みんなの議会

江別市議会 平成13年第3回定例会 2001年9月12日

(1)市長の政治姿勢について/(2)社会保障政策について/(3)開発事業について/(4)公共事業政策について/(5)教育問題について

2001年9月12日、江別市議会の一般質問で、鈴木豊実議員が「市長の政治姿勢について」「社会保障政策について」「開発事業について」「公共事業政策について」「教育問題について」について質問し、市長 小川公人、教育長 高橋侃、助役 伊東悠平が答弁しました。

質問者
鈴木豊実 議員
答弁者
市長 小川公人、教育長 高橋侃、助役 伊東悠平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 鈴木豊実

日本共産党を代表しまして一般質問を行います。まず、小泉内閣の来年度概算要求基準に対する市長の政治姿勢についてです。参議院選後、小泉流改革の痛みがいよいよ見えてきました。小泉首相は概算要求基準づくりに当って、国債発行を30兆円以下に抑えるために、無駄な部分を5兆円削減して必要な部分を2兆円増やすと言ってきました。この無駄な部分の5兆円の中に社会保障費関係の3,000億円も含まれます。教育、中小企業、農業などの予算も一律に10%削減する方針で、これは国民生活と日本経済に取り返しのつかない打撃を与えかねません。一方、1兆円削るという公共事業費については、事業量は少し減る程度と言っています。無駄な大型事業を削らないばかりか、IT、都市開発の名目で拡大さえねらっております。しかも1兆円削るという公共事業費関係には、公共事業関係費だけでなく施設費がプラスされています。この施設費とは、社会保障関係費や文教及び科学振興費なども含まれる、いわゆる学校とか社会福祉施設なども施設費の中に含まれて、その建設費を10%削減するということです。第1の質問は、来年度の国の予算が、江別市の予算編成に特に福祉、教育の建設費や住民サービスなどに重要な影響を及ぼすことは必至ですが、市長としてどう対応されるのかお答えください。第2に、小泉内閣の骨太方針が地方の自立を口実に、国と地方の関係でも自治体と住民に対して痛みを求める大変な内容になっております。地方への支出を削り、自治体行財政のリストラと市町村合併の押し付けを推進する体制作りです。結局は一層の自治破壊をもたらすものであることを明確にいたしました。これに対して市長として地方交付税削減に反対するとともに、地方自治を拡充していくことを国に求める姿勢を強めるべきだと思います。そのためには、国が誘導してきた財政的仕組みを改めさせて、国から地方への税源を移譲させる、これを進めることだと思います。地方自治を財政的に保障するために、交付税のような財政調整制度は将来とも必要であると、これを強く国に主張していくべきだと思いますが、いかがいたしますか。さらに、小泉内閣は、地方交付税など地方への支出を減らすために、国及び自治体が最低限保障すべき行政サービスの水準の見直し、これを打ち出し、押し付けてきました。ここまで来るなら、市長として小泉内閣の骨太方針と対決せずに12万市民の暮らしは守っていくことはできないと思いますが、市長の決意をお聞きいたします。医療大改悪に対してです。政府の来年度予算案の概算要求基準で社会保障費関係の伸びを3,000億円削る方針を決めましたが、その中身がはっきりしてきました。今の制度の下で現行水準を維持するために必要とされている社会保障費の増額分1兆円を7,000億円にとどめて、3,000億円も削減しようというものです。3,000億円の削減のためにまずねらわれているのが、医療保険制度です。この1月から1割の定率負担となったばかりのお年寄りの自己負担をさらに2割に引き上げる。サラリーマンの自己負担を3割に引き上げる。所得が少なく扶養されている人を含め、すべてのお年寄りから医療保険料を取り立てる新しい制度を導入するなど、改悪案がまとめられ、来年度実施のようです。小泉首相が厚生大臣だった97年の医療改悪でサラリーマン本人の2割負担が強行された結果、中年世代の受診抑制が進んだことは政府の統計でも明らかです。さらに4年前の医療改悪が消費税増税と相まって不況を深刻にしたことも明らかです。リストラや賃下げは、保険料収入の低下と健康保険財源の悪化をもたらしています。4年前より一層の不況、失業が増大する中で、来年度実施が明らかになってきた医療改悪は、制度そのものを持続不可能にする危険さえはらんできました。小泉医療改悪は、耐えれば耐えるほど明日が見えなくなる袋小路の道にほかなりません。国民に重い医療費を負担させていく、この道を行く限り、社会保障制度の危機をさらに深刻なものにすることは明らかです。それでは、安心できる老後生活と将来不安をなくするためにどこを改善するか、改革するか、私ども日本共産党が一貫して主張しているのは、諸外国ではもう常識になっている社会保障費を予算の主役に据えるということです。国に医療改悪をストップさせ、明日が見える社会保障をどう作っていくか、国も地方自治体も予算の使い方を社会保障費主役の予算にしていくことを、今本当に真剣に考えるべきときだと思います。市長の考えを伺います。地元での雇用拡大施策についてです。5%に突入した完全失業率で大きな社会問題にもなっています。雇用の拡大策で政府はその責任を問われていると思いますが、江別市の役割も今ほど求められているときはないと思います。小泉首相が改革には痛みが伴うと言って、失業者が増大するのは当然と見る、その基本姿勢は相変わらずですが、それに乗って業界も、自動車、電機、通信などの大企業が企業の社会的責任を投げ捨てて大規模なリストラ計画を打ち出して、雇用不安に追い打ちを掛けております。こうした事態に歯止めをかける対策が緊急課題となっております。小泉内閣に日本共産党が提案しているのは、1つに、解雇規制のルールを作ること、大企業のリストラを税制面で支援する、産業再生法を廃止すること、そして不良債権の処理の名で中小企業をつぶす政策を転換することです。2つに、賃下げなしで労働時間を短縮させ、そしてサービス残業根絶に取り組む、そして雇用を増やすことです。そして今、消防、介護、医療などの分野で労働力が必要であり、公的な雇用の拡大を本格的に着手することです。そして3つに、失業者への生活保障を抜本的に拡充することです。今政府が進めているのは大量失業を促進するという政策ですから、その転換がなければ、どんなに安全網を作っても解決にはならない、これは当然です。第1の質問です。国に雇用対策を求めていくことは江別市として当然ですけれども、江別市としても、地元での雇用拡大策に緊急に手を打つべきだと思います。市の雇用対策について伺います。具体的には、教育、医療、介護、防災の分野での雇用対策、さらに中小企業予算を増やして、農業の分野や建設、季節労働者の雇用の拡大を図るなど、江別市独自の雇用対策をお示しください。第2に、国に緊急地域雇用特別交付金制度の助成制度の延長を求め、安心して働ける雇用の拡大策を伺います。社会保障問題、まず介護保険についてです。第1の質問は、介護保険制度が実施されて1年半、その問題点はどこにあるか。取り分け来月10月に65歳以上の介護保険料が満額徴収されますので、一層の問題が吹き出てくることが予想されます。党議員団が議会に求めてきた介護施策は、痴ほうなどの介護認定が実態に合わないことや、介護者への支援策、そして低所得者の保険料、利用料の減免、ホームヘルパーの労働条件の向上などなど多数に上ります。既に道内の市町村では、負担軽減策を実施している市町村が4月1日現在の道庁調べで、保険料軽減策を実施しているが59市町村、利用料軽減策実施が91市町村です。江別市は軽減策がない自治体に入りますが、市としてこの1年半を検証して、どう現状分析をされているか、浮かび上がった問題点は何かについて伺います。また、10月からの介護保険満額徴収について、年金者、高齢者の間に大きな怒りと、そして苦悩の声が広がっております。高齢者の大変な負担に対して半額徴収を延期すべきではないでしょうか。重い利用料負担、そして欠陥、改善の取り組みについてどう検討されたのか、お聞きいたします。第2に、江別市の利用状況についてです。江別市介護保険課の介護保険法施行後の利用状況調査報告書によりますと、支給限度額に対する在宅サービスの平均利用率は33.8%です。同じ時期に全道の調査では、平均利用率42.4%で、全道に比べて8.6ポイントも低く、また全国の利用率43.2%より9.4ポイント以上も低い数値を表しております。この平均利用率の低い要因を江別市はその報告書で、かなりの面で自立ができる軽度の方であり、そのことから利用を手控えているものと思われる、また、制度のスタート当初でもあり、低い利用状況になったものと思われると分析しております。