美幌町議会 令和2年第5回定例会 2020年6月24日
新型コロナウイルス感染症対策の現況と今後の進め方について
2020年6月24日、美幌町議会の一般質問で、伊藤伸司議員が「新型コロナウイルス感染症対策の現況と今後の進め方について」質問し、町長 平野浩司、民生部長 那須清二が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤伸司 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、民生部長 那須清二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 伊藤伸司
それでは、議長より許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。大きな一つ目、町立保育園・保育所ということで、新型コロナウイルス感染症対策の現況と今後の進め方について。本年2月23日、美幌町において、新型コロナウイルス感染症対策本部が設置されましたが、美幌町立保育園、保育所においては、小中高校が臨時休校措置が取られる中でも引き続き運営していたところであります。未経験の事態の中、手探りの対策に関係者や保護者の皆様の御苦労も大変だったと思われ、一町民として感謝をしているところでございます。6月4日、美幌町は新北海道スタイル安心宣言の美幌町役場版を発表いたしました。そこで、次の二つの事項についてお伺いいたします。①現在、保育園・保育所では、新型コロナウイルス感染症対策としてどのようなことに取り組んでいるか。②手洗い場の温水、エアコンの設置などについては検討はしているのか。続いて二つ目ということで、上美幌保育所の今後の運営についてということで質問させていただきます。現在、開所している美幌町のへき地保育所は、上美幌保育所の1か所のみとなりました。その中で、上美幌保育所には通所せず、他の保育園に通園している世帯が多くなっております。私が、対象世帯、現在通所している世帯も含め、その理由について聞き取りを行ったところ、第1に施設の老朽化、第2に給食がないということが大きな理由として挙げられておりました。その上でお伺いいたします。今後の上美幌保育所の施設整備や給食導入に関する考えをお示しください。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
伊藤議員の御質問に答弁いたします。町立保育園・保育所について。質問1項目め、新型コロナウイルス感染症対策の現状と今後の進め方についてでありますが、町立保育園及び保育所におきましては、緊急事態宣言期間中、家庭内保育が可能な御家庭については、登園自粛をお願いし、保育を必要としているお子様の保育を行ってきたところであります。御質問の1点目、新型コロナウイルス感染症対策として、どのようなことに取り組んでいるかについてでありますが、保育園・保育所におきましても新北海道スタイル安心宣言の美幌町役場版に準じて、職員及びお預かりしている児童の検温などの健康チェック、手洗い・うがいの励行、園内の定期的な換気、ドアノブ等の共有部分等の消毒などについて取り組んでいるところであります。また、せきなどの風邪の諸症状時における登園自粛や免疫力を高めるため十分な睡眠やバランスのとれた食事について、各家庭へ周知し、お願いしているところであります。御質問の2点目、手洗い場の温水、エアコンの設置などについての検討についてでありますが、現在、町立保育園及び保育所においては、給湯設備がないことから、温水が供給できない状況となっており、水道水での手洗いを余儀なくされております。しかしながら、水道水での手洗いでは、新型コロナウイルス感染症予防として効果的とされる流水で15秒の手洗いが、子供たちには冷たすぎて実施できていない状況でありますので、現在、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した給湯設備の整備について検討しているところであります。また、エアコンの設置につきましては、十分な換気を行わない環境下では、エアコンによる新型コロナウイルスの拡散リスクが指摘されておりますので、全ての保育室等へのエアコン設置については考えておりませんが、体温調整や意思表示の難しい低年齢児の保育室にエアコンの設置を検討してまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。質問事項の2点目、上美幌保育所の今後の運営についての1点目、上美幌保育所の施設整備に関する考えについてでありますが、平成29年3月に策定いたしました美幌町公共施設等総合管理計画の今後の方針において、へき地保育所は今後、地域の少子化の現状と施設規模の最適化を合わせて検討していきますとしております。へき地保育所は、現在上美幌保育所1か所のみの運営となっておりますが、現在の利用内訳が5歳児3名、4歳児7名、3歳児3名、2歳児1名であることから、現4歳児が卒園する2年後には利用人数が1桁になることが見込まれます。これらのことから、美幌町公共施設等総合管理計画の今後の方針でもあります施設規模の最適化を図る上からも、大規模な施設整備は難しい状況となっております。御質問の2点目、給食導入に関する考えについてでありますが、給食の導入につきましては、上美幌保育所施設内における自園調理や給食センターを活用した給食の提供などを検討した経緯がありますが、自園調理においては、厨房施設の衛生面などの課題などがあること、また、給食センターを活用した給食においては、小中学生用の給食を提供するため、園児にとっては食材が大き過ぎること、さらに、小中学校の給食時間に合わせた調理完成時間では保育所の給食時間に間に合わないことなどの課題があることから、給食導入については難しい状況でありますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
御答弁いただきましたので、順番に再質問させていただきます。新型コロナ感染症対策に関しましては、理解させていただきました。今後においても、保育園児たちが安心して、万が一にも感染しないよう、また、関係各位、それから、保護者の皆さんにも、移動制限は解除されましたけれども、お気をつけて気を緩めることなきよう今後も取り組んでいただきたいと思っております。次に、手洗い場の温水設備についてでありますけれども、先ほどの答弁の中に、臨時交付金を活用し整備したいということですが、検討をしているのであれば、各保育所にいつ頃までに整備されるのかお教え願いたいと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、国の交付金を活用して整備をしたいと考えております。今後開催されます議会に補正予算として提案をさせていただきまして、お認めいただいた後、早いうちに設置をしたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
それにつきまして、設置するのは今のところ美幌町内の公営の保育所全部ということでしょうか。
答弁 民生部長 那須清二
美幌町内にあります美幌保育園、東陽保育園、それから上美幌保育所、3か所に設置をしたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
手洗い場についてはわかりました。エアコンの設置についてですが、十分な換気を伴わないとエアコンでの拡散リスクが高まるということですが、エアコンを使用しながら換気でき、また、浄化できる機器があると聞いたことがあるのですが、その辺の情報はどうでしょうか。
答弁 民生部長 那須清二
私どももいろいろと機器等を調べてみたのですが、やはりエアコンですと、1回目で御答弁したとおり、拡散されることがあるというようなことがありましたので、今回その中でも、冷える部屋がないということもありましたので、まず低年齢児、体温調整だとか、自分で意思を伝えることができない低年齢児の部屋に1か所ずつエアコンを設置させていただきたいと考えております。また、そういった部屋ができることによりまして、万が一、年の上の子たちが熱中症等の症状が出たときには、そういった部屋を活用できると考えておりますので、そういった部分で低年齢児の部屋1か所ずつと考えてございます。よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
低年齢児の保育室にはエアコンを設置したいということですけれども、その部屋の換気は対処できるのでしょうか。
答弁 民生部長 那須清二
そこはエアコンを使いながら、換気もしながら使いたいと思っております。よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
納得したような、できないような感じですけれども、その辺は十分気をつけて、もし設置できるのであれば、多分まだまだコロナの感染の拡散だとか、換気とか、そういうものに対して情報が錯綜している部分がありますので、業者ともどもその辺を精査しながら、十分に気をつけて設置をしていただいて、また、園児の健康面も気遣っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。続きまして、上美幌保育所について質問をさせていただきます。美幌町公共施設等総合管理計画に沿って今現在も過去も進んでいるということは理解しているところであります。へき地保育所は3か所あったうち、現在1か所になってしまいましたけれども、開所に至る経緯をわかる範囲で教えてください。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、上美幌保育所、それから、田中保育所につきましては昭和53年、また、福住保育所につきましては昭和54年に開設されたということでございます。経緯等につきましては、農繁期等の季節的な繁忙期に児童の保育をする施設が必要ということで開設されたということでございます。よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
へき地保育所ができた経緯は、農繁期の作業者、父兄の作業の時間等を考えながら、考慮しながらスムーズな農作業を進めていくために、保育所に預けて安心して作業をさせていただくということだったということでわかりました。昨年9月にも私は一般質問で、田中保育所、福住保育所の質問をさせていただいて、そのときは寒いのでストーブをつけてもらった経緯があります。今現在、上美幌保育所しかありませんけれども、やっと初めてタイマーつきのストーブがついて、大変保護者も喜んでいるところであります。それまで、9時頃までジャンパーを着ながら、先生も含めて我慢していたということもありまして、以前に懇談をしたときに、早くストーブをつけられないかと伺ったときに、保育所の先生の時間の延長になるので、保護者がストーブをつけに来てくれないかといった話もありまして、それでタイマーつきを導入してもらった経緯もあります。それで一応朝の寒さというのはしのげるのですけれども、今度は日中の熱中症対策です。そういうのはどういう範囲で行っているのか。また、これから上美幌保育所については、夏の熱中症対策として何をやるのかお聞かせください。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、上美幌保育所につきましても、低年齢児がおりますので、今回一室エアコンを設置したいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
ありがとうございます。エアコンをつけていただけるとの回答でしたので、よろしくお願いいたします。それと、冬季の寒さ対策、ストーブがついていますけれども、昭和53年に開所したということで、もう40年以上になります。当時の断熱効果等も含めて、不備があると思うのです。私は数年に1回、選挙等に行きますけれども、朝1番で行くと、ぶるぶる震えている管理人の方もいますし、そういうことも含めてストーブは対処していただきましたけれども、窓サッシ等を複層ガラスにするとか、そういう考えはございませんか。
答弁 民生部長 那須清二
大変申し訳ないですけれども、答弁にもありましたとおり、今後のことを考えますと、大規模な改修をするのはなかなか厳しい状況でございますので御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
上美幌保育所の関係で、冬が寒いという質問をいただきました。そして夏は暑いということも含めて、今回、コロナウイルスの対応の中で、長期的にものを考える中で、現場の人たち、それから、民生部長の答弁もありましたとおり、いろいろな設備のことを考えなければいけないと思っています。ただ、いかんせん構造的なものを直してほしいというのは難しいところがあるのですけれども、例えば、冬場であれば、当然換気をしたり、窓を開けたりすることによって、今の暖房能力が落ちるということであれば、考え方は学校と同じですけれども、クールダウンというか、保健室のエアコンは学校全部につけております。そういったように、先ほど答弁のとおり、どちらかというと自分でコントロールできない、それから意思を表示できないところについてはエアコンをつけて、冬場はそれの逆バージョンというか、暖房も出るような形にして、熱量補給をしていきたいと思っています。それ以外にも今3か所あるわけですから、必要なものは原課からいろいろまとめあげてきておりますので、そのことも含めて、しっかり子供たちが、預けた親にとって困らないような形で対応したいと思っていますので、御理解よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
先ほどの答弁の中で、少しずつ数が減ってきて、上美幌保育所も二、三年後には休所の可能性が出てくるというのは、私も目に見えてわかっているところでございますけれども、話がずれるかもしれませんけれども、美幌町においては新規就農を含めいろいろ対策を講じているところでございます。ただ単に、後継者がいなくなるのを指をくわえて見ているわけではなくて、それなりに町としても、民間も頑張って対処しているところでございますけれども、もし、上美幌保育所が、上美幌保育所という話は変ですけれども、人数が10人程度でずっと維持した場合、この小補修でずっと続けるのか。親子ともども、地域住民が音を上げるのを待っているのか、その辺はどうなのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
上美幌保育所の今後の保育所のあり方、将来に向けてという話をさせていただきました。私が就任する前も含めて、基本的には保育園が二つありますけれども、やはり老朽化が進んでいると考えた場合に、今後については、三つの園なり所を継続するというよりも、私はしっかり2か所を一つにするなり、保育所としての方向性は今後立てたいと思うのです。ですから、保育を希望される方で、近くの農家の方々にとってみれば、近くへ連れて行けることが1番いいですけれども、今後、そういう保育の仕方も含めて皆さんのお話を聞きながら、きちんと計画をつくる、早急につくっていく必要があると思っています。そのイメージとしては、一つの保育園を町がつくるかどうかというのは、補助を受けられる体制によるので、今こうだとは言えないですけれども、そういう形で、一つにまとめていくことが望ましい。それによって、今まで保護者の方々に不便を来すものを代わりにどうするか、例えば、民間がやっている幼稚園のように送迎をするとか、そういうことはこれから皆様方とお話しすることかと思っています。
再質問 6番 伊藤伸司
先ほど町長の答弁にあった、集約するというのは頭の中にないわけでもないですけれども、結局、前年度の福住、田中保育所が休所する段階で、送迎をどうするのかというときに、やはり自分の家で何とかしてほしいという話になりました。送迎の時間、それからバスで通うには負担が多過ぎるということで話を聞いて、今、福住、田中地域にいる園児は多分親が町の保育園に送迎していると思われます。農閑期であればいいですけれども、忙しい時期に1時間前後、多ければ片道15分から20分以上かかりますから、その辺の配慮をしながら総合整備計画の中で考えていただけるのであれば、それでよしとしなければいけない部分はあると思います。先ほど言ったように、新規就農含めて、田舎に来て光回線もない、水道もない、そんなところに若い人が帰ってくるでしょうか。確かに、設備にお金はかかります。地下水を今でも使っている人がいっぱいいます。その辺のことを考えて、これからの保育所も含めて農村政策をお願いしたいと思います。終わります。