みんなの議会

美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月22日

美幌高等学校の振興対策について

2021年6月22日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「美幌高等学校の振興対策について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、総務部長 小室保男、福祉部長 河端勲、町民活動課長 佐々木斉が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、総務部長 小室保男、福祉部長 河端勲、町民活動課長 佐々木斉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 馬場博美

私は、大きな項目で3点御質問いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。まず最初に、美幌高等学校の振興対策について。公立高等学校配置計画案についてでありますが、令和2年6月、北海道教育委員会は、令和3年度から令和5年度の公立高等学校配置計画案を策定し、美幌高等学校については、令和5年度に1学級減が示されました。これを受け、令和2年8月美幌高校を守る会において、北海道教育委員会に対し、1間口削減の撤回を求める請願書を提出するなどを行った結果、決定時期については令和2年度から令和3年度に先送りされたところです。その後、北海道教育委員会は、令和3年3月26日美幌町で開催の公立高等学校配置計画に係る地域説明会で、農業科の1間口削減が説明され、4月27日に地域別協議会が開催された後、6月1日公立高等学校配置計画案を公表いたしました。その内容につきましては、令和5年度に現在の生産環境科学科と地域資源応用科を未来農業科に転換し、2学級から1学級に削減する案であります。この計画案に対して、行政報告ではやむを得ないものとして受け止めなければならないと考えておりますとありますが、計画案が決定する9月までの間、北海道教育委員会に対して、農業科の1学級削減の撤回を要望すべきと考えます。計画案が公表された段階で、なぜやむを得ないと判断されたのか、教育長の考え方をお伺いします。また、今後の生徒確保のために、美幌高等学校で学びたいという魅力を高めていく必要があると思います。間口対策を今後どうするのか、教育長の考え方をお聞かせください。さらに、これまで地域関係者との話合いが少ないことから、北海道教育委員会に対して、PTAや教職員等の地域関係者と話し合う機会をつくるよう要望すべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いいたします。次に、2点目であります。新型コロナウイルス感染防止対策について。新型コロナウイルスのワクチン接種についてでありますが、国は、道内など特に地方で新規感染者が高止まりし、全国的な医療逼迫が改善されないことで、5月31日を期限とする北海道など9都道府県への緊急事態宣言を6月20日まで延長したところです。このような中、5月21日には道内において感染者が過去最高の727人となり、管内においても22日の感染者が過去最高の22人となりました。また、新聞報道によりますと、美幌町内においても感染者が発生したところであります。町は、国の方針に基づいて、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、医療従事者等に対するワクチン接種を4月22日から実施しておりますが、次の項目についてお伺いいたします。これまでの接種状況、予約率、接種率及び今後の具体的なスケジュールについてお伺いします。コールセンターでワクチン接種予約がなかなかできないため、町は5月31日から予約受付専用電話を開設しましたが、その後、町民からの苦情はなくなったのかお伺いします。接種予約者が当日キャンセルした場合の対応策として、キャンセル待ち専用の事前登録をすべきと考えますが、その対応についてお伺いします。65歳以上の高齢者のワクチン接種完了時期について、8月末を予定しているとのことですが、医療従事者を全国から確保するなどして、もう少し早く接種を完了できないのかお伺いします。住民周知については、現在、町のホームページ、広報紙や地デジ広報等により周知しておりますが、新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュール等が全く分からないと町民から話を聞きます。現在の広報紙では周知に時間がかかることや、高齢者等はインターネットを利用できない人も多く、情報を得にくい状況にあります。このようなことから、今回のワクチン接種については、過去に前例のない取組であり、住民生活に大きな影響もあることなどから、新聞の広告を利用して、町民への周知の徹底を図るべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。3点目であります。暮らし安全まちづくりについて。防犯灯の設置について。町は、平成30年度において、町内の街路灯1,280灯及び各自治会が所有していた防犯灯960灯を町で無償譲渡を受け、合計2,240灯をLED化したところであります。LED化工事に伴い新設した防犯灯は88灯、撤去した街路灯及び防犯灯については73灯となっておりますが、その後、住宅の新築や防犯上の問題等で、防犯灯の設置が必要なことから、防犯灯新規設置要望書を提出しても設置されない自治会があると聞いております。美幌町くらし安全まちづくり条例において、町の責務により防犯上必要な箇所については、各自治会の防犯灯設置要望を柔軟に取扱いすべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。以上、3点よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。なお、美幌高等学校の振興対策については、後ほど教育長から答弁いたします。新型コロナウイルス感染防止対策について。新型コロナウイルスのワクチン接種についてですが、新型コロナウイルスは、変異株の影響により道内外において感染が急速に拡大している状況であり、感染症拡大防止の切り札とされている新型コロナウイルスワクチンの接種については、美幌医師会の皆様の御協力により進めているところであります。御質問の1点目、これまでの接種状況、予約率、接種率及び今後の具体的なスケジュールでありますが、接種状況については、医療従事者573名については、6月10日に2回接種を完了、特別養護老人ホームやグループホームなどの高齢者施設等の入居者628名については、6月18日に2回接種を完了、65歳以上の在宅高齢者については、80歳以上から順次接種を進めている状況であります。予約率の状況でありますが、既に発送を終了いたしました80歳以上、70歳から79歳の年代でともに80%を超える高い予約率となっており、ワクチンの接種率につきましては、6月8日現在、65歳以上の対象者7,107名のうち952名、13.4%となっております。今後の具体的なスケジュールでありますが、6月14日に65歳から69歳の対象者へ発送を行った後、12歳から64歳の一般対象者について、年代の高い順に数回に分けて接種券の送付を予定しております。2点目の予約受付専用電話を開設した後の苦情状況でありますが、開設によりつながりにくいというお問合せが大幅に減少しました。3点目の当日のキャンセルの対応でありますが、美幌町では集団接種従事者をはじめ、感染リスクの高い介護事業所、保育士や教員等を事前に登録し、急なキャンセルでもワクチンを余すことなく接種できるよう対応しております。4点目のワクチン接種の完了時期でありますが、国保病院をはじめとする個別接種での接種数の拡大や、しゃきっとプラザで実施している集団接種の接種数及び曜日の拡大を行うことにより、8月末の接種完了時期を大幅に短縮し、7月末となる見通しであります。5点目の町民への周知の徹底でありますが、過去に前例のないワクチン接種であることから、町民の皆様が安心してワクチンの接種を進めていただけるよう、ホームページや地デジ広報、町広報紙のほか、分かりやすくお伝えできるあらゆる方法を使って周知してまいりたいと考えております。次に、暮らし安全まちづくりについてであります。防犯灯の設置についての御質問ですが、防犯灯等LED化事業は、平成29年度に防犯灯の位置、形式、状況など全灯調査を実施し、その翌年度に2,240灯の防犯灯等をLED化するとともに、95灯を新たに設置いたしました。LED化事業は、自治会連合会からの要望を受け、自治会の御協力をいただきながら調査及び設置を実施したところであります。LED化事業以降、防犯灯の新設要望は各自治会で取りまとめを行い、町に要望書を提出していただいておりますが、要望に対しましては、公益社団法人日本防犯設備協会が定めている防犯灯の照度基準に基づき、現地の状況と公共性を確認しながら設置の判断を行っております。その結果、設置が必要と判断した箇所につきましては、予算措置の上、設置を進めておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

馬場議員の御質問にお答えいたします。北海道教育委員会は、令和4年度から令和6年度までの公立高等学校配置計画案を策定し、6月1日に公表しております。この計画案の中で美幌高校は、中卒者数の状況や生徒の進路動向、募集定員に対する欠員の状況、学校・学科の配置状況などを勘案し1学級減とするとともに、生産環境科学科及び地域資源応用科を未来農業科に学科転換することを示しております。御質問の1点目、計画案が公表された段階でやむを得ないと判断した理由についてでありますが、昨年6月に公表された公立高等学校配置計画案において、美幌高校の1学級減との内容が示されました。このことを受けて、美幌高校を守る会では、北海道教育委員会教育長に対して令和5年度北海道美幌高等学校学級減の撤回を求める請願書と町内外からの1万4,400筆の署名簿を提出するなど、1学級減の撤回を求めました。あわせて、町は平成25年度から毎年美幌高校とともに、管内の中学校訪問を行ってきたほか、間口対策補助金など美幌高等学校教育振興対策協議会と連携した間口確保対策をこれまで一生懸命取り組んできたところであります。しかしながら、令和3年度の入学者は、普通科が37名、生産環境科学科、地域資源応用科が各10名ずつと、これまで最高の103名もの欠員が生じたところであります。これらのことや、今後も中学卒業者数の減少が続くこと、これまで2回実施したアンケート調査では普通科を希望する生徒の割合が約6割であることなどを総合的に判断し、この計画案に対しては、断腸の思いでありますが、冷静に現実を見たときにはやむを得ないものとして受け止めざるを得ないと考えているところであります。次に、2点目の今後の間口対策についてでありますが、間口を確保していくためには一定の入学者数が必要であり、子供たちが行きたい、保護者が行かせたいと思ってもらえる学校でなければならず、これまでの取組と合わせて、学校の魅力化づくりが必要不可欠であります。高校が主体的に行っていく魅力化づくりは、学校が存在している限り必要なものでありますので、町も積極的に参画しながら、地域の声が反映された魅力化づくりを進めてまいります。また、美幌高校ではオープンキャンパスを実施し、町内2校の中学校の全生徒が参加しておりますが、美幌の中学生が美幌の高校へ進学することは間口確保に向けて重要なことであります。このためにも、多くの地元の中学生と保護者に対して、美幌高校を知ってもらう取組を精力的に行っていただく必要があり、町も美幌高校と連携して毎年取り組んでいるところであります。3点目のPTAや教職員等の地域関係者と話し合う機会をつくるよう北海道教育委員会に対して要望すべきについてでありますが、これまでの公立高等学校配置計画地域別検討協議会におきましても、毎年、町内の小中高校PTAや経済団体からも出席をされており、PTA会長からは間口減反対の意見も出されております。また、美幌高等学校教育振興対策協議会では、美幌高校の校長がオブザーバーで参画され、校長から北海道教育委員会に対して意見を伝えていることや、本年3月26日に開催されました公立高等学校配置計画に係る地域説明会には、中学校、高校の保護者や学校関係者も出席しており、地域の声を学校設置者である北海道に届けているところであります。今回の計画案公表に伴い、北海道教育委員会からは地域説明会開催の意向をお聞きしておりますので、町はより理解を深めてもらうためにも多くの皆さんに参加を呼びかけていきたいと考えております。いずれにしましても、今回の計画案について発展的な再編と前向きに捉え、今後これ以上の間口削減とならないよう学校の魅力化を進め、町としての支援も継続しながら、生徒の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。最初に、公立高等学校配置計画案についてでありますが、質問の1点目の計画案が公表された段階でやむを得ないものと判断した理由について、先ほど教育長から答弁がありました。一つは、令和3年度の普通科の入学者数は37名で、欠員が43名。そして、生産環境科学科、地域資源応用科は各10名で欠員が60名ということで、合計でこれまで過去最高の103名の欠員が生じたことが1点。それと、今後も中学校卒業者数の減少が続くことが2点目。3点目、これまで2回実施したアンケート調査では、普通科を希望する生徒の割合が約6割ということで、このようなことから、やむを得ないものとして受け止めざるを得ないと考えているということで教育長は答弁されました。しかし、過去最高の欠員や、今後の中学校の卒業者数の減少を考えた場合、これからもこういった状況は続くと思います。私は、今回の農業科の1間口削減を認めた場合、今後、普通科の間口削減にもなり、最後には美幌高等学校の維持すら難しい状況になってくるのではないかと危惧しているところであります。そこで、美幌高等学校はオホーツク管内の唯一の農業科であること、それから、昨年6月には1間口削減の撤回を求める1万4,400筆の請願書を北海道教育委員会に提出していることから、特に、今後9月までの間にやらなければならないことがあると思います。美幌高等学校の魅力化に係る様々な取組を着実に進めるためにも、公立高等学校配置計画案が決定する9月までの間、農業科の1間口削減の撤回を北海道教育委員会に対して、引き続き要望すべきと考えますけれども、教育長の考え方について再度お伺いしたいと思います。何で再度かというのは、計画案が公表され、残された9月までの間には着実な高校の魅力化に向けた取組が必要ではないかということで、再度そういった考えも含めて、教育長の考え方をお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまの削減の撤回を要望する考えはということでございますが、1回目の答弁でもお答えしましたが、昨年7月には美幌高校を守る会による、1間口削減撤回を求める請願を行ったところでございます。この請願には約1万4,400筆の署名がありました。また、署名活動には美幌高校の生徒が参加して、多くの町民から関心が寄せられたところでございます。また、北見市、網走市、大空町の中学校訪問を高校と町教委で行い、さらには、管内、弟子屈町、陸別町の中学校、延べ86校の訪問を美幌高校の管理職並びに教員が実施したところでございます。また、美幌高校の体験入学、オープンキャンパスでございますが、美幌中学校、北中学校の3年生全員、164人をはじめ、管内の10の中学校から215名が参加しております。さらには、美幌中学校の総合的な学習に美幌高校の生徒がゲストティーチャーとして参加して、生の声で美幌高校についてPRしております。このような新たな取組を行ったところでございますが、昨年9月以降の1年間の猶予期間に入学者を増やすことはおろか、結果的に減少となったこと、さらには、令和5年度以降の中学校卒業者は、今の美幌高校の定員160名を下回る126名となっております。このように急激な人口減少であること、さらには、北海道教育委員会としましても、2年続けて同じ判断をしたということの現実を重く受け止めなくてはならないと考えたところでございます。このようなことから、削減の撤回を要望する考えは持ち合わせておりませんので、御理解いただきたいと思います。また、今回の1間口削減につきましては、発展的な再編であるということを前向きに捉えております。町は再編で支障がないよう、教職員配置についての激変緩和策、さらには、農場の維持管理等につきまして、民間企業等の力を借りるスクールマイスター制度の採択適用等について、要望いたしたいと考えているところでございます。また、高校は魅力化の実現に向けて、既に再編後のカリキュラムづくりなど、しっかりと前を向いて歩み始めていると伺っております。このようなことを踏まえて、町としてもすべきことしっかりと進めてまいりたいと思っているところでございます。よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

今、教育長から再答弁がありました。後段の部分において、教職員の激変緩和とか、魅力化に向けた取組が必要だと思います。そのためにも残された期間、ここで認めるのではなくて、引き続き並行してやるべきではないかということであります。考え方は同じなのです。魅力化に向けてどう進めていくか。生徒確保についても、激変緩和についても、スクールマイスターについても賛成なので、そのことを具体的にどう進めていったらいいかということで、私はこの時期においてやむを得ないと判断するのではなくて、並行して引き続きやればいいのではないかという考え方で再質問をいたしました。次に心配なのが、今回の公立高等学校配置計画案で、美幌高等学校の普通科の問題が計画案に出ています。本年度入学者の募集が、先ほど申し上げましたとおり減ったということで、欠員になったためだと思いますけれども、令和4年度に募集数を満たすかどうかは9月の決定時期に公表すると定められております。農業科が1問口なくなって、普通科も9月の決定時期に公表されると。このことが危惧されるところであります。このことについて今から対応しないと、最終的にはまた普通科の1学級減になると思います。その対応について教育長の考え方をお伺いします。

答弁 教育長 矢萩浩

普通科の関係でございますが、議員おっしゃるように、今年は2間口80名の定員に対して37名ということで、結果的に1間口でスタートしているところでございます。これにつきましては、北海道教育委員会の高校配置の制度といたしまして、翌年の計画をつくるとき、今年でいくと9月ですけれども、そのときまでに来年どのような進路動向になっているかということを地元の市町村教育委員会から報告する形になっております。その報告をするに当たり、町内の両中学校の進路動向等を的確に捉え、2間口死守に向けて取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

これで普通科がまた1学級になったら大変な状況になりますので、緊張感を持って、教育長が言ったように取り組んでいただきたいと思います。次に、提案があります。オホーツクの現在の公立高等学校配置計画案については、現在は中学区、東学区、西学区と分かれての配置計画案でありますけれども、少子化に伴う間口削減問題については、今後オホーツク全体を1学区とすべきと私は思います。このことについて、私は考えたのですけれど、本当にいいのかどうか含めて、いいとすれば私は要望すべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いします。

答弁 教育長 矢萩浩

本町から町外の高校に出ている児童生徒につきましては、北見市内、さらにはオホーツク東学区の網走市内と、オホーツク西学区の遠軽町内ということで、三つの学区にまたがっている状況でございます。今議員おっしゃいましたオホーツクの学区を一つにしたらどうかということですけれども、この関係は、毎年2回行われています地域別検討協議会、こちらで他の市町村からも意見が出ている状況であります。また、この配置計画案等々含めまして、今の3学区に分かれている制度はこれでいいのかだとか、中学区の中でのバランスをどうするのかということは、しっかりと町長レベルで道教委を交えた中で話し合うべきだという意見も他の市町村長からも出ている状況でございます。これにつきましては、引き続きいろんな場面で見直しについてはどうかという声を出していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、町長部局と連携を取りながら進めていただきたいと思います。次に、質問の2点目の今後の間口対策であります。教育長はご存じだと思いますけれども、新聞等でも紹介されました、津別町で実施しております公設民営塾についてであります。津別高校の生徒及び町外に通う町在住の高校生の授業の予習、復習、そして進学、就職試験などの対応策など、個々に合わせた指導で学習環境を整え、魅力を高め、入学者減に歯止めをかけることが目的で、平成29年度から取り組んでおり、好評だと聞いております。高校生は無料で利用でき、運営は個別指導塾を全国に展開する民間業者に委託、委託費は約2,200万円で、年間の登録者数は33名、そのうち津別高校生が21名の状況でございます。このような津別町での間口対策の取組でありますけれども、先ほど、木村議員からもありましたけれども、企業版ふるさと納税を活用して、例えば、研究機関を持つ民間企業に協力してもらって、美幌町での導入の検討、また、このほかに教育長の新たな間口対策の導入について考え方があれば、教育長の考え方をお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

新たな間口対策ということでございますが、議員おっしゃるように、近隣市町村では、塾をやっているとか、非常に特徴的な取組をどこの市町村でも行っている状況でございます。本町におきましても、これまで議会の御理解をいただいて、入学者への間口対策補助金5万円、農業科に対しては10万円、さらには寄宿舎運営費や、スタディサプリなどの学習環境の整備補助などを通じて間口対策に取り組んできたところでございます。これらにつきましては、いずれも毎年3月の予算議会で提案させていただき、お認めいただいた後の助成となっているところでございます。このようなことから、実際に補助の恩恵を受けるのは、翌々年度の入学者からになります。例を申し上げますと、新たな支援補助金を設けて町内からの入学者を増やそうとした場合、これからのスケジュールでいきますと、令和4年3月の予算議会で審議いただき、令和4年度予算での執行、つまり令和5年度の入学者からの助成ということになっております。普通科においては、先ほど馬場議員からもお話がありましたように、令和4年度の入学者が40人を超えなければ、2年連続で1間口になる状況でございます。そうなると、教職員の減にもつながる、今はまさに正念場の状況であります。これから行ってまいります令和4年度の募集活動におきまして、高校からの助成要望を現在整理しているところでありますが、それらが固まりましたら改めて議会の皆さんに相談させていただき、御理解をいただけましたら、その助成策を持った上で、令和4年度の来年の入学者増、特に普通科の2間口確保死守に向けた募集活動を行ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

教育長が答弁された学校からの要望事項について、内部で検討されて、町長部局とも検討しながら議会に提案するということであります。美幌高校と十分打合せをする中で、いろんなことが出ると思います。いろんな先進事例もありますので、研究をされて、間口対策のさらなる検討をすべきだと思ってございます。最後になりますけれども、質問の3点目の地域関係者と話し合う機会をつくるよう北海道教育委員会に要望すべきでありますが、計画案公表に伴い、北海道教育委員会からは地域説明会の開催の意向を聞いているとの答弁でありますけれども、ぜひ、計画案が決定される9月までの間に、地域説明会を再度美幌町で開催するよう対応すべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いしたいと思います。私は、3月26日に美幌町で開催された地域説明会に出席いたしました。会議終了後、道教委の課長補佐に、いろんな意見がございますので地域説明会を再度美幌町で開催するよう要望しました。ぜひ、こういった機会をつくるよう対応すべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

北海道教育委員会からは、地域に対する説明の機会について、計画を策定した学校設置者としてしっかりと説明責任を果たしてまいりたいというお話も伺っております。町としましても、振興対策協議会等と協議しまして、なるべく早く計画が決まるまでの間にしっかりと説明会を開催したいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

いろいろと質問をしました。教育長がおっしゃるとおり、間口が減らないよう、美幌高校がなくなることないように、学校の魅力化を進め、生徒確保について美幌高等学校教育振興対策協議会などと連携を取って、全力で取り組んでいただきたいと思います。これで、1点目の質問については終わらせていただきます。それでは、2点目の新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。国は6月17日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、北海道など10都道府県に発令中の緊急事態宣言を沖縄県を除き20日で解除することを決定いたしました。このうち、岡山県、広島県を除き、北海道を含む7都道府県は、7月11日までまん延防止等重点措置に移行されてございます。このことにより、美幌町の閉鎖していた公共施設及び今後の感染対策について、どのように具体的な対応策及び住民周知をされたのかお伺いします。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

議員お尋ねのとおり、7月11日まで北海道についてはまん延防止等重点措置に移行するということで国の判断が下されたわけでありますが、その情報が入り、町としては本部会議を直ちに開催してございます。その際、6月20日をもって公共施設の閉鎖につきましては解除し、21日からは通常の開設に戻すということが1点であります。しかしながら、感染のリスクはありますので、引き続き、施設を利用される皆さんには基本的な感染防止対策にしっかり取り組んでいただくように周知を図っているところであります。また、公共施設のみならず、今回ワクチン接種も進めているわけでありますけれども、ワクチンの受付等に際しましては、町民の皆様にしっかりと御理解いただけるように、この後御質問もあろうかと思いますけれども、ワクチン接種についてわかりやすく周知を図った上で、1日でも早く打っていただけるような環境を整えるということで、対策本部会議でも本部員として共通理解を持った中で、職員一同しっかり対応していくことを確認してございます。以上、御答弁申し上げましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

私もホームページを見て、それからスマートフォンへの連絡でわかりました。ただ、昨日、町民の方からは公共施設が再開になったことが全くわからなかったということでありました。後からも質問しますけれども、木村議員の一般質問の中でもありました、今まで使えなかったのが21日から使えるようになったという緊急性のある問題だと思うのですけれども、本当にホームページだけでいいのかどうか。ホームページを見ている方は、ある町村の調査では大体町民の10%、広報とか紙ベースのものは6割から7割というデータもございます。今回のように緊急的に使えるようになったけれども、どうしたらいいか町民でも全くわからない方もいらっしゃるということだけ覚えておいていただきたいと思います。後ほど周知についても御質問しますので、次に移らせていただきます。質問の1点目の今後の具体的なスケジュールで、12歳から64歳の一般対象者について、年代の高い順に数回に分けて接種券の送付を予定しているとの答弁ですが、接種券の具体的な年齢別発送スケジュール、それから、12歳から64歳未満の一般対象者について、いつまでに接種完了予定なのか伺います。また、新聞報道で見たのですけれども、12歳以上の児童生徒に対するワクチンの接種時期について、夏休み期間中を予定しているのか、あるいは集団接種なのか合わせてお伺いいたします。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

御答弁申し上げます。まず、スケジュールに関しましては、接種対象となる町民の皆様全員の接種について、10月末までには完了させたいと思っているところでございます。年齢別のスケジュールについてでございますが、60歳から64歳の皆様にはあした、6月23日に接種券を送付させていただきたいと思っております。その下の16歳から59歳の皆様方には、7月12日をめどに接種券を送付したいと思っております。12歳から15歳の皆様につきましては、厚労省が6月1日から接種対象年齢を12歳以上と拡大したところですが、その接種に係る方針につきまして、報道によると近く文科省から指針が出されると聞いておりますので、その動向を注視してまいりたいと考えているところです。また、12歳から15歳は医療機関でいけば小児扱いになるということで、町内の医療機関においても小児という部分での対応の可否について、美幌医師会の皆様と協議をさせていただかなければならないので、その後に具体的なスケジュールをお示ししたいと考えております。

再質問 13番 馬場博美

ありがとうございました。次に、64歳以下を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種で、子供たちと接触機会が多く、集団感染、クラスターの発生が懸念される町内の幼稚園や保育所、児童センター等で働く職員について、PCR検査の実施及びワクチン接種をすべきと考えますが、その対応についてお聞かせください。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

ただいまの御質問でございます。議員おっしゃるとおり、児童と接触する保育士の皆さんについては、このワクチンの接種優先度については非常に高いものと認識しております。最初の答弁にもございましたけれども、集団接種、個別接種等々で、当日キャンセルが生じた場合、必ず生じると思います。その場合については、保育士のリストを既に作成しておりまして、高い優先順位によって保育士に接種していただこうと考えているところでございます。もう1点のPCR検査につきましては、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室という部署があるのですけれども、そのモニタリング事業で、1週間から2週間に1回、唾液によるPCR検査のモニター事業をやっているところでございます。それによって、安心した保育ということで確立していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

内容についてはわかりました。それと、1番大切なのが、ホームページにも周知がありましたけれども、基礎疾患のある方の新型コロナウイルスワクチン接種の具体的な手続、それから対象要件、現在の申請件数、接種券の発送スケジュール等についてお聞かせください。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

基礎疾患の方についての御質問でございます。基礎疾患をお持ちの方については、60歳以上の方と同列の優先順位となっているところです。しかしながら、各自治体においては基礎疾患をお持ちの方のリストを有しておりませんので、その方への周知という部分につきましては、町のホームページに加えて、各クリニックに基礎疾患の方については優先して接種を受けることができますというチラシを置かせていただきました。その上で、町に申出をいただき、接種券を発送するという流れを取っているところでございます。6月21日、昨日現在76名の方から申込みがありまして、その方々につきましては、昨日接種券を送付させていただいたところです。今後も、基礎疾患を有される方から申出があるかと思いますけれども、都度、接種券については発送させていただきたいと考えているところです。基礎疾患の要件についてですけれども、病気としては14項目に分かれているのですが、慢性的な心臓病ですとか、呼吸器疾患、糖尿病の方、それから、免疫低下の治療を受けている方、それと、睡眠時無呼吸症候群の方等々が法律上列記されているところでございます。また、BMI、肥満度ですけれども、BMIが30以上の方についても同様の取扱いとなりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、慎重に万全を期していただきたいと思います。次に、4点目の65歳以上のワクチン接種の完了時期でありますけれども、医師会や医療従事者、関係機関の大変な御努力によって個別接種や集団接種を拡大したことにより、当初接種完了が8月末の予定でしたが、7月末の見通しになったことについては敬意を表したいと思います。そこで、念のため確認ですけれども、7月末接種完了の見通しについて、新聞報道によりますと、道内の自治体の9割が7月末完了という政府目標が達成できると見込む一方、完了の解釈についてはばらつきがあり、必ずしも希望者全員が接種を完了することを前提としないことがわかったと報道がありました。そこで、美幌町において、この7月末完了という答弁がありましたけれども、この具体的な定義についてお聞かせいただきたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

完了の定義についての御質問です。今回のワクチン接種は、美幌医師会の皆様、その他関係機関の皆様の多大なる御協力をいただいているところです。その中で各クリニックによる個別接種枠の増、また集団接種の土日開催等々におきまして、接種枠を増やしているところでございます。拡大した予約枠で換算して、7月末までに2回の接種を終えることができるということで、机上計算ですけれども判断いたしましたので、今の定義としては、皆さんが2回の接種を受けるという定義づけをしているところでございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

部長から御答弁がありましたとおり、7月末で2回接種が終わるということで安心いたしました。ぜひ、これからも万全を期して取り組んでいただきたいと思います。最後になりますけれども、5点目の、先ほど申し上げました町民への周知についてであります。具体的なスケジュールについては、現在、ホームページや町広報の折り込みチラシにありましたけれども、先ほど御説明いただいた64歳以下の今後のスケジュールについては具体的なものがありません。ホームページについても、まだ掲載されてございません。早急に広報あるいは広報のチラシや新聞の広告を利用して住民に図るべきだと思います。繰り返しになりますけれども、先ほど私から言いましたけれども、ホームページでは、ある町村の調査で10%しか見ていない状況で、広報については紙ベースでありますけれども6割から7割見ているということであります。ぜひ、紙ベースのチラシによって早急に町民に周知を図るべきと考えますけれども、その考え方についてお聞かせください。あわせて、これも新聞やホームページでありましたけれども、ホームページに予約状況、接種率、接種スケジュール等のワクチン接種の特設サイトを設けているところがございます。これについても考え方についてお聞かせください。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

まず、次の年齢階層の皆さんへの周知に関してでございますけれども、ホームページ、地デジ広報等々、今使える媒体については当然使ってまいりたいと考えているところですけれども、今回の接種スケジュールにつきまして、7月1日号広報で折り込みチラシにて皆さんにお知らせしたいと考えておりますので、そちらも合わせて町民の皆さんに見ていただければと考えているところです。また、ホームページへの予約状況、接種率、接種スケジュール等の情報についてでございますけれども、接種記録につきましては、各医療機関で接種記録を取っている状況にあります。なので、一度集約しなければなりませんので若干の時間をいただくかもしれませんけれども、現行のホームぺージの新型コロナウイルスの関連記事項目に追加するように検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

ワクチン接種について、福祉部長から情報をお知らせしましたけれども、皆さんにもお願いしたいのは、ワクチン接種を12歳以上で希望する方々をできるだけ早く終了したいという形で今進めております。まずは65歳以上につきましては、先ほど言った2回接種を7月中に終了したい。ただし、その人の希望で個別接種、要はどうしても病院でないと、この日でないとだめだという方は除かせていただきたいと思います。希望するほとんどの方は終わる形で、今12歳以上から15歳までは文科省の判断もあるので置いておいて、16歳からの人たちを、先ほど10月末という話をしたのですけれども、それをなるべく早くできないかということで、一生懸命、福祉部で調整をしております。ですから、あらゆる方法を使って町民の方には伝えていくつもりですけれども、そういう意味では皆さんも、特に7月までが65歳までを全速力でやっていただいて、8月、9月についても何とか集団接種を土日でできないかということで、8月を決めたのですけれど、9月を調整して10月を少しでも前に持ってきたいという作業をやっておりますので、皆さん方にもしっかり情報は伝えていきますので、どうか周りの町民の方々に、何かあれば必ずお問合せをしていただきたいこととか、可能であれば、急遽早めるようになったらお手伝いをいただいて、早く接種できるようになったという情報を伝えて、なるべく早く受けていただけるような協力をお願いしたいと思いますので、私から皆様にお願いしたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、町長がおっしゃったとおり、10月よりも前倒しするということで、私たちも聞かれたときにしっかりと町民に伝えていきたいと考えてございます。町長がおっしゃるとおり、何よりも町民が安心して生活するためにも、12歳以上の町民の皆さんが、新型コロナウイルスワクチンの接種を10月ではなく、前倒しすることも検討するということでありましたので、引き続き、大変だと思いますけれども最大限の努力をお願いしたいと考えてございます。最後になります。あと2分であります。防犯灯の設置について、時間がありませんので1点だけ。すみません。平成31年3月定例町議会の戸澤議員の一般質問で、この10年間のリース期間中に各自治会等から防犯灯の設置要望があった場合、柔軟に対応するのかという質問に対して、理事者は現地を確認し、柔軟に対応すると答弁がありました。詳しい中身について、私も公益社団法人日本防犯設備協会の照度基準を見たのですけれど、わかりづらかったです。以前は、防犯灯設置については各自治会で設置していました。それを町が設置することになった場合、そういった基準を設けてやるならば、私は基準がわかりませんけれども、各自治会に事前に説明すべきではなかったでしょうか。その経過を含めて説明をお願いしたいと思います。この1点をお願いいたします。

答弁 町民活動課長 佐々木斉(町民活動課長は2022年3月まで)

ただいまの御質問でございます。平成30年度に防犯灯等LED化事業を実施するに当たりまして、自治会から要望をいただいておりましたので、自治会と調査や設置につきまして御協力をいただいて設置した経過がございます。その際に、防犯灯の設置につきまして自治会にお話をしまして、各地を点検していただき設置したという経過がございます。その後、LEDの防犯灯は、普通の照明と違って、光が広がらなかったりするものですから、設置した後、点検をしていただいたのですけれども、自治会からこちらに設置してほしいという要望等がございましたら、先ほど議員がおっしゃったように基準もありますし、現地の調査もありますし、それから、国道の街路灯とか、いろんな状況等も確認させていただきながら設置してきたという経過でございますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月22日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる