺います。家庭内における夫婦の間といえども暴力は犯罪です。分かりやすく手軽なDV問題のパンフレットやリーフレットを作成して、市内公共施設はもちろん、コンビニ、大型店のトイレなど身近な所に置いて、どこに相談すればいいか分からず苦しんでいる女性に、取りあえずの救いの手を差し伸べることは急務です。いかがいたしますか。以上申し上げまして第1回の質問といたします。よろしく答弁お願いいたします。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

鈴木豊実議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、市政執行方針に市長の公約がどう反映されたか、こういった視点でのご質問でありますが、今日、国や地方が抱えている課題や社会経済情勢の著しい変動に対応するためには、新たな変化に即応した新しい発想の下で、市民、行政にとって今何が最善なのか、こういった事業の取捨選択が必要であると認識をいたしております。このため、行政改革大綱の策定や行政診断の実施、市民との協働への取り組みを進めながら、健全な行政運営と後世代の負担の大きさなどにも配慮し、行財政資源の効果的な配分に努めたところであります。また、昨年度実施いたしました市民意識調査の結果につきましては、環境や医療・福祉に高い関心が寄せられているところでもあります。このようなことを勘案しながら、新年度は3つの重点テーマを掲げたところであり、具体的には、1つには子供たちの可能性を伸ばす施策の推進、2つ目としてIT化の推進、そして3つ目として環境施策の推進、この3点を重点的に取り組んでまいりますし、なおかつ医療・福祉の分野などにつきましても、高齢化社会に伴い福祉ニーズがますます増大しておりますことから、従来の施策の在り方を根本的に見直し他の福祉サービスへスライドするなど、貴重な財政資源の効率的、効果的な配分に努めたところであります。このような観点から、様々な内部の痛みを伴う改革努力とともに、今日的な社会的、経済的な時代要請を踏まえた思い切った財源配分スライドの決断について、対外的にも基本見解を示しながら、機会をとらえてご説明を申し上げながら進めてきたところであり、今回の市政執行方針にお示しをしたところでありますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、国の医療制度改革に伴う影響についてのご質問でありますが、ご案内のとおり、国では政府案として、今国会に医療保険制度関連改正案、健康保険法関連改正法案の提出を予定いたしております。この内容は、増嵩する国民医療費の抑制を図るために、1つには、高齢者医療制度の改革として、14年10月から70歳以上の患者負担を定率1割負担とし自己負担限度額を見直すこと、老人保健法の医療給付対象者を現行70歳から75歳に5年間で段階的に引き上げることなどであり、2つ目には、医療保険制度の改革として、平成15年4月から政管健保、政府管掌健康保険の保険料を総報酬制の下で引き上げること、保険給付率を8割から7割とすること、平成14年10月から3歳未満の乳幼児の保険給付率を通院を含めて8割とすることなどであります。さらには、平成14年4月から診療報酬を2.7%引き下げることともしております。そこで、これらの改革に伴う市民への影響についてということでありますが、端的に申し上げまして、被用者保険の保険給付率の変更に伴い患者負担が2割から3割と、こういうことになるということは医療費が同額であるとすれば単純に1.5倍の負担増になるということでありますし、乳幼児の通院につきましては3割から2割ということから、この場合は逆に軽減されることにもなりますが、他方70歳以上の老人の患者負担額においても、月額上限制を廃止し自己負担限度額の見直しにより負担増は明確であることなどから、診療報酬の引下げを考慮しても影響は大きいものと、こう考えられるところであります。このことから、ご質問のとおり、高齢者の医療費の患者負担につきましては、月額上限制が廃止され自己負担限度額が設定されることから、この限度額を超えた額については後日申請に基づき償還払いを受けることとなり、いったん患者が負担しなければならないことになること、また入院6か月を超えた場合の医療費については、これまで保険診療であったものを改革後は保険診療と自由診療とを組み合わせた診療となることから、従来、保険診療であった部分の一部を患者負担に求めることとなり、このことも負担の増加が考えられます。いずれにおいても、改革後は患者負担額が増加となり影響は大きいものと考えますが、今後現場で混乱が生じないよう国の十分な事前説明に期待をいたしているところであります。次に、老人医療費助成事業の廃止に伴う市民への説明責任についてのご質問でありますが、まずこれまで老人医療費助成事業を実施してきたことによる効果の分析ということでありますが、残念ながら助成とこの医療費の因果関係を明確にすることは難しいことから分析等は実施しておりませんし、したがって医療費への影響についても計りかねるというのが実態であります。次に、制度見直しに関しての内部検討の内容でありますが、この老人医療費助成事業の見直しにつきましては、これまで長年にわたって検討を行ってきたことであり、道内他市で65歳以上を対象として実施している市はわずか2市であること。介護保険等福祉総体の財政負担見通しの厳しさなどを踏まえ、時間をかけて慎重に検討してきた結果であります。この問題について、最終的に首長として決断せざるを得ない、このつらい気持ちをおくみ取りいただきたいと、ご理解を賜りたいと存じます。