秩父別町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日
小中一貫教育制度について
2021年3月10日、秩父別町議会の一般質問で、大野敬議員が「小中一貫教育制度について」質問し、教育長 小林が答弁しました。
- 質問者
- 大野敬 議員
- 答弁者
- 教育長 小林
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大野敬
議長のお許しがありましたので、私から小中一貫教育制度について教育長にお伺いをいたします。経年劣化に伴い老朽化した中学校の校舎について、町長から将来的な生徒数などを勘案して、どのような教育環境を整えれば良いのか、さまざまな角度から慎重に検討したい旨の説明がありました。本町の将来を託す中学生の皆さんには、学びの質を高めることのできる良好な教育環境の下で、存分に勉学や社会学習に励んでいただくことを願っておりますが、他方で少子化傾向の中にあって、生徒数が年々減少する可能性も否定できないのであります。こうした状況を踏まえ、平成28年度から市町村教育委員会などの判断で、既存の小中学校を一つにし、9年間一貫校として教育することができるという制度が設けられました。これにより、近隣の町でも小中一貫教育を行っているところもあります。小中一貫教育につきましては、メリット、デメリット双方が指摘されておりますが、少子化傾向の中にあって生徒数が少ない地域では、小学校、中学校と分けるより、9年間一貫校として運用することの方が多くのメリットがあるのではないかと思います。本町においても、今後、中学校の校舎改築などを検討する過程で、小中一貫教育制度は、重要な検討課題の一つになるのではないかと思います。そこで、本町の教育環境等を踏まえ、小中一貫教育について教育長の考えているところをお聞かせ願います。
答弁 教育長 小林(教育長は2023年3月まで)
大野議員のご質問にお答えをさせていただきます。昨年12月の子ども議会で生徒の1人から中学校の建て替えについて質問があった際に、町長から、中学校の校舎については、今後の生徒数の推移をはじめ、施設整備の方法や学校の種類、建設場所や建設費用等を十分考慮し、最適な教育環境を目指して慎重に検討してまいりたいと説明いただいたところであります。小中一貫校につきましては、研究開発学校を通じて、自治体や学校現場での取組が10数年以上にわたって蓄積され、顕著な成果が明らかになってまいりました。このため、国においては、次の段階として小中一貫校の中に、9年の義務教育を一貫して行う新たな学校種類である義務教育学校の設置を可能とする改正学校教育法が成立し、平成28年4月1日から施行され現在に至っております。令和2年4月に、国が行った本道における小中一貫教育校の実態調査結果によりますと、小中一貫校の導入状況は22市町村94校、義務教育学校の設置状況は10市町村11校となっております。また、小中一貫校のメリットとしては、系統的、継続的な学習によって教育効果を高めたり、中1の壁や小中ギャップと呼ばれる問題が緩和、解消するなどの効果が期待されております。一方、デメリットとしては、小学校高学年でリーダーシップや自主性、自発性が養われなくなったり、人間関係が固定化しやすくなるなど課題が挙げられております。これまで教育委員会では、令和元年に占冠村のトマム学校、令和2年には白糠町の庶路学園と中標津町の計根別学園に教育委員会の事務局職員や教育委員、小学校の校長を視察対象者として、小中一貫教育校とりわけ義務教育学校の先行調査を実施してきたところでございます。今後は、中学校の校舎建て替えや大規模改修、新築など様々な方策や手段を駆使しながら、これからの未来を担う子ども達に最高の学習機会を提供できる教育環境づくりを目指して、小中一貫教育の導入について積極的に検討してまいる所存でございます。そのためには、まず学校関係や保護者の意見や要望等を真摯に受け止めるとともに、直接子ども達を指導する教職員が、是非、小中一貫校で子ども達を育てたい、という強い気持ちを抱くような意識啓発に努めることが何よりも重要になってくるだろうと考えております。今後は、学校現場の教職員を道内の小中一貫校に派遣し、小中一貫教育がもたらす教育的効果を肌で実感したり、子ども達の学力向上や生徒指導面において極めて有効な教育指導方法になることを学んでもらうなど、小中一貫校の必要性について共通認識を深め、教職員一人一人の意識の変容と学校組織体制の強化、向上を図ってまいりたいと考えておりますので、どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 8番 大野敬
有難うございました。この小中一貫教育制度、これにつきましてはですね、平成27年の9月のこの定例議会で、私ではありません、他の議員さんが質問をしたんです。で、当時の教育長さんはですね、小中一貫教育は学習環境の向上にはならないと、で、長期的にも実現は難しいと、こういうことを言われまして、まあ私はですね、小中一貫校というのはやはり生徒数の少ない小規模な小さな学校ではですね、ある程度メリットがある制度じゃないかと、そういうふうに自分で理解しておりましたので、当時の教育長さんの答弁には少なからず違和感を覚えました。それで取り置きということで、また違う質問をちょっと考えてあれしたんですけれども、あまり教育には私、自信が無いものですから、今までちょっと質問しなかったんです。ただこの度、中学校についてですね、改修とかそういったものもやるという町長の話がありましたので、やはりここは教育現場の責任者の教育長さんに、その小中一貫教育というものについてどのような考えかということで、お伺いしたわけでございます。昨日の新聞でですね、今度、札幌でもなんか3校小中一貫教育するという、そういうような記事も載っておりました。全道的のもですね、小中一貫教育を目指す学校が少なからずあるようでございます。まあそういうことで、これからもやはり、そういう小中一貫教育についていろいろと検討していただきたいわけでございますけれども、教育長さんの答弁の中に、もう既に視察も行っているし、そういう研修もしているということでございますので、是非、それを進めてですね、秩父別に相応しい教育の在り方というものを採用してほしいと思います。教育長は教育の専門家でございます。秩父別の子ども達にですね、最善の学習環境を提供してくれるというふうに私は信じておりますので、引き続きしっかりと学校の先生方の意見も無視するのではなくて、ある程度は聞いてもらって、一番理想とする学校の在り方、姿、そういったものをしっかりと筋道を立てていただければよろしいかと思います。切にお願い申し上げまして私の質問を終わります。有難うございました。
答弁 教育長 小林(教育長は2023年3月まで)
はい。