美幌町議会 令和5年第5回定例会 2023年9月12日
(1)公共施設トイレの洋式化について/(2)スポーツ施設の整備計画について/(3)学校教室における猛暑対策について
2023年9月12日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「公共施設トイレの洋式化について」「スポーツ施設の整備計画について」「学校教室における猛暑対策について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、環境管理課長 影山俊幸、副町長 髙﨑利明、教育部長 遠藤明、学校教育課長 中尾亘、福祉部長 河端勲、保健福祉課長 立花良行が答弁しました。
- 質問者
- 藤原公一 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、環境管理課長 影山俊幸、副町長 髙﨑利明、教育部長 遠藤明、学校教育課長 中尾亘、福祉部長 河端勲、保健福祉課長 立花良行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 藤原公一
おはようございます。ただいま、議長より質問の発言の許可をいただきましたので、さきに通告しております3項目について、順次質問させていただきます。まず初めに、公共施設整備について。美幌町公共施設等総合管理計画では「公共施設がみなさんにとって、より安心して利用出来る場所であるように、みなさんにとって、より親しめる場所であるように、みなさんにとって、より便利な場所であるように、そこに集い、そこでつながる、そんな配置を目指していきます」との目標がありますが、美幌町における公共施設整備について、以下の3点を質問いたします。まず1点目、公共施設トイレの洋式化について。令和3年第7回定例会において、公共施設におけるトイレの洋式化について質問しておりますが、答弁では、具体的に何年で更新するとの明確な考えは示されず、施設の老朽化に合わせて順次更新をしていくとのことでした。その後も、トレーニングセンターのトイレを利用されている方から、早く更新してほしいとの声もお伺いしております。災害時に避難の拠点にもなる学校も含め、公共施設における洋式トイレの更新計画についてお伺いいたします。2点目、スポーツ施設の整備計画について。令和4年第11回定例会において、陸上競技場の整備や美富公園テニスコートの移設計画、プールの整備などについて質問させていただきました。その際の答弁で、令和6年度までに陸上競技場を整備する考えは確認いたしましたが、美幌町における陸上競技のアスリートは、全道でも優秀な成績を収められており、全道大会と同じ環境で練習させることが望ましいと考えます。また、テニスコートの移設、プールの整備も含めたスポーツ施設の整備計画の進捗状況についてお伺いいたします。3点目、学校教室における猛暑対策について。北海道を含め全国的に近年にない猛暑が続いておりますが、伊達市では、小学校2年生の女子児童が熱中症で亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいました。美幌町におきましても、児童生徒の生命を守るためには、教室へのエアコン設置が急務と考えます。エアコン設置が経費的に難しいのであれば、一時的な対策として、スポットクーラーなどのリースもありますが、各教室への猛暑対策についてお伺いいたします。大きく2点目、こども総合支援について。「COCOLOプラン~誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」について。令和5年3月31日に文部科学省は、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策「COCOLOプラン」を取りまとめ公表いたしました。不登校の子供を支援する上で、保護者の支援も併せて行うことは重要であり、学校や教室に行きづらくなった児童生徒が落ち着いて学習できる環境の整備を行うことも重要であると考えますが、以下について質問いたします。1点目、不登校の子供の保護者であれば、誰でも自由に参加できる「保護者の会」を設置し、そこにコーディネーター役としてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを派遣するなど、不登校の子供の保護者を支援していくことが必要と考えますが「COCOLOプラン」を受けて、今後の美幌町の取組についてお伺いいたします。2点目、不登校の児童生徒の学校外における多様な学習機会が確保されるよう、自治体とフリースクール等民間施設との連携強化の考えについてお伺いいたします。二つ目、ヤングケアラーに対する支援について。令和3年6月の一般質問において、ヤングケアラーの実態把握について質問いたしましたが、美幌町独自の調査を実施したことがないため、把握していないとの答弁でありました。プライバシーの関係もあり、なかなか実態把握は難しいと思うことから、SNSや1人1台端末を利用して相談窓口を設けるべきとの再質問に対し、子供たちの悩みを学校や友人に相談できる体制について、ありとあらゆる方法を考えていきたいと教育長は答弁されております。質問より2年が経過しますが、ヤングケアラーに対する支援についてお伺いいたします。大きく3点目、認知症対策について。認知症基本法改正に伴う今後の計画及び進め方について質問いたします。認知症には誰もが関わる可能性があり、昨年における認知症が原因で行方不明になったと全国の警察に届出があった方は、過去最高の1万8,709人となっております。また、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると言われており、認知症患者数は、今後ますます増えることが予想されます。このような状況において、認知症の人や家族が安心して暮らせる環境整備が急務でありますが、国においては、誤解や偏見をなくし、正しい理解を促すための認知症基本法が成立しております。内閣総理大臣を本部長とする認知症施策推進本部が設置され、その下に、認知症施策推進基本計画が策定されることになっております。都道府県や市町村においては、認知症施策の推進計画の策定は努力義務とされておりますが、本町における今後の計画及び進め方についてお伺いいたします。以上、大きく3点質問いたしました。答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