また、市民への説明責任ということでありますが、これまでの検討の結果について社会福祉審議会にも諮ってご意見をいただいておりますし、その他市政懇談会、婦人懇談、あるいは高齢者介護等々、機会あるごとにお話を申し上げてきたところでありますが、さらに昨年の12月定例会の一般質問にお答えし、あるいは14年度予算の記者公表等において見直しの内容が新聞報道されているところでもありますが、この間の市民の受け止め方につきましては、今日における社会経済情勢の取り分け痛みの伴う聖域なき構造改革の流れの中における応分負担へのこのシフト、さらには高齢化社会における福祉サービス総体の兼ね合いにおける自助努力の避けられない時代すう勢についても一定の判断が働き、私としては多くの市民がこの問題を比較的冷静に受け止めているのではないかと、こういう印象を持っているところであります。なお、この事業の見直しについての条例改正案を本議会に提案中であり、今後ご審議をいただくこととなっておりますが、ご決定いただいた後には、市民等が混乱を招くことのないよう十分説明し、理解を得てまいりたいと考えているところであります。次に、高齢者の健康維持にどのような施策をとってきたかということでありますが、健康寿命の延伸を図る観点から、生活習慣病予防対策を重点に高齢者における健康の保持増進を初め壮年期からの健康づくりなど、ライフステージに応じた各種保健事業を実施しております。また、介護保険制度の円滑かつ安定的な運営を図るためにも、市民が生涯を通じて健康で自立した生活が実現できるよう介護予防事業に取り組んでいるところであります。まず、生活習慣病予防に重点を置いたえべつ健康塾、なるほど・ザ・コレステロール、なるほど・ザ・高血圧などといった健康教室を開催し、知識の普及に努めております。さらに基本健康診査、各種がん検診を実施し、検診後の事後相談から一般的な健康保持増進に関する生活習慣の改善を促す栄養相談、健康相談も実施をいたしているところであります。さらに、独居・閉じこもり高齢者を中心に保健師等の訪問指導を実施し、閉じこもり、転倒、介護、生活習慣病等の予防と保健・福祉・医療などの相談調整を図る支援をいたしているところであります。それから、健康づくり対策事業についてでありますが、市政執行方針で申し述べたとおり、健康づくりを効果的に推進するために庁内プロジェクトチームにより検討しております。その中で、今後国が推進している21世紀における国民健康づくり運動健康日本21の趣旨に沿った江別市の総合的な健康づくり計画を策定してまいりたいと、こう考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、介護保険実施後の問題点についてでありますが、まず介護保険の現状といたしまして、制度が平成12年4月にスタートし一定の時間が経過していることから、制度の趣旨が徐々に浸透してきており、サービスの利用者が確実に増加いたしております。給付費で、その伸び率も平成12年度と13年度の比較で25%、約7億3,000万円の増、13年度当初予算と14年度当初予算予定の対比では24.1%、8億7,900万円増となり、介護保険事業計画を超える状況であります。また、一般会計繰入金も、これら給付金の基準率に合わせて増加しており、平成14年度当初予算予定で6億6,411万円となります。今後このままで給付費が推移しますと、次期介護保険事業計画において第1号被保険者の保険料を見直さざるを得ない状況となっております。そこで、特養待機の現状と今後の施策についてでありますが、昨日、星秀雄議員にもお答えを申し上げたところで重複するところでありますが、介護老人福祉施設の待機者は大部分の方が複数の施設を申し込んでいるために、その数が多くなっている状況であります。その内容につきましては、介護老人保健施設、病院などへ入所又は入院しており、退院する場合において居宅生活ができない環境のため待機となっている場合が多い実情であります。なお、北海道では、介護老人福祉施設の待機者の状況を把握するための実態調査を実施する予定となっております。また、今後の計画でありますが、計画で増床等についてでありますが、平成14年度に当市の事業計画の見直しと合わせて、次期北海道高齢者保健福祉計画並びに北海道介護保険支援計画において、第2次圏域札幌圏全体で決められるものでありますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、第1号被保険者の低所得者対策についてでありますが、介護保険制度における保険料は低所得者に対する配慮措置として所得段階別の設定や、災害等の特別な事情により一時的に負担が困難な場合における減免の仕組みが設けられております。また、利用料につきましては、高額介護サービス費の設定、社会福祉法人等が提供するサービスに関する軽減措置、制度施行前からの訪問介護サービスの利用者に対する軽減措置等が講じられております。なお、この制度は社会保険方式で運営されており、介護保険を運営するため必要な費用の財源は被保険者の保険料及び公費で賄われておりますことから、保険料を減免することは被保険者も含め極めて厳しい事業運営になることをご理解を賜りたいと存じます。次に、介護予防と生活支援事業の拡充についてでありますが、高齢者が要介護状態に陥ったり状態が悪化しないようにする介護予防施策や自立した生活を確保するための必要な支援を行う生活支援施策の推進につきましては、重要な施策であると認識をいたしております。国におきましても、このような観点から介護予防・生活支援事業等を主要な事項とする各施策を盛り込み、高齢者等の生活支援事業等の展開をしているところであります。このような国の施策に基づき、当市は継続型デイサービス、生活支援型ホームヘルプサービス、生きがい対応型デイサービス、養護老人ホーム短期入所事業、避難路確保除雪サービス、緊急通報サービス、給食サービス、それから保健センター関係では食生活改善事業、骨折転倒予防教室などなどの事業について実施をいたしております。また、市独自の事業といたしましては、除雪後に玄関前等にできた置き雪を除去する福祉除雪サービスや訪問理髪サービスのほか、在宅の痴ほう性高齢者が所在不明となったときにPHSを利用して居場所を探すことができるはいかい高齢者位置検索サービスなどにつきまして全道の市では初めて導入する等、本市独自の施策も実施いたしているところであります。