美幌町議会 令和4年第11回定例会 2022年12月8日
美幌中心市街地の活性化について
2022年12月8日、美幌町議会の一般質問で、髙橋秀明議員が「美幌中心市街地の活性化について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、農林政策課長 橋本勝、建設課長 森口尚博が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋秀明 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、農林政策課長 橋本勝、建設課長 森口尚博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 髙橋秀明
おはようございます。先に提出してあります1点目、農地の病害虫対策で美幌町の健全な農家を守るための取組について、2点目、美幌町の橋梁の修繕について、3点目、美幌高等学校教育振興対策について、4点目、美幌中心市街地の活性化について質問をさせていただきます。まず、1点目の農地の病害虫対策について。現在、ジャガイモシストセンチュウの発生は、全道の広範囲に及んでいるとの報告があります。美幌町内の農業の現場では発生していないと認識しているとのことですが、近隣地区で広範囲に発生が確認されているにもかかわらず、農産物運搬車等が町内の農地の周辺を走行する際、シストセンチュウが飛散し、町内の農地で発生することが危惧され、不安を感じているということであります。また、町外の農業生産者が、美幌町内の農地を相当取得して耕作しているとも聞いていますが、毎日の作業でほかの地区からシストセンチュウを持込み、発生することを危惧しているとのことであります。これらのことは、反対の立場にもなりうることが考えられますけれども、美幌町のシストセンチュウ対策として、他地区からの持込み発生防止などについて、どのように対応されているのか、お伺いいたします。2点目として、美幌町の橋梁の修繕についてであります。美幌町橋梁・トンネル長寿命化修繕計画は、橋梁の老朽化や劣化による事故を未然に防ぐとともに、橋梁の修繕履歴を整理し、修繕や改善を効果的に実施することで策定されています。具体的には、町道認定された道路橋107橋について、平成26年の道路法の改正により、5年に1回、近接目視により橋梁等点検が義務化され、実施されています。その5年に1回の法定点検を基に、今後の対策が必要となる橋梁の修繕優先順位や修繕内容等について検討を行い、計画的及び効率的に維持管理を行うものですが、次の項目について、町長の考え方をお伺いいたします。1、法定点検した橋梁健全性Ⅲについて。法定点検した107橋の橋梁健全性のⅠからⅣまでのうち、Ⅲの構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずるべき状態の橋梁数についてお伺いいたします。2、今後の修繕計画について。橋梁健全性Ⅲの早期に措置を講ずべき橋梁を一度に修繕することは、国の補助の状況にもよりますが、町の財政負担は大きくなります。しかし、安全性を考えると、危険な橋梁については早急に修繕すべきと考えますが、今後の修繕計画について、町長の考えをお伺いいたします。3点目に、美幌高等学校教育振興対策について伺います。令和4年9月6日、北海道教育委員会は、令和5年度の公立高等学校配置計画を公表しました。その内容につきましては、今年度における美幌高等学校の普通科は、定員80人に対して入学者数35人と半数以下に減ったため1学級となっていましたが、来年度は2学級に戻し、募集することが盛り込まれました。このことにより、来年度の募集につきましては、普通科2学級、生産環境化学科と地域資源応用科の農業2学科を未来農業科に転換して1学級、合わせて3学級となります。また、美幌高等学校の寄宿舎「報徳寮」については、道外から入学を希望する「地域みらい留学」などを通じて「女子寮があるならば進学したい」という声が寄せられていたことから、町は、来年度から女子生徒を受入れするため、9月町議会定例会において改修費616万円の補正予算を提出し、議決されたところであります。これまで美幌高等学校に対する支援策として、教育支援用端末機貸与、間口対策支援金及び教育支援事業補助金等を実施していますが、来年度に向けた新たな支援策について、教育長の考え方をお伺いいたします。4点目として、美幌中心市街地の活性化について伺います。このコロナ禍で、美幌町内の商工関係者は、売上げ激減と大変な経験をされています。商工関係者は、コロナ禍以前より経営が大変でしたので、大変さは容易に想像できます。