藤原議員の御質問に答弁いたします。なお、こども総合支援については、教育長から答弁いたします。初めに、公共施設整備についての1点目の公共トイレの洋式化についてですが、公共施設における洋式トイレの更新計画につきましては、老朽化等によりトイレを更新する際に洋式トイレに変更しているところであります。お尋ねのトレーニングセンターにつきましては、現在、取組を進めているトレーニングセンター等耐震改修工事実施設計業務において、来年度から実施する施設改修工事に合わせて、洋式化に変更することで予定しております。また、小中学校における洋式化については、既に改修済みでありますが、その他の公共施設については、財政状況を考慮しながら、今後、必要に応じて順次洋式化を進めていくことを予定しておりますので、御理解をお願いいたします。2点目のスポーツ施設の整備計画についてでありますが、スポーツ施設の全体的な整備につきましては、現在策定作業中の美幌町スポーツ推進計画において、今後の人口見通しや年次的な財政支出を考慮した中で、最大の効果を上げられるよう、計画に反映したいと考えております。このため、美富テニスコートやB&G海洋センタープールにつきましても、具体的な整備計画までには至っておりませんが、引き続き、関係団体とも協議を重ね、検討していきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。3点目の学校教室における猛暑対策についての御質問でありますが、近年の温暖化により、北海道においても真夏日及び猛暑日を記録する日が続いており、特に、8月23日、24日の両日は、オホーツクを含む道内のほとんどの地域で熱中症警戒アラートが発表され、美幌町においても、熱中症の危険性が極めて高くなる暑さ指数が33を超える異常な状況となり、小中学校の全校を臨時休校にしております。温暖化による高温の影響は来年度以降も予想されるため、児童生徒の命の危険を守るとともに、健康に配慮した教育活動を継続するため、エアコン、窓取付用クーラー、移動式スポットクーラーなどの各冷房設備についてメリット、デメリットを検証した後、財政状況などを勘案しながら、整備に向けて取り組みたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、認知症対策について。認知症基本法改正に伴う今後の計画及び進め方についてですが、認知症は、高齢化の進展に伴って右肩上がりに増加しており、今後も増加の一途をたどることが推測されております。国においては、認知症の方やその家族が安心して暮らす環境整備を推進するため、認知症基本法を本年6月14日に成立させたところであります。今回、法律の成立に伴い、地方自治体における認知症施策推進計画の策定が努力義務とされたところでありますが、計画の策定につきましては、法律の施行後に国が示します認知症施策推進基本計画との整合性を鑑みながら、策定について検討を進めたいと考えております。現在、本町における認知症への取組としては、認知症サポーターの養成や包括支援センターによる認知症カフェの開催、認知症初期集中支援チームによる早期発見・早期対応に取り組んでいるほか、行方不明になった場合には、美幌町認知高齢者等SOSネットワーク「あんしんねっとびほろ」により、地域ぐるみで早期発見する体制の整備を行っておりますが、今回、施行された法令の目的、基本理念を反映させるよう、調査研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
藤原議員の御質問にお答えいたします。令和5年3月31日に文部科学省で公表した「COCOLOプラン」は、目指すべき姿として、1、不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思ったときに学べる環境を整える、2、心の小さなSOSを見逃さず「チーム学校」で支援する、3、学校の風土の「見える化」を通じて、学校を「みんなが安心して学べる」場所にするの3点を掲げ、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策としてのプランが取りまとめられました。1点目のCOCOLOプランを受けて、今後の美幌町の取組についての御質問でありますが、本町では、教育相談室によるサテライト事業やタブレット端末の活用による学びの場の確保のほか、スクールカウンセラーの配置により、相談しやすい環境づくりに努めているところであります。なお、現時点では、保護者の会の設置までは考えておりませんが、不登校の子供を育てる保護者に対して、不登校支援に関する情報提供については、スクールカウンセラーや教育相談室を通じて取り組んでいるところであります。不登校になる理由は様々であり、これまで以上に児童生徒一人一人に寄り添った対応が必要でありますので、引き続き、家庭、学校、教育委員会が連携して不登校対策を講じてまいりますので、御理解をお願いします。2点目のフリースクール等民間施設との連携強化の考えについてでありますが、本町では、令和4年度に町内で初となる民間のフリースクールが開設され、学校外における多様な学びの場が提供されております。文部科学省が示しているガイドラインでは、フリースクールの活動で一定の要件を満たした場合は、学校の指導要領上の出席扱いとすることが認められており、本町でも既に実例があることから、引き続き、多様な学習機会が確保されるよう、フリースクールとも連携しながら、誰一人残されない学びの保障に向けて取り組んでまいります。次に、ヤングケアラーに対する支援についての御質問でありますが、ヤングケアラーとは、本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子供とされており、本人の自覚がないままに勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間などの子供としての時間が削られるとともに、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで教育にも影響が生じるため、現時点では、そのような状況に置かれていない子供であっても、将来的に負担を抱えるかもしれないといった考え方により早期に状況を捉え、複数の機関で家庭を見守る体制を整え、継続して見守ることが大切とされており、本町では、学校や児童民生委員などの関係機関と連携して、早期発見に努めております。特に、教職員は、子供と接する時間が長いため日々の変化に気づきやすく、ヤングケアラーを発見しやすい立場にあることから、本人の観察や家庭における状況の把握を行っているところであります。また、道教委では、令和4年6月14日から電話や来所、メールやSNSで相談窓口を開設しており、児童生徒は、学校を通じて配付された啓発用チラシのQRコードを読み込むことにより、タブレット端末などを通じて相談することが可能となっております。現在、町内の小中学校からの事案の報告はありませんが、引き続き、ヤングケアラーと思われる子供を見逃すことのないよう、教職員をはじめスクールカウンセラーや児童民生委員との連携により早期発見に努めるとともに、今後、対象者が生じた際には、地域包括支援センターなどの関係機関と連携しながら、必要な支援に取り組んでまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
それでは、順次、再質問させていただきたいと思います。公共施設の整備についてから再質問させていただきます。公共施設のトイレの洋式化について、答弁では、老朽化等によりトイレを更新する際に、洋式トイレに変更しているとのことでありますけれども、具体的にこの老朽化とは、何年経過だとか基準を決めているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 環境管理課長 影山俊幸
公園のトイレという部分での基準ということでございますけれども、その場合、利用状況ですとか、あと経年の劣化状況ですとか、そのような部分の判断で考えてございます。よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
公園のことは分かりました。ほかの公共施設のトイレの基準は、どのようになっているのでしょうか。例えば、町民会館のトイレだとか、庁舎もそうですけれど、何年ごとに更新するとか、そのようなことは決めているのでしょうか。
答弁 副町長 髙﨑利明
公共施設のトイレの更新の基準でございますけれども、設置年度もありますが、年度という形ではなくて、実際に老朽化してきたとか、現状を把握した中で更新計画を立てていくという形をとっておりますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 8番 藤原公一
先ほど一般質問したトレーニングセンターのトイレの洋式化は、来年度より執り行うとのことで理解しました。図書館のトイレについて、先日、私も利用したのですけれども、和式のトイレに故障中、使用中止という立て看板というか、貼り紙がしてありました。既に修理は終わっていると思うのですが、先ほどの答弁ではないですけれども、故障をしたとか、修理中とか、そのようなときに合わせて更新するという考えはなかったのか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 遠藤明
御答弁申し上げます。図書館につきましては、議員御承知のとおり、新しい図書館のお話もございますので、必要最小限の工事ということを考えておりますため、今回はそのまま和式の修繕をしたということでございます。
再質問 8番 藤原公一
理解はしましたが、図書館は今、一応計画はあるけれども、いつまでという計画がまだ出来ていない、年度が決まっていないと思います。やはり、トイレの洋式化についても今後大事になってくると思うので、その辺についても今後お願いしたいなと思います。先ほどの一般質問で、小中学校につきましても、災害拠点になるトイレなのでということを心配しておりましたけれど、改修済みということで安心しております。財政のことも十分理解しますけれども、冒頭の公共施設等総合管理計画に「安心して利用できる場所であるようにならなければなりません」という目標があります。後半の認知症にも共通しますけれども、高齢化が進む中、よりよいトイレを目指して計画を進めていっていただければと思います。次に、スポーツ施設の整備計画についてお伺いしたいと思います。質問の繰り返しになるかもしれませんけれども、美幌陸上クラブの活躍が光っています。7月17日に苫小牧市で開かれた小学校5年生、6年生対象の北海道小学生陸上競技大会では、全道の団体89チームが参加する中、美幌の陸上クラブに所属する子供たちは15種目で19人が8位以内に入賞、団体別の入賞者数では函館に続いて2番目の好成績を収められております。北中陸上部の3選手においても、全国大会に出場されるという快挙をなし遂げております。以前の一般質問では、美幌町の陸上競技場の改修について、令和6年度にライトの認定で記録会ができるくらいの競技場整備を行うという答弁でありました。子供たちの成績を見ても、土のトラックの練習でここまでの成績を収められております。大会と同じ環境にしてあげることが、未来の投資でもあると考えます。教育長は、本当にこのまま土の改修で進めようとされているのか、再度、お考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
陸上競技場の改修の関係でございますが、まず議員おっしゃるように、本町の子供たちが陸上をはじめ、様々な文化・スポーツ分野で活躍して、本当に優秀な成績を収めていただいていることは、地域の誇りであると思っております。また、陸上の練習につきましては、現在、陸上競技場のフィールド内、トラックの内側のところがタータン舗装となっている状況でございます。こちらを使って、例えば、スタートの練習だとか、さらには、サニーセンターの2階の周回コース、こちらも国立競技場と同じ材質のトラックを使っているということでございます。本当は、全道大会をやっている陸上競技場と同じような環境で、フルスペックの状態で使っていただくことが望ましいと思っておりますけれども、一方では財政のことも考えなくてはいけないと思っております。そのような中で、競技団体に御理解いただきながら、今ある環境の中で少しでもいい条件のもとで子供たちがスポーツできるように、これからも取り組んでまいりたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
確かに、フィールド内にタータンが1レーンだけあるのは承知しておりますけれども、陸上というのは競技種目であるので、やはり誰かと一緒に競争していかないと、成績というのは伸びないと思うのですよね。美幌の陸上競技場において、1レーンしかないということは、一緒に走ってくれる子供たちがいないということになりますよね。その部分も含めて、今回の改修に伴って同じタータンの競技場にしていただければと思います。網走陸上競技場は、日本陸上競技連盟の三種公認をとっております。きれいで設備の整っているところというのは、スポーツ合宿の選定にもなり得る交流の場でもあると思います。さらに、そのような交流の場が出来たときに、子供たちの成績を上げることも可能になると思います。一番に来るのは、先ほど教育長も言った財源のことだと思うのですけれども、苫小牧市の取組では、スポーツ競技場にネーミングライツ契約、つまり、競技場に何とか財団、何とか会社という名前をつけて、そこの財政も補うということもしております。このことについて、財政の執行者である町長はどのような考えをされているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
スポーツ施設の改修について、今、藤原議員から言われている部分、本当にそのとおりだと思う部分があります。今、陸上グラウンドの整備の話をしていただきましたけれども、本当に子供たちが一生懸命頑張っている部分において、できれば財源を確保してやれないかというのは、正直、日々考えているところであります。一つの例として、ネーミングを得てというやり方でありますけれども、美幌町では、同じようなやり方を山でやらせていただいています。山に木を植える条件として、ネーミングをして、社会的貢献として協力して、その木を植えるための資金、それから管理するための資金をいただいているということであります。それが、陸上グラウンドに対応できるかどうかは別として、何とか気持ちとしては、今、計画をつくる中で非常に悩むところではあるのですけれども、財源を確保する努力は日々していきたいと思いますので、そのような理解でお願いしたいと思います。努力はしていきたいと思います。
再質問 8番 藤原公一
スポーツ施設、施設全てにおいてですが、今回のエアコンもそうですけれど、財源の部分が一番ネックになると思います。先般、100キロデュアスロン大会がありました。このときも、陸上競技場をメイン会場として使われております。全道・全国より選手が美幌町に集われました。美幌町のトラックの中を私も何回も確認していますが、集われてきた選手にもトラックの中の雑草がひどいという印象がついたのではないかと感じております。そのような選手にも美幌町で練習したい、宣伝したいと思われるような競技場の整備が必要だと思いますので、その辺も今後の改修計画に盛り込んでいただければと思います。次に、テニスコートとプールについて質問したいと思います。テニスコートやB&Gのプール、具体的な整備計画には至っておりません。関係団体と協議を重ねて検討しますとあります。令和4年度にした一般質問のときも同じような答弁をいただきました。約1年が経過し、まだ協議もしていないという認識でよろしいのか。また、その協議をいつまでにしていくのかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
初めに、プールの関係でございますが、これまで各小学校、さらには美幌中学校にプールがあって、そこでプール授業を各学校でやっていたところ、新型コロナウイルスの感染対策等もありまして、現在はB&Gプールで集約している状況でございます。いかんせん、B&Gプールは平成2年建設でもあり、施設としましても、例えば、地盤沈下に伴ってプールの底の傾きだとか、鉄骨のさび、塗装の剥がれなど、本当に改修を要するところがあります。また、更衣室等につきましても、各学校がそろって使うようになったりだとか、換気だとか、そのような面でも様々な課題があるところでございます。このようなことを踏まえまして、ここはB&G財団で設置していただいている状況でございますので、有利な補助を活用できないかということを模索している状況でございます。これについては、いましばらくまたお時間いただきたいなと思っているところでございます。次に、テニスコートでございますが、こちらにつきましても、現在、美富公園テニスコートと稲美のテニスコートの両方を活用しているところでございます。昨年、議員から御質問いただいた美富テニスコートは、のり面の補修を要するという状況でございます。現在、大きな土のうを置いて保護して、補修しているという状況でございますけれども、ここについても、現在のところすぐに破損する恐れはないという御言葉はいただいております。ですが、今後、議員の言う公共施設等総合管理計画ではございませんが、人口減少を見据えた中でテニスコートの在り方、例えば、稲美に集約することがいいのか、これらを含めて今現在、計画を策定しております。美幌町スポーツ推進計画、こちらの推進委員会の中でも意見をいただきながら、結論を出していきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
スポーツ競技場の整備全般についてですけれども、かなり老朽化が進んでいるように思われます。美幌町スポーツ推進計画の策定作業中という答弁でありますけれども、今後、この推進計画について中間報告、例えば、町民への周知というのはどのようにされていくのか。中間報告というのは、競技場、テニスコートやプールも含めてなのですけれども、分野ごとで中間報告をされるのか。今後の町民への開示、また、パブリックコメントを含めてどのように取り組まれるのか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 遠藤明
御答弁申し上げます。現在15名の委員の皆様で計画策定中でございます。現在のところ、中間報告までは考えてございませんけれども、パブリックコメント等を通じて、あと、議会の皆様にも報告するような形では取り進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
美幌町の陸上競技場、プール、水泳もそうなのですけれど、未来のアスリート、オリンピックで活躍するような選手に対しての投資の話です。目先だけの財源にとらわれず、10年、20年後の美幌町の選手のために練習環境を整えていってほしいと思います。そして、子供たちだけではなく、そのようなスポーツ施設は大人も当然利用する施設ですので、ほかの自治体への視察や協議会など、いろいろな人との御意見を反映しながら、中途半端な施設の改修だけはしないようにお願いしたいと思います。次に、学校教室の猛暑対策について再質問したいと思います。今年度は猛暑が続き、全道各地で熱中症アラートが発表されました。全道の小学校のエアコン普及率は、教室では6.5%であり、全国の普通教室の設置状況は95.7%であります。北海道全体で考えると、美幌町にエアコンがないのも当たり前ではありますが、近年の北海道では考えられないぐらい猛暑に見舞われております。学校を臨時休校にしたことは、冷房施設のない学校より自宅待機のほうが安全と判断されたからだと思いますが、北海道の場合、家庭でもエアコンの普及率はさほど高くなく、自宅が安全とは言えないと思います。美幌町では、いち早くクーリングシェルターを設置いたしましたが、小中校生にはクーリングシェルターをどのように認知させ、どのぐらいの子供たちが避難できたのか。また、休校中、家庭での健康管理チェックなどはどのように行われたのか、お伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 中尾亘
御答弁いたします。まず、御家庭におけるクーリングシェルターの周知方法でございますが、各学校から保護者の方にメールで、具体的に臨時休校と併せましてクーリングシェルターの開放している時間、場所をマチコミで周知している状況でございます。あと、自宅における健康管理でございますが、ちょうど私の手元にあるのですけれども、これと同じものを生徒が持っているものですから、こちらで学校からそれぞれ随時、健康管理をしている状況にあります。以上、御答弁させていただきました。よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
子供たちの健康状態をそのように管理していただけて、本当に安心しております。スポットクーラーや冷風機はリースできます。私が1回目に質問いたしましたけれども、今回、臨時休校にする前に、災害協定を結ばれているリース会社に打診や用意できないかなどの問合せ等の考えがなかったのか、お伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 中尾亘
御答弁いたします。今回は正直、私どももここまでの異常気象、8月23日、24日あたりは北見市でも37.1度、暑さ指数も33を超える、34になるという想定はしていないところもございました。保健室にはエアコンを設置して、そちらに避難して休んでいただくという状況もあるのですが、スポットクーラーにつきましては、各小学校に1台ずつ配置しております。保健室に避難というか、退避できない方については、教室より少し小さい、例えば、印刷室とか、そちらにスポットクーラーを置いて対応しているということで、この1週間を乗り切っております。そのような状況もございまして、正直、リースという部分までは想定していなくて、今後、購入を含めて検討しているという状況にありますので、よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 中尾亘
大変申し訳ございません。クーリングシェルターの利用状況でございますが、正直、何名という形で把握はしておりませんけれども、23日、24日、しゃきっとプラザで5名から6名、あと町民会館もテレビ、新聞等でも報道されておりましたが、3名から4名利用していると把握しております。よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
今回の猛暑対策の部分ですけれども、学校の役割というのは、子供たちの勉強の場という部分のほかに、災害の避難所でもあります。7月13日のような大雨が降り続いた場合、避難する場所というのは学校にあると思います。体育館の冬場の対策というのはかなりされていると思いますけれども、今回の場合、夏場の洪水対策というのも視野に入れるべきだと思います。今後、体育館のエアコンというのはどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 中尾亘
今回、小中学校のエアコンも含めてスポットクーラーとウィンドウクーラー、こちらの部分を検討する中で、当然、体育館におきましても、幾らぐらいかかるかとか、期間だとか、しっかり検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
今回の猛暑対策、教室のエアコンとともに、職員室のエアコンの検討というのはどのように考えているのか、まずお伺いしたいします。そのほかに遮光性の高い、熱を遮断するカーテンとの併用も有効と考えるのですけれども、その辺の今後の検討についてお伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 中尾亘
御答弁いたします。職員室、その他特別教室、校長室、学童、こちらの分も含めてまずフルスペックで、遮光性の観点も含めて検討してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
答弁でも、児童生徒の命の危険を守るとともに教育活動を継続するため、エアコン、窓取付用エアコン、移動式スポットクーラーなどの各冷房設備についてメリット、デメリットを検証した後、財政状況を勘案しながら整備するとのことでありました。先日、ニュースや新聞報道もされておりましたので、既に御存じだと思いますけれども、苫小牧市では、全小中学校約600教室に移動式の冷風機、スポットクーラーを来年の夏までに導入するという報道がされております。今回の財源は、コロナウイルス感染症対策の補助金を活用すると、苫小牧市の報道でありました。まさに、本当に早い決断だと思っております。公立中学校のエアコンについても、改修や設備を行う場合、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用が可能だとする事務連絡も出ているはずです。事務連絡では、夏場を迎え公立学校施設における空調設備の導入について、問合せが多く寄せられていたと。同交付金について感染拡大の防止の観点から、空調設備の整備に係る活用が可能と紹介しております。また、エアコンの整備費に関して、地方創生臨時交付金のほか、文科省の学校施設環境改善交付金や緊防債、災害事業債の活用も可能としております。緊急防災・減災事業債を活用した埼玉県草加市の取組としても、総務省の緊急防災を利用して、全体の体育館のエアコンの整備を進めているという報道がされております。そして、地方創生臨時交付金についても、普通教室や特別教室のほか、体育館のエアコンの整備など、幅広く活用されているとしております。同交付金の実施計画についても、提出期限というのが多分あると思いますので、今後、道教委などの連絡についても綿密に進めながら、財源確保についてもお願いしたいと思います。子供たちの命を守りつつ、災害では地域を守る学校でなければならないと思っております。また、少しずつコロナが感染拡大しつつあり、コロナ対策の関係でもエアコンの稼働が有効とされておりますので、1日も早い設置を要望し、次の質問に移りたいと思います。次に、COCOLOプラン~誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策について、再質問をさせていただきたいと思います。令和4年6月に不登校の一般質問をさせていただきました。そのとき、30日以上の登校がない児童生徒が、令和3年度では28人おり、その内訳が小学校で8人、中学校で20人と報告をいただいておりました。令和4年度の実態と、令和5年度現在までの児童生徒の現状をお教えいただければと思います。
答弁 教育部長 遠藤明
御答弁申し上げます。昨年度、令和4年度の不登校の実数でございますが、30日以上は合計で31名おりました。内訳としましては小学校で12名、中学校で19名となっております。また、令和5年度につきましても、実はこの不登校の数は年々微増しております。恐らくこれと同数、もしくは少し上がってくるのかなという状況でございます。
再質問 8番 藤原公一
令和4年度の不登校からかなり上がっているなという実感を受けております。この生徒の中で、フリースクールだとか、タブレット学習だとか、何らかの形で学んだという児童生徒は何人ぐらいいるのか、把握していれば教えていただければと思います。
答弁 教育部長 遠藤明
御答弁申し上げます。何らかの関わりがあるという御質問でございますけれど、フリースクールで私どもが把握しているのは2名おります。また、そのほかに学校ですとか、教育相談室、タブレットを使った授業というのも、すみません、数字までは押さえていませんが数名いるという状況でございます。
再質問 8番 藤原公一
今回の質問のCOCOLOプランというのは、不登校により学びにアクセスできない子供をゼロにするということを目指しております。不登校や学校に行きづらい子供たちの支援としても、学校に行けても教室に入りづらい児童生徒も中にはいるのではないかと思います。その生徒たちにとって、サポートルームという別な教室が学びの部分で有効だと思いますけれども、今後、このサポートルームの設置計画について、何かありましたらお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
不登校の関係でございますが、議員おっしゃるように、まず、孤立をさせないということ、ここが何よりだと思っています。孤立をさせないというのは、子供さんだけでなく、保護者も合わせた中で、しっかりと常にパイプをつくっていくことが必要だと思っております。議員から今、サポートルームのお話がありました。こちらの関係は、私どもも他の学校を視察している中で、そのようなところを実際に見てきている状況でございます。例えば、保健室登校だとかの子供たちも一定数いる現状でございます。また、今、教育相談室をトレーニングセンターに併設しておりますが、学校の敷地だとなかなか抵抗のある子供さんもいるというのも現状でございます。子供さんたちがいかに学びを継続できるかということを主眼において、学校敷地内あるいは離れた場所、フリースクールもありますけれども、そのような複数の策を講じていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
今、保護者も含めて孤立させないと、教育長から答弁いただいたのですけれども、不登校の子供を持つ保護者の方というのは、日々不安を抱えながら、また、不安と葛藤しながら過ごされていると感じております。そこで、共通の認識を持つ保護者の会があれば、不安を取り除く、また、一人ではないということが心の支えになろうかと思います。児童生徒の不登校になる原因は個々で違うと思いますが、保護者の会は重要な役割を持っていると思いますので、今後の計画についてもう一度お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
1回目の答弁で申し上げましたとおり、現時点では町が開設するという考えはございませんが、実際に管内でもこのような親の会というのはございます。さらに、年に何回か不登校カフェということで、そのような困り事を持っている保護者なり子供さんたちに対して、このような集まりがあるよという周知をさせていただいています。今、このようなことを十分にやっていきながら、まずは、相談する先があるよ、頼り先があるよということを周知することに努めてまいりたいと思います。また、その活動を続けていく中で、ぜひ町内にもそのような会をつくってほしいという要望がありましたら、そこは積極的に考えていきたいと思っております。これは、行政が主体となるだけでなく、民間の方々の力も借りながら考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
本当に大事な部分でありますので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。今度、質問を変えますけれども、答弁では、サテライト事業やタブレット端末の活用による学びの場の確保とあります。今後における児童生徒の支援にメタバース、つまり、コンピューター上に存在する3次元の仮想空間のことですけれども、メタバースの活用も不登校対策の学びの場としては、顔も見せなくていいとか、そのような心の持てる場も有効であるとあります。既に実施している自治体もあるとお聞きしております。美幌町では今後、このメタバースの取組について何か検討するものがあれば、お聞きしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
メタバースの関係でございますが、現在、旭小学校で令和4年度から、東京学芸大学、そして新潟大学と連携しながら、まずは特別支援の子供たちを対象とした中で、メタバースとICTを活用した取組を進めている状況でございます。議員おっしゃるように、顔と顔を向き合わせてということは、障がいの特性上、なかなか難しい部分もございますので、メタバースいう媒体を活用した中で、一歩でも二歩でも前に進んでいけるように取り組んでいる状況でございます。よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
学校に登校していただけるきっかけというのを、いろいろな角度から検証していただきたいと思います。そして、学びの場を失わないような場をつくっていただければと思います。次に、2点目のフリースクールについて、再質問させていただきたいと思います。民間施設の連携強化は、連携をしながら学びの場の保障に向けて取り組んでいくとの答弁がありましたので、学びの場の選択としてフリースクールを選んでいただけるというのは、うれしいことだと思っております。そのことを踏まえて1点だけ確認をさせていただきたいのですけれども、フリースクールに通われている学費の支援についてと、フリースクールに対する支援について現在どのように行われているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
フリースクールに対する学費の支援ということは、現状では行っていない状況にあります。また、フリースクールの支援につきましては、直接的な支援は行っておりませんが、不定期ではあるものの情報交換等を行いながら、どのような課題があるのだということの共通認識を持って事業者さんと進めている状況にございますので、よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
今後においても不登校の問題というのはなくならないと思いますので、学びの場を確保していただき、フリースクールや端末学習など、いろいろな角度からの支援策を今後もお願いしたいと思います。次に、ヤングケアラーの再質問をさせていただきたいと思います。本町では今のところいないとの答弁をいただきましたが、多分、全くゼロではないと思っております。本人が家族の世話をすることに抵抗がなければ、自覚として家族の食事の支度や洗濯は苦にならず、本人は先生にも相談しないため、把握はかなり難しいかと思います。先日、愛知県名古屋市の取組ですけれども、ヤングケアラー、つまり、日常的に家事や介護を担う18歳以下の子供たちのサポート充実のために、支援関係者研修会を開催しており、教員や民生委員などのケアラー支援に携わる人が参加しております。ヤングケアラーの研究者である大阪公立大学の濱島准教授は「ケアラーである子供は、学校では遅刻、欠席や居眠りが多くなる、医療機関に親の付添いなどで来る、それに気づいている行動が見られるなどがある」と言われております。先ほどの答弁でも、教職員に一番見ていただけるということでしたけれども、今後、教職員や民生委員を含めた研修会の実施等の計画がないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 中尾亘
御答弁いたします。答弁の中にお示ししておりますが、今のところ相談窓口等は、名刺サイズになるのですけれども啓発用カードを全生徒に配布しまして、生徒自ら相談できる体制をとっているところでございます。高齢化の進捗に応じてだんだんヤングケアラーも増えてくると思いますので、今後、教職員の部分についても定期的に開催していきたいと思っております。また、民生委員につきましても、定例民協や、これから三町広域の民生委員合同研修会の開催も予定されているということですので、よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
今回のケアラーの問題というのはすごく難しい部分ではあるのですけれども、答弁の中に、道教委の取組として、電話や来所、メールやSNSを活用して相談の窓口を広げていきたいとありました。今、美幌町でヤングケアラーは存在しないという答弁でありますけれども、今後、美幌町の児童生徒がこの道教委のSNSとかを活用して相談したときに、道教委から美幌町にどのように連絡が入ってくるのか、お伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 中尾亘
御答弁いたします。道教委からの連絡でございますが、実際に相談があった後、美幌町に該当する場合につきましては、電話またはメール等で連絡が来る状況にあります。なお、本日現在、そのような連絡は来ておりませんが、どうしても匿名で来ると、道教委も判断しづらいという状況にあるということを御承知おきいただきたいと思います。よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
美幌町の実態調査では、現在ゼロという報告をいただいておりますけれども、地域でもいろいろな目で、周囲の目というのですか、そのようなことも心がけながら、ケアラーのことも今後、教職員の方や地域の取組を望み、次の質問に移りたいと思います。次に、認知症基本法改正に伴う今後の計画について、再質問させていただきたいと思います。認知症は、目前に迫る高齢化社会が見えて、今後、認知症対策が大事になってくると思っております。国会で認知症基本法が成立し、認知症の予防等を推進しながら、認知症の人が尊厳を保持しつつ、社会の一員として尊厳される共生社会の実現を図るというのが、今回の基本法のメインであります。美幌町としても認知症対策を進めていると思います。認知症とともに生きる希望を与え、地域共生社会に向けて、認知症に対する古い常識を新しい常識に変えていかなければならないという考えを持って、今後、計画をしていかなければいけないと思います。その上での質問なのですけれども、認知症だから無理と最初から決めつけるのではなく、本人の人権が侵害されることなく、認知症施策の継続や、本人のみならず家族や働く人の人権にも目を向けるべきだと思います。今後の取組について、美幌町として何かお考えがあれば、お伺いしたいと思います。
答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)
ただいまの美幌町としての取組ということでございます。認知症につきましては、御質問にあるとおり、誰もがなり得るものということで、御家族の方が認知症になることを含めまして、多くの人にとって身近なものとなっているのではないかと思います。本町におきましても、認知症に関する相談の増加ですとか、高齢者の行方不明事案というのが必ず発生しまして、認知症対策の推進につきましては、取り組むべき重要な課題であると認識しております。その上で、今後の本町の認知症に対する考え方ということでございますが、抽象的な表現にはなってしまいますけれども、地域で安心して暮らせるように、そして、認知症に対する理解の促進と地域で支える仕組みづくりというものが、まず大切だと思います。その部分につきまして、本町におきましては、各種福祉団体、ボランティア団体、地域団体等々が積極的に御活躍していただいておりますので、ある程度の水準以上にはなっているかと思います。今後につきましても、それらの活動を支援する形で一層充実させてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
認知症サポーター制度についてお伺いしたいと思います。この認知症サポーター制度なのですけれども、今、美幌町に何人ぐらいの認知症サポーターがいて、その活動についてと、このサポーターの養成についてどのように行っているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 立花良行
認知症サポーター制度の関係でございますけれども、美幌町では平成18年度から養成講座を始めまして、令和2年度末までで2,093名の方に受講していただいております。認知症サポーターの基本講座ということで、そのあとステップアップ講座というものもございますけれども、現在のところそのステップアップ講座については実施をしていない状況になっております。今後、認知症に対する取組を進めるためにチームオレンジというものも言われておりますけれども、そこに向けた取組を進めるにしても、ステップアップ講座をしていかなければ、実際にはなかなか機能させづらいということになってございます。現在、認知症の養成講座は、令和2年度末の2,093人で開催を中止しておりますけれども、そのようなステップアップ講座の実施を含めて、サポーター養成についての検討をしているところでございます。以上、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 藤原公一
時間が迫ってきているので、最後の質問にさせていただきたいと思います。認知症の診断というのは、最初は本人の自覚がほとんどなく、周囲の家族が異変に気づき、初期の段階では進行を遅らせる薬などを用いることができますが、家族がそばにいない人や一人で生活されている人は、地域の目で異変に気づいてあげなければならないと思っております。現在、美幌町では見守り等を行っている自治会もありますが、全自治会では行っていないと思っております。現在の見守り及び認知症の対応についてお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 立花良行
今、議員からお話がありましたように、地域の見守りは必ずしも100%行き届いているわけではないと思われます。ただ、その中でも民生委員の方、そのような心配のある方の近隣の方、あるいは地域包括支援センターでの関わりを含めて、なるべく漏れのないようにということで、その方々の把握に努めているところでございます。よろしくお願いします。
再質問 8番 藤原公一
認知症では神戸モデルというのが有名なのですけれども、認知症の方やその御家族が安心・安全で暮らせるようにしております。今回の質問で共通して言えることなのですけども、美幌町に住む人全てが安心して暮らせるような施策を望み、一般質問を終わりたいと思います。