美幌町議会 令和2年第5回定例会 2020年6月23日
公営住宅への人感センサーつきLED照明の導入について
2020年6月23日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「公営住宅への人感センサーつきLED照明の導入について」質問し、町長 平野浩司、建設水道部長 川原武志、建築主幹 吉田善一、総務部長 小室保男、防災危機管理主幹 河端勲が答弁しました。
- 質問者
- 藤原公一 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、建設水道部長 川原武志、建築主幹 吉田善一、総務部長 小室保男、防災危機管理主幹 河端勲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 藤原公一
ただいま、議長のお許しをいただきましたので、さきに通告しております大きく2点、4項目について質問させていただきます。まず初めに、公営住宅管理についてであります。公営住宅の手すりの設置について。2017年3月策定の美幌町公営住宅長寿命化計画を参考に質問いたします。高齢世帯の現状と課題の中に、65歳以上の高齢者のいる世帯は365世帯、50.2%、高齢者のいる世帯のうち、単身世帯は240世帯、65.8%、高齢者単身、高齢者夫婦世帯は320世帯あり、全体の4割を超えるとありました。統計は2016年6月現在とありましたので、現在はさらに増えていると考えられますが、このデータを見てもわかるように、高齢化が進んでいるのが現状であります。その中で、入居者が安全に、また、少しでも負担を軽くするため、4階建ての公営住宅、南、仲町、三橋南団地について、昨年6月にも一般質問をさせていただきましたが、そのときに町長も、関係する方が4階に住んでいて、実態として大変な思いをしていることは理解しているつもりでありますと答弁をしております。これらを踏まえ、4階建て公営住宅への手すりの設置について、計画の進捗状況をお伺いいたします。2点目、公営住宅への人感センサーつきLED照明の導入について質問いたします。公営住宅における共有部は、各号棟において管理費を徴収し、廊下や階段、除雪費用などに使用されていることは承知しておりますが、号棟ごとに管理運営方法が違います。節電のため、時間設定により深夜は廊下の電気を全消灯している箇所もあり、また、手動で階段に電気をつけているところは、消し忘れにより朝までつきっ放しになっている状態も現状としてあり、管理費に苦慮しているとお聞きいたしました。本年3月定例会においても、公共施設のLED化を進めるとの答弁もありましたが、2020年度省エネ国際条約により、大手メーカーも蛍光灯器具や水銀ランプの生産終了を発表しております。その上で質問ですが、今後、公営住宅共有部の廊下や階段などを人感センサーつきLED照明に交換し、電気代の節約や防犯など、公営住宅入居者の安全を守るため、救急隊員の安全確保など、人感センサーつきLED照明に取り替えることにより、大きなメリットが生まれます。今後の公営住宅の改修計画についてお伺いいたします。大きな2点目、複合災害への備えと避難所運営について。まず1点目、北海道版避難所マニュアル改正に伴う本町における避難所運営について。本年5月、北海道版避難所マニュアルの改正が行われました。平成30年北海道胆振東部地震災害検証委員会からの提案や厳冬期における避難所運営訓練の結果を踏まえるとともに、新型コロナウイルスを含む感染症対策を加え改正になりました。感染症対策、新型コロナウイルスを含むでは、避難所の開設には、可能な限り多くの避難所の開設、他の避難所やホテルの活用、親戚や友人の家などへの避難検討、自宅療養者等の避難の検討、医療機関やホテルなどを事前検討とあり、避難所の衛生管理では、スペースの確保、人との間隔はできるだけ2メートル、最低1メートルと記載があります。昨年、千葉県を中心に発生した大雨災害を含め、全国どこで災害が起きるかわからない状況にあります。地震も全国で頻繁に発生し、最近では本町でも震度3の地震が発生しております。美幌町として、北海道版避難所マニュアルに沿って、今後改正されると思いますが、今後さらに多くの避難所開設を求めた場合、グランドホテルがなくなり、ホテル利用は困難となっております。今後の新規避難所開設の考えがないのか、また、避難所において最低1メートル間隔を実施した場合、現状の避難所に何人収容できるのか、また、今後の避難訓練の実施についてお伺いいたします。次に2点目、災害避難所への乳児用液体ミルクの備蓄について。今、全国の自治体で乳児用液体ミルクを災害時の備蓄物資に採用する動きが広がっております。乳児用液体ミルクは大変手軽で常温保存ができ、粉ミルクのようにお湯で溶かす必要がないため、水や燃料の確保が困難な災害時に避難所での活用が期待され、昨年発生した千葉県の大雨災害時でも液体ミルクが注目を集めました。国内生産も始まり、単価は少し割高ではありますが、災害時の備蓄には有効なものだと思われます。大空町でも、道の駅で販売が始まり、災害時には備蓄品として提供されると伺っており、北海道の各市町村でも災害に役立つ乳児用液体ミルク備蓄が始まっております。美幌町として、乳児用液体ミルクをどのように認識されているのかお伺いいたします。また、現状では乳児のミルクはどのように備蓄されているのかお伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