美幌町もコロナ禍以降、特別交付金及び自主財源等を使い、間接・直接的に対応策を講じてきましたが、今後は以前に増してまちの活性化を重点に施策を考えていかなければなりません。最近の出来事として、グランドホテル跡地にアルムシステム社のビジネスホテルの進出決定があります。このことは、美幌にも商機がまだまだあることと理解します。今後の中心市街地の再開発はますます重要な課題と考えるところでありますけれども、関係商工団体などからも要望が上がっている中心市街地活性化をどのように進めていくのか、また、公共施設、民間商業施設等の公民複合施設整備の考え方についてお伺いをいたします。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
髙橋議員の御質問に答弁いたします。なお、美幌高等学校教育振興対策については、後ほど教育長から答弁いたします。初めに、農地の病害虫対策についてですが、ジャガイモシストセンチュウは、バレイショに著しい減収をもたらすばかりでなく、根絶が非常に難しい病害虫で、1972年に北海道で発生が確認され、令和3年5月現在、道内56市町村、管内2市6町において発生が確認されておりますが、本町では、生産者・関係機関の努力により、いまだ発生しておりません。本町には、ジャガイモシストセンチュウの侵入防止や蔓延防止などの対策について協議・推進するため、JAや農業改良普及センターなどの関係機関で構成された「美幌町ジャガイモシストセンチュウ等対策協議会」が設置されており、具体的な対策として、他の病害虫を含め外部からの土壌病害虫の侵入を防ぐため、交通量の多い道路に隣接する25か所の圃場に「立入禁止看板」を設置しております。また、美幌町、津別町、大空町やJAなどの関係機関で構成された「三町農業推進協議会」では、毎年、三町の生産者と農業機械メーカーへ、ジャガイモシストセンチュウの侵入防止啓発用パンフレットを配布し、車両や長靴の洗浄の徹底や圃場に管理者以外が立ち入る際のブーツカバー着用の徹底など、発生対策予防の周知を行っております。さらに、病害虫の発生リスクの低減のため、国の補助事業を活用したバレイショシストセンチュウ抵抗性品種の導入を効果的な対策として進めております。今後においても、引き続き、関係する機関と情報共有を図りながら、病害虫の侵入・蔓延防止に積極的に対応してまいりたいと考えております。次に、美幌町の橋梁の修繕についてですが、現在、国が策定支援を行っている長寿命化修繕計画については、従来の「事後保全」から「予防保全」への転換を図り、施設の高い安全性の確保、道路ネットワークのサービス水準の維持、維持補修費の縮減及び平準化を目的としております。道路法の改正により義務化された法定点検の結果、補修工事において、国の支援対象となるⅢ判定については、健全性が早期措置段階と位置づけられ、Ⅳ判定である緊急措置段階の1ランク下の段階として、これまでも予防的修繕により橋梁の延命化を図ってきたところです。御質問にあります本町におけるⅢ判定の橋梁数についてですが、直近において、令和3、4年度の2か年で橋梁点検を実施し、Ⅲ判定となった橋梁数は30橋となっております。なお、本町においてⅣ判定の橋梁は、現在のところございません。次に、今後の修繕計画についてですが、橋梁の補修工事は御質問のとおり、国の補助事業及び過疎債の活用により、財政負担の軽減を図りながら、計画的に事業を実施しているところであります。また、事業実施に当たっては、橋梁の損傷度のほか、交通量を加味した町道の位置づけ、迂回路などの代替手段、重要度の高い水道管の添架状況の有無などを勘案して、相対的に優先順位を決定しているところであります。橋梁点検の結果を踏まえて、今年度策定した今後10年間の長寿命化修繕計画においては、Ⅲ判定として補修対象となっている30橋のうち、優先順位を加味し決定した12橋を補修予定として計画しております。一方、次回点検において、市街地にある交通量の多い橋梁が新たに補修対象となるなど状況が変化した場合には、補修順位並びに計画を変更した上で、事業実施を行う考えを持っておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。次に、美幌中心市街地の活性化について。中心市街地活性化についてでありますが、大規模小売店舗の進出や町外への消費流出により、中心市街地の空き店舗の増加による空洞化が進んでいる状況であることから、にぎわいを取戻し、活性化を促進することが課題であると認識しております。