本当にそうでしょうか。同調査報告では、利用者がサービスを少なくしている理由について、自己負担が多くなるためと、そして負担が重過ぎる、年金で支払うには負担が大きい、保険料が将来どうなるのか不安という切実な声を出しているのです。この利用者の声をどう受け止め、どのように江別市の介護保険制度の施策に反映されたのか伺います。第3に、利用料、保険料の市独自の軽減と改善策についてです。今年の2月、朝日の調査では、62%の自治体が自己負担を気にして在宅サービスの利用が抑制されていると発表しました。政府・自民党の不当な介入にもかかわらず、減免を実施する自治体が拡大していっているのですから、住民の利用料負担が重いとの声を真剣に受け止めて、利用料、保険料の市独自の軽減を緊急に実施していくことを求めます。合わせて、在宅サービス利用料を住民税非課税の人は無料に、そして当面すべての在宅サービス料を3%に軽減することを求めます。第4に、全国や全道で今保険制度導入前に比べて特別養護老人ホームの待機者が急増しているとの実態が出されております。江別市でも同様と伺っております。急増している背景の1つは、特養ホームの数が足りない、そしてもう1つは、在宅介護の利用料が重過ぎるために必要なサービスが利用できず、これまで在宅介護でやっていた方が困難になり、やむなく施設への入所を申し込んだ、こうした流れが今全国的に強まっているとのことです。市の調査報告でも、介護者の立場からですが、家族で介護することはとにかく疲れると、このような深刻な声が多数上がっております。江別市として特養ホームの待機者数をどう把握しているのか、今後の計画の必要性はないのか伺います。第5に、介護労働者の待遇改善についてです。制度の導入から1年半、厚生労働省が7月に発表した介護労働実態調査中間結果報告によりますと、事業所が抱える問題として、ケアマネジャーとホームヘルパーが不足しているとしています。同じ問題点を江別の事業所でも抱えております。まず、ホームヘルパーの身分保障についてです。介護保険の1年を振り返って予想を超えて浮かび上がった問題として、ホームヘルパーの労働条件が大変悪く、定着率の低いことです。ほとんどのヘルパーが登録という低い身分に押さえ込まれています。家事援助30分から1時間以内で1,500円という低額で、無給の移動時間を含めれば、時給換算で考えると、近くのスーパーで働く方がよほどいいという、これが現実です。ホームヘルパーが定着しないという深刻な状況を解決しなければ、このままでは介護保険の担い手不足になることは間違いありません。介護保険は公的制度です。利用者に負担が掛からないようにしながらヘルパーの身分保障もしていく助成制度の充実を図るべきです。いかがいたしますか。もう一つ重要なのは、ケアマネジャーです。ケアマネジャーの配置が在宅介護の利用率を高めております。事業推進と在宅介護の実態を把握し、そして改善するために、行政はケアマネジャーを重視し、連携を強めるべきだと思います。また、ケアマネジャーの専門性、困難さにふさわしい水準に引き上げるための施策が今求められております。いかがいたしますか。国民健康保険についてです。第1に、自営業者や高齢者などが対象の国民健康保険は、国民皆保険の保険制度の根幹となっておりますが、今年度の国保税の引き上げは、昨年スタートした介護保険と今年1月の医療費引き上げに続く負担感で、高齢者の間に苦悩と怒りの声が本当に大きく広がっております。国保税の滞納者が増大している背景、そして納入率の低下の実態、被保険者の生活実態をどう把握して対応しているのか、お聞きします。第2に、これまで資格証明書の発行は、支払い能力があるのに相談にも応じないと国が名付けた悪質滞納者と言われる国保加入者に限り発行していました。それも発行できるというできる規定でしたから、江別市では発行しないと伺っております。ところが、今年から決まった国の制裁措置は、理由のいかんにかかわらず滞納が納期限から1年たつと一律に保険証が取り上げられ、資格証明書が発行され、1年半で給付の全部又は一部停止されるという改悪が通達されております。4月から義務的条項に改悪されたことは、本当に重大な問題です。どう対処されているか伺います。第3に、不況が長引く中、低い年金や社会保障の連続改悪で新たな低所得者層が急増しています。国保税や介護保険料を支払うと生活保護水準より下がる被保険者に対して、江別市独自の減免策を考えるべきですが、いかがいたしますか。生活保護についてです。長引く不況と医療を初めとする各種制度の改悪、低賃金や不安定な雇用、突然の失業、そして低い年金で住民の暮らしは今大変な状況に至っています。生活保護法は、生活に困っている人はだれでも生活保護を申請でき、条件に合っていれば平等に受け取ることができると、こう明記していますが、現実はそんなに甘くなく、厳しいものです。住民が生保の申請のために市の窓口に行くのは大変な勇気が要ることですし、そして、その怖さに多くの人が戸惑っています。政府は生活保護法の精神に反して、受ける人を減らすための政策も強めていますが、法の精神に基づいて必要なすべての人に支給すべきです。質問の第1、政府の社会保障費の削減と労働政策が逆に生保受給者を増加する原因にもなっていると考えますが、生保受給者の増加に対して十分な職員体制を取っているのか、お聞きします。第2に、国は主に生活保護法第4条を口実にして、適正化政策を進めていると思われます。国の適正化政策の下で江別市は、申請の拒否、資産の活用、行き過ぎた就労指導がないのかお聞きいたします。開発事業についてです。日本は、今や世界でも土建国家として名をとどろかせています。ちなみに、東京都内や北海道で1年間に行われる公共事業費は、イギリス一国で行われる事業費よりも大きくなっています。特に90年代に入って各自治体は、国際化を目指さなければ地域が生き残れないという考えで、日本の公共事業費は膨張し続けてきました。公共事業に50兆円、そのうち地方自治体が30兆円事業を行っております。国主導で膨張させられた公共事業ですが、それらが市民生活や地域経済の発展に当初の予定どおり役立ってきたでしょうか。その効果について、科学的に、そして市民的に検討し直していく必要があると思います。効果を計る一つの基準として、公共事業の完成した後に生じるストックの効果です。地域経済が活性化したか、住民の生活が便利になったかという効果です。もう一つの効果は、公共事業を行う過程で生じる効果です。経済的に潤ったかという波及効果と、雇用が増えたかという効果です。この物差しで計った場合、公共事業の効果が当初の予定を大きく下回っている地方自治体が全国多数に上っているのです。江別市の先端産業を誘致するためのRTNを例にとると、企業が予定どおり進出してこない、また塩漬け用地の問題を見ても、最初に期待した投資効果、これは得られていないと思います。今後のRTNの第2期開発事業に向けて環境影響調査も行っているところですが、見通しの立たない第2期開発は当分凍結すべきと考えますが、市長の見解を伺います。そして、公共事業費を使っているのですから、雇用効果はどうであったか当然検討すべき問題です。その上でどう改善策を取られたか、そしてまた、事業の進ちょく状況についても市民の前に示すべきだと考えますが、いかがいたしますか。公共事業の見直しについてです。第1に、江別市の公共事業政策で一番問題なのは、住民が本当に必要としている生活密着型の公共事業、そして市民プールやパークゴルフなどの楽しい公共事業が財政問題を理由に長期にわたって退けられていることです。その一方で、国主導の公共事業を受け入れる姿勢を変えていないことです。その一つは、河川防災ステーションの整備事業です。全体の事業規模は20億円、そのうち江別市の負担分は11億円です。事業の内容で、機能として防災と洪水時に必要なものは一部認められるものの、内容的に多くの無駄があり、到底市民が納得できるものとは思えません。3月の予算委員会でも論議になりましたが、監視タワーについては、緊急性からいっても急ぐ施設ではないと考えていますが、市長の見解をお伺いいたします。さらに、事業の途中であっても、後半の事業計画の監視タワーの建設については、事業の必要性、採算性、そして市民の目線から見て見直し、中止を打ち出すべきだと思いますが、いかがいたしますか、お聞きいたします。江別の顔づくり事業についてです。もう一つ、江別市が受け入れようとしている国主導の大型公共事業についてです。今、国の予算編成でさえ公共事業が財政危機や環境破壊で国民の批判を受け、見直しを言わざるを得ない情勢にあります。このときに市街地の再開発、江別市の顔づくり事業を推進していくことは、到底全市民の理解と納得は得られず、合意形成にさらに時間を要すると考えられます。時間と財政負担を増大させていくだけです。国の誘導策で、既存の市街地再開発に着手し、財政困難をもたらした地方自治体の失敗例は枚挙にいとまはありません。雇用増にも経済効果にもほとんど期待できない江別市の顔づくり事業は、一体だれのための大型公共事業なのか、余りにも問題が多過ぎるように思われます。第1に、事業費規模が500億円とも言われ、民間活力も想定した事業内容ですが、長引く経済低迷のために民間に期待する事業計画は無理であり、たとえ民間資本が予定どおり入ったとしても、市の負担する財政負担は相当額に上ると推測されます。既に調査費として2億8,000万円を使っていますが、おおよその事業費の内訳についてお伺いします。第2に、今後のまちづくりの視点として、少子高齢化の下では1点集中型の顔づくりの是非が問われており、1か所に多大な投資をしても効果は期待できないのではないでしょうか。住民が今望んでいるのは、市の財政規模に見合った日常的に生活しやすいまちづくりを地域ごとに進めるべきだと考えますが、いかがいたしますか。第3に、江別市の顔づくり事業で最も真剣に進めるべきは、市民合意であると考えますが、今後どう対応していくかお聞きいたします。教育問題です。新しい歴史教科書をつくる会教科書について、以下、つくる会といたします。全国で来年度から使われる教科書が決まりましたが、つくる会主導の歴史教科書は採択率1%以下という結果になりました。侵略戦争は正しい戦争だったというような教科書を子供に渡すわけにはいかない、教室に持ち込ませてはならないという憲法を守る良識ある声が上げられ、父母、教師、市民、学者、研究者など多くの人々の活動によって、つくる会教科書に反対する大きな世論が作られました。私たち戦争を体験した世代に、そしてしなかった世代も含めて、日本の良識を示したものとして救われる思いがしました。江別市の市民有志が立ち上がったのは4月の末、そのときはまだつくる会全国組織が盛んに地方議会へ働き掛けているときでした。何とかしなければならない、だれかがやってくれれば一緒にしたいという声が集まって、子供と教育を考える江別市の会が立ち上がり、短期的にシンポジウムを成功させてアピールを出し、全国の運動に合流しました。時間の関係で省略します。戦争を知らない世代が人口の7割を超えた今、日本がどんな戦争をしたのか、どうやってアジアを植民地にしたのか、歴史の事実、事の経過に即して、私たち一人ひとりが深めることが大切ではないでしょうか。そして、日本と同じ敗戦国のドイツが戦争をきちんと総括して、近隣諸国の信頼を得ていることに学び、日本は侵略戦争を反省しない国の汚名を一日も早く返上したいと思います。そこで質問です。学校教育では、憲法、教育基本法の立場で、侵略戦争と植民地支配の歴史、その反省と否定の上に戦後社会があることを子供たちが学べるようにすることが重要だと思います。教科書採択ではどんなご論議があったのか、また教育長の見解もお示しください。第2に、教育条件の改善と子供の学力向上問題についてです。学校の新たな荒れや学級崩壊、学力の危機とも言うべき深刻な事態の下で、自治体独自に30人学級に踏み出したところでは、これまでより一人ひとり丁寧に子供を見ることができると、教育の成果が上がっています。30人以下の学級は、全国の流れになってきました。国の標準法の改正で、都道府県教委が学級編制基準を弾力的に設定できるようになったことを受けて、4日道議会文教委員会で、道教委は学級編制基準の引き下げを検討することを初めて明らかにしました。江別市で1年生、2年生を30人学級にした場合、学級数増、教員数増の試算についてお聞きします。また、児童数が急増している学校の場合はどう対応されるか伺います。以上、第1回目の質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

鈴木議員の一般質問にご答弁申し上げますが、大項目は5項目でありますが、小項目は18項目に上っておりまして、数多くに上っておりますので少々長くなりますが、順次お答えを申し上げます。まず、来年度概算要求基準に対する市民生活への影響と、国に対する姿勢についてでありますが、2002年度予算の概算要求基準額は、政策的経費である一般歳出額が今年度当初予算額を8,200億円下回る47兆8,300億円となり、減額幅は過去最大となっております。また、財政面の抜本的な構造改革の第一歩として、国債発行額を30兆円以下に抑えるという小泉内閣の公約達成には、財務省試算の財政の中期展望より、歳出全体で3兆3,000億円の削減が必要となることから、今回の基準に基づく概算要求の段階で1兆7,000億円削減し、残りの1兆6,000億円は概算要求の対象外である地方交付税の減額などで実現を図る、このようにされております。現段階において、経済社会活性化を促す7分野に予算を重点配分する構造改革特別要求が、9月末の期限になっていることや、概算要求自体、公共事業や社会保障などの政策的な経費に充てる一般歳出について、予算の大枠を前もって決める仕組みであることから、平成14年度予算編成や市民生活への影響について、具体的に論ずることはなかなかできないところであります。しかし、地方歳出抑制が小泉政権の政策課題の一つになっており、地方に税収確保に向けた自助努力を促す仕組みに改める、そういう目的で、地方交付税制度の抜本的見直しを柱とする地方財政構造改革を推進することは確実と、このように見られております。このことから、平成14年度予算編成において最も影響を受けるのは、地方財政計画の歳出規模の抑制により、地方交付税の必要額が減少する場合であります。今仮に、地方交付税が出口ベースで1兆円削減されますと、江別市への影響額はおよそ5億円から6億円の減少となるものと試算しており、自主財源の市税も伸び悩んでいる現状や、依存財源である地方交付税によって安定した事業運営を続けてきた本市のぜい弱な財政構造にとっては、大変重大な影響があるものと考えており、このままでは市民の負託にこたえる行政運営を安定的に持続するということは大変厳しいところがあると、このように考えております。これまで、地方行財政制度は取り分け地方交付税、地方債、補助金の制度を中心として展開され、全国の生活水準を画一的に引き上げることに貢献をしてきたところであります。しかし、地域間の資源配分のゆがみや受益と負担のかい離、つまり負担を回避しつつ行政サービスの受益を求める、そういう体質という実態を生み出してきたと一面言えなくもないところであるわけでありますが、こうしたことから、交付税が大きく見直される中、交付税依存体質の中での受益と負担のアンバランスや、交付税によって維持されてきた行政サービスの在り方の再検討、事務事業全般の見直しの中での適正な負担の在り方の検討を初め、資本を集中投下すべき事業の特定と選択、優先順位付けとそのための行政評価の必要性など、現在進めている行財政改革をより徹底していくことが必要であると、このように考えております。また、国が構造改革を進めるに当っては、国民や地方自治体の理解と協力なしにはなし得ないものであり、加速度的に進む改革に対し、時代の流れを見据え、既存の制度、常識に縛られないで、ゼロから何をなすべきか、国も自治体も市民も十分な判断材料を持って議論することが必要と考えおり、論点を市民と共有化し、議論を深め、市民とともに改革を進めていくことが大事なことではないかと、このように思っています。なお、国に対しましては、地方分権を進めるためにも、地方交付税の適正な水準の確保と、地方交付税制度における地域間の財政調整制度としての必要性、税源移譲などを地方財政計画全般の中で議論すべきとのこういう観点で、全国市長会、全道市長会等を通じ強く要請してまいりたいと考えております。次に、医療改革に伴い江別市の予算も社会保障主役の予算にしていくことに対する考え方でありますけれども、住民が健やかで安心して暮らせる地域社会を築き上げるために、これまでも保健・医療・福祉の分野にお いて様々なサービスの充実を図ってきたところであります。今後、少子高齢化の進展により、この保健・医 療・福祉分野は、住民に対して人的、直接的なサービス提供を行うものが中心であることから住民に最も身近な存在で、住民個人個人を把握している市町村の果たす役割がますます大きくなるものと認識をいたしております。2002年度予算の概算要求基準では、公共投資関係費が10%削減などで一般歳出額を大幅に削減する方針が打ち出されたものの、社会保障関係費は今年度当初額に7,000億円上乗せされ、今や、一般歳出の4割近くを占め、一般会計全体でも国債費や地方交付税交付金などを上回る最大となっております。この社会保障費で最も大きなウエートを占めているのが医療分野であり、これらに係る医療費等を抑制することが来年度予算編成での大きな課題と、このように承知をいたしております。このことは、国民医療費は約30兆円に達しているわけであります。そのうち老人医療費が3分の1を占めるに至っており、さらに国民所得の伸び率を上回って伸び続け、国民所得の約8%を占めるに至っていることが背景にあるものと思っております。この問題についての論議は、その改革の内容が詳細でないことから現時点では避けたいと思いますが、私は、これまで社会経済情勢の変化に伴う市民ニーズや地域の実情に応じた社会資本の整備など様々な施策、事業を通じ、将来を見据えながら地域の活性化を目指し、まちづくりを行い、市民福祉の向上に努めてきたところであります。今、地方財政構造改革の進展によって厳しい行財政運営が予測され、公共事業、福祉や医療、教育などを含め、あらゆる施策、事業について見直しが求められており、ますます施策、事業の選択と資本の集中が必要となっております。こうした状況の中、今後の行政の在り方にあっては、心の豊かさを求める時代へと変化していることから、生活者の視点でのまちづくりが重要であると考えております。このため、少子高齢化が進展する中で、子供たちの可能性を伸ばし、市民が安心して暮せるまちづくりの実現に向け、なお一層の努力をしてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、地元での雇用拡大施策についてでありますが、4月の全国の完全失業率が5%となり、過去最悪の水準を更新しており、北海道では四半期ごとの推移において、やや改善方向にあるとはいえ、5.9%という全国平均よりもはるかに高い非常に厳しい雇用情勢にあることは、変わりないところであります。経済雇用情勢の変化に迅速かつ適切に対応していくことは、国の重要な責務でありますし、産業対策、雇用対策に万全を期していただきたいと考えているところでありますが、特に政府で雇用対策として検討している各種施策、具体的には今年度3月末での緊急地域雇用特別交付金を補完する自治体の雇用拡大対策事業の実施や、失業給付の期間延長、あるいは厚生労働省が検討している転職支援策や失業者向けの再教育、職業訓練などの早期実施を、また、厚生労働省と経済産業省との連携による商工会議所と公共職業安定所が協力し、求人需要など地域の実情に応じた対策に主眼を置いた地域産業雇用対策プログラムの早期策定に期待するものであります。現在、国においては、雇用対策を柱に補正予算の編成を検討されておりますが、市といたしましても、求職と求人におけるミスマッチの状況などの適切な情報収集の基で、迅速で適切な対応ができるよう、事前に江別市での実施事業の把握などに努めてまいりたいと思っております。次に、介護保険についてのご質問にお答え申し上げます。最初に、1年半の検証と半額徴収の延期についての質問でありますが、昨年4月にスタートした介護保険制度も約1年5か月が経過し、保険料の減免措置など特別対策がありましたが、大きな混乱もなく、この制度はほぼ軌道に乗りつつあります。また、サービスの利用状況は、国の分析ソフトなどを利用し、鋭意分析等を実施しているところでありますが、その内容につきましては、施設サービスへの依存が高い状況にあるほか、介護療養型医療施設の利用が伸びていない状況にあります。このようなことから、今後さらに在宅サービスの利用向上に対する事業の推進を図ることが大切と考えております。また、保険料の徴収率については、全道の平均収納率は98.6%となっておりまして、当市におきましては98.8%と、平均より上回っております。次に、半額徴収の延期でありますが、介護保険の運営に当りましては、ご承知のとおり、社会保険方式でこの制度が運営されておりますことから、財源を他へ求めるものではありませんことをご理解をいただきたいと存じます。次に、実態調査から見る在宅サービスの平均利用率でありますが、この実態調査のタイミングは、介護保険制度が始まって間もないときの数字でありまして、その後の分析結果では、現在41.7%と徐々に増加傾向にあります。また、ご承知のとおり、介護度に応じてサービスを利用できる限度額が設定されておりますが、あくまでも本人の状態像に合わせた利用が満足度につながるものでありまして、アンケート調査結果では、支給限度額以内で希望どおりのサービスを利用している状況がうかがえる結果となっております。なお、今年度は被保険者の実態を把握するため、未利用者の調査を初めとする各種のアンケート調査を実施する予定で準備を進めておりますので、その調査結果を所管委員会へ報告するとともにご意見をいただく中で、今後の方向性を検討してまいりたいと考えております。次に、保険料、利用料の減免策及び改善策についてでありますが、介護保険を運営するため必要な費用の財源は、被保険者の保険料及び公費、そして個人の利用料で賄われておりますことから、保険料及び利用料を減免することは、その財源を保険料の増額か、一般会計からの繰入金などの公費に求めざるを得なくなるところであります。こうした中で、5月末に開催された厚生労働省の全国介護保険担当課長会議において、同省が示しております保険料の減免に対する考え方でありますが、国民がみんなで支え合う制度であることから、保険料の単独減免に対して適正に行われるよう示されております。次に、特養ホームの待機の現状と施設計画についてでありますが、現状は、特養ホームの待機者は約90名程度おり、詳細は把握できませんが、大部分は1人の方が複数の施設を申し込みしているため、その数が多くなっている状況で、その内容につきましても、介護老人保健施設、病院などへ入所、または入院しており、退院する場合において、居宅生活ができない環境のため待機となっている場合が多く、在宅から特養ホームへ入所を希望し待機しているケースは少ないのが実情であります。なお、介護保険が一定の時間が経過したことから、サービスの内容が浸透し、施設サービスの提供を受けたいという方が増加していることも現状であります。当市における施設整備の状況につきましては、事業計画どおり推移をいたしております。また、今後の計画でありますが、施設の増床等につきましては、平成14年度に当市の事業計画と併せて北海道高齢者保健福祉計画、介護保険事業支援計画の見直しにおいて、第二次圏域札幌圏域全体で決められるものでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、介護労働者の労働条件の向上についてでありますが、ホームヘルパー及びケアマネジャーは都道府県知事の認定する一定の講習を終了し、資格を取得した方が各事業所に雇用されておりまして、その事業所も民間の法人でも開設することが可能となりました。このような中で、各介護サービス事業所がそれぞれ介護従事者の労務管理をしており、その中で身分、又は業務内容を決めておりますことについて、ご理解を賜りたいと存じます。なお、制度のスタート当初は混乱が多少ありましたが、時間の経過とともに業務に慣れ、安定化している状態とも聞いております。いずれにいたしましても、平成15年度において介護保険の抜本改正があり、その一つに、労働条件に結び付く介護報酬の改定があるとのことでありますので、それらの動向などを見守ってまいりたいと考えております。また、全道市長会開催の介護保険担当課長会議におきまして、ケアマネジャーの介護報酬改定などの要望を取りまとめし、全国市長会を通じて国へ要望することとなっておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、国民健康保険事業についてのご質問で、まず、国保税の滞納の原因と今後の見通しについてでありますが、ご案内のとおり、国保事業の運営において国保税は主要な財源であることから、これまで被保険者に対し国保だより等の啓発等により制度の理解と協力を求めるとともに、収納体制を強化し、滞納者との接触機会の拡大等に努めてきているところであります。しかしながら、長引く経済不況の下において、計画どおりの収納を上げるに至らず、平成12年度の収納率においては、新たな介護納付金の徴収とも相まって、現年分では前年度比較1.6%減の87.1%という厳しい収納率となったところであります。この減少傾向は、平成4年度から引き続いており、このことが直接的に国保会計を大きく圧迫し、毎年苦しい運営を余儀なくされている状況にもございます。そこで、国保税滞納の要因について分析しますと、稼働所得額の停滞等による生活困窮が全体の85%、次いで失業、営業不振が13%と、この2つの要因で98%を占めており、その他は居所不明、災害、疾病等であります。これらのことから、滞納の大半が不況による所得の減少によるものと考えられることから、早急な景気の回復が待たれるところでありますが、これらの外的背景とは別に、国保の安定的な運営のために引き続き収納率向上に向けて創意工夫し、努力してまいりたいと考えております。また、昨年の国民健康保険法改正に伴う滞納対策としての被保険者証に代わる被保険者資格証明書の交付につきましては、現在交付要綱等を策定中でありますので、今後成案になり次第、所管委員会にお諮りをし、ご意見等をいただきながら事務を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。次に、低所得者に対する国民健康保険税の賦課軽減についてでありますが、国保税は地方税法等に基づき一定の所得額以下の場合には、その所得額に応じ減額措置を講じることとされ、当市の現在の軽減率は7割、5割、2割の軽減となっております。ご質問の趣旨は、この軽減措置を受けている方々に対し、さらに軽減、減免措置を講じる必要があるのではないかと、こういうことでありますが、減免等の措置は、天災、その他特別の事情等がある人に対し、その事情を考慮し、市が条例に基づき一般財源をもって特例的に講じる軽減措置でありますので、ご質問の方々は既に軽減措置が講じられていること、それから恒常的な要因については、特例的な減免対象の趣旨に適さないものと考えますので、この点でご理解を願いたいと存じます。次に、生活保護に関してでありますが、今年7月1日現在の保護世帯数は862件となり、前年同期に比べますと8.16%の伸びでありますが、平成12年度以前の伸び率は9%台でありましたことから、この時期では若干減少している状況にございます。生活保護受給の決定に際しましては、ご承知のとおり、貧困原因のいかんを問わず、経済的貧困状態のみに着目して行うことも条件としており、この要因について問うものではありませんことをご理解願いたいと存じます。職員体制につきましては、今年4月1日にケースワーカー1名を増員し、9名の職員を配置し、担当係長、課長の下に運営をいたしておりますが、ケースワーカーが担当する被保護世帯数の標準数は社会福祉法に定められておりますことから、そのことを踏まえて職員体制の充実を図っておりますことでご理解をいただきたいと存じます。また、生活保護の受給手続は申請主義になっているものでありますが、適正な手続を進める上で事前の面接相談を行うほか、申請書の受理に当りましては、内容相談を十分受けて、生活状況を的確に把握した上で生活の助言や支援を行っているものであります。その上で自己の資力や資産などを生活の維持のために活用することは大切なことであるほか、最低限度の生活保障に加えて積極的に自立の助長を図ることも制度の目的としておりますことから、就労指導も欠かせないものとなっておりますので、ご理解賜りたいと存じます。また、緊急の場合の職権保護とともに一時扶助につきましても、支給基準に基づき適正に対応しているものであります。次に、公共事業政策の開発事業の事業効果についてでありますが、まず、先端技術系産業誘致のためのRTNの見直しと事業効果についてのご質問でありますが、現状についてでありますが、第1期の第1工区における大学の開設や研究所機能を有する企業などの立地を見る中で、平成3年度から平成5年度までの開発公社事業として造成いたしました第2工区について、現在誘致活動を進めているところであります。第2工区中5区画7.7ヘクタールの未分譲地が残っており、直近の立地操業が平成11年の8月でありますことから、鋭意誘致活動を継続しているところでありますが、特に今日的な経済動向を背景に、企業サイドの財務状況や経営判断などから、新たな設備投資の抑制など新規の立地には厳しい環境にある、このように認識をいたしております。第2期計画についてでありますが、第1期に続く次のステップとして計画しているものでありまして、前段の基礎的な調査として、この間道条例に基づく環境影響調査を実施してきたものであります。2期計画へのステップに進むに当りましては、現在取り組んでおります2工区の進ちょくが前提となりますことから、未分譲地5区画への企業誘致に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。次に、経済的な波及効果や雇用効果についてのご質問でありますけれども、RTNは、産業経済政策の柱として研究開発型の工業団地の位置付けをもって、地域経済や地場産業への複合的な波及効果をねらいとしているものでありまして、現段階における事業効果上の数値として捕そくしづらい、そういう要素もありますが、地域内企業の従業者と大学等の教育研究機関に携わる方を含めますと、約300人ほどとなっており、昨年度でありますが、一部の企業では増産体制と雇用増もなされております。また、大学にかかわる教職員や1,200人を超える学生の存在など、教育機能とともに日常的な消費の面でもその波及効果を受けているものと考えております。なお、RTN地区内の法人市民税及び固定資産税等の年額は、約8,200万円となっております。いずれにいたしましても、RTN計画の推進は、当市のまちづくりの核となる高度情報都市の推進及び活力ある産業振興の基盤となる施策でありますので、社会経済情勢が変化していく中で、現状の厳しい経済情勢や取り巻く要因を理解しながら弾力的かつ慎重に、そして効率的な手法を検討し、RTN計画の展開に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、防災ステーションの事業縮小についてでありますが、ご案内のように、江別河川防災ステーション整備事業は、平成7年度から石狩川開発建設部と江別市の共同事業で取り組んできているところであり、これまでに石狩川開発建設部において市道付け替え、防災ステーション建築工事の一部と、千歳川への船着き場護岸工事等が既に完成をいたしております。なお、江別市が建設する防災ステーションにつきましては、平成13年度、14年度の2か年で施工予定であり、平成14年の秋完成を目指しております。また、当初計画していた監視タワーにつきましては、防災ステーションの利用状況並びに江別駅前周辺地区の再開発事業を初め、現在建設中の美原大橋などとの全体的な景観から整備を図ることが必要であると考えており、今後十分検討してまいりたいと考えております。次に、江別の顔づくり事業の問題点と見直しについてでありますが、ご承知のとおり、この事業は、江別市新総合計画後期基本計画の政策の基軸として位置付けられており、21世紀の江別市の都心づくりとして都市空間の快適性、住みやすさなどを創出するため、野幌地区を中心として連続立体交差事業、土地区画整理事業、関連街路事業などを行い、南北の均衡ある市街地形成を図ろうとする事業であります。この事業を進める上では、住民合意、財源の確保など様々な問題がありますが、江別100年の大計としてとらえ、市民交流空間の創造、中心市街地の活性化、そして市民が安全に暮せるまちづくりなどのため、江別の顔づくり事業を進めてまいりたいと考えております。そこで、この事業のおおよその事業費でありますが、まず、北海道が事業主体であります連続立体交差事業が約170億円と試算されております。また、江別市が事業主体となります土地区画整理事業は、約165億円と試算されているところであります。このほか関連街路事業、公共施設整備などを計画をいたしております。この事業に係る総額として、約500億円程度を想定しているところであります。次に、地域ごとに市の財政規模に合ったまちづくりを進めるべきとのご質問でありますが、このことにつきましては、各地域においてそれぞれまちづくりを進めているところでありますが、この顔づくり事業は、江別市全体の発展などを目指すための事業であり、当然各地域との整合性を十分考慮しながら進めてまいりたいと考えているところであります。次に、市民合意についてでありますが、都心づくりは基本的に市民と行政が一体となったまちづくりが必要であると考えているところであります。したがいまして、今後とも市民のご意見などをいただきながら、合意形成が図られるよう最大限の努力を重ねてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、江別市の21世紀のまちづくりを市民と協働の下に進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、教育長からご答弁を申し上げます。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私から教育問題についてご答弁申し上げます。初めに、歴史教育を子供たちが正しく学べるようにすることについての私の考え方でございますけれども、学校教育における歴史的分野の学習は、児童生徒に対して歴史的事象に対する関心を高め、我が国における歴史の大きな流れと、各時代の特色や世界の歴史を背景にして理解させるとともに、それを通して歴史と文化の特色を広い視野に立って考えさせることを目標として行われているものと考えております。また、学校における学習指導にあっては、教材研究を深めることや指導方法を工夫するなどして、アジア諸国や世界の歴史に対する理解を深め、国際協調の精神を養い、国際平和の実現に努めていくことは大切であることを教えることが重要であると考えておるところでございます。次に、教科書採択に当って、社会科の歴史的分野の教科書に関してどのような論議があったかについてでございますが、江別市は共同採択地区でありまして、石狩管内9市町村で構成される第一地区教科用図書採択教育委員会協議会において、各教科1種目の教科書を決定しているものでございます。歴史的分野の教科書については、7つの出版社について、それぞれの教科書につき取り扱い内容、内容の程度、配列、分量、使用上の配慮などに関して、選定委員会の教科ごとの小委員会委員長より報告を受けた後、質疑、論議がなされましたが、扶桑社の教科書につきましては、近現代の世界と日本、特にアジアとの問題を考えたときに、他社の教科書が世界的な情勢の中で考えるようになっているのに対して、日本を中心に据えた考え方であること、また他社と比較して神話を本文で二、三ページにわたって多く取り扱っていること、使われている言葉が難しいということなどが質疑の中で交わされたところでございます。各教科書ともに全体的な見やすさ、分かりやすさという点では、写真や図版などの色使いがきれいで見やすいなど、どの教科書もそれぞれ工夫がされており、最終的に、社会科の地理、歴史、公民は、東京書籍を採択することが全会一致で決定されたものでございます。なお、第一地区における教科書採択に関する協議会議事録などは、市役所1階の情報公開コーナーで閲覧できるようになっておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、自治体独自で30人学級の実現についてでございますが、ご承知のとおり、教育改革関連法の一つであります公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律、いわゆる定数標準法の一部改正がなされまして、平成13年度、既にスタートしておりまして、第7次の教職員定数改善計画に反映されているものでございます。この改定された第7次の教職員配置計画では、従前の第6次までのように、教職員のいわゆる一律増員配置型、これから、きめ細かな授業を目指して、学校経営上で創意工夫を図り、先進的に授業改善に取り組んでいる学校に対して、応分の教員を配置するとした、いわゆる傾斜配置型となってございます。今後、市内28校の校長には、その精神や意図を理解してもらい、経営努力を促すような働き掛けを私どもはしてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと存じます。そこで、ご質問の現在の小学校1、2年生を30人学級とした場合の試算ということでございますが、単純に試算いたしますと、学級数の増加は19学級でございまして、教職員の増員は、したがって19人となるものであります。また、児童数が急増している学校の対応につきましては、特別教室等の転用を検討していかなければならないと存じますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。いずれにいたしましても、少人数学級にかかわる学級編制の弾力化に応じた定数措置につきましては、道教委としても、国に対して財政措置を要望する意向であることを聞いているところでございますので、市教委としましても道教委と今後十分連携をしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

再質問 鈴木豊実

第2回目の質問に入ります。市長の来年度概算要求基準のところで、ご答弁はやはりその影響が5億円から6億円減少するということで、市民の生活にすごく影響があるということが分かりました。そのことに対して、市民とともに改革するというご返事だったのですけれども、その改革の中身なんです、問題は。小泉さんの中身だったら私たちは困るんです、改革だったら大変なことになるんですね。それで、市民の生活実態を十分見極めて改革するのかどうか、その点の考え方をもう一度お聞きしたいと思います。それと、今大変社会保障が削られて、来月10月から介護保険が満額ということで、市民の不安が本当に大変だというところまで来ているんです。その市民の不安をどう解消するかという点で、国に向けての市の姿勢をやはり積極的に働き掛けてほしいと。その点についてお伺いします。介護の問題ですけれども、江別市の調査で、介護保険制度ができて良かったかというアンケートに対してどういう答えが書かれてきたかというと、「できて良かった」「大変良かった」というのは51.7%なんです。この点については、私もそうだと思うんです。生活に余裕のある人とか、あるいは本当に困った人にとっては、これは一定の改善策ですから、その点は認めますけれども、もう一つ、答えの中で「分からない」「少し悪くなった」「大変悪くなった」というのが、これまた48.3%なんですね。中身は、この理由は、経済的負担が多過ぎるとか、金銭的な負担が多過ぎるとか、要介護の負担はやめてほしいとか、そういう答えなんです。良くなった人はいいんですけれども、問題は悪くなった人、そういう人たちの実態をどう取り上げたのか。そのことで介護策を決めなければ、実態と違った介護の政策になると思うんです。これが、私がこの実態から直視して、そして利用料と保険料を減免すべきだと主張しているんです。もう一つ、まだあるんですけれども、全道の平均利用率が42.4%と言いました。軽減策のある自治体の利用率は49.3%なんです。そして、軽減策のない自治体の利用率は39.3%なんです。これから見ても、負担軽減策があった方が在宅サービスの利用に大きな影響を与えているということが明らかなんです。そうすると、今市内の事業所もこの利用率を上げなかったら大変経営が困難になっている。そのことからも、やはり保険料と利用料の軽減策は大事ではないか、これは急ぐべきではないかと思うんです。1年たったら見直してとか、2年たったら見直してとかというものではないと思うんです。お年寄りの人というのは、時間がたつほど良くなるというより悪くなるんですね。だから、これを急ぐべきだと。それに対してお答え願いたいと思います。それから、10月からの満額徴収に大きな不安を持っているんですけれども、厚生労働省が自治体独自の軽減策について大変圧力をかけているとか、介入するとか、それからけん制しているとかということをやはり聞いているんです。それでも実施していく市町村が増えているんですね。そういう点からも考えて、これは急ぐべきではないか。併せてお聞きしたいと思います。ホームヘルパーですが、ホームヘルパーの労働条件なんですけれども、今24時間在宅介護は増えているんです。これは最近の傾向として出てきています。それでヘルパーの資格を取る人が実は大変少なくなってきたと、そういう現状も聞いています。なぜなら、それは理由は、ヘルパーでは食べていけないと。ですから、介護報酬単価とか、勤務の実態をよく調査して、そして改善すべきではないでしょうか。さらに、事業所によっては、ヘルパーの採用条件に夫の扶養控除の範囲内とするという条件を加えている。そうすると、せっかく資格を取って、この道でプロとしてやっていきたい、食べていけるかなという人たちが、やはりこの現場から去っていくわけです。ですから、これは事業所として直接言うことはできないかもしれませんけれども、これはやはりいろいろな指導ということにはならないと思いますけれども何かの関係で、そういう条件はやめるべきだという、そういう指導はできないのかどうか、雇用を守るという点でも大事ではないか、そう思いますが、いかがでしょうか。それから、あと介護保険は家庭から介護の苦労を解放するという、そういう点ではやはり前進的な施策なんですね。そうなんですけれども、ほとんど江別市は民間に任せていると思うんです。そうすると、江別市としてスタートしたときの実態調査はかなり分かっても、今は本当にその実態が把握できる状態ではないのではないかと。そういう上では、さっきは調査すると言いましたけれども、本当に利用者の立場に立った実態調査がされるのかどうか、そのことを伺いたいと思います。それと、国保の問題なんですけれども、滞納の理由は生活困窮が85%で、失業、営業不振が13%、これら合わせて98%を占めたら、もうこれ以上この負担をかぶせることはできないのが実態ではないのか。それで、年間所得が206万円の人、これは3人家族ですけれども、国保税は28万7,400円です。これは所得の13.9%に当たります。そして、生活保護費と比較すると201万円ですが、ほとんど年間所得では変わらない。そうすると、生活保護世帯よりももっと水準が下がっていく生活を余儀なくされている、これが実態ではないかと。そして、同じく200万円の収入の共済保険で見ると、11万4,000円です。そうしますと、この比較から見ても、国保の人たちは大変な生活を強いられている、これが実態だと思います。それで、国保がなぜこんなふうな赤字になったかというと、もう15年も前でしょうか、国が45%から38%に削ったんです。そこが一番赤字を作る元だったんです。だから、本当に住民の責任ではないと、そういう点で、国の政治によって貧困にされている、この実態を直視して、一般会計からの繰入れをやはり増すべきではないかと、それ以外に解決の方法はないのではないかと、そう思いますが、いかがでしょうか。まちづくりについて言います。これは大まかなところで私たちは提案として言いたいと思います。江別の顔づくり事業の説明会で出された住民の意見の要旨を見ますと、この事業の行き先が大変厳しいのではないかと私たちは判断しているんです。少子高齢化と人口減少の中で、果たしてこの巨額の事業費を投入して顔づくり事業を行う必要性があるか、そして、市の財源負担をどうするのかという意見が多かった。私たちも本当にここを心配しております。もしこの事業を継続するのだったら、本当にこれは大変なことになるなというふうに危機感を持っています。それで、この事業で一番難しいところは、江別市の顔づくりであるから、地域住民の合意あるいは全市民の合意が必要である、ここに一番難しいところがあるのではないかと。そして時間も掛かるのではないかと。果たして15年に都市計画の決定と言っているけれども、これで間に合うのかどうかと、そのことも非常に心配しております。それで、この事業については見直すべきだというふうに私たちは思っています。この事業を見直すに当たっては、一つは、今急いで進めなくてもいい事業と採算性が疑問である事業については、財政状況が良くなるまでいったん凍結すべきだと思います。そしてこのうちで、三つの事業はさっき言いましたけれども、どうしても必要な事業は何か、住民にとって必要なのは何か、これを検討し直す、そしてそれも科学的に、そして市民的に内容を検討すると、こういうふうにすべきだと私たちは提案いたします。教育ですけれども、つくる会教科書問題で、採択が1%以下になったということで、このつくる会の代表が大変開き直りまして、首に縄をつけて教育委員を水辺に連れていったが、水を飲まなかったと、大変失礼なことを言ったと思うんですね。教育委員会として、やはり教育委員会の人権を無視したこういう発言に対しては、直ちに抗議と発言の撤回を求めるべきだと思うんですけれども、それはどうしたのか伺います。それから、つくる会は4年後にリベンジすると主張しています。問題は、だから採択したとか、その問題でこれは解決しているわけではないんです。この問題はずっとこれからも続くわけですね。そうすると、4年後にリベンジするといったら、2003年の4月に小学校の社会、国語の検定があるわけです。2004年にこれは採択へと、そういう道筋になっているわけです。採用問題で教科書問題が大きな関心を持たれたと。こういう関心を持たれたということは歓迎するというのは、多くのマスコミでもそうおっしゃっているんですね。ですから、どんな教科書を子供に与えていいのか、それをやはり論議の中心に据えて、そして江別市内の父母とか教師とか、あるいは一般市民とか、そういう人たちとの論議の場をたくさん作るべきだと思うんですけれども、どう考えておられるのかお聞きします。30人学級の問題ですが、今全国で自治体の過半数の1,615地方議会で30人学級実現の意見が採択されている。そして、問題は財源なんですね。国は、それはやってもいいけれども、都道府県と地方自治体でそのお金は持ちなさいという、すごい責任を回避していることなんですね。そうすると、江別市としては、教員を先ほど19名必要とすると言いました。道が2分の1、江別市が2分の1負担すると、単純計算ですけれども6,300万円、人件費はそのくらいになるかなと思うんです。やはり財源の問題ですから、この問題については、やはりきちっと江別市として市長の立場で道にお願いする、そういう方法は取れないのか、それを伺います。今、埼玉県の志木市で市長さんが県にお願いしているわけですね。子供にとって学級は1回きりだと。行政の都合で先延ばしはできないと、そうおっしゃっています。そうすると、この市長さんは県に、県がもしお金を持たないとしたら、自分たちのところで持ちたいと。こういうことが埼玉県の県下でここがやるんだったら自分たちもというところにいっているんです。それともう一つ、山形ですけれども、それは、山形は全部の小中学校を30人にすると。これは将来の山形の人材を作る上でも大事だと。それを二、三年後にやると言っています。ですから、30人以下の流れというのはこれから非常に早くなっていくだろうと。そのために急ぐべきだと思いますが、いかがですか。以上で2回目の質問を終わります。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

鈴木豊実議員の再質問にお答えを申し上げます。市長の政治姿勢というか、その中での来年度の概算要求基準の影響の関係の中でるる答弁をさせていただきましたけれども、改革ということについて、私も生活者の視点とか、あるいは市民とともに改革をと、こう発言をしているわけですが、改革の中身が問題だと。同じ改革でも、小泉首相が言うそのままでは困ると、こういうお話のようですけれども、正直言って、この改革、なかなか抽象的な議論をするとちょっとかみ合わないところも私ども出るんですけれども、鈴木議員のご指摘の中には、改革はいいけれども中身がというふうにも、全く全面的に改革を否定していないようにも聞こえるんですけれども、問題は、その改革を詰めていくと、随分とそこには相当ギャップが出てくる。基本的に、改革ということでも、例えば痛み一つでも、それは大企業が負えばいいんで、国民にはそれはかぶせてはならんとか、それから、同じいろいろな、何といいますか、生活不安というか、そういうことに対して対処しなさい、その財源はどうするかと言えば、もしかすると、そういうのは防衛費を削れば金が浮くじゃないかと、こういう意見もあるかもしれない。いずれにしても、相当、この改革の中身はということでは、いろいろなちょっと立場で意見が分かれるかもしれませんが、ただ、少なくとも改革の中には、私は小泉さんを全部、そっくりうのみにするつもりはないけれども痛みという、この中には当然痛みを全く抜きということではあり得ないと。その問題は度合いではいろいろ意見が違うにしても、痛みという部分では受け止めてもらえるのかどうか、私自身も受け止めなければならないというふうに思っているわけです。ただ、その中で、やはり私は無条件ではないというか、余りとにかく国と地方合わせて666兆円という借財の中で、その原因はだれが作ったかといろいろな追及する話はちょっと置いて、容易ならないという状況の中では、そこはやはり克服しなければならない。そうすると、総論、余り各論では私自身も意見があるわけです。例えば、国から言う改革の中で、どうしても本当に国のいろいろな事情があって、そのために地方もいろいろと変わってもらわなければならないと、こういうことではなくて、むしろ私は自立した地方があって、その総合で国が形成されている。そういう意味では、本当の意味で地方が自立する立場で国は支援していただかなければならないし、財源の移譲もしてもらわなくてはならない。そういう意味では、各論の部分ではいろいろと注文をどうしてもしなければならない。しかし、総論の中では相当ちょっと本当にゼロベースというお答えもしていますけれども、我々も今まではこうだったというところからすると、何も改革できなわけですから、いったんゼロベースの中で、本当にここ一番ということで残すもの、しかし、今までやってきたけれども、これはもう市民に痛みを伴っても受け止めてもらわなければならないと、こういうことがあって、そういう意味では是々非々で、小泉首相の言うことは全部そのままうのみということはありませんが、やはり痛みはどうしてももちろん自らの痛み、行政自身の痛みもいろいろと取り込んで、そして市民にもまた求めていかなければならないと、こんなふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

答弁 助役 伊東悠平(助役は2002年3月まで)