藤原議員の御質問に答弁いたします。公営住宅管理について。初めに、1点目の公営住宅の手すり設置についてですが、現在のところ具体的な方針は決めておりませんが、現状の対応として、新規申込みの高齢者については、低層階やエレベーター完備棟を優先し入居選考するなどの配慮をしているところであり、既に3階、4階に住んでいる方で、年数の経過とともに低層階などへの住み替えを希望される方については、申請をいただき、住み替えを実施しているところであります。4階建ての公営住宅である南、仲町、三橋南の3団地には、本年5月末現在、入居者289戸のうち、65歳以上の高齢者がいる世帯が129戸で、約44.6%の割合となっており、各階ごとの内訳は、1階52戸、約18.0%、2階36戸で、約12.5%、3階27戸で、約9.3%、4階14戸で、約4.8%となっております。上の階に入居されている方につきましては、階段を上がっていくことが大変なことも重々承知しており、その対応策として、御意見のありました手すりの設置も有効な手法と考えておりますので、まずは、上の階に入居されている高齢者の方の住み替え希望の実態を把握の上、空き住戸の状況によって住み替えを実施するとともに、高齢者の入居状況や、費用対効果を踏まえ、部分的な設置も含め検討してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の公営住宅への人感センサーつきLED照明導入の考えについてですが、本年3月定例会においても御答弁のとおり、公共施設である公営住宅のLED化については、順次計画的に実施していくべきと考えておりますが、御意見をいただいた人感センサーつきLED照明の導入につきましては、電気代節約のメリットがある一方で、設置の費用や方法について、どのようなセンサーが入居者の利便性や防犯性を高めることができるかなど、検討する課題も多くございますので、来年度実施を予定している公営住宅等長寿命化計画の見直しまでに研究していきたいと思っております。いずれにしましても、公営住宅の共用部については、各号棟で共益費を集めて、その中で対応いただいておりますが、電気の消し忘れなど、御指摘のような状況に対し苦慮している号棟があることは承知しており、管理人などを通じて、共用部における使用方法の注意喚起などを引き続き実施してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、複合災害への備えと避難所運営についてですが、1点目の北海道版避難所マニュアルの改正に伴う本町の避難所運営についてですが、北海道は令和2年5月に北海道版避難所マニュアルを改正し、市町村においても地域の実情に合わせて各市町村のマニュアルを見直すよう通知が発出されたことから、この通知を受けて、特に喫緊の課題である感染症対策を優先し、美幌町避難所運営マニュアルの見直しを進めているところであります。改正後の北海道版避難所マニュアルにおいては、避難所での感染症対策に関する項目として、従来からの資材備蓄、衛生管理に加え、マスクや体温計等を避難者自ら持参することや、避難者間の十分なスペース確保などが追加されております。1人当たりの占有面積が広くなると、当然、収容人数が減少することとなりますので、開設する避難所を追加すべきものと認識しておりますが、災害対策基本法施行令で定める基準を満たす施設が町有施設にないこと、また、非常時の避難所開設職員も限られることから、新たな避難所の指定は困難な状況にあります。現在、町として指定している避難所は18か所、収容人数は3,710名でありますが、感染症対策としてスペースを確保した場合は、2,527名となる見込みですので、自宅避難や知人宅避難なども含めて検討してまいりたいと考えております。避難訓練につきましては、現在見直しを進めている避難所運営マニュアル作成後に訓練メニューを検討の上、実施したいと考えておりますので御理解をお願いいたします。2点目の乳児用液体ミルクの備蓄についてですが、粉ミルクと比較し手間もかからず、常温保存も可能で、そのまま哺乳瓶に入れ使用することができることから、災害時に適したものと認識しております。つきましては、液体ミルクを取り扱っている事業所との協定締結に向けても進めてまいりたいと考えております。災害時の備えとして、公助として備蓄すべきものについては整備を進めてまいりますが、自助の観点から町民皆様方にも当面の食糧、飲料水、常備薬等を御準備いただきたいと思いますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
それでは、手すりのほうから再質問させていただきたいと思います。まず、新規申込みの高齢者について、低層階やエレベーター完備棟を優先し、入居選考するなどの配慮をしているとのことですけれども、配慮の実績を教えていただければと思います。
答弁 建設水道部長 川原武志
住み替えの実績でありますが、令和元年度の住み替え実施件数につきましては、全体で5件で、そのうち、上り下り困難という理由で住み替えを実施したのは1件となります。参考に、平成30年度につきましては2件、平成29年度につきましてはありませんでした。現在、上り下り困難での住み替え申請の待機者といたしましては4件です。低層階は空きが出にくいのが現状であります。入居者の方と相談をしながら進めている状況でございます。よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
実績は理解いたしましたけれども、住み替えされた方の引っ越しの費用はどのような感じでしょうか。個人負担でしょうか、それとも、町負担でしょうか。
答弁 建築主幹 吉田善一(建築主幹は2021年3月まで)
御質問にお答えいたします。住み替え申請等で引っ越しする際の費用については、自己負担で引っ越しをしていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
先ほど、入居されている高齢者の住み替え希望の実態を把握するとのことですけれども、いつごろまでに、どのような方法で実態を把握するのか教えていただければと思います。
答弁 建築主幹 吉田善一(建築主幹は2021年3月まで)
手すりの設置等の希望につきましては、答弁の中でもお話があったかと思いますが、来年度実施を予定しております公営住宅等長寿命化計画の見直しまでに、必要なアンケート等の中で確認していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
質問を替えさせていただきたいのですけれども、何年か前から役場庁舎の階段に2階まで手すりが設置されました。その理由というのが、町民の方が転落して大けがをされたとお伺いしましたけれども、その理由は合っているでしょうか。
答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)
ただいまの御質問ですが、庁舎の管理ということで私から御答弁をさせていただきます。確かに四、五年前、庁舎の階段に手すりを設置しております。私の記憶では、大けがといった事故はなかった気はしているのですけれども、ただ、庁舎はエレベーターがない中で、多くの皆様が来庁されるということで、階段の上り下りに不安を抱いているお客さんもいらっしゃるということで、全体的に手すりを設置したということで記憶をしているところでございます。
再質問 9番 藤原公一
先ほど総務部長が言われたように、庁舎は多くの町民の方が利用されるので2階建てでも手すりをつけたと思うのですけれども、公営住宅にお住まいの方は、ほぼ毎日1階から4階まで上り下りをしております。その苦労を思うと、町民目線ではないと思うのですけれども、今回、町長はコロナの影響で給料を削減しておりますが、これを受けて町長は、このことについて、町民目線という部分ではどうなのでしょうか。痛みを分かち合うという部分でいけば、手すりぐらいは簡単なことではないかと思うのですけれども、来年の長寿命化計画を待たずしても手すりはつけるべきではないかと思うのですけれども、町長どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今回、給与を減額したことは置いておいて、手すりを早急につけるべきではないかという御質問に対してお話をさせていただきたいと思います。答弁にもあるのですけれども、当初、私どもで中層ということで4階建てを建てました。後半建てたものについては、将来を見越してエレベーターをつけております。そういう意味でいけば、当時は4階は大変でしょうけれども、皆さん階段で上がっていただけるということでの計画ではなかったかと思っています。そういった中で、全体的に入居される方が高齢になってきていることを考えたときに、今何ができるかという話になれば、確かに手すり等をつければという話もあるのですけれども、公営住宅については、基本的には公営住宅法という部分で、かかったお金をきちんと利用者に負担してもらうということが原則の中で、こちらとしてはすぐにやりますということにはならないと思います。ただ、その中で配慮しなければいけないのは、多分それを私に求めていることだと思うのですけれども、全てが付加しているわけではなくて、一つの町の施策として、どこまでそれを付加するかという一つの判断もできるわけであって、そのことに対してつけたらという話であります。試算して、すぐにつけましょうということにはならない金額でありますし、庁舎と違って不特定というよりも特定の方が上り下りをして、真ん中には手すりがきちんとついている状況の中で、壁側に寄っても、真ん中に寄っても手すりがあれば、建設当時からそういう配慮をしたつくり方をすればよかったのではないかと思いますけれども、現時点ではわかりましたと言える状況ではないことを御理解いただきたいと思います。
再質問 9番 藤原公一
理解はいたしました。入居者のことを考えると、冬場の安全とかも含めて強く要望して、次の再質問をさせていただきたいと思います。次に、公営住宅のLED化について再質問させていただきます。公営住宅のLED化について、順次計画的に実施していくべきと考えているとの御答弁ですけれども、計画はお持ちなのでしょうか。その辺を教えていただければと思います。
答弁 建設水道部長 川原武志
具体的な導入に向けての考え方についてですけれども、LED化につきましては、引き続き修繕だとか、そういうものについて随時交換していくということで進めていきたいと考えております。また、人感センサーつき照明の計画については、現在持ち合わせていない状況でございます。よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
答弁の中に、どのようなセンサーが入居者の利便性や防犯性を高めることができるかとありますけれども、人感センサーにそれほど種類があるのでしょうか。人感センサーは、人が動けば点灯するという、単純にそういうものですけれども、どのようなセンサーを想定されているのでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 建築主幹 吉田善一(建築主幹は2021年3月まで)
御質問にお答えいたします。人感センサーの種類といいますか、照明とセンサーを一対一でつけたりだとか、複合的なセンサーを設置するだとか、そういった種類を指しているものでございます。南団地のような、縦に共同玄関となっている場所だとか、美富や旭のように、共同廊下に照明がついている場所だとか、そういった設置方法だとか、照明の度合い等について今後検討させていただくということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
先ほどの質問でお伝えしましたけれども、2020年度に照明器具の生産が終了することになっております。来年度実施予定の公営住宅長寿命化計画の見直しまでに研究していきますとのことですけれども、年数が古い公営住宅は器具自体が古いので、LED化と同時に進めていく考えはないのか、また、居住者には負担をかけないという考え方でよろしいのか、その辺についてよろしくお願いいたします。
答弁 建築主幹 吉田善一(建築主幹は2021年3月まで)
御質問にお答えいたします。公営住宅のLED化については、公共施設全体での方針等もあるかと思いますので、繰り返しの内容になりますが、来年度実施を予定している長寿命化計画で、どういった形で年次計画を立てていくのかということを考えていきたいと思っております。設置費用については、公営住宅の設備ということになってくるのですけれども、それにかかる電気代については入居者の負担になるかと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
インターネットの情報ですけれども、電球自体、蛍光管自体に人感センサーつきのものが販売されているようですので、公営住宅の今の設備に適合するかはわからないですけれども、検討する余地はあるのではないかと思うのですが、その辺よろしくお願いいたします。また、公営住宅の修繕費徴収、手すりのことも含めてですけれども、一つの方法として、釧路市の取組でいい例がありますので紹介させていただきます。釧路市では、市営住宅の老朽化による修繕費が捻出できない、財政上難しくなっているという部分で、住宅が空いていても内装の修繕ができずに貸出しできない状況が続いていたそうです。そこで、少しでも修繕に係る財源を確保できないかという観点から、市営住宅敷地内に自動販売機を設置し、販売実績に応じたキックバックを市営住宅の修繕費に充てることにしたそうです。現在、釧路市の公共施設内に置かれている自動販売機の売上げのキックバックは、年間1台当たり50万円から100万円になっており、市の大事な収入源になっているということです。担当課でも非常に有効な手段との認識に立ち、試験的に一つの団地に自動販売機を設置するということになっており、夜間でも電気がついているので防犯の役割もあり、居住者の利便性も向上し、市も収入増となり、契約によりますけれども、LED内蔵型の自動販売機や災害ベンダー型の自販機もあり、非常に有効だと思います。一方で、お店があれば民業圧迫のおそれもあるので、釧路市も慎重だったようです。自治会からは空き缶などのごみの心配など、自治会との話し合いも必要になるということでありますが、釧路市を参考に、美幌町でも可能であれば、自動販売機を置いて、収入源に充てていくべきではないかと思うのですけれども、その辺の御理解はどうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
答弁の中で、公営住宅にどのようなセンサーをというよりも、センサーがどのように振り分けられるかという意味で御理解いただければと思います。答弁書にも書かせていただきましたけれども、公営住宅等長寿命化計画が令和4年から後期が始まるということで、来年しっかりと基本的な考え方を、そこでどうするかの決断をしたいと思っております。照明器具について、蛍光灯、それから水銀灯のほうが早いですけれども、機器は製造中止されていますけれど、物はまだ供給されます。そういう意味では、もう少し時間をいただきたいと思っております。電球タイプのLEDで、かつ人感センサーつきというのは、安くつけられるのですけれど、蛍光灯タイプの人感センサーのつき方と、それから、答弁書に書いてありますけれど、利便性と防犯性をどう取るか。人がいなければ暗くなるのはいいですけれども、例えば、入り口はある程度電気はつけておかなければいけない。だからといって、朝方までつける必要があるかとなると、今度はタイマーなどで時間設定もしなければいけない。各階に行ったときに、目の前の電気はそれぞれ個々のセンサーで反応すればいいですけれども、そういうことを考えると、つくった当時の物を利用して、改修していくのは考えなければいけないというのが実態だと思います。設置費について担当からは、共益部分でありますので、当然、町が費用を出す中において、日常使う分は共益費として皆さんに負担いただきたいということで、釧路市の事例についてはしっかり承りましたので、いろいろ研究させていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
公営住宅のほうはいろいろと検討していただいて、住民の方に安全・安心で暮らせるような施策を考えていただきたいと思います。次に、複合災害への備えと避難所運営の再質問をさせていただきます。美幌町避難所運営マニュアルの見直しを進めているとのことですけれども、いつごろ完成で、町民への周知をどのようにするのか、まずその辺からお伺いいたします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
ただいまの御質問でございますが、答弁にもございましたとおり、令和2年5月に北海道版避難所運営マニュアルが改正されたところでございます。それに続きまして、令和2年6月8日に内閣府の防災担当、消防庁防災課、厚労省の結核感染課の連名で新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドラインというものが発出されているところでございます。これを踏まえまして、美幌町の避難所運営マニュアルも当然見直しを進めていくことになるのですけれども、感染症対策だけに限っていっても、受入れ態勢から始まりまして、空間レイアウト、衛生管理、また感染リスクの回避等、課題が山積してございます。それに加えて、北海道版の見直しに含められていた、厳冬期ですとか、地震に関して一遍に見直しをすることは時間的に厳しいものがあると認識しております。したがいまして、当面、今コロナが蔓延してる中、感染症対策に対する運営手法を優先すべきものと考えてございますので、まずそれを策定いたしまして、それに基づいた職員対応を確立させていきたい。その後、地震の関係ですとか、厳冬期について精査していきたいと考えております。総合的なマニュアルの完成につきましては、今年度中を目途に作成していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
本年度中にマニュアル策定ということですけれども、これから、9月、10月は台風が多くなってきます。マニュアルが整備されないうちに、もしコロナが終息せず、避難所体制になった場合、いざというときに町職員が動けるのかどうか。ふだんの訓練があれば大丈夫でしょうけれども、その辺はどうでしょうか。今年度中というよりも早期にやっていくべきではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
先ほど御答弁した内容につきまして、今年度中というのは、地震も厳冬期も含めた上でという考えを持っていまして、感染症に関するマニュアル策定については、早急にまとめ上げたいと思っております。議員おっしゃるとおり、これから台風の時期がきます。その前までに何とか形づくりをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
ぜひ、早急によろしくお願いしたいと思います。答弁の中に、従来からの資材備蓄、衛生管理との答弁がありましたけれども、感染症対策として、間仕切り等の備蓄や段ボールベッドなどが感染飛沫対策に役立つとのニュースや新聞報道がありますが、美幌町として資材の在庫は十分確保できているのか、その辺の御答弁をお願いします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
ただいまの御質問でございますが、段ボールベッドに関しましては、昨年、段ボールベッドの製作業者と災害協定を締結させていただいております。実際、災害が起きた際には、そちらから提供を受ける手はずになっているところでございます。間仕切りにつきましては、今回のコロナ禍でクローズアップされていますので、それにつきましても、今後避難所への備蓄を検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
美幌町として避難所は18か所で、感染症対策、3密対策をとった場合の収容人数は2,527名で、新たに避難所指定は困難との答弁でした。昨年も避難所の関係で質問いたしましたが、集団生活ができない人も中にはおられると思います。小学校や体育館などに一時的に避難をしても、いろいろな疾患をお持ちの方もおられると思います。個室にしてほしいとの要望に備えて、例えば、公営住宅の空き室とか、教員住宅の空き室を利用する考えはないのか、その辺についてよろしくお願いいたします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
多種多様なニーズ等々があると認識してございます。先ほど答弁書で申し上げました人数につきましては、現在、避難所として位置づけている体育館に関して、感染防止対策を含めた場合、2,500名ぐらいになってしまうという御答弁をさせていただきました。学校の中には体育館のほかに各教室等もございます。そういった教室利用等も含めまして、今後、教育委員会ですとか、各学校と御相談させていただきながら、その辺の利活用も考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
避難所の新規開設に当たって、美幌町ではホテルや旅館が困難な状態ですけれども、分散避難が今後の課題になってくると思います。その中で提案ですけれども、お寺や神社の広い本堂が美幌町には数多くあると思います。その部分を利用できるのであれば、檀家が本堂を利用しやすい状況になると思うのですけれども、お寺とか神社との協定を今後結んでいく考えはないのか、よろしくお願いいたします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
避難所の指定に関しましては、当然耐震性ですとか、浸水エリア外ということが大前提となります。それに加えまして、災害対策基本法の施行令に要件が記されておりまして、被災者の滞在に必要かつ適切な規模であること、被災者の速やかな受入れや生活関連物資を配布できること、災害の影響が比較的少ない場所であること、車両などによる輸送が容易であること、また、要配慮者と言われます高齢者の方、障がい者の方、乳幼児などの円滑な利用確保がされることが定義づけられておりますので、これらの要件を全て具備するということになりますと、議員がおっしゃった場所がどうなのかというのが一概に今すぐにお答えできない状況であります。基本的に町といたしましては、先ほど申し上げました学校の空き教室等、ほかのスペース確保を図って、収容人数の確保に努めたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
北海道は7月に、市町村職員を対象に新型コロナウイルスなどの感染対策を取り入れた避難所運営訓練を初めて実施すると報道で聞いておりますけれども、美幌町の職員も参加されるのでしょうか。御答弁をお願いします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
ただいまの御質問ですけれども、議員おっしゃるとおり、感染症対策をメインとした訓練を、道主催で7月15日に室蘭市、7月16日に小樽市で開催されることとなってございます。開催されるのですけれども、開催に当たって、感染症拡大防止の観点から、それぞれの会場1か所当たり50名未満の規模での開催ということで北海道は考えているようでございます。したがいまして、参加対象となる市町村につきましては、訓練を実施する振興局管内の市町村を対象として、それ以外の振興局の市町村については参加を呼びかけないということで確認をとっているところでございます。ただ、訓練内容につきましては、私どもも当然興味ある部分でありますので、訓練終了後、その辺の情報を収集したいと考えておりますので、よろしくお願いします。