課題解決には、ハードやソフト面での整備が必要ではありますが、町としましては、商工会議所や連合商店会と意見交換を行い、今後も商店街を担っていかれる若者を対象に、先進地への視察や先進地から講師を招いてのセミナーの開催などに継続して支援し、これからの事業を通して、商店街における新たなイベントなどの取組につなげていただき、中心市街地の活性化に何が必要なのかを導き出していけるよう進めているところであります。今後の中心市街地活性化対策として「起業家支援事業」「店舗リフォーム事業」「空き店舗活用事業」など、既存事業を継続しながら、商工会議所をはじめとした関係団体と連携を図り、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。また、公共施設、民間商業施設等の公民複合施設整備につきましては、選択肢の一つであると考えておりますが、引き続き情勢を見極めながら、本町にふさわしい取組を総合的に判断してまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
髙橋議員の御質問にお答えいたします。美幌高校につきましては、令和5年度より2科あった農業科が再編され新たな1科となりますが、普通科につきましては2学級が維持されており、学校の努力に加え、町の支援の成果であるとも考えております。これまでの各種支援につきましては、美幌高等学校教育振興対策協議会や美幌高校と連携・協議した中で進めており、毎年、新規・拡充と実施してきているところであります。お尋ねの来年度に向けた新たな支援についてでありますが、来年度、普通科の2学級は維持されたものの、今後の中学卒業者数減少の傾向から、普通科の学級減も危惧されるところであるため、新たな支援も検討しているところであります。新たな支援を検討している中において、これまで入学の際に補助していました間口対策補助金につきましては、入学者の増加になかなかつながらない状況から、来年度以降については、この財源を魅力づくりの支援に生かす予定としております。新たな支援としましては、進学・就職の進路実現に向けた模擬試験や資格検定試験についての費用支援、農業科については、入学時に用意する被服費などの負担が多いことから実習服などの現物支給、また、拡充としまして、生徒の在宅学習の充実を図るため、オンライン学習であるスタディサプリ使用料の全額助成を従来の1年生と普通科特進コースから全生徒を対象にする予定であり、さらに特色のある取組の一つとして、部活動への支援についても検討しているところであります。これらの支援を充実させるとともに、美幌高等学校教育振興対策協議会とも連携して「生徒が行きたい、保護者が行かせたい」と感じる魅力ある美幌高校になるよう、高校の取組をしっかり支援してまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 4番 髙橋秀明
それではまず、農地の病害虫に対しての再質問をさせていただきます。美幌町ジャガイモシストセンチュウ等対策協議会の最近の開催状況と具体的な議論がどのようにされたのか、また、対策方法が考えられたのかを伺います。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
対策協議会の開催状況についてお答えさせていただきたいと思います。本町で発生した場合は、町長を会長とした協議会を招集いたしまして、対策を協議することとしております。協議会の構成は町、JA、農業改良普及センター、農業委員会となっておりまして、近隣市町村で発生した場合も幹事会を開催し、生産者に対しまして注意喚起を図ることとなっております。最新の開催状況でございますけれども、近隣町村で令和2年9月にシストセンチュウが発生してございます。その発生の報告を受けて、協議会といたしまして、生産者全戸へ侵入防止の取組徹底の周知文をJAよりファクスでお知らせしているところでございます。以上でございます。よろしくお願いします。
再質問 4番 髙橋秀明
その配付された資料がここにあるのですけれども、令和2年9月に1回検査をして確認はした、再検査して50戸出たよという案内がなされたようですが、そのあとは具体的にどのような対策を皆さんで立てたのか、その辺のところはどうなのですかね。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
病害虫の侵入防止は、個々の生産者に気をつけていただく部分が大変大きいと思います。美幌町以外で発生した部分でございますので、町外者への病害虫侵入防止策として、大空町、津別町が主となっている町外からの耕作者に対し、美幌町、大空町、津別町で構成している三町農業推進協議会作成のパンフレットにより、防止の啓発を継続して行っている状況でございます。よろしくお願いいたします。
再質問 4番 髙橋秀明
この質問の大前提として、ジャガイモシストセンチュウを撲滅せよとか、そのようなことを言ってるわけではないのですよね。全道に広がっている、近辺でいけば網走周辺が多く発生していると。発見していないだけなのか、発生していないのかは別として、幸い美幌、津別、北見は少ないよということで、美幌としては安心しているところです。ただ、美幌町、近隣も含めてなのですけれども、生産者の方もしっかりとした対策・対処法というものを協議したいというか、共有したいと思っているのですよね。だから、そのことを町、JA、生産者、道も含めて、どのように対策をとろうとしているのか。もう現在しているというのであれば、それはそれでいいですよ。そうしたことを含めて、町長どうですか。これはもう絶対何ともない、しっかり対策を取っているから口出すことではないというのであれば、それはそれで結構です。
答弁 町長 平野浩司
対策が万全だと私は思っていません。ただ、皆さんとということで、今の段階では、生産者を中心に何ができるか確認し合うということを進めるしかないのかなと思っております。ですから、町内と町外の生産者という立場の方には、きちんとこうした事案が発生しましたとお知らせする。それから、基本となるもの、土とかを含めて持ち込まないことを徹底することについては、町内であれば対策協議会、それから、町外へは三町の協議会でしっかりお知らせ、また、確認をするということだと思います。今度は、町内や町外に関わらず生産者でない一般の方々については、このような状況をお知らせしてはいるのですけれども、なかなか目に触れることがないので、一番心配されるような圃場に対しては立入禁止の看板をしっかり明確にすると。ジャガイモの畑に花が咲いている時期などは、観光客が素敵だと言って中に入ったりとか、そのようなことをしないように啓発するしかないのかなという認識であります。
再質問 4番 髙橋秀明
今、町長が答えてくれた中、1回目の答弁にもあったのですが、ジャガイモシストセンチュウの侵入防止、啓発用パンフレットの配布をしているということで、これは町全体に配布しているのか。ちょっと記憶がないのですけれども、美幌町は農業が基幹産業で、農業をなくしたら美幌町がなくなるかというぐらいの町なので、全戸チラシによる全町民への周知も必要ではないのか。シストセンチュウだけに限ったことではないのですけれど、農地を守るという意味で、そのような危険性のあるものは町民と共有しておいたほうがいいのかなと感じたものですから、その辺どうでしょう。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
お答えいたします。三町で作成しておりますパンフレットにつきましては、三町の生産者と農業機械メーカー、土地改良に係るメーカーに配布してございます。枚数にして1,400枚となっております。町民に対する周知でございますけれども、町ホームページにおいて圃場に入らないようお願いしておりますので、山菜取りの時期等、引き続き広報等で周知してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 4番 髙橋秀明
すみません。町長どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
担当から御答弁した内容でございますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 4番 髙橋秀明
先ほど、私は撲滅せよと言っているわけではないですよと言いましたけれども、実際、質問の中にも入れましたが、近隣町村から美幌の道路を通って斜里だとかに搬送していると。それは当然、シストセンチュウが発生しているところからの搬送も十分考えられるわけなのですが、その辺の協議をしっかりしているのかなということなのです。また、隣の町から農家さんが来て、美幌町で耕作をしている、美幌の農地で作物をつくっている。当然、美幌町で対応できないから隣町の農家が対応してくれているという、本来であれば感謝しなければならない話なのですけれども、その辺についても、近隣の農家さんはかなりナーバスになっているようであります。その辺の情報共有というか、対策・処置をお互いにこのようにやりましょうという連絡というか、そうしたものは多分、考えて実施していると思うのですけれども、なかなかそれが周知されていないように思われます。その辺のことについて、どのような対策を今後、再度立てられるのか伺います。
答弁 町長 平野浩司
まず、基本となるのは生産者、それは町内、町外関係ないと思っているのです。ですから、生産者としての対策をしっかりやりましょうという確認はそれぞれの町でやっていると思いますし、また、三町の協議会をつくっていますので、その中でも確認はさせていただいております。今後もそれが不十分だという御意見が聞かれるようであれば、その辺の徹底も今後しっかり図っていきたいと思っております。
再質問 4番 髙橋秀明
分かりました。このシストセンチュウにおいては、全道的には70%以上が確認されていますと報告では見たのですけれども、網走周辺等ではほぼ確認されています。撲滅せよといっても、畑を全部焼くわけにもいかないので無理な話ですけれど、かといって、その畑から生産された農産物が全部廃棄されているかというと、全量ちゃんと製品として出荷されているということなのですよね。であれば、発生された後、どのように製品にするか、まともなというとおかしいのですが、多分、洗浄とかそうした話になるのだろうと思うのですけれども、その辺の対策をJAなり、生産者なりと共有しておかないと駄目なのかなと。逆に言うと、町は何をしてくれるのだとという不安も聞こえたものですから、今後の対策について、出たものは出たとしてどのように処理していくかということ、これからの対策の立て方はそうなろうかと思うのですけれども、このシストセンチュウについてどのような対策を考えようとしているのか伺います。
答弁 町長 平野浩司
シストセンチュウだけではなくて、病害虫ということも含めて、今までも対策協議会でしっかりと協議はしています。その中で当然、もし発生した場合とか、それから発生する前の対策とか、そのようなこともきちんとマニュアルを作ったりして確認をしていると。ですから、そうした事態が他の町で発生した場合は、それに基づき幹事会を開いて、対応の確認をしているというのが実態だと思っています。協議会の会長が美幌町長になっておりますので、生産者の方が不安に思っているということに対して、しっかりと関係する団体と協議を行いながら、少しでも生産される農業者の方が不安にならないように、対応についてはしっかり努力していきたいと思っております。
再質問 4番 髙橋秀明
今、町長に答弁をしていただきました。今、町長がおっしゃったことの危惧が、生産者の方も結構あるのですよね。これは不満ではないと思うのです。危惧ですよ。ですから、シストセンチュウだけでなく、病害虫、病原菌、そのような事象が現れたときには早急に対策を立てて、生産者としっかり情報共有をしていただきたいなと。そうしないと、生産者も実際にどのように対処したらいいのか分からないし、自分のところだけで対処できる問題ではないと思います。そのようなことをしっかり今後やっていただきたいと思います。次に、2点目の橋梁の修繕についてですが、令和三、四年度の2か年で橋梁点検を実施した結果、道路橋107橋のうち、Ⅲ判定となった橋梁数は30橋となりましたが、残りの77橋について、どのような状態になっているのか伺います。
答弁 建設課長 森口尚博
御答弁させていただきたいと思います。今回3年、4年で実施しました点検結果について、まず、Ⅳ判定になっている橋は一橋もございません。Ⅲ判定につきましては、先ほど申しましたように30橋となっております。残りの橋梁につきましては、ⅠとⅡの判定になっておりますので、現在早急に対応すべき橋梁ではないと判断しております。以上です。
再質問 4番 髙橋秀明
今年度策定した今後10年間の長寿命化修繕計画において、Ⅲと判定した補修対象となっている30か所のうち、12か所の補修予定があるとのことですけれども、この12橋の補修順位については、当然、橋梁損傷度で決めると思いますが、残りの18か所は、現時点において今後10年間は補修しなくても大丈夫なのか、点検の結果をお願いします。
答弁 建設課長 森口尚博
御答弁させていただきたいと思います。30橋のうちの12橋を10年間で実施いたしますけれども、その間、当然日常のパトロールも含めて状態変化を確認して、もしそこで状態の変化があるようでしたら、計画の変更をしながら早期に対応していきたいと考えております。
再質問 4番 髙橋秀明
今、答弁してもらいました。今後、10年間の長寿命化計画では、18橋についても状況の変化により、修繕の優先順位が変更になる場合も想定されているということです。あわせて、早期措置段階のⅢ判定の30か所については、5年に1回の法定点検でなく、当然、やる予定には入っているとは思うのですけれども、毎年の点検が必要なのではないかと思うのですよね。町内の橋梁は、農作業の農産物出荷のための大事なインフラも入っているわけですから、事故のないような維持管理というのが最重要だと思いますけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 建設課長 森口尚博
御答弁させていただきたいと思います。基本、どの橋も当然、生活道路にかかっている橋なので重要なことは重要なのですけれども、先ほどの優先順位を決定するのに迂回路のありなしも加味しております。迂回路があるものにつきましては、多少生活に御不便をかけるかもしれませんけれども、最低限の安全を確保して通れるという判断をしております。そのように随時直してはいきますけれども、そうした優先順位を決めてやらせていただきたいということで、今回12橋を選定しているところであります。
再質問 4番 髙橋秀明
今の答弁だと、美幌町の橋は大丈夫だということで理解しておきます。当然、修繕は必要なことなのですけれども、美幌町もピーク時の人口から40%減っているよと、2万7,000人から1万8,000人ですよね。維持費の面からも橋梁または道路も対象になると思いますけれども、去年、町道を一本廃止しましたが、廃止になることが予想される箇所があるのか、また、そのような計画があるのか、その辺のところを最後に伺います。
答弁 建設課長 森口尚博
御答弁させていただきたいと思います。すみません、その前に先ほどの5年に一度の点検だけでいいのかというお話について、御答弁させていただきます。町道につきましては、日常の中で維持管理のスタッフが随時点検して歩いているということで、そのような部分で5年に一度は資格を持っている方に委託して実施しておりますけれども、ふだんの日常点検としましては随時実施しているということで、御理解いただきたいと思います。また、廃止につきましては、令和3年に2橋を廃止している状況ですけれども、例えば、近くに国道があって代替路線があるとか、そうしたものにつきましては、使用頻度を確認しながら廃止の検討も当然していっているという状況にあります。その部分につきましては、当然、道路管理者だけで判断するのではなく、地域住民の方と議論を重ねながら判断をしていくことになると思いますので、その辺も随時実施していきたいと考えています。今回の10年間の計画の中では、100橋という橋梁一橋を検討している最中でございます。以上です。
再質問 4番 髙橋秀明
次に、美幌高校関連の質問であります。1回目の答弁で、来年度普通科の2学級は維持されたものの、今後、中学卒業者数減少の傾向から、普通科の学級減も危惧されるところであるため、さらなる支援が必要となるとありました。最近では、女子寮の整備等がありますが、新たな支援策として、模擬試験や資格検定試験の費用支援とオンライン学習であるスタディサプリ使用料の全額助成を全生徒に拡充することや、農業科にあっては実習服などの現物支給の支援策がありますとの答弁がありました。間口確保するためにも、この支援策は重要だと思います。答弁にあります「生徒が行きたい、保護者が行かせたい」と感じる魅力ある美幌高校にするためには何をすれば1番良いのかと、教育長が現時点で考えていることをお伺いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
ただいま議員おっしゃるように、本当に子供たちが行きたくなる、保護者も行かせたくなる、そうしたことがまず何よりだと思っております。そのために構成する要素としましては、アンケート等によりますと、やはり進路、出口が一番ということでございます。また、3年間の高校生活を本当に充実して送るためには、当然、授業の充実というのが第一でございますけれども、そのほかに部活動だとか、そのようなことも非常に大きな要素であると考えております。よろしくお願いします。
再質問 4番 髙橋秀明
私も美幌高校出身であります。少しPRとして、美幌高校は大正7年に美幌実業科補習学校から始まって、美幌高校の前身である道庁立美幌農林学校として昭和14年に開校していますが、その後、獣医畜産科も開設され、農林畜産校として網走管内または全道から見ても、農林畜産育成の重要拠点として現在に至っていると考えます。また、これは昔の話でありますけれども、バンカラ校風というか、そのような学校でありました。相当優秀な先輩が多く巣立って活躍しております。現在も、美高生が農業加工品の取組など、いろいろな活躍をして評価されています。生徒も先生も頑張っているなとありがたく思っております。美幌にとって、美幌高校は宝だと思っております。存続または発展のために、生徒確保が重要なのはそうです。今までいろいろ支援政策をとっていますが、なかなかうまくいっていないのが実情かと思います。親御さんも生徒本人も、大学進学に有利なよりよい高校に入りたいのが本音ということも聞こえてきます。進学のため、無料塾を設置してもいいのではないかと思っております。進学率が上がれば、少なくとも町内の子供が、ほかの町に無理して通うことはないと思うわけです。進学率を上げてください、努力してくださいと道教委に要望してもなかなか届かないのは、今までも現実ですからそれは無理なのですよね。今、無料塾と私は言いましたけれども、ほかの自治体でも結構実行しているという報告もあります。全部が全部、進学、入学へのPRとは思わないのですけれども、美幌高校になかなか来てくれないというのは、結構そのことが多いのではないかなと。北見や網走へ行くわけですよね。何とも言いにくいのであれば多分、理由はそのようなことなのではないのかなと僕は思っています。いろいろな支援は結構なのですけれども、そうした進学の道への手助けというのが一番美幌高校に来てもらうことに有効なのではないかなと僕は感じていますが、その辺のところ、教育長どうでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
進学の関係でございますけれども、美幌高校の売りといいますか、少人数ならではのきめ細やかな指導体制ということが挙げられます。この成果もありまして、近年はほぼ早い時期に、進路が100%決まっているという状況にございます。今、議員から無料塾のお話もありましたけれども、美幌高校は教職員の皆さんも子供たちの進路実現に本当に一生懸命になってくれております。夏休みだとか、平日の放課後にも講習をやっていただいて、これまでも国立大学を志望する生徒に対しましては、学校で一つのプロジェクトとして、マンツーマンで個別指導して合格に導いたという実績もございます。1回目の答弁でお話させていただきましたけれども、スタディサプリはオンライン配信される学習アプリで、主に家庭学習で使用できます。今年の1年生からタブレットを支給しておりますので、これは授業でも活用できます。その中で例えば、教職員の皆さんのみならず、保護者も学習の進度だとか、理解状況、テストを行ったら正答数等も把握できるという状況にございます。こちらを活用して夏休みの補習だとか、そのような幅の広がりも期待しているところでございますので、よろしくお願いします。
再質問 4番 髙橋秀明
そのようなことも全町挙げてPRをしていただきたいなと思います。次に、中心市街地活性化について再質問をいたします。私がこの質問をするのは初めてではありませんが、1回目の答弁のようなものがいつも返ってきておりました。問題解決には、商工会議所、連合商店会、商店街の人たちとも協議と言われていますが、実際に商店会のグループが市街地活性化に向けた計画をつくり、町の協力と支援をお願いするという要請を実行していると聞いています。このことに関して、時期的には今が一番いいと私は思っています。なぜかというと、町長が教育長時代には、図書館は教育の場として絶対に単独で建設すべしというお考えだったと記憶しております。今回の答弁にありますように、公共施設、民間商業施設の公民複合施設整備に否定しないようなお考えになっていただいたということは、大変頼もしく思っております。役場庁舎、消防庁舎が新しくなり、町民の利便性が改善され、皆さんは安心していると思います。今後の整備は、直近として図書館、公住となりますが、この二つの問題は、町がその気になれば公民複合施設整備に合致するのですが、私は今が一番チャンスだと考えます。公住に関しては、借上げ公住の実績もありますし、借上げ公住の入居希望者が多いと聞いております。美幌の現実としては、低層の店舗と公住併合でも可能かなと思っております。美幌町の人口は減った減ったといいましても、まだ1万8,000人おります。ほかの自治体からしたら、まだまだ大きい町なのですよね。町の名前は出しませんけれど、管内のある町に行って美幌から来たよと言うと、美幌はすごく大きいですよねと言われるのですよ。そうしたことを考えれば、再整備を真剣に考え実行すべきと思いますが、町長の考えを今一度お願いします。
答弁 町長 平野浩司
施設建設ということだけを捉えれば、今、議員がおっしゃったように、単独というよりもいろいろな角度から複合的なことは考えなければならないのかなと思っています。ただ、どのようなものをどうつくるかというと、やはり時期の問題とか、そのベースになる計画というか、全体の計画をしっかりとまとめる必要があるのかなと思っております。
再質問 4番 髙橋秀明
そのようなことも踏まえて、今後の政策をよろしくお願いします。終わります。