これらの事業につきましては、事業内容に応じまして利用料を設定しておりますが、料金につきましては基本的に介護保険事業の利用にありましても1割の利用負担がありますことから、これらの利用に際しましても適正なご負担をしていただいているものであります。いずれにいたしましても、高齢者の方にとって可能な限り住み慣れた地域で健康で充実した生活を送ることができるよう、地域社会全体で支えていくということが何よりも大切であると思っております。今後も、在宅の高齢者支援のため、保健・医療・福祉の連携を図りながら、介護予防・生活支援事業の一層の充実を図ってまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、民間の法人に対する指導についてでありますが、社会福祉法人の指導監査は各都道府県とされておりますが、その内容は社会福祉法第56条第1項の規定に基づき、関係法令や通知による法人指導、事業経営の監査、運営全般の助言、指導を行うものであります。このことは、適正な法人運営と円滑な社会福祉事業の推進を図ることを目的としたものであります。また、市としましては、社会福祉施設の設置に際しましては、条例に基づき社会福祉法人に補助金を交付していること、また、高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画に基づき、基盤整備にかかわるそういった立場として、法人と連携を図る必要があります。したがいまして、相談や助言のほか、北海道が行います指導監査にありましても、状況によりましては立ち会うなどをしまして、事業経営などの掌握に努めているものであります。今後におきましても、法人が運営する施設のサービスが市民サービスの向上になりますよう、各種情報の掌握も含めて、法人と連携してまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、経済政策の失業の実態と企業の社会的責任に対する指導ということでありますが、総務省が3月1日に発表した1月の全国の完全失業率が5.3%であり、昨年12月の5.5%に比し0.2%低下しておりますが、完全失業者数は前年同月より27万人多い344万人と、10か月連続して増加しております。離職等の非自発的失業者が147万人と、まだまだ改善の方向には至っていない状況にあります。江別市の雇用情勢は、有効求人倍率が平成12年度は0.18倍、13年度が0.17倍、さらに14年の1月には0.13倍となっております。有効求人倍率は求職数に対する求人数の比率でありますが、求人する事業所が江別市と新篠津村に所在する事業所に限られていることと求職者の多くが札幌市で雇用されていることを考えますと、どうしても他市と比較すると低い数字となりますが、それにいたしましても全国、全道水準に比べ、やはり相当に厳しい水準にあるものと、このように認識をいたしているところであります。これらの求人求職状況等の雇用状況の分析とともに、就労機会の確保に向けて雇用対策事業等の検討を進めるために、庁内関係課長、ハローワーク江別出張所、商工会議所、工業団地協同組合によりまして雇用対策連絡会議を設置しておりますので、今後とも北海道との協議や他市の状況を把握する中で、効果的な対策の検討に努めてまいりたいと考えております。ご承知のように、国におきましては、今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太の方針の下で、金融機関の不良債権の処理や公共投資の縮減、地方交付税制度の見直しを初めとする構造改革が進められているところであります。日本経済再生のためには、これら構造改革の必要性は認識しているところであり、改革の影響による痛みにつきましては市民の皆さんにも少なからぬ影響を及ぼすことは避けられない状況と判断いたしているところであります。このような状況の中での企業の社会的責任の指導でありますが、市民の雇用、あるいは地域経済を確保するという行政の立場からも、企業においては、企業の経営努力の中で、可能な限り雇用の確保に努めていただきたいと、こう考えております。ご指摘の北海道畜産公社につきましては、パートの方も含め全従業員の雇用の確保のために、従業員の意向調査等を実施する中での対応をお願いしてきているところであり、これらの経緯については所管委員会においてもご説明してきているところであります。次に、市内の中小零細企業対策についてでありますが、ご承知のように平成11年12月に制定から36年振りに中小企業基本法が抜本的に改正されたところであります。今までの大企業との格差是正から、新しい基本法では、独立した中小企業の多様で活気ある成長発展にその政策理念が転換されておりますが、中小企業の役割としては、特に地域的には地域経済に密着し地域の産業集積、商業集積の中核をなす存在であり、このような集積の中での中心的役割を果たす中小企業の活躍が地域経済の活性化のけん引力となるとともに、様々な場面で地域社会に貢献することを期待するものであります。本基本法に基づく政策の柱は、意欲ある中小企業者の創業や成長、経営の革新へ向けての自助努力への積極的な支援と非常時における措置としての再挑戦の機会を提供するセーフティネットの整備であり、その具体的施策の主たるものが制度資金融資であります。国民生活金融公庫、中小企業金融公庫、商工組合金融公庫の政府系金融機関の種々の制度を初め北海道の制度、そして市の制度において、中小零細企業に対する様々な資金融資の制度を講じているところでありますが、これらの制度資金につきましては、商工会議所、金融機関において、また年1回の広報で周知しておりますが、さらに周知方法を検討してまいりたいと存じます。また、商店街への支援でありますが、今まで共同施設整備、店舗共同化などのハード事業中心でありました商店街に対する制度事業を平成12年度にイベント事業、人材養成事業、環境保全活動推進事業、商店街情報発信事業などのソフト事業にも対応するとともに、さらに新年度に向けて、商店街共同顧客サービス事業としてカード事業や宅配事業などの共同事業の対応を検討しているところであります。