再質問 9番 藤原公一
ぜひ、命に関わる避難訓練ですので、検討のほどよろしくお願いしたいと思います。また、防災訓練の機会を通して、マニュアルの内容を今後検証するということですけれども、昨年、美幌町全体で防災訓練を行いました。今年はエリアを分けた自治会単位の防災訓練になるはずですけれども、今年は実施する予定があるのかお聞きしたいと思います。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
議員お尋ねの訓練につきましては、自主防災総合訓練だと思うのですけれども、これに関しては今年度中止ということで決まっておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
できればやっていただいて、3密回避とか、そういう訓練をしていただければ、1番マニュアルに沿った訓練になるのではないかと思いますけれども、コロナウイルスが心配なので、その辺は何とも言えない部分でありますけれども、その辺を踏まえた上で、今後も訓練の実施を進めていただきたいと思います。次に、乳児用液体ミルクの備蓄について再質問させていただきたいと思います。液体ミルクを取り扱っている事業者との協定締結に向けて進めているとのことですけれども、協定の締結時期はいつごろまでにと考えているのか、目標を定めているのかお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)
先ほどの件で、若干私から補足させていただきます。自主防の訓練につきまして今年度開催ができないということで、こちらについては自治会連合会主催の訓練になってございます。連合会においても、当然、安全、安心なまちづくりに御理解、御協力をいただいているということで、今回の訓練の実施に向けて検討されていたようですけれども、議員も御指摘のとおり、新型コロナの影響で、訓練参加者の安全を十分に確保できる見通しがないといったことから、今年度につきましては苦渋の選択ということになりますけれども、訓練の開催を見送ったという経緯でございます。つきましては、先ほど主幹が答弁いたしましたが、北海道の感染対策を含めた訓練の結果等を踏まえて、まずは美幌町として感染防止に配慮した訓練、避難所の運営をしっかりマニュアル化しますので、それを踏まえて、連合会としても今後も引き続き訓練を開催されていくということになろうかと思いますので、御理解をお願いしたいと思います。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
先ほどの液体ミルクの協定の関係ですけれども、今現在、美幌町内で液体ミルクを取り扱っている業者につきましては、2事業者、3店舗となってございます。今後、ほかの事業者、店舗におきまして液体ミルクの取り扱いがあるかも含めて確認の上、協定作業に入っていきたいと思っております。いつまでに締結とは今の段階では申し上げられませんので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
理解いたしました。災害への備えとして、公助として備蓄するものについては整備を進めてまいりますとのことですけれども、今後の備蓄品として取り入れようとしているものがあればお伺いいたします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
今後の備蓄資材に関しましては、今回の感染症に関するものがメインになると思います。現在、感染対策、隔離対策等に関する備品がありませんので、間仕切りとか、簡易トイレ、あとはフェイスシールド等々、そういった部分を整備していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
私の質問の中で、現状のミルクの備蓄についてお聞きしているのですけれども、美幌町としては、粉ミルク等も含めて備蓄はあるのかお伺いしたいと思います。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
備蓄品として粉ミルクは今のところ備蓄はしておりません。確保手法としましては、生活物資に関しての災害協定を結ばせていただいておりますので、そちらから入手したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 9番 藤原公一
私も何度か災害関連の質問をしております。美幌町も含めてですけれども、全国的に異常気象で災害がいつ身近で起きるかわからない状況になっております。何回も言っておりますけれども、災害というのは、これで十分というものは何一つないと思っております。町民の方の命を守る政策や今後のマニュアル作成の尽力を要望し、私の質問は終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。