美幌町議会 令和2年第10回定例会 2020年12月8日
(1)美幌町における町有林事業の今後について/(2)自治体におけるSDGs政策について
2020年12月8日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「美幌町における町有林事業の今後について」「自治体におけるSDGs政策について」について質問し、町長 平野浩司、耕地林務主幹 中沢浩喜、経済部長 石澤憲、教育長 矢萩浩、副町長 髙﨑利明、政策主幹 後藤秀人が答弁しました。
- 質問者
- 藤原公一 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、耕地林務主幹 中沢浩喜、経済部長 石澤憲、教育長 矢萩浩、副町長 髙﨑利明、政策主幹 後藤秀人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 藤原公一
ただいま、議長のお許しをいただきましたので、さきに通告しております大きく2点質問させていただきます。まず最初に、森林整備の現状についてであります。1番目、美幌町における町有林事業の今後について。美幌町の直営林地面積は、令和2年度各会計予算参考資料では953ヘクタールとあり、施業内容は、直営と委託での植付けや下刈り立ち木調査、除間伐、作業道などの整備も行っております。町有林を所有している理由も、水源地確保や環境保全、豊かな海等に役に立っているとの理解をしておりますが、町有林の取得と森林整備のための間伐や全伐などは何を基準に行うかなど、学校林を含め、どのような森林計画を立てておられるのかお伺いいたします。二つ目、森林環境譲与税の活用について。美幌町ホームページには、森林環境譲与税の活用に向けた基本方針として、当面5年間の考え方として、平成31年度から令和5年度までの森林整備やその促進につながる取組を計画的かつ効果的に進めますとあります。森林環境譲与税が導入されて2年がたち、この目的として森林整備の推進、人材育成・担い手確保、木材利用の促進、普及啓発とありますが、森林環境譲与税を活用した事業の現在の取組状況をお伺いいたします。大きな2番目、自治体におけるSDGs政策について。つながりポイントの導入について。昨年9月、SDGs関連の一般質問をさせていただきましたが、今回の新型コロナの感染拡大によって、SDGsがリスク管理でも機能することが再認識されており、予期せぬ世界危機が身近に影響を与える時代に、SDGsが果たす羅針盤機能をどう生かすべきか問われております。地方創生を取り巻く、まち・ひと・しごと全てに関連し、美幌町においても、まち・ひと・しごと創生基本方針にSDGsが導入され、報道やテレビにおいてもSDGsの認識が高まりつつあり、誰一人取り残さないの精神が今注目を集めております。今後は、人と人や地域と人のつながり、住み続けられるまちづくりが重要になります。そこで、神奈川県小田原市が取り組んでいるSDGs体験事業である「つながりポイント」の導入を参考に質問させていただきます。小田原市では、市独自にまちのコインというアプリを使い、ポイントとして「おだちん」のやり取りをしております。具体的には、イベントに参加したり、地域のごみ拾いなどをするとおだちんが付与され、これらを利用して割引が受けられます。大空町でも、湖畔の清掃に参加すると地域ポイントが付与されると伺っております。美幌町も商店街の地域ポイントカードや町で実施している健康マイレージなどもありますが、一つにまとめ、町民が利用しやすいつながりポイント導入の考えについてお伺いいたします。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
藤原議員の御質問に答弁いたします。森林整備の現状について。1点目の美幌町における町有林事業の今後についてでありますが、町が管理している森林面積につきましては、直営林953ヘクタール、学校林99ヘクタール、計1,052ヘクタールとなっております。町では、この森林を対象として、森林の施業及び保護について作成する森林経営計画に基づき、計画的な森林の施業と適切な森林の保護に努めております。御質問の町有林の取得につきましては、企業様から御寄附をいただき、町有林の伐採跡地へ植林・整備を行う企業の森林づくり事業に、多くの企業様から御支援をいただいていることから、町有林内で伐採跡地が不足する場合に、植林されず放置されている山林を取得し植林を行ってきております。次に、間伐などの基準でありますが、基本的な施業時期は森林の条件にもよりますが、カラマツで申し上げますと、造林から下刈り期間が4年間、枝打ちが11年生、保育間伐が11年生、間伐が17年生から約7年間隔で3回、主伐が45年生を基本として、森林経営計画において実施計画を策定しております。今後とも森林経営計画に基づき、適切な町有林の施業及び保護に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の森林環境譲与税の活用についてでありますが、市町村における森林環境譲与税の使途につきましては、森林整備や人材育成・担い手の確保、木材の利用促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に関する費用に充てることとされております。このことから、本年9月議会定例会におきまして、森林環境整備補助事業として補正予算をお認めいただき、事業をスタートさせたところであります。具体的には、枝打ち、保育間伐、間伐の3施業種に林道などの除雪費、さらに、FSC認証林を対象とした上乗せ補助をすることとし、あわせて、事業の平準化をすることにより、担い手及び冬期間における雇用の確保を図ることを目的として事業を進めております。また、円滑な事業実施と事業量を把握するため、対象となる事業所に対し、本事業を活用する場合には森林環境整備事業実施計画書の提出が必要となる旨の通知を発送し、あわせて、森林組合員474名の方に対し、補助制度概要文書を発送し、周知を図っているところであります。今後につきましても、森林環境譲与税を活用した森林環境整備補助事業を実施することで、適切な民有林の森林整備を促進してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、自治体におけるSDGs政策についてでありますが、つながりポイントは、SDGs先進県であります神奈川県が主体となり実施しており、現在、小田原市で導入され、鎌倉市でも実証実験が終了している段階と認識しております。つながりポイント事業は、SDGsの達成に向けて、地域の社会的課題の解決を図る活動に、ポイントを通じて、住民、店舗、企業の直接・間接的な参加を促し、地域活性化とSDGsの自分ごと化を図ることを目的としており、コミュニティー通貨である「まちのコイン」でポイントのやり取りを行うことにより、人と人をつなぐ、地域と人をつなぐ、地域をよくしたい思いをつなぐというコンセプトの下、運用されております。御質問のつながりポイントの導入の考え方についてですが、神奈川県が進めておりますつながりポイントは、まちのコインというアプリをダウンロードし、まちのコインに加盟しているお店やスポットでQRコードを見つけチェックインするなど、ゲーム感覚で取り組めるというメリットがあるようです。本町におきましては、現在、協同組合スマッピーカードびほろが実施しておりますポイントカード事業と町が実施している健康マイレージ事業、また、現在検討中ではありますが、社会福祉協議会が実施を計画しております福祉ボランティア活動に対するポイント事業と、それぞれの分野で運用をしてきている状況にあり、これらを一つにまとめることのメリットも考えられますが、つながりポイントは、まちのコインのアプリをダウンロードし、アプリ上でコインのやり取りをするということで、御高齢の方には非常にハードルが高いシステムと考えております。また、導入には多額の費用がかかることや、スマッピーカードにつきましては、平成29年度に約2,900万円をかけ機器の更新を行っていることからも、現時点ではつながりポイントを導入する考えはありませんので、御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願い申し上げます。
再質問 9番 藤原公一
それでは、町有林事業の今後についてから再質問をさせていただきたいと思います。森林環境譲与税の活用と内容がかぶる部分もあると思いますので、町有林の話と環境譲与税を分けずに再質問させていただきたいと思います。まず、答弁では町有林の取得につきましては、企業様からの御寄附をいただき、町有林の伐採跡地へ植林・整備を行う企業の森林づくり事業に多くの企業様から御支援をいただいているとのことですけれども、具体的にどのような木を今まで植えてきたのかお伺いいたします。
答弁 耕地林務主幹 中沢浩喜(耕地林務主幹は2021年3月まで)
平成27年度からのデータでありますけれども、具体的には平成27年度から平成31年度までがカラマツ、31年度は、あいおいの森という保険会社からも御寄附をいただいたので、そこはカラマツではなくシラカバを植林しております。
再質問 9番 藤原公一
シラカバを植えた面積か、本数がわかればお教えいただければと思います。
答弁 耕地林務主幹 中沢浩喜(耕地林務主幹は2021年3月まで)
シラカバの本数でありますけれども、面積は今把握しておりませんが、本数は4,614本のシラカバを植林しております。
再質問 9番 藤原公一
私は先日、美幌町未来の森林づくり、恵和会みらいの森、自動車リサイクルの森、サミットの森が古梅の林道沿いにあるという看板を発見しまして、拝見させていただきました。林道沿いを歩いてみて、ピンクテープをつけられている苗木が、今までに植えられたものかと思うのですけれど、それでよろしいですか。
答弁 耕地林務主幹 中沢浩喜(耕地林務主幹は2021年3月まで)
ピンクのテープをつけているのは、下刈りのときに見えなくなるので、プロの方がやりますけれども、事前にピンクテープをつけていただいて、苗木を損傷させないようにしているものです。
再質問 9番 藤原公一
そこだけに植えられている木が今回植林された木と考えてよろしいでしょうか。また、あの辺の看板から入っていったところが植林事業をしている山と考えてよろしいですか。違う山もあるのですか。勉強不足ですみません。
答弁 耕地林務主幹 中沢浩喜(耕地林務主幹は2021年3月まで)
藤原議員が御覧になった山もそうですけれども、ほかには登栄もありますし、美和にもありますし、日並にも企業の森林として植林しているところはございます。
再質問 9番 藤原公一
先ほど、平成27年度から31年度までカラマツを主として植えて、昨年、シラカバを植えたということで、森としては針葉樹ではなく広葉樹も植えることはすばらしい取組だと思いました。今後の話ですけれど、今回の森林事業で、町民参加の植樹を考えていないのかお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
答弁させていただきましたが、現在のところ町としては企業の森林づくり事業という形で実施しております。また、町民参加型ということでありますと、赤ちゃん植樹ということで、お子さんが生まれたときにみどりの村で事業を実施しております。よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
美幌には桜の名所をつくる会があるので、共同で山に桜の木を植えれば桜の名所がつくれるのではないかという思いで質問をさせていただきました。今後、町民も一緒になって、森林のこと、また環境譲与税も町民一人一人から今後1,000円の負担をしていただくとお伺いしておりますので、今後そういう計画がないのかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
企業の森林につきましては、今まで、個人、それから企業から寄附をいただいております。その中で、始まったときはどちらかというとカラマツで、今は藤原議員がおっしゃったように広葉樹を、SDGsというか、多種多様なシラカバとか、ドングリの木とか、そういうものを植えていただきたいという企業が近年多くなってきて、カラマツ一辺倒の考え方は少しずつ減りつつあると思っています。また、国の施策の中でいけば、混合林をつくるという内容を示されております。基本的には、企業から管理料も含めていただいて、全部を企業の方が植えられるわけではなく、その中で、自分たちで植えたいという方が来て、企業が関わって植えていく部分と、今言ったように、相手の企業なり、それから個人の方からオーケーをいただければ、町民の方が関わってもらうことは可能かと思っています。そういう意味では、しっかりと町民の方々も関わっていただくような森林づくりを今後は進めなければならないと考えております。
再質問 9番 藤原公一
町長からあったように、町民参加の森林づくりが今後大事になってくるのではないかと思います。もう一つ、町保有の部分で答弁をいただきたいのですけれど、町保有で保安林があると思います。保安林の中に風倒木があるのをたまに目にしますけれども、保安林の管理で、倒木調査などを年間どのぐらいの頻度でされて、倒木への対処の方法はどのようにされているのかお伺いしたいと思います。
答弁 耕地林務主幹 中沢浩喜(耕地林務主幹は2021年3月まで)
具体的には、倒木調査はなかなかできていないのが現状でして、地先の方から御連絡をいただいたり、ほかの部局からも情報提供をいただきながら、その中で、畑のほうに倒れそうな木、下枝が農作物に日陰をつくるような部分もあるので、倒木の処理をしたり、枝払いをしたりしています。保安林は、御承知のように簡単には切れないものですから、北海道への保安林を伐採する場合の手続があったりして、なかなかハードルが高い森林なものですから、最低限の手入れを含めて管理をしております。
再質問 9番 藤原公一
答弁書について質問をさせていただきたいと思うのですけれども、町有林内で伐採跡地が不足する場合に、植林されずに放置されている山林を取得し、植林を行ってきておりますとの御答弁がありました。この中で、山林の後継者がいなければ、町で山を買い、そこに植林をするという捉え方をしてしまうのですけれども、後継者がいない民有林を町で管理するとか、町で山を買って、そこで植林をしているという捉え方をしてしまうのですけれども、そのような捉え方でよろしいでしょうか。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
答弁書にも書きましたが、企業の森林づくりを行うに当たって、現在は町有林内で伐採した後に植えることを基本としておりますが、そのような場所、町有林内も多くの企業様から御支援をいただいておりますので、不足するようなことが生じた際には放置されている山林があれば、そこを求めているということでありますので、必ずしも、個人の方が管理できなくなったからといって、町がそこを買い上げて植林をするというものではございませんので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 9番 藤原公一
森林事業の関係でもう一つ質問させていただきたいと思うのですけれども、森林事業に革命的な技術が開発されております。当然御存じだと思いますけれども、3Dレーザースキャナーというものがありまして、それを用いて森林の資源情報を3D地形図として取得し、樹木に関するデータ、傾斜や水たまり、風倒木の位置などが正確に把握できる新技術があります。今後、この環境譲与税を利用して取り入れる計画はないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 耕地林務主幹 中沢浩喜(耕地林務主幹は2021年3月まで)
環境譲与税につきましては、答弁書にも書きましたとおり、枝打ち、保育間伐、間伐、除雪、その後、FSCの森林認証の上乗せ補助ということで、現段階では本税に代わる令和5年度までの中で、その中で事業を進めていこうとしておりまして、まず、法律の趣旨に基づいて、森林整備を優先していきたいと考えておりまして、3Dの機器も非常に魅力的ではありますけれども、現段階では森林整備にシフトを置いて進めていきたいと考えております。
再質問 9番 藤原公一
森林は、農業と違い単年度収入がすごく厳しくて、1本の木が成長するには、答弁でもありましたけれども、45年以上費やしてしまうというのが木材であります。自分が木を植えても、成長するまで見届けることが難しく、子供の代とか、孫の代になってしまうと思います。そこで、担い手不足の問題になりますけれども、教育長にお伺いしたいと思います。学校林が99ヘクタールあります。それを利用して、森林環境教育に関して学校ではどのように授業をされているのかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
ただいまのお尋ねでございますが、授業で取り組んでいる内容といたしましては、美幌中学校2年生に対しまして、植林だとか、枝打ち等の作業を行っているという状況でございます。よろしくお願いします。
再質問 9番 藤原公一
学校で言えば、少し前までは農業高校に林業科があって、木についての授業を多くやっておりました。そこで、再度教育長に質問したいと思うのですけれども、旭川に北海道立北の森づくり専門学院が開設されました。美幌高校には、道立北の森づくり専門学院に進学される生徒はいるのかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
現時点の状況でございますけれども、美幌高校では、現時点では進学を希望されてる方はいないとお聞きしております。今後については、当然のことながら把握していない状況であります。よろしくお願いします。
再質問 9番 藤原公一
旭川にいい施設ができたと思っております。先ほどの人材育成、担い手を含めて、今後、北の森づくり専門学院に美幌町から進学して、地元に戻ってもらうという制度づくりが大事になるのではないかと思っております。そこで、もし進学される方がいれば、例えば、無償で奨学金を出して、美幌町に帰ってきて勤めてもらうという制度ができれば、林業に対する後継者が確保できるのではないかと思うのですけれども、その辺の考えがないかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
奨学金の関係でございますが、町で運用しております奨学金は、学校教育法には定められている専門学校であれば対象になります。しかしながら、議員がおっしゃっている北の森づくり専門学院が該当する学校かどうかは情報を持ち合わせていない状況でありますので、よろしくお願いします。また、今後対象となるかどうかにつきましては、今後の状況を見ながら検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 9番 藤原公一
私が高校生のとき、プロ野球選手がバットで使用しているアオダモの木が枯渇しつつあるということで、新冠町の話ですけれども、アオダモを植えるプロジェクトがあったのを記憶しております。私が高校生のときの話なので、今、プロ野球選手が使っているバットはその頃に植えた木ではないかと想像しております。今の中学生は植林授業をしているということだったので、そういう植林授業の経験から、老後に木が成長して立派になったことが感じられると思いますので、小学校、高校でそういう教育をしていただいて、林業従事者が1人でも多く増えればいいと思っております。そして、美幌町は面積の6割が森林であります。緑豊かな森林をつくるには、いろいろな付加価値をつけることも大事だと思いますけれども、紅葉を楽しめるような森林づくりを今後ともしていただければと思います。次の質問に移らせていただきたいと思います。自治体のSDGs政策について再質問をさせていただきます。現時点ではつながりポイントの導入はありませんとのことで、ポイント制度について否定的と感じているのですけれども、今後、町として、人と人、人と地域をつなぐ施策があればお教えいただければと思います。
答弁 副町長 髙﨑利明
先ほどのつながりポイントにつきましては、答弁のとおり高齢者等のハードルが高い、費用の問題もあるということで、導入を考えていないと御答弁させていただいたところでございますが、町におきましては、持続可能なまちづくりを実現するためということで、本年3月に策定しました第2期美幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略において、様々な場面でSDGsの考え方を取り入れながら、取り組んでいるところでございます。具体的には、それぞれ計画書にもありますとおり、該当する項目を載せておりますので、まずは、この考え方を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
町長の重点政策の中の美幌町の活力を高め、次代につなげるまちづくり、この中にスマッピーカード町内消費拡大支援事業があります。商工業の振興、施策の内容にはスマッピーカードによる消費拡大支援を行い、商店街の活性化を進めますとあります。町長の重点政策の今後についてですけれども、この部分についてどのように進めるのか、関連しますので御答弁をお願いします。
答弁 町長 平野浩司
スマッピーカードの利用については、もともとは商店の振興の中での考え方で、途中の更新も含めて継続していただいております。そのカードが持つ可能性に対して、今回答弁させていただいていますけれども、今は、ポイントをつけて商工に関わっている。まだ福祉とか、ほかのことに関われるのではないかという考えを持っています。ですから、まずはその広がりをしっかりさせていただきたいと思っております。実際に、つながりポイントについて担当で調べた中でいけば、カードを持っている方がごく一部なのです。逆に考えますと、スマッピーカードはどういう方々が持っているか、ホルダー数という言い方をすれば、約8,897名が持っている形になるのです。この活用をしっかり考えていけば、今回御提案のつながりポイントではなかなか難しいですけれど、答弁させていただいたとおり、可能性はすごく出てくる。あとは、そういう調整がしっかりできるか、それと、先に基礎としてやらなければいけないものはやってからでないと、まとめたことによってごちゃごちゃになることも懸念されるので、その辺は今後可能な部分でやっていけるものはやっていきたいという私の思いであります。そういうふうに今回の施策の中では整理をさせていただいております。
再質問 9番 藤原公一
今回のスマッピーカードも、官民を連携させて、ポイント制度は消費拡大に役に立つものだと思っております。商店街と地域住民をつなげるという施策でも、今回の小田原市のつながりポイントは紹介した中ではいいものだと思っております。今回のつながりポイントは、アプリの導入という部分で、答弁書にも導入の考えはないと言われていると思うのですけれども、アプリの導入がなくても、町長に答弁していただいておりますけれども、スマッピーカードに統合するという部分もあるのではないかと思っております。ちなみに、大空町はそらっきーカードがありまして、そこに湖畔で清掃をしたときにボランティアポイントが加算されるようになっております。私の提案のポイント制は、町長の政策に一石二鳥も三鳥にもつながる提案だと思います。今後、スマッピーカードの統合について検討の余地はないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
先ほど答弁したとおり、私はカードの秘める可能性は多くあると思っています。今後、今のカードの形で進んでいけるかということも含めて、町では当時約3,000万円の事業費で、いろいろな補助金をいただいたりして更新をしている状況でありますので、しっかりとその辺の利用についても、今後、関係するところと協議をしながら、広がりを持たせるような努力をしていきたいと考えております。
再質問 9番 藤原公一
昨年6月の一般質問において、SDGsについて質問いたしました。その答弁の中に、SDGsの推進に当たりましては、町民や企業、地域団体、NPO、教育機関など広範で多様な主体と行政が連携し、幅広い分野で地域で様々な取組の展開が欠かせないものであるから、広報等を通じて積極的な普及啓発を行うとともに、今後とも持続可能なまちづくりを実現するために様々な場面でSDGsの考え方を取り入れながら進めていきたいとの答弁でありました。それから1年以上がたちます。現在まで、美幌町としてSDGsの普及を含め、今後の取組はどのように計画をされているのかお伺いしたいと思います。
答弁 政策主幹 後藤秀人
ただいまの御質問ですけれども、SDGsの本町の取組といたしましては、まずワークショップを本町で2020年2月4日に開催しております。企業の方を含め、相当数の方が参加されて、最初にSDGsとはという話から始まりまして2部構成で、2部につきましては、参加者がSDGsの可能性についてワークショップをしたという流れになっております。その後、SDGsの可能性という部分で、担当でもいろいろと取り組むということで考えて、今も検討中ではあるのですけれども、SDGs自体が国際レベルとか国レベルのもので策定されている部分がありますので、それを地域の課題に落とし込む作業が必要になってくると考えております。その分析を十分やった上で、町民の生活とSDGsをどのようにうまくつなげられるか、町として明確な考え方を持たないうちに発信するのは危険だと今は考えております。また、コロナ禍の中で、議員御指摘のとおりSDGsはニュース等でも宣伝されてきておりますので、来年度に向けて本町としての取組を、道の計画も出ておりますので、その辺との絡みも合わせて、本町の考え方を整理して、町民に対して発信していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
冒頭にも質問しておりますけれども、今後、SDGsの考え方が広く町民に行き渡っていくことと思います。多分、今までやっている当たり前のことがSDGsの精神に当たっていくのではないかと思います。今後SDGsの考えがどんどん普及されると思います。SDGsの11番目にありますけれども、住み続けられるまちづくりというのが町民一人一人の思いだと思っております。美幌町民が誰一人取り残されることがないように、行政側も町民一人一人に接してほしいと願い、私の質問を終わりたいと思います。