なお、商店街に対する助成制度の利用は、平成11年度の4件から12年度、13年度が12件と増加しているところであります。次に、緊急地域雇用特別対策推進事業の効果と継続及び雇用創出推進についてでありますが、平成11年度か ら13年度まで3年間で江別市で実施いたしました緊急地域雇用特別対策推進事業は24件で、総事業費が1億2,842万円であり、雇用者数は590人となっております。事業実施により新たな雇用を生み出した事業もあり、市内経済への効果も考えられ、一定の評価をいただけるものと判断しております。本事業は現下の厳しい雇用失業情勢にかんがみ、構造改革の集中調整期間中の臨時応急の措置として、緊急かつ臨時的な雇用・就業機会の創出を図ることをその目的として、平成14年度からさらに3年間実施されますが、国・道においては推奨事業例を定めるなど、より雇用効果を高めるために配慮しているところであります。市では、14年度において、教育、環境、農業など5事業を実施する予定でおります。ご質問のこの事業内容についての住民の声の反映でありますが、14年度実施予定の事業につきましては、各課から提出された事業内容について、その雇用効果や事業のバランスに配慮するとともに、ハローワークに提出されております求職者の求職希望などの雇用状況の分析の中で、雇用対策連絡会議において調整してきているところであります。また、職安行政との連携による多くの失業者への対応でありますが、本事業は事業費の80%以上が人件費であることや雇用者は75%以上が失業者であること、あるいは雇用に当たっては必ずハローワークを窓口とすることなどが決められておりますので、これらの条件を遵守し、雇用効果を高めるために努めてまいりたいと考えております。事業の継続、あるいは市の独自事業としての対応につきましては、雇用の確保あるいは経済的基盤の確立などにも配慮し、全市的な施策の中でそれぞれの事業の必要性を十分に判断して対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、助役、教育長からご答弁を申し上げます。

答弁 助役 伊東悠平(助役は2002年3月まで)

私の方から、男女共同参画についてのご質問にご答弁申し上げます。まず初めに、これまでの取り組み、今後の努力についてでありますが、これまで新総合計画・後期基本計画の男女共同の社会参加を基本に、生涯学習の観点から市民や地域などへの意識啓発を図るとともに、市の各種審議会等への女性委員の登用など進めてまいりました。その間、我が国においても、国際社会と連動しながら様々な取り組みが進められてきました。平成11年6月には男女共同参画社会基本法が成立し、さらに平成12年12月には国の男女共同参画基本計画が策定されるなど大きな変革があったところであります。当市におきましては、去る2月1日に、市の男女共同参画基本計画の策定に当たって設置いたしました男女共同参画プラン策定委員会から、基本計画の在り方についての討議や論議などをまとめました中間報告が提出されたところであります。中間報告では、基本計画の策定に当たっては、基本法や国の基本計画を勘案するとともに、当市の特性や総合計画と整合性を持った計画とすること、また計画の推進状況を評価するなどの機関の設置や社会状況の変化に応じて必要な見直しを図ること、男女共同参画社会の実現に向けて家庭・地域・職場や行政を含む社会全体が協働して取り組むことが重要であることなどを柱に、5項目の基本理念と7項目の基本目標などが示されたところであります。なお、この中間報告につきましては、既に市民に公表し、広く意見募集を行ってきております。市といたしましては、今後、中間報告の内容や市民からの意見などを十分踏まえながら、基本計画の策定を進めてまいりたいと思いますのでご理解を賜りたいと思います。また、ご質問にありましたように、これからは女性の職場進出により就業継続意識が高まることが予測されますので、女性の多様な働き方への対応につきましても、基本計画に盛り込みながら推進してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。次に、女性センターの設置ということでありますが、男女共同参画社会の実現に向けては関連情報の提供、女性グループや団体の自主的な活動の場の提供など多様な機能を持つとともに、効果的な事業の展開を図っていかなければならないところでありますが、そのための活動拠点施設の必要性については認識をしているところであります。今後とも、既存の公共施設なども含めながら、先進都市の事例を調査するなどして、研究検討を重ねてまいりたいと考えております。次に、地位向上に向けた推進体制づくりについてのご質問でございますが、最初に各種審議会等委員の女性登用でありますが、数値目標など具体的な対応について基本計画に盛り込んでまいりたい、このように考えております。また、女性職員の登用につきましては、これまでも職員の任用につきまして職員の勤務成績や能力の実証に基づいて行ってまいりましたが、今後とも性別にとらわれない、職員の能力、適性、意欲に応じた職員配置を行ってまいりますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、立法化されました施策の具体化ということでご質問がございました。配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、いわゆるDV法対策でありますが、当市といたしましても、母子相談員、家庭相談員などで窓口相談を実施し対応しておりますが、暴力などの相談につきましては、被害者の身の安全確保が重要でありますので、道の女性相談援助センターなどに即刻通報いたしまして緊急避難の確保をしているところでございます。その後、被害者の心身の回復を行った後に、これは広域的な見地からということになろうかと思いますけれども、母子生活支援施設の役割もこれまた重要なこと、当市におきましても母子生活支援施設に入所し、自立支援を行っているところでございます。いずれにいたしましても、女性の暴力に対する対応につきましては、これまで広報誌などを通じまして啓発を行ってまいりましたが、さらに広く市民への啓発を進めることが重要でありますので努力してまいりたいと思います。ご理解を賜りたいと存じます。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私から、教育問題についてご答弁申し上げます。まず初めに、放課後や休日における児童の健全育成についてでございますが、学校・家庭・地域が一体となり、多くの方々の連携、協力を得て、子供を見守り育てる環境づくりが今求められております。当市の放課後児童会の経緯につきましては、青少年の健全育成の一環として、留守家庭の児童を対象に、市が当該地域の学校や民間施設を借り上げてスタートいたしました。その後、昭和59年より私立幼稚園に理解と協力をいただき開設しているほか、民間の開設についても受入れ児童数や指導員の資格等、一定の条件の下で協力をお願いしてきている経緯がございます。さらに、市直営の開設につきましては、民間施設を借り上げるなどに加え、小学校を利用しての開設も行うほか、児童館等において地域の実態に応じ児童クラブを作り、その対応を行ってきたところでございます。また、平成13年度には、豊幌小学校内に地域の方々で子供の放課後の対応や健全育成に取り組んでいる豊幌こども広場、この開設にも支援を行ってまいっているところでございます。今次の市議会にご審議をお願いしております平成14年度予算において、これらの各種事業の継続に加え、野幌地区に新たな児童館建設が予定されておりますので、これに合わせて既設の放課後児童会の運営改善にも努めてまいりたいと存じます。また、障害児の放課後児童会への入会につきましては、平成11年度より障害児を主に受け入れている民間の施設に補助を行うほか、13年度からは、民間の放課後児童会が障害児を受け入れていただいている所についても、支援しているところでございますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、子供たちの土曜日の過ごし方についてでございますが、学校完全週5日制の実施に対応し、学校から離れた子供たちを地域全体で担うとの考え方で、地域ぐるみ教育活動支援事業を平成14年度に新規に予算化しようとするものでございます。学校教育では得難い、地域で子供を育てる環境の充実のため、放課後や週末等における子供の活動や高齢者との幅広い世代間の触れ合い交流、自然や生活体験などの活動に取り組む中で、子供たちのニーズの把握に努め、子供の仲間づくりや体験活動などの施策の充実を図ってまいる所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、すべての小学校区に障害児を含めた学童保育の施設整備、設置計画の推進についてでございますが、当市の放課後児童会の基本的な対応は、対象となる児童数を市直営では20名、民間では10名とし、また2キロメートル圏内に1か所という基準、この基準の下に開設をしてきたところでございます。現状につきましては、確かに十分とは言えないものの、ほぼ充足されたものと考えておりますが、今後、豊幌こども広場のように、地域の実態に応じた市民の知恵から生まれた取り組みがなされることを大いに期待いたすところでございます。また、児童館等の設置計画につきましては、放課後児童対策や健全育成に深く結び付きますことから、関係する部局と十分連携を図ってまいりますのでご理解を賜りたいと存じます。最後に、30人学級の実施と弾力的な対策についてでございますが、30人学級の実施につきましては、昨年9月定例会一般質問で鈴木議員にご答弁させていただいたところでございますが、国における第7次の教職員定数改善5か年計画の中で、少人数授業などへのきめ細かな指導ができるように、先進的に授業改善に取り組んでいる学校に対して、教員の配置がなされているところでございます。なお、昨年の9月定例会において江別市議会として、30人以下学級実現等教育予算の増額と義務教育費国庫負担法の堅持を求める意見書について採択され、国に対し提出をいただいているところでございます。ついては、北海道都市教育長会といたしましても、国・道に対して、学級編制弾力化の実施と財源措置について、強く要望することを決定しているところでございます。また、今般ご審議をお願いいたします新年度予算の中に、他の市町村に先駆けて市独自で、先ほど市長も触れられました学力向上支援事業として、学力に差がつきやすい小学校五、六年でクラス人数35人以上の江別市内の学校の学級に重点を置いて、非常勤講師を派遣して少人数授業の実現を目指していこうとするものでございます。さらには、小中学校における基礎基本の確実な定着を図ることに重点を置いて、算数、数学、理科など教科を特定しまして、習熟度に応じて一つの授業に複数の教師が当たるチームティーチングとか教師の専門性を生かした小学校教科担任制、あるいは学年の教師同士による交換授業など、きめ細かな指導ができるように非常勤講師を含めた支援策を講じようとするものでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

質問 鈴木豊実

私の方は、こういう時代だからこそ社会保障優先の財源に取り組んでほしいと、そういう質問の趣旨だと思うんです、全体総論としては。市長が、とにかく無制限に福祉のお金というのを出せないことも私たち十分分かっているんですけれども、今の財源の中で、福祉の財源の中でやるとすれば、やはりあっちからこっちから福祉同士で討ち合いになってしまう。そのことがやはり一番よく分かってくる今回の財政の組み方だと思うんです。その辺からまず変えなければ、この問題発展しないのではないかと、そう思います。それと市長は、この65歳というのは大変な政策の転換だと私たちも思っているし、市長もそれに大変な決断もいったと思うんですけれども、この署名、わずか1か月の間に1万人を超える署名だったんですね。その中で、さっき市長さんは市民は冷静に受け止めているとおっしゃいましたけれども、それは全く違うんです。なぜこんなに高齢者ばかりいじめるのかと、それがまず署名の中でたくさん出されたことです。それから、今65歳になって申請したばかりなのにもうこの権利とられるんですかという人の声もありました。そして、署名をお願いした中には医療機関の人たちもそれには賛同すると、こういう協力、署名数がたくさん集まってきて、私たちが思うよりもたくさん集まってきたんです。その国民の怒り、市民の怒りというのはどんな怒りがあったかというと、これは幾ら何でもひど過ぎるじゃないかと。一度に5歳も引き上げるなんて、こんな全面廃止はひど過ぎると、これは許せないと、なぜこういうふうに一気にこういう冷たい仕打ちをするのかと、そういう声が圧倒的に多いんです。もう一つ、これは今までに12年の介護保険から13年の1月に国の医療費が改悪されました。窓口の払うお金が間違いでないかと思うぐらいたくさん取られて驚きました。そして、13年の4月に今度は国保税を引き上げて、これまたごらんのとおり市役所の年金課の窓口はたくさんの人たちが訪れていまして、それだけでもすごい反響があったと思うんです。それで10月に介護保険が満額取られたと。こういう背景の中で、本当に我慢しきれないぐらい、高齢者の怒りがびんびんと私たちに伝わってきました。それから、そういう大きな転換のときは本当にもっと細かに住民に話す時間とれなかったのかと。短い時間だと思いますけれども、例えばごみの分別の問題とか、あるいは介護の説明のとき、一生懸命市の職員が地域に出てきて、小集会なり何なりたくさん出て話したじゃないですか。そういうことを考えれば、こういう人の命を、高齢者の命を奪う、奪いかねない、こういう政策の転換に余りにも市民への説明が少な過ぎなかったか。そして、私たちは、私たち議員団にこの説明を求めてきたのは、見直しとして出されてきた資料は今年1月に入ってからです。その前に市民の中に浸透するわけはないんです。ですから、また社会福祉審議会、これにも諮ったと言いますけれども、これは報告程度と伺っております。当然、住民の中に知られているわけないんです。ですから、私たちとしては、市長は3年前の公約のときに、この見直しということは出しているんです。でも、廃止とは出していないんです。そして、この作業が始まって、これ、報告書で分かったことですが、部内で始まったのは4月、1年前ですね。それさえも全然極秘でやりましたから、どんな論議がされているか分からない。そのことは本当の情報を提供しなかったら、議員とかあるいは住民の信頼を受けるような市政続けていけるでしょうか。それと、もう一つ許せないのは、この一番影響を与える人たちというのは、先ほども言いましたけれども低所得者層、そして年金者です。ごらんのとおり、国からも年金者は年金引き下げられています。そういう現状にある人たちにこういう仕打ちは余りにもひど過ぎないか。しかもまた国では、先ほどもるる述べましたとおり、医療の改悪が軒並みやってきます。そういう中でこの問題を打ち出すということは、本当に市民に向かって何を考えているのかと私は言いたくなりますけれども、市長はこれらに対して冷静に受け止めているどころか大変動揺しているということなのですが、そのことを本当に受け止めておられるのかどうか、これはもう一回あなたの公約との関係から見ても、ご返事をいただきたいと思います。それから、介護の方に入りますけれども、この特養の問題ですけれども、これは重複と言っていますけれども、やはり本当に厳しく見積もっても50床ぐらいは足りないのではないかと。それは本当に全道の計画の中にこれら入れられますから、これは是非強く入れていくべきだと思うんです。でも、国は介護こそという方策をとっていますので特養をつくるのは非常に厳しいという、そういうことを突破しなければならないという作業もありますが、でもやはり介護保険はやってみること、今までにやったことのない政策だから、やってみることが先だったと。そして、やった結果がこんなふうに出てきたんだということを、やはり建物を建てたら、その分だっていろいろ利用すればするほど住民の負担がかかるんだよというやり方でなくて、これはやはり負担の限界を超えているので、その財政は道とか国とかそこに求めていくのが本筋じゃないですか。その点について、もっと道に働きを強めたらどうか。そして、私たちがこの介護保険制度を受け入れるのに一番心配したのは、民間委託されて本当にこの状態が私たちは実態をつかめるかということなんです。これは先ほど道が調査に入るとか報告書を出すとかということをいろいろ言っていましたけれども、実際にはそこまで入れないのでないか。だからこそホームヘルパーの労働条件、いろいろな所に事業所がありますけれども、事業所によって違うとか、大変な苦労をしているのが一番そこの現場で働いている人たち。ですから、これは雇用としては将来的に非常に大きな魅力のある雇用なんですから、今こういう不況のときにこの労働条件を引き上げて、そしてこの雇用を増やしていくということも、江別市の政策として中心に据えていくべきだと思います。そのためにも、この江別市の介護の生活実態を調べたり、あるいは事業所の窓口でいろいろ調査されるということですが、その辺をもっともっと市として責任を持ってやっていただきたい、そう思います。それから、第1号被保険者の低所得者対策なんですが、これは大体その人口の15.3%は生活保護基準以下で暮らしているというのは全国的な数字として出ています。そうしますと、江別市は数字としては700から800という数字だと記憶しています。大体、そのくらい。それで、65歳以上になるともっと少なくなると思います。これは苫小牧で取り上げたんです。苫小牧では、そういう人たちに対する施策として200人申請があったらするということです。これは実際生活していて生活保護は受けないという人たちに対するこれはもう最低の保障ではないか。生活保護世帯とその境界にいる人たちの救済をどうするのか。そこのところを介護保険の方にぶつけないで、もっと江別市として独自の施策が必要でないか。ついでに言いますけれども、先ほど道内ではたった2市しか65歳実施していないと言いますけれども、実施しているのは苫小牧と小樽ですけれども、これは苫小牧の施策、65歳も続けている。そして、この低所得者対策もちゃんとやっていると。これやはり市長の姿勢にかかっているじゃないですか。一番私は言いたいのは、国はやはり痛みを売り物にしてきたあの小泉さん、これに対してそれに追随するのでなくて、やはりだからこそ住民の暮らしと命を守らなきゃならない、その視点に立たなければならない、この視点に立つべきだと思いますが、その辺の決意はどうですか。男女共同参画に入りますけれども、先ほど今まで私たちがセンターが欲しいと、中核のセンターが欲しいと言っていましたけれども、いつも既存の公共施設で間に合わす。今、助役さんが言った既存の施設というんですか、それはどこが違うんですか。もっと前進した答えなのかどうか、ちょっともう一回明らかに答えてほしいと思います。それから、法律ができましてDV法、ドメスティックバイオレンスなんですけれども、具体的にこれは江別の人を保護するのではなくてきっと周辺の人、それが札幌が江別に、江別の人は札幌にという感じの駆け込み寺になると思うんです。私が扱ったのは札幌から言われても江別にはなかった。だけれども、江別の方は札幌の方に逃がしてやることはできたんです。ですから、ほとんど今札幌の状態、道の状態、シェルターが満杯という異常な状態になっていますよ。そうすると、江別市でも、もっとその辺を整備、例えば母子生活支援施設、あの施設をきちっと改造するなり何なりして、そして警備体制もちゃんとするなら、そこだって使えるじゃないですか。そういう政策をやはり江別市としてもうとるべきじゃないでしょうか。その辺について、その基本計画に立てるとかと言って計画を後回しにするんでなくて、計画を立てて早いうちにやるんだと、そういう答弁をいただきたいと思います。それから、最近の取り組みで、そういう施設をたくさん造っても、結局暴力をどうなくするか、社会背景も含めて暴力をなくするのをどうするのか。そしてまた、そういうためにも、加害者、男性の側の体制もまた研究されているんです。ですから、それを放置していては暴力が増えることを認めることになりますので、その対応も今急がれている。それもきちっとやはり基本計画に入れてくれるように私は求めます。教育の方に移ります。教育長、答えていただきました。頑張っていることはよく分かるんです。計画の中で、住区単位の児童館も全部目的どおりやりましたということも分かっているんです。だけれども、その計画を立てたときと今と人口の広がりとかいろいろなことがすごい変わってきています。そうすると、やはり新しい総合計画の中に今後の児童館をどうするかという計画、それからその中に学童保育を入れる問題もありますので、それは児童館を造るという計画については管轄が違うでしょうけれども、関係の部署とご相談して、私はそれを進めてほしいと思います。もう一つ、中間報告で、男女共同参画の中間報告ですけれども、これに出ている指標といいますかね、江別の女性、すごく結婚して子供産んで休んで、そしてまたずっと後から働くという、そういうM字型と言うんですけれども、その傾向がほかよりも顕著だという結果が出ているんです。そうすると、やはり子供を、保育園は割とありますけれども、学校へ行ったとき、特に1年生、2年生、3年生が困るというのは何年も続けて、これはお母さん方の切実な願いになっているんです。そうすると、1小学校区に学童保育もちゃんと配置する、その計画をやはり立てられてはどうか。これは教育長でも答えられます。そのときに働きたい女性は、やはり障害の子供を抱えているお母さんだって働きたいという要求がたくさんあるんです。そういうことも含めて、そういう体制をとりながらの学童保育、1小学校区ごとの学童保育を造るべきであるし、その計画をやはり作っていくべきだと思います。今までも造っている所はありますので、ない所、谷間になっている所はどこなのか、そこをやはり優先的に造っていく。そういう計画をやはり立ててほしいと思います。実現に向かって本当に実現できるように、そしてお母さん方の期待にこたえるようにやってほしいと思います。そしてまた、学童保育といえば民間が結構多いんですけれども、そこの労働条件なんかも考えて、その労働条件も、あるいは住居の環境も、本当に子供たちが安心して過ごせるような、そういうものにやはり変えていってほしい。これは私の要求です。それと、もう一つは少人数学級なんですけれども、これは先ほど中学生の方で対応すると言っていましたね。でも、一般的には一、二年生というのはやはり生活が激変するので、これに対する手当てが多い所が圧倒的なんですね。そうすると、これは道の問題でもありますので、そういう実態もやはりこれはうんと道に働き掛けてほしい。それが私の要望としておきます。以上です。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

高齢者医療に関連していろいろとご意見がありましたけれども、特に今ちょっと鈴木豊実議員から言われている部分で、少し違うんじゃないでしょうかという点を申し上げたいと思うんですけれども、もう今この福祉というテーマ、非常に特に国保もそうですし、特に介護保険のこれからの行く末というかその利用が、そのために制度ができて利用者がだんだん増えてきたということで、目的には沿った形になってきていますけれども、その医療費、保険の費用の拡大の仕方が半端でないというか、非常に懸念があるわけですね。先ほども答弁しましたように、さらにこの見直しの中で、じゃ、今度は保険料にどうなっていくかと。いずれにしても、この老人医療の廃止について、単に福祉だけの、福祉の中どころか、江別市の財政の中で福祉以外の分野の予算も、どれだけこの福祉の方にお金がシフトせざるを得ない状況、決して決まった福祉の枠はこれだけだと、その中で介護が増えたから老人医療やめる。ただ、この枠どころか、江別市全体の予算の中でも大変な金額がこの福祉の方の介護なら介護の方にお金を対応せざるを得ない状況出てきているんですね。そのこと、全体の福祉サービスということから考えると、やはり検討せざるを得ないというふうに判断していますし、とにかく、いや、これは政権党が悪い、あるいはもしかしたら国政レベルで言えば防衛費だ、大企業優先だからという議論であれば、ちょっと上滑りになってしまいますけれども、いずれにしても是非はともかく、今、国と地方で666兆円というこの借金の中で、今本当に地方分権と言われる中でどんどん交付金はカットされる。いずれにしても非常に厳しい財政状況の中に今あるわけですよ。いいとか悪いとかはちょっと置いて、今日のそういう状況の中では、相当痛みということについても対応せざるを得ない。特に、この高齢者医療については年齢がこのままだけでも負担額が増えていますけれども、70歳から75歳に上がっていったら、これも黙っていたって全部跳ね返ってくるわけですよ。市が独自で切り離れている話でなくてどんどん国の制度、国も大変ということで、これだけでももっと今2億円、道老も入れると2億4,000万円ぐらいですか。いずれにしても、もっと黙っていても相当の膨らみになってくる。そのことを考えると、つらいんですけれども、本当に残念ですけれども、やはり限られたこの中ではやりくりせざるを得ないということで今回提案させていただいておりますので、その点は本当にご理解をいただきたいと思います。あと、具体的な介護の関係については、また部長から。

答弁 助役 伊東悠平(助役は2002年3月まで)

男女共同参画の中で2点ほどお答えします。女性支援、女性センターの設置なんですけれども、これは策定委員会の中でも検討されておりますし、先ほど申し上げましたように、これは既存施設の活用ということも選択肢の中の一つであることは間違いございません。それらを含めまして先進地等の視察、調査検討を進めてまいりたい、そのように考えております。それから、もう1点、DV法といいますか、これに関しまして江別市が持っております施設、これは当然広域的にその役割を今までも果たしてきておりますし、これからもまた果たしていかなきゃならないと思います。それで再質の中に江別と札幌というふうなお話ございましたけれども、江別、札幌かなり距離が短いんです。もっともっと広域的な配置、そういう方々を受けるということが我々の仕事になってくるのかなと、そんなふうに考えております。現在も私どもの施設、余裕がございます。受入れ施設としての役割は全道的な立場から果たしてまいりたい、こう考えておりますし、そういう場合におきましては関係する機関、団体との連携、それらについても十分連携をとってまいりたいと思います。それから、最後に、概して言われるんでしょうけれども、加害者が男性だけかどうかというのは僕は余り分からないんですけれども、そういう加害者になるような方々についての対応といいますか啓発といいますか、こういうことにつきまして今初めてお聞きいたしましたので、作業を行う過程で協議をしてまいりたいと思います。以上です。

答弁 保健福祉部長 荻野文雄(保健福祉部長は2002年3月まで)

私から2点ばかりご答弁を申し上げます。介護老人福祉施設の関係でございますが、病床が少ないんでなかろうかと、こういうことでございます。先ほど市長からもご答弁申し上げてございますが、この病床関係につきましては、道で病床を決定している内容になってございます。それで、道では本年度、平成14年度でございますが、実態調査をいたしまして、その内容によって札幌圏の病床が何ぼになるかということを算定することになってございます。先ほど50床ぐらいは不足でないかということでございますが、今のところ、うちの方では90人ぐらいの待機者がいるということで掌握をしているところでございますので、道の調査でもそのような結果が出るんでなかろうかと思ってございます。それから、もう1点は保険料の減免の関係でございますが、この介護保険制度につきましては社会保険方式をとってございまして、例えば保険料を減免いたしますと、これは第1号被保険者の保険料をその分値上げをしなければならないと、こういうことになるわけでございまして、その辺の相互関係を十分把握する中で減免をしていかなければならないと、こういうことでございます。それから、減免制度につきましては、法減免は既に条例等、規則等で載っけてございまして、生保基準以下の場合、この場合につきましては当然減免の申請をしていただきまして、検討をして、減免できるかできないかの判断をできることになってございますので、さようご理解を願いたいと思います。以上です。

質問 鈴木豊実

65歳の医療制度にまた最後戻るんですけれども、これやはり市民はこのままでは納得しない。だから、細かいところは、財源の出どころとか何かは予算委員会にゆだねるとしても、この問題については、こういう条例提案をするという、そのこと自体が非常にやはり市民にとって衝撃を受けている。ということは、1歳ずつというのでなくて、一遍に5歳も引き上げるということのそのやり方の冷たさといいましょうかね、これはやはり市長の姿勢としても本当に心を変えてほしいなというふうに思います。あくまでも今のような不況のときに、そしてリストラがはびこっているときに、やはり市民の立場に立って、そして政治を行うのが地方自治体の長としての私は責任だと思います。その立場に立って策定していただくことを、予算を決めてもらうことを心からお願いして、私の一般質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる