美幌町議会 平成30年第5回定例会 2018年6月19日
受動喫煙防止策について
2018年6月19日、美幌町議会の一般質問で、稲垣淳一議員が「受動喫煙防止策について」質問し、町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、民生部長 高崎利明、教育部長 田村圭一が答弁しました。
- 質問者
- 稲垣淳一 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、民生部長 高崎利明、教育部長 田村圭一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 稲垣淳一
それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。まず1番、受動喫煙防止策についてであります。美幌町の公共施設における受動喫煙防止策として、施設内、敷地内の全面禁煙化を実施する考えはないか。二つ目、美幌高校への支援策についてであります。美幌町、企業、美幌高校、地域住民らが手を組み、より発展充実させるための組織を立ち上げる考えはないかであります。まず、受動喫煙防止策についてであります。美幌町の公共施設における受動喫煙防止策として、施設内、敷地内の全面禁煙化を実施する考えはありませんか。美幌町第Ⅲ期健康増進計画が本年3月に策定されました。生活習慣病の発症予防を推進するために、たばこ、とりわけ受動喫煙防止を推進すると重点目標に掲げています。たばこの煙には、喫煙者が直接吸い込む主流煙と点火部から立ち上る副流煙があります。有害成分は不完全燃焼時により多く発生するため、副流煙は主流煙の2から100倍多く有害物質を含んでいると言われています。受動喫煙は、たばこを吸わない人に喫煙関連疾患をもたらす可能性を高めています。美幌町では、医療、学校施設に関しては施設内、敷地内ともに禁煙となっていますが、それ以外は施設内禁煙としても、敷地内においては特に定めがありません。非喫煙者や乳幼児、妊婦、各種疾患を抱えている方が利用する施設の出入り口に、灰皿が平然と置かれています。受動喫煙防止のための最低限の対策がなされていない現状を憂います。町長のお考えをお示しください。二つ目、美幌高校への支援策についてであります。本年度の美幌高校は、普通科、農業科の定員160名に対して94名の入学者数でした。本町では、町外からの通学生に対する助成、報徳寮を存続維持するための支援、さらには美幌高校と教育委員会が一体となって生徒募集に奔走し、一定の成果を上げているところです。にもかかわらず、町内中学校からの入学者は芳しくなく、美幌中学校から40名、北中学校から35名と各校ともに卒業生の約50%前後という状況です。なぜ、このような事態になったのでしょうか。美幌高校が本町に果たしている役割は決して少なくありません。特産品開発にも大きな力を発揮しているのは言うまでもありません。生徒有志が栽培するトマトが昨年11月末、農産物の生産工程の安全性を確認する日本初のアジア共通規格アジアGAPの認証を、全国の高校で初めて取得しました。今後は、安心・安全をセールスポイントに販路の拡大を目指すほか、2020年の東京オリンピック、パラリンピック大会の選手村への食材提供も夢見ているということです。このように同校では、高い志を持ち、日々研さんを積んでいます。意欲ある若者をこの地域の宝物として守り育てていくのが私たちの役目と考えます。先般、北海道教育委員会から出された公立高等学校配置計画案においては、美幌高校は、平成33年度までは現体制が守られると考えます。オホーツク管内でも特色ある農業科をもつ美幌高校を、さらに発展充実させるための施策として、今後は行政、地域企業、道内大学や地域住民が結束して応援する組織を立ち上げ、進学、就職、学校の魅力アップをみんなで考えることが必要であり、美幌町のまちづくりを展望したときに、美幌高校は重要な存在です。今後、各団体が連携して支援していく組織づくりに、お考えをお示しください。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
稲垣議員の質問にお答えをしたいと思います。二つ目の美幌高校への支援策については、後ほど教育委員会から答弁をさせていただきたいと思います。受動喫煙防止策について。美幌町の公共施設における受動喫煙防止策として、施設内、敷地内の全面禁煙化を実施する考えはないかについてでありますが、受動喫煙とは、健康増進法第25条で室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることと定義され、受動喫煙の防止として、学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならないとされているところであります。受動喫煙による健康への悪影響については、流涙、鼻閉、頭痛などの諸症状や呼吸抑制、心拍増加、血管収縮等生理学的反応などに関する知見が示されるとともに、慢性影響として、肺がんや循環器疾患などのリスクの上昇を示す疫学調査があるとされており、非喫煙妊婦であっても低出生体重児の出産の発生率が上昇するという研究報告があるところであります。喫煙率につきましては、北海道のホームページによると平成28年の調査時点で全国では男性31.1%、女性9.5%、北海道では男性34.6%、女性16.1%となっているところであります。本町においては、美幌町第Ⅲ期健康増進計画策定のため、平成28年10月にアンケートした結果、生後4カ月から4歳未満のお子さんを持つ保護者では、男性42.2%、女性7.0%となっております。このような中、本町では未成年者の喫煙防止を目的に高校生を対象とした禁煙講演会や小学6年生を対象とした薬物乱用防止教室の開催、毎年8月に開催するふれあい広場において、健康への影響を伝える禁煙普及啓発コーナーを設けているほか、たばこをやめたい方への禁煙支援策として、子育て世帯の喫煙者に禁煙を後押しするための子育て世帯禁煙サポート事業に取り組んでおります。また、本年3月に策定しました美幌町第Ⅲ期健康増進計画では、今後5年間の重点的な取り組みとして、4つの分野を明示していますが、その一つにたばこを挙げて、受動喫煙防止を推進しましょうとの目標を掲げ、公共施設における禁煙の推進に取り組むことにしているところであります。一方で、国会においては、健康増進法の一部を改正する法律案が審議されておりますが、改正案では行政機関に対して、望まない受動喫煙が生じないよう、公共施設の敷地内禁煙を求めるなど、受動喫煙を防止するための措置を総合的かつ効果的に推進することを求めています。町といたしましても、町民皆様の健康づくりを推進するためにも、遅くとも来年度には全ての公共施設について、敷地内禁煙を実施できるよう準備を進めてまいりたいと存じております。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
稲垣議員の御質問に答弁いたします。美幌高校への支援策についてですが、美幌高校における近年の入学者数及び地元進学率におきましては、平成26年度124名のうち地元92名、49.5%、平成27年度123名のうち地元99名、47.8%、平成28年度100名のうち地元88名、49.4%、平成29年度94名のうち地元75名、40.8%となっております。入学者数減少の要因といたしましては、少子化による影響と地元進学率低下の二つが考えられます。少子化による影響は避けられないものの、地元進学率低下については改善を図ることができるものと考えております。御承知のとおり、美幌高校の特色ある活動につきましては、昨年10月地元食材を生かしたオリジナル食品カリッと豚トマトコッペでコープさっぽろ賞を受賞し、その後、コープさっぽろ美幌店で1カ月間にわたり商品販売がされたほか、昨年11月末には全国の高校で初めてとなるアジアGAPの認証を取得するなど、魅力ある高校づくりを実践されています。しかし、地元中学生への情報発信が不足していたとの観点から、昨年より、美幌中学校運動会時の美高ショップの開催、高校で栽培し、地元企業と商品開発したうどんを学校給食提供時に行った地元卒業生による食育活動、さらには、毎月発行されている美幌高校機関紙「報徳の風」を中学校全生徒へ配布するなど情報発信に努めているところです。町といたしましても、昨年に引き続き、10名の保護者に対し、農業科間口対策補助金を支給しており、寄宿舎(報徳寮)についても、維持運営を支援しているところであります。今年度はさらに生徒募集対策として、管内外の中学生に対して情報発信することを目的に、PRポスター、パンフレットの作成、管内情報誌への広告掲載、首都圏中学校へのPR活動を新たに支援することとしており、美幌高校と一体となった生徒確保の取り組みを進めてまいります。また、6月5日に公表されました、公立高等学校配置計画案において、平成33年度までは現体制ということでありますが、欠員が40名以上生じている学校について、学科の見直しや定員調整などについて検討が必要との記載もあることから、予断を許さない状況に変わりはないと考えているところです。このことから、美幌高校の教育振興や間口対策を総合的に協議する組織が必要と考えており、オール美幌体制で美幌高校を支援するため、町内関係機関から成る(仮称)美幌高等学校教育振興対策協議会を、早期に立ち上げてまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 5番 稲垣淳一
それでは、再質問をさせていただきます。まず、私がなぜこのような、公共施設の全面禁煙化を考え、そしてまた、このように質問をさせていただいたのか、その思いを冒頭、お話しさせていただきます。自分もつい昨年の暮れまで、吸っていた人間といたしましては、喫煙に関して余り偉そうなことを言える立場ではないのですが、しかし、たばこというのは、自分で吸っている分には自分だけが病気になったり、調子が悪くなったりすればそれでいいというような、甘い考えでおりました。自分の吐いた煙がほかの方にどのような影響を及ぼすかということは、煙たくてごめんなさいとか、服や髪に臭いがついてごめんなさいと、その程度の認識であったことは正直申し上げます。ことしの3月、車の中でのラジオの話なのですが、奈良県生駒市というところで、市役所内でのエレベーターの使用を規制する話がありました。要は、受動喫煙防止対策の強化という流れの一環なのですが、その中で、ラジオのニュースソースですが、たばこを吸った人間は、45分間市役所内のエレベーターに乗ることができないという話でありました。なぜそんなことを言うのだろう。たばこを吸って、なぜ45分間もエレベーターに乗れないのだという、非常にはてなマークがつきましたが、車を降りていろいろと受動喫煙に関して調べましたところ、結局、たばこから出る有害物質、これは、衣服に付着したり、頭髪に付着したり、さらには呼気、吐く息から出るものは45分経過しないと有害物質が体からとれないということでした。それに対して、受動喫煙防止を進めているその生駒市は、職員の皆さんへエレベーターの禁止を出したということであります。さらには、歩きたばこだとか、いろんな飲食店の話だとか、いろんなものが受動喫煙には含まれているのですけども、なるほど、そういうことがあるのかと。さらには、今、東京都でも、喫煙防止条例が取り沙汰されておりますけども、これも言うなれば、東京都が、オリンピック、パラリンピックを誘致したときに、IOCやWHOが受動喫煙に対して取り組んでいるまちでないとオリンピックは開催できないと、そのような事がありまして、東京都もそれに準じて取り組み始めたのだということを遅まきながら認識した次第であります。そこで、たばこを吸う方に、やめなさいとはもちろん私はいう気持ちはないのですが、ただ、自分の意識する以外で、たばこの煙を吸ってしまって、例えば、受動喫煙の過敏症ですとか、いろんな病気、疾病が発症されるというふうに聞き及んでおりますけれども、それらをどう防ぐのか、そういう子供たちや大人、被害で困っている人たちをどうして救うことができないのかということを考えるに至りました。その中で、美幌町に翻って考えてみますと、公共施設におきましては、基本、建物の中は禁煙でありますが、敷地内におきましては、医療関係、病院とか、学校教育機関に関しては、敷地内も全面禁煙であるというふうに認識しましたけれども、それ以外の施設においては、残念ながら玄関前に灰皿がどんと置いてある状況であります。私も数カ所の施設をいろいろと見て回ったのですけれども、結局、担当者の方とお話したときに、やはり、町での規制はここまでなので、私たちの考えでは取り除くことはできないと、要はそういう話であります。それで、とにもかくにも受動喫煙に関しては、町も第Ⅰ期から第Ⅲ期になりますけども、健康増進計画の中でも、いろんな問題は健康に関してはあるのですけれども、とりわけ、このたばこに関しては、第Ⅰ期からうたっているのですが、なかなか受動的な話はあるのですが、能動的にそういう受動喫煙をやめる、やめさせるという対策がなかなか強く打ち出しきれていないのではないのかなということを思いまして、今回、このような質問をさせていただきました。そこで、今回、答弁いただいた中に、最後の4行目になりますが、遅くとも来年度には全ての公共施設について敷地内禁煙を実施できるよう準備を進めていくと、このように、ある意味明確なお答えをいただきましたので、これはこれで、十二分に町長の意気込みを理解したところでありますので、さらにこの話を進めていく中で、二、三お尋ねをさせていただきたいと思います。準備を進めるということでありますが、どのような準備が、今後必要になってくるのでしょうか、まずそこをお尋ねいたします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
これは、住民の皆様にかなり強要するようなことになると思いますので、住民の皆さんの周知の関係であるとか、あるいは、施設管理者のご意見なども十分に聞きながら一体となってやらないとだめだと思いますので、そういったことを含めて、準備期間の中でしっかりとやっていきたいという思いでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
改めて、要は、喫煙されている方たちに煙草を吸う場所がなくなるのでという、その周知に時間を費やしたいということだと思うのですが、来年度にはということは、平成32年3月までにというふうに理解するのがよろしいのでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
そのとおりでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
今は平成30年6月です。そんなに周知期間が必要なものなのでしょうか。周知徹底ももちろんなのですが、町長が実際にやる作業としては、喫煙される方に、ここの敷地内では吸えないですよという告知のポスターを張る、いろんな啓発、啓蒙はまだまだできると思いますし、さらに施設としては、灰皿を撤去する。それだけのことかと思うのですが、まだ1年半以上も先というのは解せないですが、もう一度説明をいただきたいのですが。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
私勘違いをしておりまして、1回目の答弁させていただきましたとおり、遅くとも来年度にはということになっていますので、31年度中にはということでありますけれども、いずれにいたしましても、そういった住民周知含めて、十分できたということであれば、遅くてもという話ですので、早ければ早いほど受動喫煙も少なくなるだろうと思いますので、遅くても来年の4月からは、敷地内禁煙を実施できるよう準備を進めてまいりたいということでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
はい、大分気持ちも禁煙を始める時のようにすっきりと晴れ間が見えてきたような気がいたします。今年度中に、こういう全面禁煙化をするということですよね。それで、今現在いろいろと公共施設は改築中のものもございますし、そういう計画のものもありますが、町民会館が、9月1日から供用開始されるということでございます。現在、びほーるの入り口を使って出入りしており、プレハブの横には灰皿がありますが、9月から供用される町民会館は、改めてお尋ねしますが、ここもやはりそういう考えなのか、それともオープンと同時に、ここがまず1発目、町長の思いを形にするという事で禁煙化を進める施設第1号となるのか、その辺の考えをお尋ねいたします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
この町民会館については、出演者の方もおりますし、そういう方で喫煙する方はどうするのだという問題も含めて、いずれにいたしましても、遅くとも来年からはしっかりと取り組みを全体として禁煙にしたいという思いでありますので、まず、町民会館をどうするかについては、出演者の方含めて周知しながら、31年4月から全面禁煙にしたいという思いでございますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 5番 稲垣淳一
町長。この禁煙対策、受動喫煙防止対策、誰に向けての施策というふうに御理解していらっしゃるのでしょうか。出演者の方のための受動喫煙と考えるのでしたら、そこはもう一度、私が冒頭にお話したとおり、図らずともたばこの煙を吸って、害を及ぼすことが非常に多い、その方を守るために、私はこの禁煙化を進めてほしいという話をしているわけで、もう少し顔を見て答弁していただきたいなと思うのですが、言い過ぎでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
これは全ての町民の方だと思います。たばこを吸う方も吸わない方も含めての話であります。
再質問 5番 稲垣淳一
くどくは言いたくないのですが、やはり、たばこを吸う方にとっても、横で一緒に吸っている方に対して害は与えているという、そういう認識を持っていただきたいのと、自分が吐き出すたばこの煙が、いかに自分では欲しくない煙の害によって体調を悪くする方がいて、しかもそれが、町民会館に限りませんけれども、乳幼児の方も含めていろんな方たちが利用する施設ということを考えれば、これは町長、いの一番に打ち出すべきではないでしょうか。そのためにこそ、きょうの答弁の成果がより上がるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
そうですね、やっぱりやらなければいけないですね。教育委員会と十分協議をしながら取り進めてまいりたいとそのように思っております。
再質問 5番 稲垣淳一
町民会館を含めて、決して町民会館だけを言うわけではありませんが、特に、改築されて町民の気持ちも新たに、美幌町民の笑顔あふれる施設が、残念ですが、このたばこの煙で害されることのないよう強く強くお願いしたいと思います。たばこの煙は、風向きにもよりますけれども、その場から25メートルや50メートルほど簡単に進むといいます。1秒間に7メートル飛んでいくという話なのです。ですから、建物の中を禁煙したからといっても、玄関前、その近辺に灰皿があるということで、どれだけ被害をこうむっているか、多分、現場の保健師さんたちもその辺を強く認識されていると思います。そこで、美幌町では先駆的に、子育て禁煙サポートというのをやっているのですが、ぜひ、これを今回の公共施設禁煙化に取り組むという形を、より町民の方に宣伝するために、子育て世代はもちろんですが、これから、私もいろんな意味で、人に迷惑をかけないようにしなくてはとか、自分の健康をより守ると、頑張っていくという思いで、禁煙サポートをより広範囲に広げるという考えについて、お考えいかがでしょうか。
答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)
ただいまの子育て世帯禁煙サポート事業でございますが、平成27年度から中学生以下のお子さんがいる親御さんの禁煙をサポートするという形で実施しておりまして、今年度から対象を子育てということで、高校生の世帯までに拡大したところであります。健康増進計画の中でも、意見をいろいろといただきましたが、あくまでも禁煙という部分につきましては、個人の範囲で、これも治療費の2分の1を負担しておりますので、子育ての範囲で進めてはいかがでしょうかという意見をいただいておりますので、とりあえずは、現在、高校生まで拡大したということで、これで推移を見ていきたいと思います。ちなみに、町内の子育て禁煙サポートにつきましては、平成27年度から29年度まで23名の届け出がありまして、うち12名の方に補助金を出しているのですが、それ以外で対象外といたしましても、禁煙外来が町内に6施設あるのですけれども、そちらの分では統計はとれておりませんが、国民健康保険加入者の中では、実際的に昨年1年間で37名の方が禁煙治療を受けているということもありますので、こういう補助がなくても自発的に禁煙を進めていただいている方もいるという実態がございますので、そういうことで御理解いただきたいというふうに思います。
再質問 5番 稲垣淳一
禁煙サポートの範囲が広がっているということで、大変すばらしいなというふうに思いますので、ぜひ、禁煙サポートがより拡大することを願っております。やはりこういうことが、美幌町の町民を愛する心、美幌町は町民を守ってくれている。よく言う安心、安全という言葉がありますが、まさしく安心して暮らせる町の一つの施策なのではないかと思います。喫煙されている方に、受動喫煙の話をすると必ず言われるのが、肩身が狭くなるとか、そんなにいじめるなよとか、いっぱい税金払っているじゃないか、おれは高額納税者だとか、そういうふうにお話しされる方が本当に多いのです。この話を考えて、私もいろんな方に受動喫煙防止について考えているという話をすると、自分はたばこを吸わないけどそんなにひどいものなのかという言葉もよく聞きます。いかに受動喫煙に対する被害といいますか、健康に及ぼす害が認知されていないのかということを改めて思う次第であります。ということで、まず施策として禁煙化を進めるのはもちろんなのですが、さらに禁煙サポートもありましたように、これからもっと受動喫煙を受けないように、そういう被害にならないようにということで、ことしの5月も美幌高校におきまして、依存症について知識を持とうと受動喫煙とアルコールというような講演もあり、非常にそういう取り組みも一生懸命やられているというふうに、私も理解していますが、それをさらに進めるために、やはり子供みずからがたばこを吸うわけではないわけで、たばこを吸っている大人を見て、子供たちはいろんなことをまねしたりするわけです。ということで、私が思うには、例えば、その受動喫煙を親に認識させるという運動もこれからもっともっと大事なことなのだろうなと思います。よその町の事例で恐縮ですが、埼玉県熊谷市というところでは、小学4年生約1,500人に対して検査をしているそうです。どんな検査かというと、たばこの煙からニコチンが体内に取り込まれますが、体内に入ったニコチンは、肺から今度コチニンという、紛らわしいですが、そういう物質にかわって腎臓、肝臓に堆積するそうです。その子供たちの尿を検査するのです。その中で、尿の中に含まれるコチニンの残量を検査するそうです。そうすることによって、子供たちの健康状態を把握する。約1,500人の中の8割は、検査が必要ないのですが、そのうちの約2割は、尿からそのコチニンという残留物質が見つかったと、さらに、その中の約20人程度が精密検査が必要、要は治療です。最悪なお子さんの例になって恐縮ですが、普通に大人が1日吸っているたばこ三、四本ぐらい吸っている量が検出されたという事例もあるという話であります。ですから今後、美幌町もそういう受動喫煙、子供たちの健康をより守っていくという中で、親に対する啓蒙啓発が肝要かと思います。残留コチニンを尿から発見した親に対しては、教育委員会からあなたの子供の体からこれだけの残留物質が見つかっています、ついては、親御さんあなたはお子さんに大変なことをしているのですよ。一つ考え直していただけませんかということで、禁煙に向かっている御父兄の方がふえてきているという、そういう取り組みをしている町もあります。ぜひ、こういういい事例を、美幌町も参考にしてください。どうしても北海道は喫煙率が高いです。今日の御答弁にありましたけども、美幌町も特にその中でも高い。ある程度の高さを持っているという話でございますので、やはり、吸っている方にやめてというよりも、子供さんのそういう被害をこれからもふやさないようにと、そういう観点からも大事だなと思います。最初に、45分間エレベーターに乗れないという話をしましたが、それは見方を変えれば、たばこを吸ったおじいちゃん、おばあちゃんが、お孫さんを抱っこするには45分間抱っこできないわけです。吐く息から、乳幼児に対して被害を与える場面があると、そういう事例を聞くにつけ、これは決して想像ではなく、そういう文献がいっぱいありますから、受動喫煙がいかに大変なのかということを知らしめるという運動をこれからもっともっと強く発信することが必要なのだろうと思いますが、いかがでしょうか。これで、受動喫煙については終わります。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
受動喫煙が非常に重要だというのはよくわかりました。今回の一般質問があって、私もいろいろ調べて驚きましたけれども、1万5,000人を超える方がこの受動喫煙で亡くなっているということで、この後、結核の話の一般質問がありますけれども、結核で亡くなる方より多いという数字が出ているということであります。我々喫煙経験者としては、稲垣さんも去年の暮れからということで、まだまだ危ない時期かと思いますけれども、私はもう10年近くなりましたので影響ないと思いますけれども、ただ、我々も喫煙した経験者として、たばこを吸っていいか、いやいや気にならないからいいよということ自体が、既にもう受動喫煙を受けているということになりかねませんので、喫煙者としてお互いそういったことを言い続けなければだめだと思いますので、しっかりと曖昧な答弁になりましたけれども、受動喫煙についてはそういったことのないように、敷地内の喫煙については禁止する方向で、遅くともという話でありますので、なるべく早く取り組みたいと、そのように思っておりますので、御理解のほどをお願いをしたいと思います。
再質問 5番 稲垣淳一
ひとつ1日も早い実現をされますことをお祈りいたします。続きまして、美幌高校支援策についてであります。平成27年6月にも、私は、美幌高校の支援策ということで一般質問をさせていただきました。あれから約3年近くたつのですが、答弁にございますけれども、その間、美幌高校入学者数の減少、これは何を意味するか。教育長も単なる人口減にとどまるものではないというふうにおっしゃっています。27年6月の質問の中でも、教育長の答弁にもありましたように、美幌高校の魅力の発信というものが足りないのか、そしてまた、美幌高校に行って何ができるのか、そのあと何が見えるのかという、そういうものがやはり今の子供たち、またはその保護者の方たちからよく見えていないということが、残念ですけども、身近にある学校がなかなか受け入れられていない、なかなか入学者数がふえるに至らないことなのかなと、そんなことで、私もいろんな部分で、美幌高校をいろいろと応援しようと思っている人間の1人として非常に憂いているところであります。そこで、前回と似たような質問とは思ったのですが、改めて、今の進捗状況ということでお尋ねをいたしました。結論からいけば、(仮称)美幌高等学校教育振興対策協議会というものを立ち上げるというふうに、このようにはっきりとお答えをいただいていますので、このことについて、何点かお話させていただこうと思います。今考え得るところの対策協議会、その組織だとか事業内容について、今お答えできる範囲で構いませんので、お尋ねしたいと思います。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
美幌高等学校教育振興対策協議会の内容ということでございますが、やはり、オール美幌というような体制で支援をしたいというふうに考えておりまして、美幌高校の現状を理解、それから、教育振興、間口対策などにつきまして総合的に協議を行っていきたいというふうに考えているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
答弁書のとおりではあるのですが、もう少し踏み込んだお答えがいただけるかと思って再質問をしたのですが、いかがでしょうか。これ以上のものが出ないということでしょうか。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
基本的には、美幌高校の地域の役割というのは、私も皆さんもそうですけども、すごく重要だというふうに思っています。そういった中で、やはり町全体で、高校の状況も含めて、今、私どもの部長が説明したとおり、総合的な協議をするということであれば、町がということは、町長に会長になっていただいて、教育委員会がしっかりと事務局をやって、町全体でいろいろなことを進めるというか、共通認識を持つということでの組織であります。もう一つは、実際、具体的にどこがやるのだという話になったときに、今の状況に置かれたことをアクションを起こすというか、確かに対策協議会でもアクションは起こすのですけれども、それはちょっとレベルの高い話であって、もう少し具体的な日常的な部分について今考えているのは、美幌高校内にあります教育後援会というところが、実務的に動く組織としていろいろお願いをしております。もう一つは、今、非常に皆さんに協力してほしいのは、行政的な部分よりも、今までの美幌高校を卒業されたOBの方とか、もともとは二つの高校が一つになりましたので、昔から長年とあるその人たちによる、地元の子供たちをしっかり、今後、地元の子供というよりも美幌高校に通う子供たちを支援するような組織を別に提案したいなというふうには思っております。それは、何でも行政ということではなくて、学校にかかわる人たち、それから卒業生の人たちが支えていくということをやらない限りなかなか難しいのかなというふうに思っています。ですから、大きな器の中でいけば、答弁書に書かせていただいた振興対策協議会という部分で、実務的には教育後援会というところが、そして、民間的にというよりも美幌高校の卒業生たちが支える組織としての大きな三つの組織が、ある程度きちんとでき上がれば、きちんと町民挙げて美幌高校を守って、または、応援していけるのかなというふうに私は考えております。
再質問 5番 稲垣淳一
そういう対策協議会、または高校で言うところの教育後援会、それらがきちんと機能と言ったら失礼ですが、立ち上がって、1日も早く支援応援策が具体的に動けるように、私もOBの一人としては、ぜひ応援させていただきたいと思いますが、組織については理解いたしました。余り時間もないのですが、教育長は、町内の小中学校の校長たちと懇談をする場面が多いと思うのですが、小中学校の校長先生たち、美中北中の今の雰囲気、今の皆さんの雰囲気は、地元の高校に行くということについて、進学率が低いということが美幌高校に行かない理由になっているのでしょうか。私は決して、制服の補助だとか、塾の補助とか、そういうことで進学率が上がるとは余り考えてないので、そういうことよりも、その先にある、入学していろんなカリキュラムが学べる、またその先にある社会人になるための一つのステップと言っていいのでしょうか。高校のあり方みたいなものを、今の中学校の現役の教師の方とか親御さんはどのように考えているというふうに理解したらよろしいでしょうか。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
基本的には、美幌高校がどういう魅力づくりをして、地元の子供たち、それから近隣の子供たちをどう受け入れていくかということが基本だと思うのです。その中で、答弁書にも書いてありますけど、やはり地元からの進学率を上げたいというのは今の思いであります。その基本は、やはり学校が魅力ある学校づくり、それから私どもで協力できるのは、具体的に魅力はどういうふうに感じているのかというふうに、例えば、美幌の農業科であれば、今までは農業の後継者だけの話だったのですが、やはり農業に興味を持つ方たちにしてみれば、地元であろうが、町外であろうが、将来後継ぎではなくて、農業関係の仕事をしたいというのであれば、大学に行く進学率が普通の学校よりも非常に高い、例えば、近くの大学とか帯広方面にある国立の大学とかに行くには非常に入りやすい、そういうメリットがあるわけです。そういうことをしっかりと伝えていく必要があるのではないかというふうに思ってます。今度は、地元の中学と高校関係においては、ことしの教育執行方針の中で具体的に校長たちに指示を出したのは、今までは幼保連携とか、小学校と中学校というようなことだったのですけれども、ことしの校長会で指示を出したのは中学校と高校のかかわりをしっかり持ってほしい。高校の先生方には、中学校に自分たちが何ができるかということでいってほしいというお願いをしています。本当に有効的だと思ったのは、昨年この答弁書に書きましたけれども、民間企業と協力して美幌高校でうどんをつくったときに、それを北中と美中の中学2年生に食育をさせてもらいました。これは、本当に子供達は真剣に聞いていました。やはり、先輩の話は後輩たちは聞くのだと思っております。ことしはそれを、中学校と小学校の6年ぐらいにやりたいと考えています。要は、もう少し階層を下げてみるという話も今進めています。それをしっかりとやってもらいたいこと、それから学校自体が地元なので、良いうわさが流れないときはそれをしっかりと対応することもお話ししています。何年か前には、こういう言い方はこういう場では失礼なのですが、指導の行き過ぎというわけではないですけれども、美幌にいったら余りにも厳し過ぎるとかそういう話があったときに、私は校長先生にお話しました。そういううわさが勝手に走ると、やはり地元の子供たちが行きたがらないよと、そういうものをきちんと修正するとか、それから、地元からいった子供たちは絶対やめさせない。途中で学校をやめる子供たちも昔はいましたけど、今はそれはほとんどいないと思います。それはもう学校としては、絶対その子供を育ててほしいという、そういうことの積み重ねをすれば、多分、言うならば地元からの進学率が私は上がると思いますし、それはまだまだ可能性があると私はかたく信じている状況であります。
再質問 5番 稲垣淳一
日頃、教育委員会の皆さんが、小中学校または美幌高校と連携をとって、美幌町の教育を盛り上げようとしていることをよく理解いたしました。お話をより具体的に盛り上げていくのは、我々町民の役目だろうと改めて強く思った次第であります。今回の道教委の今後の話でありますが、平成33年までは何とか今の体制でいけるのではないかと、所詮推測ではありますけども、この間に何とか美幌高校をもう少し人気のある学校に盛り上げなくてはならないと思います。昨年、アジアGAP認証を取得しました。大変快挙でございます。特に、アジア認証というのは、国際認証の中でもレベルが高いというふうに聞きました。アジアという地域は、高温多湿で農産物の品質管理については、なかなかシビアなものがあるというふうに聞き及んだことがありまして、それをクリアさせた高校のレベルの高さにすばらしいなと、ぜひ、先ほど質問の中にありましたけども、このGAP認証をとることによって、先ほど東京オリンピック、パラリンピックにという話しがありましたが、これから北海道が札幌オリンピックの誘致に向けて動いておりますし、ぜひ、この地元北海道で、美幌高校の農産物が提供されるように、また、そういうものになるように強く強く祈りますし、そういうことがきちんとこれからも継続していけるように応援していきたいなと思います。最後に私の感想といいますか、思いで終わりますが、近隣の町村でも、今回、高校の再編が行われるというふうに聞き及んでおります。オホーツク管内でも数少ない農業経営に特化した、普通科と農業科を持っている美幌高校でありますので、それぞれの特色を生かした学校づくり、魅力発信を我々も応援していきたいと思いますし、また、今後とも、行政の応援も節に念じまして、質問を終わらせていただきます。以上でございます。