介護保険、国保につきまして、何点かご質問がございました。漏れていたら、また答弁申し上げます。介護保険につきましては、昨年の4月からスタートをいたしまして間もなく1年半になるわけでございます。先ほど申し上げましたように、江別市の場合、いろいろな課題を抱えながらも一応はいいスタートを切れた、そういうふうに判断をしております。それから、利用率の問題と軽減との問題でございますけれども、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、昨年のアンケートの中では、大多数の方が限度内でほぼ希望どおりのサービスを受けることができた、こういう数字が出ております。鈴木議員さんのいろいろなほかの項目での経費の問題ですとか、あろうかと思いますけれども、答弁でも申し上げておりますように、再度の分析を行いますと、利用率が41.7%、徐々に上がってきております。さらに、今年度の中で未利用者等に対します調査を少し濃密的にやってまいりますので、それらの結果につきましては、所管委員会のご意見、ご報告を申し上げてご意見をいただきながら今後の方向性を考えてまいりたいというふうに考えます。それから、保険料の減免ということでございますけれども、厚生労働省が言っておりますのは、基本的に社会保険方式の中での制度のスタートでございますし、運用でございます。単に税といいますか、介護保険料を減額をすることによって、短絡的に一般財源等でそれらを穴埋めする、こういうことにはなかなか原則論からいきまして難しい解釈があろうかと思います。それから、ホームヘルパーさんのいわゆる報酬等にかかわります件でございますけれども、これも今後報酬改定がされる予定もあるようでございます。その中での改善が図られるというふうに私ども期待しておりますし、あくまでもホームヘルパーに従事される方といいますのは、事業所とのそれぞれの契約の中での雇用になっております。そこになかなか市が指導する、そういう形での介入というのは難しいかな、こんなふうに考えております。それから、施設関係でございますけれども、先ほど市長からも申し上げました、現在90名ほどの方が施設、特養への入所を希望している。それらの中には重複の方もいらっしゃいます。また、現在病院に入っていらっしゃる方、それから他の施設に入っていらっしゃる方、その方々がそこを退院あるいは退所するに当りまして、次の生活できる場といいますか、それで特養を希望されている方、それが多い。本当の大まかな数字でございますけれども、実際に在宅の中から施設入所を希望している方は、そのうちの約3割程度ではないか、そんなふうに聞いております。また、施設の関係でございますけれども、江別市の場合、目標としておりました計画に対しましては、ほぼ100%の充足になってきております。今後の増床等については、江別市だけの判断ではなくて、圏域全体としての判断が必要かと、そんなふうに考えております。それから、国保税のいわゆる所得の低い方々に対する支援ということでございますけれども、江別市の国保税の減免措置といたしましては、既に所得に応じまして7割、5割、2割の減免措置をとっております。さらなる減免ということになりますと、これを税に置き換えていくのがいいのか、あるいは一般財源がそのまま足りないものをどんどん、どんどん投入していっていいのか、なかなかそのあたりにつきましては、なお検討すべき課題がたくさんあると思います。現在の段階で申し上げますと、そういうさらなる減免の財源を税に求める、あるいは一般財源だけに頼っていく、こういう状況にはありませんので、先ほどの市長の答弁のようにご理解をお願いをしたいと思います。以上です。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私の方から教育にかかわって3点ほどお答え申し上げます。抗議と発言の撤回という件でございますが、教科書採択が適正かつ公正に実施されている現況を見るときに、冷静に対応してまいりたいと存じますので、ご理解賜りたいと思います。2点目の、これも教科書採択にかかわって広く論議の場を作るという件でございますが、今回PTAや父母など選定委員の割合を多くしておりますので、公正な意見反映が今後も期待できると認識しておりますので、これまたご理解いただきたいと存じます。3点目でございますが、30人学級の件です。単なる教員を増やして少人数学級という短絡的な押さえはしておりません。きめ細かな丁寧な授業改善をねらった、いわゆる教育の質の次元でご認識いただきたいと存じます。具体的には、市内のいずみ野小学校を例に挙げますが、ここは習熟度別に学習システムを導入しまして、少人数教育を実際にやっております。その評価を受けて、ここの学校はほかの学校より2名教員が加配されておりまして、授業改善を実際に進めております。例えば、1クラス40名としまして3学級あるとします。そうしますと、学年全体で40掛ける3で120名であります。これを各クラスばらして、そして学年にプラス1名教員を配置しますと、120を4名の教師で割りますと120割る4で30と、1人の教師で30名の子供を教えている実態がございます。これは、議員さんおっしゃる30名につき1名の教師ということと全く変わらない実践を、この江別市内の学校でやっているという実態をご認識いただきたいと思います。また、もっといい知恵がございます。1クラス40名の子供たちの1つのクラスに、もう1名教員が入ります。そうしますと、その補助教員1人をつけたことによって、単純に考えて40割る2で、1人の教師が20名の子供を担当することになりますので、議員さんがおっしゃった30名に1名という崇高な数値よりもさらに条件的に有利なことも想定されますし、実際にいずみ野小学校で実施しておりますので、これもご認識いただきたいと思います。以上のように、市内各学校におきまして、国の定数改善の基本精神が軸足が変わりましたので、それを受けて、各市内28校の校長それぞれが学校運営に当っては、創意工夫を図りながら改革に鋭意努力しておりますので、今後とも各校が少しでも自分の学校に多くの教員を獲得できるように努力していただきますし、私どももそういう前向きな学校には道教委に働き掛けもしながら、江別市の学力向上をねらった、市内28校が総じてレベルアップに向かうような努力をしてまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。以上でございます。

再質問 鈴木豊実

国保についてなんですけれど、もう一つ私は実態をお知らせしたいと思うんですね。年金生活者で一人暮らしの人が年金180万円で、国保が5万2,500円、これは2割減免で5万2,500円なんで、今度そのほかに、満額になりますと年間引かれる介護保険は2万7,000円、固定資産税が6万3,000円、それを差し引きすると、1か月にして13万8,000円なんですね。高齢者の場合は70代過ぎていますから、あちこち病気を一杯持っていると。そのために高齢者の方から大変ですという声が聞かれているんです。こういう実態にあるということも覚えておいてほしいなと私は思っております。それと、あとヘルパーのことについてなんですけれども、現在身体介護とか家事援助とか複合と3つに分かれているんですけれども、これは全く実態を見ないヘルパーさんの使い方なんですね。だから、先ほどおしゃったヘルパーの労働条件向上の中にもやはりこれを国に向けて要請してほしいと思います。それから、今吹き出している介護保険の矛盾の大元というのは、国が去年のスタートに当って、国庫負担を2,300億円も削減したんです。これを元に戻せというのを、自治体の首長としてやはり厳しく主張すべきだと思います。そして国に対しては、この仕組みを国に見直しさせることと、それから住民税非課税の高齢者の保険料、利用料の恒久的な減免制度を国に求める、これも自治体として大事なことではないでしょうか。あとは、国に対しても言いたいし、私は江別市に対しても言いたいんですけれども、無駄な公共事業を削減して予算の使い方を改める。国に対しては、やはり住民の立場を代表して市長にお願いしたいと。さらに、江別市としては、先ほどのような公共事業、もしも無駄であったらやはり早く計画を見直すか、そうでなければ、年間の調査費がやはり膨大になっていくだけだと思うんです。予算の使い方ということで、市長としてやはり住民の立場でその使い方を考えてほしいし、国に対しても求めてほしいと、そのことをお願いしまして3回目の質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成13年第3回定例会 2001年9月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる